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国際配送を知ろう

2022.02.01

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利用方法ガイド


国際配送って何?

国際配送とは、日本から海外へ荷物を送ることです。国内輸送とは異なり、出入国を伴うため基本的に荷物の通関手続きが発生します。昔は複雑なシステムや規制などによって一般向けに使われる機会は少なかったですが、現在ではテクノロジーの進化と効率化されたシステムにより、ますます国内向けと変わらない形で海外へ発送できるようになっています。ShopeeでもShopee Logistic Service、通称SLSと呼ばれる独自の物流サービスを提供しています。

 

日本では様々な国際配送サービスがあるため、どのサービスを使えばよいかなかなか分からない方も多いでしょう。実際、各サービスそれぞれメリットとデメリットがあり、ニーズに応じて最適なサービスを選ぶことが大切です。

 

よく聞く国際クーリエって?

物販や越境ECを始める際に、「クーリエ」という言葉をよく聞くと思います。クーリエとは英語の「Courier」のことで、元々は他国へドキュメントや荷物を運ぶ業務のことを指します。現在ではDHLやFedExなどの「民間会社の国際配送サービス」という意味で使われ、EMSなどの日本郵便の公的サービスと区別されます。

 

国際配送を提供している主な会社

日本郵便:

日本郵便は様々な国際配送サービスを展開していますが、ここでは特に代表的なEMSと国際eパケットを紹介します。

 

EMSとはExpress Mail Serviceの略で、世界120以上の地域に30kgまでの荷物を最速で送れる国際郵便のサービスです。書類や手紙だけでなく、小物や食品なども送ることができます。EMSは国際郵便の中で最優先に取り扱われるため、東南アジア向けには発送日から2〜3日程度で到着します。また損害賠償制度が充実しており、損害要償額が2万円までは無料で、追加料金を支払うことで200万円まで対象となります。

 

EMSと同じようによく使われる日本郵便のサービスに、国際eパケットがあります。国際eパケットは2kgまで、3辺の合計が90cmまでの海外配送をお得に利用できるサービスです。航空便扱いとなり、安価な上に比較的迅速に配送できます。例えば、東京からシンガポールまでは4日程度で到着します。また、6000円を限度に紛失や破損が補償され、国際書留もセットになっているため保証面も安心です。

 

Shopee日本越境サービスでは、商材やマーケットにより条件が異なるため一概には言えませんが、2kg以下の商品は安価に使える国際eパケットで、それ以上の重い商材はEMSで発送されるケースが多いです。

 

注意:2022年2月時点で、SAL便扱いとなる国際eパケットライトは、東南アジア向けのサービスが停止しています。

 

日本郵便に関して詳しくはこちらをご確認ください。

https://www.post.japanpost.jp/int/index.html/

 

FedEx:

FedExはアメリカを拠点とする国際クーリエの一つで、220以上の国と地域で広く利用されています。様々なサービスが提供されており、配送スピードや料金がそれぞれ異なります。主に、スピード重視のプライオリティサービスと、コスト重視のエコノミーサービスがあり、ニーズに合わせて最も適したサービスを選ぶことができます。

 

FedExに関して詳しくはこちらをご確認ください。

https://www.fedex.com/ja-jp/home.html/

 

DHL:

DHLとは本社がドイツにある法人で、世界各地で使用されている国際クーリエを提供しています。DHLエクスプレスワールドワイドや、DHLエクスプレス12:00、DHLエクスプレスEasyなどのサービスを提供しています。自社便を運航しており、情勢にとらわれず安定的な物流を確保しながら、スピード重視のサービスを提供しているのが特徴です。世界220以上の国と地域の配送に対応しており、即日に到着する緊急輸送のサービスにも対応しています。

 

DHLに関して詳しくはこちらをご確認ください。

https://www.dhl.com/jp-ja/home.html/

 

ヤマト運輸:

ヤマト運輸は「国際宅急便」という国際配送サービスを行っています。各国の協力会社と連携しており、世界200を超える国と地域に「ドア・ツー・ドア輸送」で荷物を届けることができます。

 

ヤマト運輸に関して詳しくはこちらをご確認ください。

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/

 

佐川急便:

佐川急便も「飛脚国際宅配便」と呼ばれる国際配送サービスを提供しています。ヤマト運輸と同様に、協力会社との連携によって世界200を超える国と地域に発送が可能となっています。3辺合計260cm以内、重量は50kg以内までの荷物を配送できます。

 

佐川急便に関して詳しくはこちらをご確認ください。

https://www.sagawa-exp.co.jp/service/h-kokusai/

 

税関の手続き

国際郵便の場合:

EMSや国際eパケットなどの国際郵便で発送する場合、内容品価格が20万円以下の荷物については税関に輸出申告して許可を得る必要がありません。国際郵便交換局と呼ばれる国際郵便を取り扱う郵便局に到着後、その内の税関の出張所で税関職員による検査が行われます。

 

詳しくはこちらをご確認下さい。

https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/ems_customs.html/

 

民間サービスの場合:

民間のサービスで発送する場合、各民間配送業者が申告した書類に対して審査が行われます。関税は税関が決定するのではなく、配送会社の通関士が代わりに関税を申告する仕組みが一般的です。詳しくは各物流会社へお問い合わせ下さい。

 

まとめ:最適なサービスを選ぼう

今回はメジャーな5つの物流サービスについてご紹介しました。料金、スピード、対応している大きさ・重量、使いやすさなどが各サービスによって異なるので、ご自身で比較した上で、最適な物流サービスを選びましょう。また、最近は国際配送の料金が全体的に向上している傾向があるため、最新の料金表を常に確認することも重要です。

 

※2022年2月更新。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認下さい。

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