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【マーケット情報】マレーシアってどんな市場?

2021.10.25


マーケット情報シリーズ第4弾となりました、今回はマレーシア!シンガポールの北に位置するマレーシアのEC市場について徹底解明していきます!今後の出品のヒントにしてみてはいかがでしょうか?

【マーケット情報】マレーシアってどんな市場?

マレーシアは東南アジア一の多民族国家

マレーシアは東南アジア中心に位置する2つの半島からなる、アジア有数の多民族国家として知られています。マレー系、中華系、インド系、先住民族などからなる多様性溢れる「サラダボウル」的国家はどのようにして生まれたのでしょうか。

様々な民族の流入が本格的に始まったのは西暦1400年ごろに現在のインドネシアであるスマトラ島の王族がマレーシア半島に「マラッカ王国」を建国したころからと言われています。マラッカ王国は地理的優位性から貿易港「マラッカ」を中心に繁栄し、ヨーロッパの国々からも注目を集める存在となりました。それ以降、ポルトガル、オランダ、イギリス、日本からの統治の時代を経て、1963年に多民族からなるマレーシア連邦が成立しました。

マレーシアの民族構成をより深く分析していくと、マレーシア文化の面白さが見えてきます。およそ人口の6割ほどをマレー系(原住民等を含む)の方々が占めをイスラム教を信仰しています。イギリス統治時代には、中国やインドから多くの移民が渡ってきたため、今でもマレーシアの人口の2割強を中華系、1割をインド系の方々が占めています。仏教、ヒンドゥ教、キリスト教など様々な宗教も信仰されているため、一年で3回お正月の祝日がある面白い国となっています。

商業においても、アラブ諸国やインドネシアなどとのイスラム圏のつながり、華僑を軸としたな中華圏とのつながり、シンガポールやブルネイとの地理的なつながりなど、様々な関係性を武器に、投資が集まり年々成長を遂げています。

マレーシアでは日本の商品に対する好感度が高い

マレーシアの人口はおよそ3200万人で、東南アジアの中ではとりわけ人口の多い国ではありませんが、経済力は主要6カ国の中でも負けていません。2019年には2015年と比べて国別実質国内総生産(Real GDP) が1.2倍増加し、経済力ではトップクラスのシンガポール以上の成長率を記録しました。マレーシアECの成長も著しく、2020年にはECがマレーシアのGDPに貢献する額が約RM1700億 (400億USD)に達すると予想されています。

また、博報堂の2016年度「グローバル生活者調査レポート」の結果によると、マレーシアの首都であるクアラルンプール在住回答者の73.6%が日本製品に対するイメージについて、「高品質」と回答し、アジア15都市平均の71.3%を上回りました。このことから、マレーシアの方々は日本の商品を広く受け入れてくれることがわかります。

<Shopeeマレーシアにて日本のブランドを特集したセール>

ニューノーマルはマレーシアEC市場にも浸透

2020年は新型コロナウイルスの流行により世界でおうち時間が増えたことから、マレーシアにおいても、ECの成長がさらに加速しました。マレーシア政府が外出制限を行ったため、オンラインショッピングがマレーシア現地の方々にとってのニューノーマルな生活の一部として習慣化されました。

その結果、2020年にはマレーシアの人口(3200万人)の約80%がインターネットアクティブユーザーとなり、過去に一度以上オンラインで商品を購入したユーザー比率(16歳から64歳)は85%以上に達しました。さらに、1オーダーの平均オンラインショッピング注文金額は41ドルと、東南アジアでシンガポールにつぐ2番目に高いオーダー額となっています。また、マレーシアのECユーザーは価格重視なショッピングする傾向が強く、購入を決定する一番の要因は「価格」というアンケート結果が出ています。

また、マレーシアのECの成長はマレーシア政府の後押しがあってのものだとも言われています。政府は“Shop Malaysia Online” 政策を発表し、中小企業のECへの進出を支援し、マレーシア経済をデジタル化するための出資を行い、デジタルバウチャーを通じてECの消費を促進を計らうなど、国家主導で市場のデジタル化を促進させています。80%以上の顧客が携帯を使ってショッピングを楽しみ、59%以上のECユーザーが月に1回以上利用しているなどのデータから、国民もデジタル化の波にのっていると考えられます。

<Shopeeマレーシアの「ニューノーマル」キャンペーン>

マレーシアで今人気な日本の商品は?

1. コスメ・美容・健康 

他のマーケットと同じように、高品質な日本のコスメ・美容・健康商品はマレーシアでも人気となっています。例えば、日本の質のいい日焼け止めやクレンジングオイル、ポーチに入れて持っていけるミニサイズのプチプラ化粧品もよく売れています。

<日本のコスメ・日焼け止め>

さらに、健康器具、姿勢矯正器具、ダイエットサプリなどはマレーシアの健康に気を使っている幅広い年齢層の方々から需要の高い商品となっています。

<日本の健康器具、サプリメントなど>

2. ホーム・リビング

新型コロナウイルスの蔓延により、人々が家にいる時間が増えたことから、日本の掃除用品の需要が高くなっています。

<日本の掃除用品>

さらに、マレーシアの若い方には文房具やかわいいデスククリーナー、パステルカラーのペン類など、勉強する学生が必要とする商品が人気となっています。

<日本の文房具>

3. 食品・飲料

新型コロナウイルスによって外出制限がたびたび行われたことにより、マレーシアでは食品のオンライン購入率が大幅に増加しました。その関係で、マレーシアでは入手しにくい、日本の味のインスタントラーメンはShopeeマレーシアで非常にホットな商品となっています。さらに、日本のお菓子、インスタントコーヒーやティーの売れ行きも好調となっています。特に地域限定、期間限定などの食品はマレーシアではなかなか手に入らないため、人気が集まりやすいです。

<日本の食品>

マレーシア向けに販売する際の注意点

マレーシアでは低価格帯の商品の方が売れ行きが良い傾向があります。また、オフラインでも常に割引価格で商品を購入する習慣があるため、Shopeeのセラーセンターから割引設定が付与することを忘れないようにしましょう。売価を1~2割程度高く設定し、後日割引を設定しお客様から見て常にお得に、見えるように心がけましょう!

さらにマレーシアでは500RM(約13000円)以上のオーダーが関税対象となっているため、お客様が関税負担をする場合は全商品ページの詳細部分とショップページトップの両方にその旨を明記しましょう。

またマレーシアは多宗教・他民族の国家なので、宗教関連の商品や特定の宗教を否定するような品の出品は避けましょう。

Shopee日本越境サービスでマレーシアへ出店しよう

今回はマレーシア市場について深掘りしていきましたがいかがでしたか?文化の違いを理解した上で、マレーシアの方々のニーズにあった商品を見つけていきましょう。Shopee日本越境サービスを利用して、日本の素敵な商品をマレーシアへ届けてみませんか?

 

出典:

  • https://www.idcj.jp/bd/study_abroad/study_abroad_02/
  • https://www.lapita.jp/2016/03/post-1826.html/
  • https://www.iccworld.co.jp/malaysia/about/country/
  • https://www.travelwith.jp/area/asia/malaysia/topics/post-11427/
  • https://sotoshigoto.com/multiethnic/
  • https://www.peoplemattersglobal.com/article/leadership/e-commerce-a-bright-spot-amid-covid-economic-gloom-malaysian-digital-economy-corporation-26068/
  • https://www.statista.com/outlook/dmo/ecommerce/malaysia/
  • https://www.nst.com.my/business/2021/02/667882/malaysia-remains-attractive-e-commerce/

Shopeeは東南アジア・台湾で、最大規模のEコマースプラットフォームです。

日本からシンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、台湾の5カ国に出店可能です。

東南アジアに向けた越境ECについては、Shopee Japan(ショッピージャパン)にご相談ください。

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