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セラー事例

40年以上にわたり、日本の傘業界で信頼を築いてきた「Waterfront」。
今回は、EC部 部長の秋山陽治さんに、Shopeeを通じて越境ECに挑戦し、短期間で売上を大幅に伸ばした同ブランドの成功事例を伺いました。
シンガポールを中心に、どのようにして「傘といえばWaterfront」と言われるブランドを目指して成長してきたのか、その運営ノウハウとともにお話しいただきました。
Waterfrontは、日本で40年ほど傘づくりを続けているブランドです。
代表的な商品に「ポケフラット」という折りたたみ傘があって、今では“家庭に1本はある”と言われるくらい多くの方に知られています。
「丈夫で長持ちして、価格は手に取りやすく」
そんな傘を日本中の人に届けたいという想いからスタートしました。
強風に耐える構造や、常に持ち歩ける軽量・コンパクトな傘など、機能特化型の商品をたくさん開発してきました。
それでいて買いやすい価格を守ってきたことが、消費者からの支持につながっていると思います。
自由が丘の直営店には、海外からの旅行者がわざわざ傘を買いに来てくださるんです。
その姿を数年見ていて、「もしかしたら海外でもWaterfrontは知られてきているのでは?」
と思うようになりました。
ただ、海外には拠点がないので、「日本にいながらどうやって海外販売ができるか」を考えたときに、 Shopeeさんが越境ECをサポートしていることを知り、挑戦してみることにしました。
最初は正直わからないことだらけでしたが、
Shopee Japanさんのサポート担当の方にたくさん助けていただきました。
Shopeeでは、毎月何日かセールがあり、多くのお客様がそのタイミングに合わせてお買い物をされます。
特に「11/11」や「9/9」などのゾロ目の日の「Double Day」と呼ばれるセールは盛大で、そのタイミングで売上を上げる方法や、プロモーションの取り組み方など、一緒に勉強させてもらいながら進めてきました。
サポートがとても充実しているので、知識がなくても始められます。
だいたい販売を開始してから半年後くらいですね。
徐々に「ポケフラット」が売れ始め、そこから安定していきました。
海外販売を始めたのは今年なのですが、Shopeeが全体の4割を占めています。
国別では、シンガポールが圧倒的ですね。
次いで、タイ、フィリピン、マレーシア、台湾、ベトナム、と続いています。
まず、「傘専門で40年続けている」という点が大きな特徴だと思います。
世界的に見ても、傘専門の会社は実はほとんどなく、非常に珍しい存在です。
さらに、日本ならではの高い品質と機能性が加わり、他の国にはない唯一無二のブランドとして認識されていると考えています。
また、以下のような特徴が、海外のお客さんにも刺さっていると感じています。

ほぼすべてのレビューにおいて、「使いやすい」「丁寧な梱包で感動した」「ありがとう」といった声をいただいています。
特に、 1本ずつエアパッキンで包むなど、丁寧さを徹底しておりますので、その点についても高く評価されているのだと感じています。
また、東南アジアの方々は日本ブランドに対する関心が非常に高く、「発送元はどこですか?」と尋ねられることがよくあります。「日本からです」と答えると、とても喜ばれますよ。
違いは大きいですね。
日本には四季がありますが、東南アジアは一年中暑いです。
だからこそ、晴雨兼用の日傘が通年売れるんです。
例えば、シンガポールではリピーターも多いです。「家族にも買ってあげた」「友達にもプレゼントした」ということなのですが、非常に嬉しいですね。
一番のメリットは、圧倒的な集客力です。
そのため、ブランドを知ってもらう場として非常に優れていると思います。
配送の仕組みも素晴らしく、国と国の距離がぐっと縮まったように感じます。
本当に良くできたサービスです。
Shopee Ads は毎日使っています。
イベント前は予算を大きくして、1週間前からさらに強化しています。
また、国別の売上トップ5〜10商品をピックアップし、商品広告を中心に掲載しています。
この方法で広告の費用対効果は3〜5倍、イベント時は売上が5〜10倍に跳ね上がることもあります。ダブルデーの時は約35%アップしました。
さらに効果的なのが バンドルディールですね。 2本、3本とまとめ買いされる方がとても多いです。
AMS もずっと使っていて、シンガポールで人気が出た理由の一つだと思っています。インフルエンサーの方が紹介してくださったことで、一気に認知が広がりました。
チャットブロードキャストで新商品の紹介やセール情報も配信しています。
まずはシンガポールで「傘といえばWaterfront」と言われるブランドのナンバーワンを目指したいです。
その上で、今チャレンジしたいのはライブ配信ですね。東南アジアではライブコマースが文化として根付いているので、新しいお客様にもっとアプローチできると思っています。

挑戦してみる価値は、間違いなくあります。
やってみないと情報は集まりませんし、 今の時代はうまくいく可能性の方が高いと思います。
あまり考えすぎずに、まずは「やってみる」ことが大事なのではないでしょうか?