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【2022年最新】マレーシアってどんな国?為替レートも合わせて紹介!

2022.01.20


 

皆さんはマレーシアと聞いて、直ぐに思い浮かべるものはありますか?
国の名前を聞いた事はあるけれど、具体的にどんな国かは分からない」といった方は多いのではないでしょうか?

本記事では、実は魅力がたっぷりなマレーシアについて紹介していきます。
マレーシアの基本的な情報をはじめ、現地での生活スタイルや独特な文化なども合わせてまとめていますので、是非チェックして見てください!

 

 

【同じアジアでも知らない】マレーシアってこんな国!

 

 

日本もマレーシアと同様にアジアではありますが、近隣国であっても、意外と知らないことが多いと思います。
今回は、マレーシアの基礎情報を紹介していきますので、少しでもマレーシアに興味を持っていただけたら嬉しいです!

 

 

東南アジアのマレーシア

そもそもマレーシアはアジアの中でも、どこに位置しているのかご存知でしょうか?
東南アジアの中心」に位置するマレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部から成り立っています。

といっても、なかなかピンとくる方も少ないのではないでしょうか?

地図上の位置としては、インドネシアやタイと隣接しており、カンボジアやシンガポール、フィリピンと海を隔てて近接しています。

 

 

首都クアラルンプール

 

 

 

マレーシアは日本人にとって「移住したい国No.1」だけあって、暮らしやすい環境も整っています。
首都クアラルンプールの中心地には、マレーシアのシンボルタワーでもある「ペトロナスツインタワー」が建設されています。

このペトロナスツインタワーは、20世紀に完成した高層ビルの中では最も高く(約452m)ツインタワーとしても有名です。

そして何と!このツインタワーですが、「タワー1」と「タワー2」で建設会社が異なります。
実は、タワー1は日本の建設会社が建設していて、タワー2は韓国が建設しています。更に、両タワーを中心で結んでいる橋はフランスの会社が建設しています。

それぞれの国が他国でありながらも、協力して一つの物を作っているのは、とても魅力的ですよね。

 

 

多民族国家で多彩な文化

マレーシアは赤道に近いため、国土の約60%は熱帯雨林で覆われています。
そのため、年間を通して降水量は多くなりますが、平均気温も22℃~33℃ほどですので、1年中だいたい同じ気温で過ごすことが可能です。

こういったところも人気の一つで、マレーシアには多民族が共存して生活しています。
以下はマレーシアの大まかな民族構成になりますので、参考にしてみてください!

 

民族 割合
マレー系 65%
中華系 25%
インド系 8%
諸民族 2%

 

多くの民族が共存し合うことで、国としての文化も多彩になっていきますね。

 

 

 

マレーシアって何語?

マレーシアの公用語は何語でしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、マレーシアは「マレー語」が公用語です。

では、英語は通じるのでしょうか?
実は、マレーシアの英語力はシンガポールに次いで「アジア2位」と評価されています。

マレーシアは多民族国家であり、海外からも様々な人種が集まることも相まって、ビジネスシーンでは英語が主に使用されます。

多民族間での会話にも、英語が主に使用されます。そのため、マレー系であればマレー語と英語、中華系であれば中国語と英語のように、多言語を話す方が多く存在します。

街中には、至る所に英語で書かれた看板が存在するため、英語が理解出来ていれば問題なくマレーシアで生活することが可能です。
また、モスクなどの観光地では「日本人向けのツアー」も多く実施されているため、現地では日本語を話せる方も多いです。

 

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日本人にも馴染みやすい多種多様な食文化

 

 

 

マレーシアでの食文化は日本人にも馴染みやすいと言われております。
やはり、多民族が共に暮らすマレーシアの料理はバラエティにも富んでいます。

マレーシアの4大グルメとして、
マレー料理」「インド料理」「中華料理」「ニョニャ料理」が挙げられます。
それぞれの特徴を簡単にまとめていますので、ご参照ください!

 

 

マレーシア4大グルメ 特徴
マレー料理 ココナッツミルクやスパイスを使用
インド料理 常夏に合った香り豊かなカレー文化
中華料理 中華の中でも広東や福建など南部をルーツとする食文化
ニョニャ料理 マレーシア発祥の多食材で凝った料理

 

 

マレーシア料理には独特のハーブやスパイスを用いられる事も多く、料理自体に癖がありそうなイメージですが、基本的には日本人の口にも合いやすいと言われています。

ナシゴレンやミーゴレンなどは、日本でも聞き馴染みがありますよね。
マレーシアに訪れる際は、本場の味を一度は確かめてみたいものです!

 

 

インターネットの環境は良い?

今後、マレーシアに移住することやビジネス展開を検討している方にとっては、マレーシアのインターネット環境は気になるところです。

出典:世界経済のネタ帳

 

現在、マレーシアのインターネット普及率は2019年時点で84.19%です。
ちなみに、日本の普及率は92.73%で世界的に見ても高いですが、マレーシアも比較的普及している方だと言えます。

実際に、レストランやショッピングモールのWi-Fiも充実しているため、インターネットは問題なく使用できます。

また、日本からSIMフリーの端末を持っていくことで、日本人でも現地でインターネットを開通することも可能です!

 

 

 

マレーシアってこんなにおもしろい!日本と異なる衝撃の文化3選

 

マレーシアの基本的な情報を知っていくと、もっとマレーシア人の人間性や文化にも触れたくなりますよね。
ここでは、日本人には馴染みの少ないマレーシアの独特な文化について紹介していきます!

 

 

 

1、コーヒーや紅茶のオーダーには注意

常夏で南国のマレーシアでは、料理同様、ドリンクも絶品で驚くほどバラエティに富んでいます。
マレーシアの飲料は、 現地の方の口に合わせてかなり甘い味付けになっているのが特徴です。ですので、コーヒーや紅茶には、カスタマイズすること無く、標準でたっぷりの砂糖やコンデンスミルクが入っています。
マレーシアでコーヒーや紅茶をオーダーする際は、この標準の甘さを出来るだけ少なくするために、マレー語で店員さんに伝えるのがポイントです!

 

 

 

2、豚肉もアルコールもNG

マレーシアには、多数のイスラム教徒が存在しており、そのイスラムの教えで「ハラル」といったものが普及しています。

参考までに、マレーシア全体での宗教の割合も合わせて紹介させていただきます。

 

  1. イスラム教徒:約61.3%
  2. 仏教徒:約19.8%
  3. キリスト教:約9.2%
  4. ヒンズー教徒:約6.3%

出典:独立行政法人日本貿易振興機構

 

 

ハラルとは「許されている」という意味のアラビア語で、その逆のノンハラル「禁じられている」として、マレーシアでは豚肉とお酒がタブーとされています。

理由としては、豚はイスラムの教えで「不浄な生き物」「感染症の恐れがある」「雑食で不衛生な環境にいる」などと考えられていたためです。お酒に関しても、「身体と心に害がある」とみなされているためタブーとなっているようです。

上記のような宗教上の理由等を知らずに、イスラム教徒にお酒を勧めてしまうと、最悪の場合、トラブルになり兼ねないので「ハラル」について理解しておくことは必須とも言えます。

 

 

 

3、指さし厳禁!アタマをなでるのも失礼な行為

マレーシアでは、「人差し指で人を示す動作」は極めて失礼な事とされています。
では、場所を聞かれてとっさに「あちらです」とその場所を示したい時はどうしたら良いのでしょうか?

この場合は、必ず「右手」(左手は不浄とされている為)を使用して「親指だけ」を伸ばし、「親指」で示したい場所を指してください。この指差しに関しては、民俗や宗教に関わらず、是非とも気をつけたいマナーの1つです。

また、日本ではよく見かけられる行動ではありますが、マレーシアでは「子供の頭をなでる習慣」はありません。
従って、「良い子だね」と頭をなでたりすることは現地では失礼な行為になります。

更に「左手」で撫でてしまった場合、こちらも上記のハラル同様に、トラブルになり兼ねないので十分注意しましょう!

ただ、上記のような習慣や宗教的理由をきちんと理解していれば、基本的にトラブルになることは滅多にありませんので、ご安心くださいね。
マレーシアに渡航する際の、最低限のマナーとして「予備知識程度」で留めておけばOKです!

 

合わせて読みたい

 

 

【アジア経済の中心】マレーシアの為替相場

そもそも通貨はなに?

マレーシアの法定通貨は「マレーシアリンギット(MYR)」です。

先進国が発行する紙幣は、ほぼ全て「不換紙幣」(金貨との交換を保証しない国の信用で流通するお金のこと)でありますが、先進国入りを目指しているマレーシアも不換紙幣を発行しています。

また、マレーシアリンギットは「世界の中で為替の変動が安定した通貨」として知られています。

 

 

 

日本円に換算した場合

リンギットがマレーシアでの法定通貨であると理解したところで気になるのは、リンギットを日本円に換算した際のレートです。

1 マレーシア リンギット = 27.2667 日本 円 (2022/01/14 時点)

マレーシア リンギット (MYR) から 日本 円 (JPY) に換算 – 為替レートから抜粋しております。

 

例えば、100MYRで販売している商品があり、日本円で考えるとします。
現在のレートで計算すると、約2726円で購入することが可能ということです。
このレートに関しては、常に変動があるため、概ね、1リンギットは30円弱と覚えておきましょう!

合わせて覚えておいていただきたいのが、銀行や従来の海外送金事業者は通常「本当の為替レートよりも高いレート」を表示することで追加手数料をとっています。
もしもマレーシアへ送金する際は、透明性のあるサービスや業者をしっかりと検討した方が良いと思います!

 

 

 

マレーシアの経済成長率

<出典>
IMF – World Economic Outlook Databases (2021年10月版)
経済成長率の推移(1980~2021年)(マレーシア, 日本) – 世界経済のネタ帳

 

 

上記グラフでも見て取れるように、マレーシアの経済成長率は、1999年以降から常に日本を上回っています。

また、マレーシアのマハティール首相は、2020年までの先進国入りを目標とした「ビジョン2020」の後継に位置付けられた「ビジョン2030」を2019年10月に提唱しています。

この中で、特に強調していたのは「民族間・階級間の格差撤廃とマレーシア国家全体での発展」でしたので、マレーシア市場はまだまだ注目していきたいところではありますね!

 

 

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?
今回は、「近隣国でも意外と知らない」といった視点で、マレーシアについて簡単に紹介させていただきました。

マレーシアでは、意外とインターネットが普及されていたり、多国籍文化によって日本人にも馴染みやすい国であったり、日本よりも経済成長率が高かったりと、びっくりされた方も多かったのではないかと思います。

今後もマレーシアの魅力について発信していきますので、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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あゆみん

株式会社TheNewGateに所属しているWEBライターの「あゆみん」と申します。
趣味は読書で休日を利用して月に2~3冊のペースで読んでいます。最近は社内での影響も受けゴルフも始めました!
普段は「ECサイト関連」の記事をメインに執筆しており、現在は「関東周辺の自然の魅力を発信したメディアサイト」も運営しています。
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