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Shopeeリサーチ完全ガイド|シンガポール市場で売れる商品を見つける具体的手順
2026.02.18
Shopeeで商品を販売する際、最初に行うべき最も重要な工程が「市場リサーチ」です。現地の需要や競合の状況を事前に把握することで、出品後の「全く売れない」という事態を避けることができます。今回はシンガポール市場を例に、実際の検索画面での操作手順や、データの見方を具体的にお伝えします。初めてリサーチに取り組む方でも、手順通りに進めることで、客観的なデータに基づいた商品選定ができるようになります。

まずは、シンガポールの購入者向けサイト(shopee.sg)の検索窓を使用して商品を探します。日本語の商品名をそのまま入力せず、必ず英語表記で検索することが基本です。以下の3つのパターンを使い分けることで、精度の高いリサーチが可能になります。
パターン1:メーカー名 + 品番 例:「Curel Moisture Face Lotion III」 特定の型番を探す際に有効で、最も絞り込まれた検索結果が得られます。同一商品を扱う競合との価格比較が容易になります。
パターン2:メーカー名のみ 例:「Curel」 ブランド全体の人気度や、関連商品のラインナップを把握するのに適しています。市場全体のトレンドを俯瞰したい場合に使用します。
パターン3:メーカー名 + 商品名 例:「Curel Moisture Lotion」 最も汎用性が高く、類似の商品も含めて幅広く需要を確認する際に役立ちます。
検索結果が表示されたら、設定を変更してより正確な情報を抽出します。
まず、Shipped From(発送元)の設定を「Japan」に絞り込みます。これにより、日本から発送している直接的な競合セラーの価格帯や配送条件を特定しやすくなります。ただし、Japanで絞り込んで商品が出てこない場合は、チェックを外して市場全体を確認するようにしてください。
次に、Sort by(並び替え)の設定を活用します。 基本的には「Relevance(関連順)」でキーワードに合致する商品を確認しますが、市場のトレンドや売れ筋を知りたい場合は「Top Sales(販売数順)」に変更します。これにより、実際にどの商品がどれだけ動いているのかという「販売実績(Sold数)」を基準に市場の需要を測ることができます。

検索結果の各商品について、以下の4点を客観的にチェックしていきます。
Sold数(販売実績): 各商品の右下に表示される販売数を確認します。これが現地の需要を直接示す数字となります。
価格帯の分布: ボリュームゾーン(最も出品が多い価格帯)を確認し、最安値と最高値を把握します。
レビュー数と評価: 購入者の満足度や、最近のレビュー内容を確認します。評価が4.5以上であれば、品質面でも信頼されている商品と判断できます。
商品画像: 売れているセラーが何枚の画像を使用しているか、どのような見せ方をしているかを観察します。
リサーチした情報は、スプレッドシートなどに記録し、実際に利益が出るかを計算します。
利益計算の基本項目:
販売価格(現地通貨を円換算)
仕入れ原価
国際送料(重量に基づく予測値)
Shopee手数料および決済手数料
例えば、日本で1,800円で仕入れた化粧水を22.90 SGD(約2,634円 ※1 SGD=115円換算)で販売する場合、そこから送料や手数料を差し引いた金額が純利益となります。リサーチの段階でこれらの数値を出すことで、参入すべきかどうかの判断を事実に基づいて行うことができます。

Shopeeでのリサーチは、勘に頼らず「画面上の数字」を読み解く作業です。適切なキーワードで検索し、フィルター機能を使いこなし、Sold数や価格帯を記録する。この一連のステップを繰り返すことで、シンガポール市場で求められている商品の傾向が見えてきます。まずは気になる商品を1つ選び、今回ご紹介した手順で実際の数字を書き出してみてください。
この記事を書いた人
ノンノ
株式会社TheNewGate GC事業部の「ノンノ」と申します。
PRTimesやWantedly、TechBridgeなど、社内外のメディアに記事を執筆し、発信しています。
越境ECモールの運営をはじめ、コミュニティ運営やWebサイトのSEOマーケティングにも携わりながら、「モール運営に最も近い場所から」貴重な情報をお届けしています。
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