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フィリピンの物価は日本の1/3?知っておきたい物価とビジネス成功のコツ

2025.01.21


フィリピンの物価は日本の1/3?知っておきたい物価とビジネス成功のコツ

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フィリピンは物価が安い」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、実際のリアルなフィリピンの物価とあなたのイメージにはギャップがあるかもしれません。

この記事では、フィリピンの物価事情や、フィリピンでビジネスを成功させるコツを解説します。フィリピンでビジネスを始めることを検討している人は、本記事を参考にしてください。

 

フィリピン - 成長が著しい東南アジアの「親日国」

 

フィリピンは、東南アジアの中でも親日国として知られていますが、実際どのような国かを以下の2つの見出しで紹介します。

  • 東南アジアの中でも高い経済成長率を誇るフィリピン
  • 日本との関係性:親日的で日本語が通じやすい一面も

 

 

 

どのような国かを把握したうえで、フィリピンの物価について知りましょう。なお、フィリピンの基本情報は以下の表を、参考にしてください。

首都 マニラ
人口 1億1,612万2,811人(2024年時点)
言語 タガログ語、英語
通貨 フィリピンペソ
地理/気候 気温・湿度の高い熱帯モンスーン気候

 

東南アジアの中でも高い経済成長率を誇るフィリピン

 

フィリピンは東南アジアの中でも高い経済成長率を誇っています。例えば、2021年のフィリピンの実質GDP成長率は5.7%でした。一方で、同年の日本の実質GDP成長率は1.7%です。フィリピンは日本と比べて高い経済成長率であることが分かります。GDP成長率を産業別でみると、農林水産業が前年比1.2%、鉄工業が3.6%、サービス業が7.2%でした。サービス業の成長が著しいことがわかります。

 

また、フィリピンの平均年齢は2024年時点で約25歳というのも特徴的です。多くの労働力を抱えている国といえるでしょう。

なお、フィリピンの平均年収は48万円です。

 

収入格差が激しく平均年収は日本よりはるかに低いですが、フィリピンには富裕層もいます。フィリピンには約55億円の資産を保有する超富裕層が、570人もいると明らかになっています。

 

日本との関係性:親日的で日本語が通じやすい一面も

日本との関係性:親日的で日本語が通じやすい一面も

フィリピンは、親日的で比較的日本語が通じやすいと言われています。実際にアウティングコンサル会社が調査した結果、なんとフィリピン人の回答率で日本を「大好き」「好き」がトータル100%でした!

参照:アウティングコンサル株式会社|2024年【世界14カ国・地域の親日度調査】日本への好感度、訪日意欲について

 

フィリピンが親日な理由は、日本が定期的にフィリピンに対する援助をしていることが大きいでしょう。現在日本は、フィリピンに対してインフラや人材育成、衣食住の整備などさまざまな援助をしています。

 

また、日本はフィリピンにとって最大の輸出相手国です。このアドバンテージをうまく活かし、Shopeeで海外販売に挑戦することも後押しできます。

 

フィリピンの物価は本当に日本の1/3?

 

フィリピンの物価は、おおよそ日本の1/3だといわれています。例えば、日本で外食のランチをすると1,000円はかかりますが、フィリピンでは400円程度です。ただ、フィリピンといっても地域によって値段差があります。

 

首都のマニラは物価が高い傾向にあり、バギオやバゴロドなどの地方都市では生活コストがさらに低下します。そのためフィリピンでビジネスを始めるのであれば、都市ごとの物価状況を把握しておかなければなりません。

 

フィリピンの物価を徹底解説

フィリピンの物価を徹底解説

ここでは、フィリピンの物価について以下の5つの項目で紹介します。

  • 生活用品
  • 食品
  • 住居費
  • 交通費
  • 通信費

 

フィリピンの物価状況を把握し、ビジネスに活用しましょう。

 

1. 生活用品

生活用品の物価は購入場所によって異なり、スーパーマーケットでは物価高の影響もあって一部商品が日本より高い販売価格で売られていることもあります。

 

その一方でローカルマーケットは日本より安い価格で生活用品が販売されていることが多いです。例としてシャンプーとトイレットペーパー、石鹸の価格相場は、以下のようになっています。

 

商品 日本 フィリピン
シャンプー(500ml) 500円 375円
トイレットペーパー 400円 500円
石鹸 100円 50円

2.食品

2.食品

フィリピンの食費は、日本と比較してリーズナブルです。マニラでは1,000ペソ(2,500円)あれば、レストランで満腹を通り越すくらい食事ができます。外食した場合、日本とフィリピンでは相場価格に以下のような価格差があります。

 

商品 日本 フィリピン
ローカルレストランでの食事(1人分) 800円 120円
高級レストランでの食事(1人分) 5,000円 1,000円
ファストフード店での食事(1人分) 690円 210円
スターバックスのコーヒー(1人分) 420円 250円

 

なお、フィリピンの地方都市では、1,000ペソ(2,500円)で1週間分の食料を購入することが可能です。

 

3.住居費

フィリピンの住居費は地域や住宅タイプによって大きな価格差がありますが、日本よりは安い価格設定です。フィリピンでは土地や建物の価格が安く、供給量も多いためです。

 

最初から家電や家具がついている物件も多いため、日本よりも引っ越し費用を安く抑えられます。コンドミニアムと戸建ての家賃相場は、以下のとおりです。

 

住居 日本 フィリピン
コンドミニアム(1ベットルーム) 80,000円/月 20,000円/月
戸建て 200,000円/月 40,000円/月

4.交通費

フィリピンで移動する際に使用する乗り物は、一般的に「タクシー」や「ジプニー」「トライシクル」です。ジプニーは、決まったルートを走行する相乗りバスのことをいいます。

交通費

またトライシクルは、オートバイにサイドカーをつけた乗り物です。それぞれの料金相場は、以下の表を参考にしてください。

 

乗り物 日本 フィリピン
タクシー(初乗り運賃) 410円 40円
タクシー(1kmあたり) 80円 14円
トライシクル(初乗り運賃) 8円
トライシクル(1kmあたり) 4円
ジプニー(一律運賃) 10円

5.通信費

日本の通信費相場は1か月あたり9,000円なのに対し、フィリピンは780円です。

 

フィリピンで長期的にスマホを使用する場合は、30日24GBと30日使い放題プランの2つの方法がメジャーです。30日使い放題プランの場合は、1,500円以上かかります。ギガ数制限はありますが、より安くスマホを使用したい場合は、30日24GBを利用してください。

 

どちらを利用しても、日本と比べてはるかに通信費は安いことがわかります。

 

知っておきたいフィリピンの法律

フィリピンでビジネスを始めるうえで、どのような法律があるかを把握しなければなりません。ここでは、フィリピンの法律を以下の4つの見出しで解説します。

  • 会社法
  • 労働法
  • 税制
  • 投資に関する法律

それぞれの見出しを参考にし、フィリピンの法律に関して理解を深めましょう。

会社法

1.会社法

フィリピンで会社を設立する際には、会社法を把握しておく必要があります。会社法で把握しておくべきポイントは、以下の3つです。

 

項目 特徴
一人会社 一人会社の設立はできるが、法人は一人会社の株式になれない
会社設立の発起人の人数要件・資格要件
  • 15名以下
  • 法人も可能
最低資本金要件 特に定められていない

2.労働法

フィリピンでは、労働者保護に手厚い法整備が敷かれています。会社による労働者の解雇は、重大な違反をした場合にのみ認められていたり、会社に各種社会保障制度への加入が義務付けられています。

 

フィリピンの解雇法制は、労働者側に有利です。労働者から雇用契約を解除する場合は1か月前に通知すればいつでも可能です。また、フィリピンの社会保障制度は、他国と比較して手厚い内容となっています。

 

具体的には、年金・雇用・出産に関する基金、健康保険および持家促進相互基金などの制度があります。会社が保証制度の掛け金を支払わなかった場合、罰金や代表者が禁固刑に課される恐れがあるため、注意が必要です。

 

3.税制

フィリピンの税制は、法人税や付加価値税、個人所得税、源泉徴収税などさまざまな種類があります。フィリピンの法人税は25%と、日本の15.0%〜23.2%と比較して高いです。付加価値税は12%と、日本の消費税10%より高く設定されています。
ただ、フィリピンでは輸出取引で付加価値税免除となる場合があります。フィリピンの個人所得税では累進課税が適用されており、最高税率が35%です。日本の最高税率が45%のため、高所得者がフィリピンに住むと税負担を軽く抑えられるでしょう。

 

フィリピンでは源泉徴収税が幅広く適用されており、配当金やサービス料金ごとに定められています。その一方で日本で源泉徴収税を支払うのは給与支給や配当、退職金などが対象です。そのため、フィリピンの方が源泉徴収税を支払う機会が多いです。

 

4.投資に関する法律

フィリピンは、国内の重要産業に対して、投資を奨励するためにさまざまな投資促進法を制定しています。投資委員会(BOI)に登録した企業は、法人所得税免除の優遇措置を受けることが可能です。

フィリピンは、国内企業への投資活動がしやすい国といえます。

 

フィリピン特有のビジネス成功の秘訣

フィリピン特有のビジネス成功の秘訣

フィリピンでは、以下の3つのビジネス成功の秘訣があります。

  • 信頼関係を築くことの重要性
  • 政府との関係構築
  • 人脈の活用

 

例えば、フィリピンではクリスマス商戦が非常に強く、1年の1/4もクリスマスセールをしています。

 

そのため、フィリピンでビジネスをするのであれば、クリスマスに特化した商品やサービスの提供をするとよいでしょう。それぞれの秘訣を参考にし、フィリピンでビジネスを始めてください。

 

信頼関係を築くことの重要性

フィリピンでビジネスをする際は、自分の会社の社員や取引先との信頼関係を構築することが大切です。信頼関係を構築する人々を増やすことで事業で困った時にサポートを受けやすくなり、事業拡大や資金繰りが成功しやすくなります。

 

フィリピン人の多くは、アニメやゲームなどの影響から日本人に好意的な印象をもってると言われています。信頼関係を構築するために、相手の感情に寄り添って共感して接することを心がけましょう。

 

政府との関係構築

フィリピンでビジネスをする際は、政府との関係構築が必要です。フィリピン政府はスタートアップ支援に力を入れており、多くの助成金や資金調達プログラムを用意しています。フィリピンのスタートアップ投資額は、2010年と比較して27倍も増加しています。

 

フィリピン政府との関係を構築すれば資金調達でき、ビジネス展開しやすくなります。科学技術省や貿易産業省、情報通信技術省などがスタートアップ支援をおこなっているため、助成金が受けられる条件に当てはまっているかを確認しましょう。

 

人脈の活用

フィリピンのビジネスで成功したいのなら、人脈の活用が必要不可欠です。人脈を広げれば新たな取引先が見つかり、事業の拡大につながる可能性があります。積極的に人と関わることを心がけ、自分の会社の名前を売りましょう。

 

フィリピンで人気の日本商品

 

フィリピンでは多くの日本商品が人気ですが、代表として以下の3つを紹介します。

  • チョコレート
  • シーフードヌードル
  • 招き猫

 

フィリピンの方は甘いお菓子が大好きです。日本のチョコレートは、甘すぎず苦すぎないためフィリピンで人気があります。

フィリピンの方はシーフード味が好きな人が多く、特にシーフードヌードルが人気です。また、日本の招き猫は見た目が可愛く、多くのフィリピン人から人気を集めています。

 

まとめ:フィリピンでのビジネスはチャンスがいっぱい!

フィリピンは日本商品の需要も高く、ビジネスチャンスが眠っています。ただ、日本とフィリピンでは法律や習慣が異なるため、現地の規則を把握し、適切な戦略を立てることが成功の鍵です。

 

Shopeeは、フィリピンを含む東南アジアで最大級のECモールです。いきなりフィリピンに飛び込んでビジネスを始めるには、抵抗を感じる人が多いと思いますが、Shopeeを活用すれば、日本にいながらフィリピンに住んでいるユーザーを対象に商品の越境販売ができます。フィリピンへのビジネスを検討している人は、Shopeeでの出店を検討してみてはいかがでしょうか。

 

Shopeeは東南アジア・台湾で、最大規模のEコマースプラットフォームです。

日本からシンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、台湾の5カ国に出店可能です。

東南アジアに向けた越境ECについては、Shopee Japan(ショッピージャパン)にご相談ください。

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キサラ

マーケティングや会計、ビジネス系の記事が得意です。
趣味である美容やファッション関連の記事も執筆することがあります。
ご自身を一言で表すと:時に熱く、時に冷静

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