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後発セラー向け:トップセラーの「Sold数」を分析するコツ
2026.04.30

「あのショップは月に数千個も売っている。今さら参入しても勝てるわけがない……」。検索結果に並ぶ膨大な「Sold(既販売数)」を見て、気後れしていませんか?実は、その大きな数字こそが後発セラーにとっての道標になります。トップセラーが取りこぼしている需要にこそ、あなたの勝機が隠されています。Sold数をハックし、強者と真っ向勝負せずに利益を総取りする「弱者の兵法」を伝授します。
表示されているSold数はこれまでの積み上げです。大切なのは「今」売れているかどうか。商品ページのレビューの日付をチェックし、直近1ヶ月の動きが鈍ければ、その商品はすでにもう流行っていない可能性があります。
そこで大切なのは、レビューを確認することです。広告で無理やり伸ばした数字なのか、オーガニック(自然検索)で選ばれているのか、レビューを見れば、価格だけで選ばれたのか、品質で選ばれたのかが見えてきます。
そこで、レビューの日付が数ヶ月前から止まっていれば、それは先行セラーが在庫管理を放棄している、あるいは熱を失っている証拠。そこが狙い目になります。
月間数千件をさばく大手セラーは、効率化を求めるあまり、手のかかる「細かい要望」を嫌います。セット販売の内容変更や、ニッチなバリエーションの追加など、行われていない可能性があります。
また、競合レビューの不満点を探しましょう。「梱包が雑だった」「説明書がわかりにくい」……その不満をあなたのショップで解消するだけで、顧客が移動してきます。
他にも、「日本の限定品」や「おまけのサンプル」など、大手にはできないパーソナルな対応が、後発セラーが信頼を勝ち取るために重要なことなのです。
競合が本体を売っているなら、あなたは「そのケース」や「専用の掃除キット」を売ってみましょう。本体を買った人の画面には必ず「これもおすすめ」と表示されます。
その際、最安値を競う必要はありません。むしろ「少し高いが、検品が徹底されている」「梱包が丁寧」というブランディングの方が、失敗したくないバイヤーには刺さります。

「Skincare」では勝てなくても、「Japan organic serum for sensitive skin」なら勝機はあります。Sold数が少なくても、成約率(CVR)が高いキーワードを見つけ出しましょう。
また、現地の言葉(タイ語やベトナム語など)特有の言い回しや、現地人しか使わないスラング的な検索ワードをタイトルに含めることで、競合がカバーできていない層を拾い上げます。
また、王道になりつつありますが「Japan Limited Edition」や「Direct from Tokyo」といった言葉は、現地セラーには絶対に使えない、私たちだけの最強のキーワードです。
ShopeeのSold数について、ご理解いただけましたでしょうか?
数字の大きさに圧倒される必要はありません。その数字を分解し、「自分ならどこでNo.1になれるか」を冷徹に、そして柔軟に考えてみてください。戦わずして勝てる場所を見つけたとき、あなたのショップのSold数は、気づけば競合を脅かす数字へと成長しているはずです。
この記事を書いた人
ノンノ
株式会社TheNewGate GC事業部の「ノンノ」と申します。
PRTimesやWantedly、TechBridgeなど、社内外のメディアに記事を執筆し、発信しています。
越境ECモールの運営をはじめ、コミュニティ運営やWebサイトのSEOマーケティングにも携わりながら、「モール運営に最も近い場所から」貴重な情報をお届けしています。
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