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日本の日焼け止めが東南アジアで売れる理由とは Shopee越境ECで知っておくべき市場の特徴を解説
2026.06.10

日本の夏前になると、ドラッグストアの日焼け止め売り場は活気づきます。でも実は、東南アジアでは季節を問わず、日本製の日焼け止めが売れ続けています。シンガポールやマレーシア、フィリピンといった国々は赤道に近く、年間を通じて強い紫外線が降り注ぐ環境です。日本のセラーにとって、これは「夏だけ売れる商品」ではなく、通年で需要が見込める商材だということを意味しています。
なぜ日本製の日焼け止めが東南アジアで支持されているのか。Shopee公式の情報をもとに、各マーケットの特徴と売れている理由を整理します。
赤道に近く、世界でもトップクラスの紫外線が降り注ぐシンガポールでは、紫外線対策は美容のためだけでなく、皮膚がんやその他の疾患を防ぐための健康対策でもあります。そのためシンガポールでは美容に気を遣う女性だけでなく、強力な紫外線から皮膚を守りたい一般男性からの化粧品ニーズも高い傾向です。
シンガポールでは美しくありたいという美容目的だけでなく、有害な紫外線から肌をしっかり守りたいという健康目的でUVケア化粧品を購入する人も目立ちます。具体的には、ミスト式で外出先でも手軽に使えるUVミストや、ヒアルロン酸配合でうるおいも同時に与えられる日焼け止めが人気を集めています。スーパーウォータープルーフ仕様など、モンスーン気候のシンガポールならではのニーズに応える商品が支持されているのが特徴です。
日本の日焼け止めは、SPF値やPA値の表記が明確で品質への信頼が高く、テクスチャーの軽さや白浮きのしにくさといった使用感も評価されています。現地で手に入る商品との差別化ポイントが明確なため、リピート購入につながりやすい商材でもあります。
美容液・化粧下地・日焼け止め・乳液などのスキンケア製品のマレーシアにおける輸入額は、2022年に4億5,997万ドルを記録し、2013年と比較すると2倍以上の規模に達しました。市場全体としてスキンケア製品への支出が大きく伸びており、日本製品への関心もその流れの中にあります。
高品質な日本のコスメ・美容・健康商品はマレーシアでも人気で、日本の質のいい日焼け止めやクレンジングオイル、ポーチに入れて持ち歩けるミニサイズのプチプラ化粧品もよく売れています。マレーシアは日本在住者が比較的少なく、オフラインでは日本の商品が手に入りにくい環境でもあります。越境ECで購入することが、現地の消費者にとって日本製品へのアクセス手段になっているという背景があります。
なお、マレーシアはイスラム教徒が多数を占める国のため、化粧品にハラル認証が求められるケースがあります。日焼け止めを含むスキンケア商品を出品する際は、ハラル認証の有無や成分について事前に確認しておくことが重要です。
フィリピンでは、日焼け止めのアイテムが多くランクインしており、「絶対に焼けたくない」という強い意識がうかがえます。フィリピンも赤道に近く年間を通じて日差しが強い国です。同時に、東南アジアの多くの国々と同様に肌を白く保ちたいという美白ニーズが根強く、日焼け止めはUVカットと美白の両面から需要が発生しています。
日本製の美白成分配合日焼け止めや、トーンアップ効果のある日焼け止めは、こうしたニーズに直接応える商品です。日本国内ではベーシックな位置づけの商品であっても、現地では高付加価値の商品として受け取られるケースが多くあります。

東南アジア各国に共通しているのが、日本の化粧品に対するブランドイメージの高さです。成分の安全性、品質の安定性、パッケージの丁寧さ。これらが「日本製」というだけで一定の信頼を生んでいます。
東南アジア各国は文化・嗜好が多様なため一括りにはできませんが、総じて若年人口が多くトレンドに敏感であること、そしてECによる海外コスメへのアクセスが容易になったことから、日本企業にとって有望な新規市場と位置付けられます。
日焼け止めは比較的単価が手ごろで、初めての購入ハードルが低い商品です。一度使って気に入れば繰り返し購入されやすく、レビューが積み上がることで検索順位にも影響します。越境ECで安定した販売実績をつくりやすい商材の一つとして、日本製日焼け止めは東南アジア市場で機能しています。
Shopeeで日焼け止めを出品する場合、商品説明は英語が基本です(台湾は繁体字中国語)。SPF値やPA値、主な成分、容量、使用方法を英語で記載することで、現地ユーザーが購入を判断しやすくなります。
化粧品はShopeeでも人気カテゴリーの一つであり、競合セラーも多く存在します。商品タイトルに現地ユーザーが実際に検索するキーワードを組み込む工夫と、白抜き背景で商品がはっきり見える画像の準備が、検索結果での露出につながります。
マレーシア向けにはハラル認証の有無を確認しておくこと、フィリピン向けには美白訴求の要素を商品説明に盛り込むことが、現地ニーズとのマッチングを高める実践的な対応です。

東南アジアで日本製日焼け止めが売れ続ける理由は、赤道近くの強い紫外線という気候条件と、日本製品への高い信頼、そして美白ニーズが重なっているからです。シンガポールでは需要が安定しており、マレーシア・フィリピンでも同様の傾向が確認されています。日本のドラッグストアで購入できる日焼け止めが、東南アジアでは日常的に需要のある商材になっています。Shopeeを通じた越境ECで、この需要にアクセスする方法を検討してみてください。
この記事を書いた人
ノンノ
株式会社TheNewGate GC事業部の「ノンノ」と申します。
PRTimesやWantedly、TechBridgeなど、社内外のメディアに記事を執筆し、発信しています。
越境ECモールの運営をはじめ、コミュニティ運営やWebサイトのSEOマーケティングにも携わりながら、「モール運営に最も近い場所から」貴重な情報をお届けしています。
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