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Shopee越境ECで最初に選ぶマーケットはどこ?シンガポール・マレーシア・台湾を比較・解説

2026.06.15


Shopeeで越境ECを始めようとしたとき、多くの方が最初に迷うのが「どの国のマーケットから始めるか」という問題です。Shopeeでは現在、シンガポール・マレーシア・フィリピン・タイ・台湾・ベトナム・ブラジルの7つのマーケットに対応しています。この中から最初の1カ国を選ぶわけですが、扱う商品や運営スタイルによって相性のいいマーケットは変わってきます。

この記事では、日本セラーが最初のマーケットとして検討しやすいシンガポール・マレーシア・台湾の3カ国を取り上げ、それぞれの特徴と販売される日本商品の傾向をShopee公式の情報をもとに解説します。

 

規制が少なく越境ECに慣れた購買層 シンガポール市場の特徴

シンガポールは2024年の一人当たりGDPランキングで世界4位(92,932 USドル)に位置しており、アジアでは1位です。購買力の高さを背景に、海外商品や文化への開放性が高く、越境ECが生活に根付いた市場です。現在のシンガポールEC市場において、売上の60%は越境ECによるものです。当たり前のように輸入商品を購入する文化が根付いているため、日本のセラーにとって進出しやすいマーケットと考えられています。 

Shopeeがシンガポールへの出店をおすすめしている理由の一つに、日本から越境販売をする上で規制が少ないことがあります。高級化粧品・食品・サプリメントなど、他国では規制がかかる傾向にあるカテゴリーも問題なく販売できます。ただし、チューインガムの販売はシンガポール独自の規制があるため注意が必要です。

商品の言語は英語での対応が基本です。コスメ・美容・健康、食品・飲料、ホビー・ゲーム、おもちゃ・ベビー用品など、幅広いカテゴリーで日本商品への需要が確認されており、扱える商品の幅が広い点も初めてのマーケットとして選ばれやすい理由の一つです。

EC市場が急成長中、健康・美容への関心が高いマレーシア市場の特徴

マレーシアは、すでにECが生活に深く浸透している国の一つです。2023年時点でのEC市場規模は100億ドル超で、東南アジア諸国の中でも上位に位置しています。Statistaのデータによると、2027年には約50%成長し、150億ドル規模に達すると予測されています。EC利用者数も2024年の1,067万人から、2029年には1,800万人超へと成長する見通しで、中間層の拡大やスマートフォン普及、物流網の整備などがこの成長を後押ししています。

現在、マレーシア市場で特に注目されているのがNMNサプリメントです。「日本製=安心・高品質」という信頼に加え、現地の健康・美容意識の高まりがこのトレンドを後押ししており、リピート購入が多いのも特徴です。また、アウトドア用品や釣具といった日本ならではのジャンルも売れるユニークな市場で、スキンケア・コスメ・サプリメントなど美容関連商品の需要が非常に高く、安定した人気カテゴリーとして成長を続けています。 

購入者とのやり取りは英語が基本です。市場自体の成長が続いているため、早い段階から実績を積んでおくことで、ユーザー数の増加とともに販売機会も広がりやすい市場です。

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高品質志向の消費者が多く、日本商品がヒットしやすい台湾市場の特徴

台湾はShopeeマーケットの中でシンガポールに次いで2番目に購買力が高いマーケットで、「高品質志向の消費者が多い」ことで知られています。2023年時点で1人当たりGDPは世界39位で、IMFの予測によると2027年には4万ドルを突破する見通しです。また、台湾の消費者はトレンドを積極的に受け入れる気質が強く、日本市場やグローバル主要市場で成功した商品は台湾でもヒットしやすい構造があります。 

台湾では、パナソニックの美顔器が急伸しています。日本の精密な技術への信頼が厚く、「自分への投資」として高単価な美容家電を日本から直接取り寄せる層が増えています。食品・美容家電・日用品など幅広いカテゴリーで日本商品への需要が確認されています。 

一点、他の2マーケットと大きく異なるのが対応言語です。台湾については繁体字中国語での対応が必要です。また、台湾はシンガポールと比べて規制の多いマーケットですので、出品前に販売規制品の確認が必要です。詳細はアカウント登録後にセラーガイド(Seller Education Hub(通称:SEH))を確認するようにしてください。

 

3マーケットを比較 どこから始めるかの考え方

3つのマーケットをシンプルに整理すると、以下のように考えることができます。

規制の少なさと英語対応のしやすさからスタートしやすいのがシンガポールです。越境ECの売上がEC全体の60%を占める市場で、輸入商品を日常的に購入する文化が根付いています。扱える商品カテゴリーが広く、初めてのマーケットとして選ばれやすい傾向があります。

健康・美容系の商品や日本製サプリメントを扱う場合は、マレーシアとの相性が特によい傾向があります。2027年に向けてEC市場が150億ドル規模へ成長する見通しで、今後の拡大余地も大きいマーケットです。

台湾は高品質志向の消費者が多く、日本市場で成功した商品がそのままヒットしやすい構造を持つ市場です。購買力はShopeeマーケットの中でシンガポールに次ぐ高さです。ただし、対応言語が繁体字中国語になる点と、シンガポールと比べて規制が多い点はあらかじめ把握しておく必要があります。

どのマーケットが正解かは、扱う商品と準備できる言語対応によって変わります。複数のマーケットを比較した上で、自分の商品と相性のよい市場を選ぶことが、販売を軌道に乗せるための現実的なアプローチです。

まとめ

シンガポール・マレーシア・台湾はそれぞれ市場の特徴が異なります。規制が少なく越境ECへの購買文化が成熟したシンガポール、健康・美容需要が急成長するマレーシア、高品質志向の消費者が多く日本商品がヒットしやすい台湾。どこから始めるかに正解はなく、扱う商品カテゴリーと対応できる言語環境を照らし合わせながら選ぶことが大切です。各マーケットの詳細な情報はShopee Japanの公式サイトでも確認できますので、まずは気になるマーケットの特徴を把握した上で、出店の検討を進めてみてください。

Shopeeは東南アジア・台湾で、最大規模のEコマースプラットフォームです。

日本からシンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、台湾の5カ国に出店可能です。

東南アジアに向けた越境ECについては、Shopee Japan(ショッピージャパン)にご相談ください。

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ノンノ

株式会社TheNewGate GC事業部の「ノンノ」と申します。
PRTimesやWantedly、TechBridgeなど、社内外のメディアに記事を執筆し、発信しています。
越境ECモールの運営をはじめ、コミュニティ運営やWebサイトのSEOマーケティングにも携わりながら、「モール運営に最も近い場所から」貴重な情報をお届けしています。
ちょっとしたヒントやアイディアが、皆さまの日々を彩りますように。

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