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【用語解説】海外販売デビュー時に障壁となるECモールの専門用語を徹底解説!
2023.03.23
越境ECモールで海外販売をスタートさせる際に障壁となるのが、専門用語です。英語のため、意味を推測しづらく、いちいち調べるのを手間に感じるでしょう。
そこで、本記事では、海外販売デビュー時に障壁となるECモールの専門用語を分かりやすく解説していきます。ECモールで海外販売を始める方は、ぜひ参考にしてください。
Default settingsとは、「初期設定」を意味します。
Product detailsとは、「商品の詳細」を意味します。
Product descriptionsとは、「商品説明」を意味します。
Editとは、商品情報の「編集」を意味します。
Quantityとは、商品の「数量」を意味します。
Weightとは、商品の「重量」を意味します。
Ratingとは、ショップや商品に対するユーザーからの「評価」を意味します。
Shipmentとは、商品の「出荷」を意味します。
Cancellationとは、商品の「注文キャンセル」を意味します。
Returnとは、「返品」を意味します。
Refundとは、「返金」を意味します。
Paymentとは、「支払い」を意味します。
Trackingとは、サイトに訪れた「ユーザーの行動を追跡・分析すること」です。Trackingを行うことで、ユーザーがどのような経路をたどって自社の商品を購入したのか、または購入せずサイトを離脱したのかなどが分かります。
Page viewとは、「特定のページが表示された回数」を表します。Page viewを計測することで、自社ショップ(例えば商品ページなど)が何回表示されたのかを確認できます。ただし、5人が1回ずつページを表示させた場合と1人が5回ページを表示させた場合、どちらもPage viewは5となるため注意が必要です。
Sessionとは、「ユーザーがサイトに訪れた回数」を表します。Sessionを調査することで、1日に何人のユーザーが自社のサイトに訪れているのかが確認できます。
Conversionとは、ECサイトまたはショップの運営者が「設定したゴール」を表します。ECでは、商品購入をConversionとして設定することが多いです。
Advertisingは、日本語で「広告」の意味です。ECでは「リスティング広告」や「ショッピング広告」、「ディスプレイ広告」など様々な広告が使用されます。それぞれの広告の特徴を把握して、使い分けることが重要です。「ShopeeAds」のAdもここから来ています。
Brand Ambassador(ブランドアンバサダー)とは、ECモールやショップを運営する企業から依頼を受けてその企業にとって好意的な活動や発言を行う人を指します。ブランドアンバサダーを採用することで、アンバサダーに就任した人のファンなど、新規顧客獲得や認知の拡大といったメリットが得られます。
Live Streaming(ライブストリーミング)とは、SNSやECモールアプリを利用して出品者やインフルエンサー、ブランドアンバサダーが生放送で商品紹介を行うことです。視聴者はライブ配信にコメントを送れるため、配信者とコミュニケーションを取れます。また、画像では伝えにくい商品の特徴も、ライブストリーミングでは映像によって視聴者とコミュニケーションを取りながら伝えられます。
Gamificationとは、ゲーム要素を取り入れてユーザーのエンゲージメントを高めることです。ECアプリ内のオンラインゲームによって獲得したポイントは、ECモールでポイントとして利用できます。
Discount Promotionとは、日本語で「割引設定」を意味します。15%OFFのように商品割引の設定において使用されます。
Voucherとは、「割引券やクーポン券」を意味します。ショップ全体や対象の商品に割引券(クーポン券)を設定する際に使用される用語です。
Bundle Dealsとは、まとめ買いを促進する機能です。Bundle Deals対象の商品を組み合わせると購入時に割引が適用されます。Bundle Deals対象には、Tシャツと帽子のように商品の関連性が強い組み合わせを設定するケースと、シャンプー2個購入すると10%割引のように同商品の購入で割引が適用される2パターンを設定できます。
Add-On Dealとは、商品の追加購入を促進する機能です。タブレットが購入された際にタブレットケースをAdd-On Dealするなど、関連性が強い商品をAdd-Onとして設定しておくのがおすすめです。
Follow Prizeとは、自身のショップをフォロープライズ開催期間中にフォローしてくれたユーザーにのみ提供される特別クーポンのことです。ショップ開設初期段階にフォロワーを獲得するのに非常に効果的です。フォローしてくれたユーザーには、ショップに商品の最新情報を投稿した際に通知がいくため、リピーターの獲得にも繋がります。
Top Picksとは、セラーが選んだショップ内の人気商品を一つのコレクションにまとめることです。ショップに訪れた購入者は、ショップ内のTop Picksコレクションを閲覧できます。ベストセラー商品や新入荷商品、在庫過多商品など販売したい商品の目的に応じてコレクションを適切に入れ替えましょう。また、夏には水着や帽子、冬には防寒具など季節に応じてコレクションの中身を変動させるのも良いでしょう。
SLSとは、「Shopee Logistics Service」の略で、Shopee独自の国際配送サービスのことです。Shopee Japanでは、シンガポールとフィリピンがSLSの対象となっています。
CCBとは、「Coin Cashbackプログラム」の略称です。CCBに加入しているショップでユーザーが商品を購入すると、ユーザーにコイン(ポイント)が還元されます。そのため、CCB加入店ではユーザーにお得感を演出でき、売上の向上が期待できます。
FSSとは、「Free Shippingプログラム」の略称です。FSSに加入しているショップでは、一定の金額以上購入してくれたユーザーに送料無料チケットを配布できるようになります。ユーザーにとって、送料が無料になるのはお得感が大きいため1人当たりの注文金額が増加し、ショップの売上向上が期待できます。
Shopee Adsとは、Shopee内の広告を指します。販売者はShopee Adsを利用することで、出品した商品の露出を拡大でき、売上の向上に繋がります。また、Shopee Adsによる効果測定を行うことで、マーケティングに役立つデータ収集も行えます。Shopee Adsには、キーワード広告とディスカバリー広告の2種類の広告が存在します。さらに、キーワード広告に関しては、商品検索広告とショップ検索広告の2種類に分類できます。いずれの種類の広告も料金はクリック課金で、クリックされて初めてコストが発生します。
Impressionとは、広告の効果を測定するための値です。1 Impressionは、ユーザーに1回広告が表示されたことを意味します。
Clickとは、ユーザーが広告をクリックした回数を表します。ただし、不正クリックや同一ユーザーからの重複クリックは除外されます。
CTRとは、「Click Through Rate」の略で、表示された広告を見たユーザーが広告をクリックした割合を表した値です。
Ads Ordersとは、ユーザーが広告をクリックしてから7日間以内に広告の商品を購入した数を表した値です。
CVRとは、ユーザーが広告をクリックしてから7日間以内に広告の商品を購入した割合を表した値です。
Items Soldとは、広告をクリックしてから7日以内にユーザーが広告の商品を購入した合計商品数を表した値です。
Ads GMVとは、「Ads Gross Merchandise Value」の略で、広告をクリックしてから7日以内にユーザーが広告の商品を購入した金額の合計を表した値です。
Expenseとは、日本語で「費用」の意味です。ECモール内で使用した広告費の総額を表した値です。
ROASとは、「Return on Ads Spend」の略で、日本語では広告費用対効果と訳されます。ROASは、広告費に対して、広告がどれほどの売上をショップにもたらしたかを測定した値です。
ACOSとは、「Advertising Cost of Sales」の略です。広告がもたらす売上に対する広告費の割合を表します。
Average Rankingとは、「平均ランキング」のことで、選択したキーワードに対する広告の平均順位を表します。
本記事では、ECモールの専門用語について解説しました。海外販売を開始する際に第一の障壁となるのが、専門用語だと思います。ですが、専門用語は一度理解することで業務効率がぐっと上がり、売上アップにも繋がります。初めから全てを理解しようとせずに徐々に覚えていきましょう。
この記事を書いた人
慈雨(じう)
IT、ファション、ECサイト関連の記事をメインに執筆しています。
「シュークリームとスニーカーが好きな20代男子です。」