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5月に冬物が売れる?地球の裏側を狙って在庫リスクを利益に変える、季節逆転の販売戦略

2026.05.15


日本でシーズンを終えた冬物の在庫処分は、春先の大きな悩みです。コートやニットは気温の上昇とともに価値が下がり、大幅な値下げを強いられます。しかし視点を世界へ広げれば、南半球では5月から本格的な冬が始まります。日本で不要になったアウターは、ブラジルなどの消費者にとって今まさに必要な商品です。この季節のタイムラグを活用すれば、在庫リスクを利益に変える逆転の発想が現実のものとなります。具体的な販売戦略から注意点までを詳しく紐解きます。

 

なぜ日本の冬物在庫が5月に売れるのか

 

地球は北半球と南半球で季節が逆転しています。日本をはじめとする北半球が夏に向かう5月から8月にかけて、南半球のブラジルやチリ、オーストラリアでは気温が下がり冬本番を迎えます。なかでも南米ブラジルのサンパウロやクリチバといった南部地域は、6月から8月にかけて日中でも10度前後まで気温が下がることがあり、コートや厚手のニット、防寒着の需要が急増します。日本の秋冬シーズンが終わりを告げるころ、南半球ではちょうど冬支度が始まる計算になります。国内では在庫処分セールに回すしかなかったアウターやウール製品が、南半球市場では定価またはそれに近い価格で販売できるチャンスが生まれます。

 

日本の冬物が海外で高く評価される理由

南半球市場において日本製や日本発の冬物商品は極めて高い評価を受ける傾向にあります。その背景にはMade in Japanへの根強い信頼と、日本の気候が育んだ高い機能性が存在します。特に需要が高まりやすいのはアウター全般です。コートやダウンジャケット、ブルゾンなどは冬物在庫の主力であり、軽量で防風性に優れた商品は特に人気を集めます。またニットやセーター、パーカーは単価を維持しやすく、送料とのバランスでも利益を確保しやすいカテゴリーです。実用性の高いジャケットや、日本独自の保温弁当箱、カイロといった雑貨も海外では希少価値が高く、強い引き合いがあります。

 

5月に冬物を動かす実践的な在庫処分戦略

 

1 販売チャネルを選ぶ

国内での在庫処分と異なり、海外向け販売には専用のチャネル選定が欠かせません。Shopeeを活用すれば現地の消費者に直接アクセスできます。東南アジアや南米を網羅するShopeeは、日本のセラーが海外消費者に商品を販売するための環境が整っています。なかでも南米市場への展開を考える場合、Shopeeは登録費用が抑えられており、日本国内の倉庫から発送するだけで海外消費者に届けられる仕組みがあるため、参入障壁が低いプラットフォームといえます。次にフリマや中古品プラットフォームの海外版も選択肢に入ります。ただし、手続きや言語の壁を考慮すると、まずは越境ECモールから開始するのが現実的な解となります。SNSを活用した直接販売も有効な手段ですが、決済や配送の仕組みを自ら整える必要があるため、段階を踏んでから取り組むべき上級者向けのアプローチとなります。

 

2 商品ラインナップと価格設定

在庫処分を目的とした越境販売では、あらゆる品を出品すれば良いわけではありません。選定の要となるのは重量対価格の比率です。軽量で単価が高い商品ほど送料コストを吸収しやすく、利益を確保しやすくなります。たとえば薄手の高機能インナーウェアやニット製品は、嵩張らず送料を抑えられる一方で保温性の高さで現地に刺さりやすい優良なカテゴリーです。価格設定については、国内の在庫処分セール価格をそのまま適用してはいけません。送料やプラットフォーム手数料、為替変動のコストを計算に含めた上で、現地の相場と比較しながら設定を行います。日本品質という付加価値を活かせば、国内の投げ売り価格より高く設定しても十分に売れていきます。在庫限りや早い者勝ちといった限定性を打ち出すことで購買を加速させましょう。南半球の冬本番を迎える前の5月に在庫を集中的に動かし、冬が深まるにつれて販売を完了させる計画を設計してください。

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3 商品ページの作成と訴求

越境ECで冬物を売るためには、現地消費者の目線に立った商品ページ作りが不可欠です。写真は最も重要な要素です。防寒性や厚手感、素材感が伝わるカットを複数用意してください。実際の着用イメージが伝わるコーディネート写真を含めることで、購買意欲はさらに高まります。商品説明については素材やサイズ、保温性能といったスペックを明記した上で、現地の気候に合わせた具体的な訴求を加えます。サイズ表記は日本サイズと現地サイズの換算表を掲載し、購入者の不安を解消してください。表記の違いによる返品トラブルを未然に防ぐ配慮が、長期的な成功を支えます。

 

在庫処分セールとの違い どちらが得か

 

従来型の在庫処分セールでは、冬物商品を定価の30パーセントから50パーセントオフ、ときには赤字覚悟の特価で売ることになります。シーズン末に閉店セールやタイムセールと銘打って損を承知で動かすケースも少なくありません。。処分が完了しても仕入れコストを回収できない商品が残り、さらにセール価格に慣れた消費者が翌シーズンも値下がりを待つようになり、ブランドイメージを低下させるリスクも孕んでいます。

一方で南半球向け越境販売に切り替えれば、国内のセール価格より高い水準での販売が期待できます。また在庫処分という後ろ向きな文脈ではなく、旬の防寒アイテムを求める消費者に正当な価値を届けられるため、ブランドイメージを保ったまま在庫を動かせます。初期の手続きや出品の手間は確かに発生しますが、一度チャネルを構築してしまえば、翌年以降は5月になったら南半球向けに在庫を動かすという定常的な収益モデルとして機能し始めます。

 

実践前に確認しておきたいリスクと注意点

国際配送は国内配送に比べてコストが高く、重量やサイズによって大きく変動します。特に厚手のコートやダウンジャケットといった大型商品は送料が想定を上回る場合があります。まずは軽量なニットや薄手の防寒着から開始し、利益が出るモデルを確認してから重量物へ展開するのが安全な手順です。配送料を無料にするか購入者負担にするかによっても購入率は変わるため、競合の設定を参考にしながら利益率とのバランスを取ってください。

 

返品クレーム対応の準備

海外取引ではサイズ違いや商品説明との差異によるクレームが発生するリスクがあります。返品対応には国内以上の手間がかかるため、商品ページの情報を丁寧に作り込むことが最善の防御策となります。サイズ表の掲載や詳細な素材説明により、事前のミスマッチを徹底的に防いでください。特にサイズ感は国によって基準が異なります。日本のSサイズが海外のXSに相当することもあるため、身幅や身丈をセンチ単位で記載する習慣をつけましょう。素材の表記についても購入者が重視するため、タグの情報を漏れなく掲載することが信頼に直結します。万が一のトラブル時にどのような補償を受けられるか、ルールを事前に把握しておきましょう。

 

テスト販売から始める

初めて南半球向けに冬物を販売する場合は、まず数点をテスト出品してください。どのカテゴリーの反応が良いか、どの価格帯が動くかといったデータを積み上げてから本格展開に移行することでリスクを最小化できます。それぞれの反応を見極めてから売れるカテゴリーに絞り込み、翌年以降の仕入れ段階からその比率を高めていけば、国内と南半球の両シーズンで利益が出る理想的な在庫構成が完成します。

 

南半球販売を続けることで生まれる経営上のメリット

 

南半球向け販売チャネルを確立することで、在庫の季節リスクに対する考え方が根本から変わります。国内だけに販路を持つ場合、冬物は売り時が極端に限られた商品となります。しかし南半球の販路があれば、日本の冬終わりが南半球の冬始まりというリレーが成立します。年間を通じて冬物に需要があり続ける状態を作れるため、在庫を長期間抱えるリスクは劇的に低下します。

 

季節商品ビジネスの課題はキャッシュフローの激しい変動です。売れる時期と在庫を抱える時期が交互にやってくることで資金繰りが不安定になりがちです。南半球市場への展開はこの変動を平準化させます。日本の閑散期に南半球向けの売上が立つことで年間を通じて安定した収益を生む仕組みができあがり、仕入れ資金の回転も良くなります。これにより翌シーズンの商品調達をより戦略的に進めることが可能になります。

 

在庫処分を目的として開始した越境販売が、やがてブランドの海外認知を広げるきっかけとなります。現地の消費者が日本から買ったコートの品質に満足すれば、それはリピート購入や良い口コミに繋がります。ブラジルをはじめとする南米市場は日本文化への関心が高い地域です。実利的な在庫処分から始まった取り組みが自社ブランドの海外展開という戦略的な意義を持ち始めたとき、それは単なるコスト削減を超えた巨大なビジネス価値を生み出しています。

 

まとめ

日本で売れ残った冬物在庫を処分するものとして扱うか、別の市場で利益を生む資産として扱うか。この視点の転換が越境販売戦略の出発点です。南半球では、日本が初夏を迎える5月から冬が始まります。コートもダウンジャケットも、この時期に出品すれば旬の商品として消費者に届きます。国内での投げ売りを検討する前に、越境ECを活用した南半球への道を探ってください。季節は常に世界のどこかで冬です。その需要を見つけ出し、手元の在庫を届ける行動こそが在庫リスクを利益に変える唯一の方法です。今年の5月から実行に移してください。

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ノンノ

株式会社TheNewGate GC事業部の「ノンノ」と申します。
PRTimesやWantedly、TechBridgeなど、社内外のメディアに記事を執筆し、発信しています。
越境ECモールの運営をはじめ、コミュニティ運営やWebサイトのSEOマーケティングにも携わりながら、「モール運営に最も近い場所から」貴重な情報をお届けしています。
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