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国内で売れなかった在庫、海外で売れるチャンスです!
2025.12.21

国内ECで避けられない悩み──それが「売れ残り在庫」。
どれだけ丁寧に商品を選んでも、値下げしても、残ってしまう商品は必ず出てきます。
でも、その商品は本当に「役目を終えた」と言えるのでしょうか?
実は、日本で動かなかった商品が、海外で爆発的にヒットし、新しい価値を見出されるケースがあります。市場を“海外”に広げるだけで、「ずっと探していた」「まさにこれを買いたかった」というお客様が見つかることがあります!
この記事では、売れ残り在庫が海外で輝く可能性と、いま多くの方が次の一手として選んでいるShopeeの魅力をお伝えします。
商品が売れないと、「選定に失敗したのかな」と考えてしまいがちですが、実際には商品自体が悪いケースはほとんどありません。
日本の消費者の好みや文化的背景などが、合わなかっただけのことです。
つまり、場所を変えれば価値が高くなることがあります。
越境ECをしていると、「どうしてこれが海外で売れるの?」と思うような商品が売上の柱になることがあります。国によって価値観や生活スタイルが違えば、好む商品に違いがあるのも当然です。

日本では、冬物アウターは2月を過ぎると一気に動きが止まります。
しかし、東南アジアの一部の国では一年中暑いにもかかわらず、冬服の需要があります。
理由は「旅行」です。
たとえば、タイでは1〜3月が旅行シーズン。多くの旅行者が寒冷地へ旅行に行く際に、日本で余った冬物アウターが「必要な一枚」として購入されるのです。
さらに、日本ブランドの品質は現地で高評価されやすいという特徴もあります。
結果、日本では役目を終えたように見える商品でも、海外では「売れ時」になることがあるのです。
「派手すぎる」「色が似合わない」などといった理由で残ってしまった商品こそ、海外で売れる可能性を秘めています。
例えばフィリピンやブラジルでは、ビビッドカラーが非常に人気です。
さらに前述のとおり、「日本ブランド=高品質」というイメージが強く、安心感にもつながるため、需要が高まりやすい傾向があります。
アパレルでよくある悩みとして「Sサイズだけ大量に残った」というものがあります。
しかし、台湾やタイの女性の平均体型は日本に近いため、Sサイズの需要がとても高いのです。
さらに、海外では「Japanese Size」と明記するだけで検索数や閲覧数が伸びる国もあります。サイズのギャップが、そのまま付加価値になる例です。
日本ではほぼ見なくなった「スマホケースのストラップホール」。
しかしフィリピンでは、盗難防止・落下防止のためにストラップ文化が今も根強く残っています。
日本で“古い機能”とされたものが、海外では“必要な機能”となることがあります。
これこそ、越境ECならではの面白さですね。

日本国内で在庫処分を考えると、どうしても値下げが前提になります。
しかし、視野を海外に広げると、色の好み、季節、サイズ、文化、利便性の感じ方・・・国が変われば、商品が持つ価値も大きく変わるということに、気づくでしょう。
誰かにとっての不要なものは、別の誰かにとっては宝物になる、ということを覚えていてください。
そして、越境ECを始めるなら、Shopee は特に相性が良いプラットフォームです。
やってみると意外と簡単!と感じていただけるはずです!
ぜひ、眠っている在庫をうまく活用し、ビジネスチャンスを掴みませんか?
この記事を書いた人
ノンノ
株式会社TheNewGate GC事業部の「ノンノ」と申します。
PRTimesやWantedly、TechBridgeなど、社内外のメディアに記事を執筆し、発信しています。
越境ECモールの運営をはじめ、コミュニティ運営やWebサイトのSEOマーケティングにも携わりながら、「モール運営に最も近い場所から」貴重な情報をお届けしています。
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