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【世界のオタク市場】アニメグッズを海外に売るためのコツ8選
2022.10.26
最新版の「アニメ産業レポート2021」によると、国内のアニメ市場規模は減少傾向にあります。新型コロナウイルスの影響もあり、10年連続で増加していた国内部門での成長は2020年でストップとなりました。
一方で、海外でのアニメ市場は意外にも増加傾向にあります。これは、近年の業界トレンドでもある「大人向けのコンテンツ」が世界的に人気を集めていることも影響しています。
大人もアニメに夢中になる時代になったことで、それに伴い関連グッズの需要も高まっています。
今回は、今後も伸び続ける海外のアニメ市場で、アニメグッズを売るための8つのコツを紹介していきます。副業や本格的なビジネスとして参入しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
動画配信サービスの普及も強く影響し、海外での日本アニメ人気は活況を呈しています。
それに伴い、アニメの関連グッズも非常に需要が高まっている状況です。
特に日本のアニメグッズは高値で売れるケースも多く、販売しない手はありません。
アニメのグッズを売るために、販売したいと考えているマーケットでは
「どのジャンルのアニメが流行しているのか」をしっかりと把握する必要があります。
こちらは、越境ECモールShopee(ショッピー)のマレーシアでの販売サイトの一例です。
「アニメ」で検索をかけ、トップセールスの順に並び替えを行うことで、現在マレーシア市場で販売実績を上げているアニメグッズを確認することができます。
やはり「鬼滅の刃」や「ワンピース」は国内に限らず、東南アジアでも人気があることが窺えますね。
この「アイテムであれば販売できそう」と自身に合った商品の選定ができる可能性もあります。国や地域ごとに人気のアニメやグッズも全く異なってくるので、Shopeeの販売サイトから確認してみるのも一手です。
映像配信のプラットフォームの普及により、世界的にアニメが広く知れ渡るようになったと言われています。
よく目にする代表的なプラットフォームとして「Netflix」「AmazonプライムVideo」「dアニメストア」などが挙げられます。しかし、国ごとによって視聴されているサービスも異なるそうです。
東南アジアで強いのはやはりNetflix(ネットフリックス)ですが、台湾ではYoutubeチャンネルとしてMuse Asia(ミューズアジア)、香港で同様にチャンネルとしてAni One(アニワン)などが注目を浴びています。またシンガポールに拠点を構えるAni Plus(アニプラス)なども関心を集めています。
恐らく聞き馴染みの薄いサービスも多いとは思いますが、調べてみると中々面白いですよね。特に独自のプラットフォームを持たずに正規配信として無料で試聴可能なYoutubeチャンネルなどは調査をするにはピッタリなのではないかと思います。
アニメグッズと一口に言っても、様々なアイテムがあります。海外で特に人気の高いグッズは以下のようなジャンルのアイテムです。
・フィギュア
・ぬいぐるみ
・漫画
・キーホルダー
・ゲームソフト
・トレーディングカード
・日用品
中でも特に高値がつきやすいグッズは「フィギュア」「ぬいぐるみ」で、日本限定商品や過去のアイテムはプレミア価格がつきやすい傾向にあります。
お皿やお弁当箱、枕など日用品にあたるアイテムは普段使いが可能なため、購入のハードルが低い商品です。
人気のアニメグッズのジャンルを把握することで、販売成功に繋がりやすくなるため、下準備は徹底しましょう。
海外オタクに向けてアニメグッズを売るには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。本項では、販売成功に向けてのコツを8つ紹介していきます。
それではそれぞれの説明を行っていきます。これから海外市場に販売を考えている方は、参考にしてみてください。
前述した通り、アニメグッズには多数のアイテムがあります。大前提として、グッズの種類をしっかり把握することからスタートしてみましょう。
参考までに一例を紹介します。
・缶バッチ
・ガチャガチャ
・タオル
・CD
・カード
・Tシャツ・パーカー
・スマホケース
やはり国ごとにグッズの種類やジャンルが異なってくるため、販売しやすそうなグッズを選定した後に、販売マーケットの選定をすることがオススメです!
アニメグッズを本格的に売るためには、アニメオタクの心理状態を理解する必要があります。
オタクは好きになったらとにかく全力投球です。応援しているアニメのキャラクターはちょっとしたデザインの差や色違い、「保存用」「観賞用」「普段使い用」など複数購入する傾向にあります。
オタクの立場になって考えてみると、購入傾向を掴みやすくなります。
「日本で現在放映中のアニメ」は海外には遅れて入ってくると認識していませんか?実は国内と海外で、その辺りの時差はありません。
国内のアニメがリアルタイムで現地にも届いています。そのため最新のアニメに関するグッズは積極的に販売していっても良いかもしれません。
放映中アニメのランキングは「MyAnimeList」で確認いただくと最新の情報を確認することが可能です。
確かに「チェーンソーマン」や「SPY×Family」などは日本でも人気ですね!
もちろん最新のアニメのグッズを売るのもオススメですが、ヴィンテージグッズに絞って販売するのも一手です。年代物のアニメはグッズの生産や販売が終了しているケースも多く、国内では手に入るが海外では入手困難な場合も多く見受けられます。この辺りは穴場で、高値で売買可能なチャンスです!
海外で入手困難な「プレミアム商品」や「特典付き商品」「生産終了品」などは狙い目です。特に日本でしかリリースされていないゲームやハードなどは、海外のオタク勢も喉から手が出るほど入手したいはずです。レトロゲームなど、古参ゲーマーに響く商品もオススメです!
高値がつくアニメグッズとしてよく知られているのが「限定品」です。アニメ以外のアイテムにも限定品は数多く出回っていますが、アニメグッズは特に限定品が多数存在します。
アニメの「タイトルごとに販売される」限定品から「開催イベント」の限定品、「歴史的なアニメのオンリーワン」の限定品など多彩です!
これらの限定品に関しては、実際に越境ECモールでも高値で出回っていることが多いです。「数量限定」などは特に高値がつきやすい印象があります。
意外にも、公式サイトでも公表していないグッズに価値がついたりすることもあります。これは非公式のグッズを推奨しているわけではありません。あくまで、公式サイトに掲載していない「公式認定のグッズ」の確保をオススメしています。
海外オタクは日本語のWebサイトまでチェックしていることも多いので、それ以上に詳しくなる必要があります。
こちらは国内でも問題視されていますが、アニメグッズに限らず偽物や海賊版の販売行為は禁止されています。偽物だと知りながら転売などを行う場合は、「著作権侵害」で刑罰の対象になってしまうので注意が必要です。
公式メーカーが公開している情報や販売元の口コミなど、細部までチェックすることをオススメします。
また、コアなファンほどアニメやそのグッズに関しての知識が深く、フェイク品はすぐに見抜かれてしまいます。
今回紹介したコツを踏まえてグッズの確保を行った後は、いよいよ販売をする場所を選定する必要があります。
独自の越境ECサイトを構築するパターンもありますが、アニメグッズの販売に関しては集客力のあるECモールでの出品がオススメです。
中でも海外販売に強いECモールは「Shopee(ショッピー)」です。Shopeeは東南アジア・台湾で最大規模のモールで、日本から5つのマーケットへ進出が可能です。(シンガポール・台湾・タイ・マレーシア・フィリピン)
アニメ人気は米中が高い割合ですが、東南アジアでも日本のアニメファンは多数存在します。Shopeeでは海外販売で一番の障壁となる、言語の面での心配は不要です。Shopee Japanのスタッフが日本語でサポートも行っているので安心してスタートしていただけます。まずは5つの商品から出品が可能です!日本の文化を東南アジアに向けて発信してみませんか。
この記事を書いた人
あゆみん
株式会社TheNewGateに所属しているWEBライターの「あゆみん」と申します。
趣味は読書で休日を利用して月に2~3冊のペースで読んでいます。最近は社内での影響も受けゴルフも始めました!
普段は「ECサイト関連」の記事をメインに執筆しており、現在は「関東周辺の自然の魅力を発信したメディアサイト」も運営しています。
自分を一言で表すと:いつも笑顔を忘れないチームの潤滑油