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【日本の文化は大人気?】マレーシアが人気の移住先として選ばれる10個の理由と現地から見えている日本文化とは?
2022.02.15
国籍によって、その人となりを判断することは難しいですが、マレーシア人から見た日本人は「勤勉」だというイメージがあるそうです。
そこで今回は「日本人の文化とその魅力」について深堀りしていき、「長期に渡って日本人もマレーシアを移住先として選んでいる理由」についても合わせて紹介していきます。
マレーシア人・日本人が互いにどの様に映っているのかクローズアップしていきますので、ぜひ本記事を読むことでマレーシアへの見解がより良い方向性へ変わっていただけたら幸いです!
本記事は個人的な見解も含みますので、一概にその国の全員に当てはまる訳では無いのでご了承ください。
マレーシアに限らず、東南アジアでは日本人に対してよい印象をもっている方が多いということはご存知でしょうか?
特に今回注目するマレーシアでは、過去に「ルックイースト政策」といったものが掲げられ、国全体に広く周知されています。
「ルックイースト政策」とは、1981年にマハティール元首相の下で発表された国策で、日本と韓国の経済発展や労働倫理などを学ぼうとすることを目的としています。
その国策の影響はマレーシアの若者にも広がりを見せ、漫画やアニメ・ゲーム・映画・音楽・和食などといった日本発の文化コンテンツにも彼らは好意を抱いています。
その結果「日本」という国がマレーシアでは憧れの国として見えているのでは無いでしょうか?
(1)対日関係については,ASEAN全体で,87%(前回調査89%)が「とても友好関係にある」又は「どちらかというと友好関係にある」と回答しており,日本との関係に関し肯定的なイメージが広範に定着していることが示されました。
(2)対日信頼度は,ASEAN全体で,84%(前回調査91%)が「とても信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答しており,日本に対する評価が高いことが確認できました。
「Q5_あなたが、日本に対して抱いているイメージはどれですか 」の質問に対して回答した302名のマレーシア人の内71%(214名)が経済力、技術力の高い国と評価しました。次いで豊かな伝統と文化を持つ国 とも評価されています。
現地の方の中には、日本人女性との交際を望む方もいるようです。以下のような点が現地の方から見た日本人女性の魅力として語られています。
1.何事にも丁寧
日本人女性は身の回りの整理整頓や掃除が得意であったり、きちんと相手の話を聞いて理解してあげるなど、日常生活から会話に至るまで何事にも丁寧な方が多いのも魅力だそうです。
2.礼儀正しい
例えちょっとしたことであっても「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えられるのが日本人女性だそうです。
3.清潔感があり美意識が高い
日本人女性の多くは近くのコンビニやスーパーに行くだけでもメイクをしたり、やりすぎなくらいスキンケアに拘ったりと、美意識が高いと感じる男性も多いようです。
4.意思が強い
日本人女性は親族やパートナーに頼らず自立していて、自分の趣味や勉強等に没頭しており、頼もしくも見えるそうです。
5.細かな気遣い
男性にも細かな気遣いのできる日本人女性はマレーシアの男性たちからすると天使のような存在だそうです。日本人女性は「男性を立ててくれる存在」として人気があるようです。
ここでは本題のロングステイの人気国として選ばれ続ける理由を、10個に厳選して紹介していきます。
日本人がマレーシアに移住した際に免除される税金は主に「住民税」「消費税」「年金」「相続税」「贈与税」「キャピタルゲイン税」です。
日本ですと住民票を届けた管轄に住民税を納め、その管轄の行政サービスを受けられる仕組みになっていますが、マレーシアにはそもそもその住民税すら存在しません。
住民税を支払わなくとも、マレーシアのベーシックなインフラや行政サービスを活用することが可能なのは最大の魅力です。
日本ではお買い物の度に10%の消費税が課税されますが、マレーシアでは消費税も無い代わりに売上税とサービス税が課税される仕組みになっています。そしてその税額は商品やサービスの種類によって異なります。
売上税とは、「輸入時もしくは販売時または廃棄時のいずれかの時点で、輸入品または現地生産品に課される税金」を指します。
サービス税とは「サービスの対価でお金を支払う場合に必要となる税金」を指します。具体的には、ホテルでの宿泊や車のメンテナンスなどが該当します。
実は、日本とマレーシアは「租税条約」といった取り決めを締結しています。
マレーシアで「税法上の居住者」として生活している方に支払われる年金は日本でも課税されませんし、マレーシアの税法でも年金に関しては「原則非課税」です。
そのため双方の国で年金に課税されないという大きな恩恵を受けることも可能です。
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とマレイシア政府との間の協定を改正する議定書
日本ですと通常、相続税は10%〜55%課税されますが、マレーシアでは資産に対する相続税や贈与税が存在しません。但し、相続人も被相続人も共に10年以上海外に生活していないといけないという条件もあるため注意が必要です。
マレーシアでは不動産以外のキャピタルゲイン税は課税されない仕組みになっています。そのため、株式投資等で得られた利益をそのまま得られることも大きな魅力となっています。
多民族国家であるが故に宗教も多数あるため、我々のような外国人に対しても非常に寛大です。前述した通りマレーシアでは「ルックイースト政策」が大きな影響力となりマレーシアは今も尚、親日国として有名です。
また最近は、マレーシア国民に対してのビザが緩和された事もあり、多くのマレーシア人が来日する機会も増えました。それに伴ってインバウンドの需要も高まっている傾向にあります。日本好きのマレーシア人は意外にも多く、日本人というだけで色々と優遇されることも多いのではないでしょうか。(ビザ緩和についてはこちら)
マレーシアの首都クアラルンプールでは先進国レベルのインフラが整備されています。
まず、街中の至る所で高速Wifiが飛んでいて日本同様問題なく使えるため通信で困ることがありません。
公共交通機関に関しては電車やタクシーを安全に利用する事ができ、近年は駅数も増えたことでより便利になりました。
タクシーは日本と比較してもかなりリーズナブル(日本の1/3程度)で、「Grub」と呼ばれる東南アジアではお馴染みのアプリを活用することでタクシーを希望の地点に配車することも可能です。
また医療もハイレベルで、日本語に対応した病院も数多く、近年ではマレーシアで出産される日本人も増加してきています。
マレーシアの物価は日本の1/2~1/3 程度と非常に安価です!
同じ商品でも日本で1000円かかるのに対し、マレーシアでは300~500円程度で購入可能ということです。
食事に関しては、現地のローカルエリアのレストランや屋台の場合、5〜10RM(約125円)で充分な量をいただけます。
その他にも「住居費」「水道代」「タクシー代」「ガソリン代」「食料品」などは日本と比較しても安く済みます。中でも驚きなのがガソリン代で、レギュラーの燃料価格は53円/L程度です。
マレーシアに移住する場合、「MM2H」という長期滞在ビザを取得するか、現地で働くための雇用ビザ等を取得する必要があります。
「MM2H」は5年ごとに更新が必要なビザで、50歳未満と以上で取得要件が異なりますが、ある程度の収入と資産があれば誰でも取得可能です。MM2Hの取得要件についてはこちらをご参照ください。更新を重ねることで永住も可能ですし、滞在義務もないため日本とマレーシアを行き来することも可能です。また、50歳以上で専門職を有する場合に限り、週20時間以内での現地就労も許可されています。
首都クアラルンプールに長期滞在している日本人によると「マレーシア人との人間関係は気楽」とのことです。もちろん、その方個人の性格や信仰している宗教にも影響されると思いますが、比較的オープンな性格で付き合いやすい人が多いそうです。
マレーシア人の多くが素直ではっきりと自己主張してくるため、オブラートに包んだり、気を遣う場面が日本よりも少ないのかもしれませんね。
マレーシアは東南アジアの中でも中心に位置しており、AirAsia(エアアジア)の本拠地でもあります。AirAsiaとは、多くのグループ企業を抱える世界屈指の規模のLCCで、クアラルンプール国際空港を拠点としています。
そのため、ちょっとしたアジアへの旅行であれば週末にサクッと安価で行ってこれてしまいます。
マレーシアは近隣のアジア諸国の中でも、かなり治安が良いと言われています。
クアラルンプールの中でも特に安全なのが、高級住宅街で日本人も好んで居住している「モントキアラ」周辺です。それ以外の都市であっても、暴動や凶悪犯罪は非常に少ないです。
もちろんひったくり等の軽犯罪は度々発生しているため注意する必要はありますが「荷物は道路側に持たない」「夜道を一人で歩かない」などを心がけることで安全に暮らすことが可能です。
マレーシアのローカルフードは、スパイスやハーブをベースとしたものが中心ですが、仮にローカルフードが合わなくても問題ありません。
マレーシアは多民族国家であるため、マレー系、中華系、インド系が混在しており各民族で料理も異なります。そのため、様々な国の食べ物がその日の気分で選択でき手軽に楽しめます。その中でも中華系の料理は日本人に合うものも多く、和食を提供するレストランもあるため長期滞在で食の面で困る事は無さそうですね!
様々な宗教のイベントに触れることのできる点も、この国の面白さの一つで、特に異文化への理解や受容度を高められる点はマレーシアの魅力です。街をフラッと歩くだけでも、すれ違う人々の装いやメイクなど、民族ごとに特色が出ていることが伺えます。そういった多様性のある部分はマレーシアならではなのでしょうか。
ここでは、来日マレーシア人の多くが驚く「日本では当たり前の光景」をいくつかピックアップして紹介していきます。
1.驚くほど平和
子供が1人で登下校できる環境は、どの国に行っても当たり前ではありません。
2.日本の四季
春夏秋冬のそれぞれで楽しめるスポーツや鑑賞可能な花や紅葉も異なり、1年中飽きることなく四季を堪能できるのも魅力です。
3.自動販売機やコンビニの数
日本ほど自動販売機が置かれている国は珍しいとのことです。飲み物に限らず、お菓子や雑貨なども販売されています。コンビニも街中の至る所にあるのは不思議な光景のようです。
4.満員電車
日本の満員電車は、来日外国人がケータイやカメラを用いて動画で撮影し、海外で放送されるほど有名でもあります。
今回は、日本人がロングステイを希望する国として、14年連続で不動の1位を獲得しているマレーシアの魅力を伝えさせて頂きました。
日本から見たマレーシアの魅力だけで無く、マレーシアから見た日本の魅力についても触れてきたので、双方から見えるそれぞれの考え方や文化について理解していただけたら幸いです!
ASEANの中でも特に成長も著しいマレーシアで、お互いを尊重し合いながらビジネスチャンスにも繋げていけたら最高ですね!
Shopeeではマレーシアを含め、東南アジアでのご活躍のサポートを全力でさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
あゆみん
株式会社TheNewGateに所属しているWEBライターの「あゆみん」と申します。
趣味は読書で休日を利用して月に2~3冊のペースで読んでいます。最近は社内での影響も受けゴルフも始めました!
普段は「ECサイト関連」の記事をメインに執筆しており、現在は「関東周辺の自然の魅力を発信したメディアサイト」も運営しています。
自分を一言で表すと:いつも笑顔を忘れないチームの潤滑油