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【越境EC決済】東南アジアで主流の決済サービスを紹介!

2023.08.30


 

越境ECにおいて、スムーズな決済システムは現地のバイヤーにとって極めて重要です。それぞれの国で人気のある決済方法は違うため、出店する際は各国の違いを理解することが必要不可欠です。

この記事では、Shopeeで使える決済方法と海外で主流の人気決済サービスを紹介します。シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、台湾の各国における現地で人気の決済方法にも触れ、越境EC成功に向けたヒントをお届けします。

 

越境ECにおける決済システムの重要性

越境ECにおける決済システムは、グローバルなビジネス展開において非常に重要な要素です。顧客が安心して商品を購入し、ストレスフリーな取引を行えるかどうかは、決済システムの信頼性と利便性に大きく依存しています。

まず、国によって決済方法は多種多様であり、それぞれの文化や規制に適したものを提供することが求められます。柔軟な決済オプションを提供することで、購買意欲が高まり、売上拡大につながります。

さらにセキュリティも決済システムの重要な側面です。決済システムに信頼がなければ、顧客はそのショップを利用しないでしょう。

顧客満足度の向上、信頼性の確保、セキュリティの強化などを通じて、企業の成長と国際市場での成功を促進します。

 

越境ECでよく使われる決済方法

越境ECでよく使われる決済方法は、「クレジットカード」「デビットカード」「PayPal」などです。これらの決済方法は、グローバルに普及しており、多くの国で利用されています。特に、クレジットカードは世界中で広く利用されており、越境ECにおいても一般的な決済方法の一つです。

 

直近のトレンドとしては、モバイル決済サービスの普及が挙げられます。中国のWeChat PayやAlipay、フィリピンのGCash、インドネシアのGoPayなど、各国でモバイル決済サービスが急速に普及しています。QRコード決済は、スマホを使って簡単に決済ができるため、利便性が高いことが特徴です。

 

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東南アジアの決済方法の概要

東南アジア諸国の決済方法は多様で、国ごとに異なる特性が見られます。以下に、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、台湾の主流決済方法についての割合を示します。

 

各国での主流決済方法は地域の文化や経済状況に影響を受けており、クレジットカードや電子マネーの利用が増える一方で、現金決済が一部の国で根強く残っていることが分かります。これらの特性を踏まえて、企業は地域ごとの適切な決済戦略を構築することが重要です。

 

シンガポールでの現地人気決済方法

シンガポールはアジアの金融・経済の中心地として、先進的な決済方法が普及しています。

現在最も人気のある決済方法は、「クレジットカード」「デビットカード」そして「非接触型決済」です。また、非接触型決済は、新型コロナウイルスの影響により、ますます人気が高まっています。非接触型決済には、PayWave、PayPass、Apple Pay、Samsung Pay、Google Payなどがあり、スマホやウェアラブルデバイスを使って簡単に支払いができます。

 

キャッシュレス決済の普及状況

VISAが発表したデータ(NAVIGATING A NEW ERA IN PAYMENTS)によると、2023年時点で、シンガポールでキャッシュレス決済を使用する消費者は97%にものぼることがわかりました。

2007年以降、キャッシュレス決済は急激に普及し、2016年にはキャッシュレス普及率が58.8%に達しました。特に非接触型決済は、新型コロナウイルスの影響によりますます人気が高まっています。政府もキャッシュレス決済の普及を推進しており、国内におけるデジタル決済システムの統合の必要性を訴えています。

世界銀行の「CPMI諸国の支払い、清算決済システムに関する統計」を参考に筆者作成

 

越境ECにおける人気決済方法

シンガポールの越境ECにおける主要な決済方法はクレジットカード、PayPal、デビットカードなどです。

クレジットカード決済が可能なサイトは、全体の8割以上。クレジットカードは、Visa、Mastercard、American Expressなどが広く利用されています。シンガポールではクレジットカード決済のみでも、ECサイトは十分対応可能でしょう。

 

タイでの現地人気決済方法

タイの支払い方法はまだ現金を中心に据えており、主にスーパーや市場、屋台などでの取引が行われています。タイのオンラインショッピングにおいては、銀行振込や代金引換が一般的です。

キャッシュレス決済の普及状況

タイは現金中心の国ですが、キャッシュレス決済も段々と普及しています。

政府はこの流れを加速させるために、2019年にQRコード決済を目的とした「PromptPay」を導入しています。その結果もあり、2021年3月、公共財団法人国際通貨研究所による報告書によると、タイのキャッシュレス決済普及率は、62.3%に達しました。日本以上にキャッシュレス決済が普及している国といえます。代表的な決済サービスは、TrueMoney、LINE Pay、PromptPayなどです。

 

越境ECにおける人気決済方法

タイの越境ECでは、現金が主に使用されています。

現金が主流であるため、代金引換やATM振込といった現金決済に対応することが求められます。銀行口座を持っている人が少ないため、クレジットカードの普及率も低く、オンライン決済へのハードルは高めです。ただし、PayPalやAlipayのようなモバイル決済サービスも広がっており、利用者が増えています。

 

マレーシアでの現地人気決済方法

マレーシアは多様な文化をもつ国であり、現地で人気の決済方法も多岐にわたることが特長です。

「現金決済」が根強い地域でもありますが、近年ではキャッシュレス決済の普及も進んでいます。特に「QRコード決済」が一般的で、GrabPayやTouch’n Go eWalletなどのローカルサービスが利用されています。

キャッシュレス決済の普及状況

マレーシアでもキャッシュレス決済の普及が進んでおり、特に都市部や観光地ではクレジットカードやデビットカードの利用が一般的です。

2021年時点で、キャッシュレス決済の普及率は70.4%にのぼりました。また、スマホの普及により、モバイル決済が増えています。マレーシア政府もキャッシュレス社会を推進しており、公共交通機関や飲食店、小売店などでキャッシュレス決済を導入する取り組みが進んでいます。

越境ECにおける人気決済方法

マレーシアの越境ECにおいて最も利用されている決済方法は銀行送金であり、その割合は45%にも及びます。

主要な金融機関は、手数料が不要なモバイルアプリを提供しており、消費者は年会費が必要なクレジットカードよりもインターネットバンキングを利用する傾向があります。クレジットカード決済は10%、モバイルアプリによる電子決済は10%の利用率です。ECサイトを運営する際には、銀行送金に対応することが重要です。

 

フィリピンでの現地人気決済方法

フィリピンはアジアで急成長している国のひとつですが、未だに「現金決済」が主流です。特に地方では現金がよく使用されていますが、首都マニラなど都市部では「キャッシュレス決済」の利用も増えています

キャッシュレス決済の普及状況

フィリピンではキャッシュレス決済の普及が進んでおり、特に都市部では多くの店舗でクレジットカードやデビットカードの利用が可能です。

また、フィリピン中央銀行の支援により、モバイルウォレットの利用も急速に普及しています。GCashやPayMayaなどのモバイルウォレットは、便利な決済手段として特に若い世代に人気を集めています。

越境ECにおける人気決済方法

フィリピンでは、越境ECにおいて最も人気のある決済方法は現金払いです。

クレジットカードの普及率が低く、銀行口座を持っている人も少ないため、オンライン決済には若干のハードルがあります。しかし、最近ではPayPalやGCashなどのモバイル決済サービスが普及しており、利用者も増えています。

その他にも、銀行振込やコンビニ決済なども利用されています。ECサイトを運営する際には、現金払いに対応することが重要です。また、モバイル決済サービスの導入も検討すると良いでしょう。

 

台湾での現地人気決済方法

台湾の越境ECにおいて最も人気のある決済方法は、普及率の高い「クレジットカード」です。

また、台湾ではコンビニ店舗数が多く、「コンビニ決済」や「代金引換」によるEC決済も人気があります。商品を受け取り、内容を確認してから決済する習慣が根付いているようです。

さらに、「モバイル決済サービス」も普及しており、LINE PayやApple Payなどが利用されています。ECサイトを運営する際には、クレジットカード決済に対応することが重要です。また、コンビニ決済や代金引換にも対応すると、より多くの消費者に利用されるでしょう。

キャッシュレス決済の普及状況

台湾のキャッシュレス決済の普及状況は、日本に比べると遅れています。現金決済が一般的であり、クレジットカードや電子決済を利用する人は少ないです。

ただし、近年はスマホ決済の利用が増えており、LINE PayやApple Pay、Google Payなどが普及しています。政府もキャッシュレス決済の普及を促進しており、2025年までにキャッシュレス決済の利用率を90%にすることを目標にしています。

越境ECにおける人気決済方法

台湾の越境ECにおける人気決済方法は、クレジットカード、コンビニ払い、LINE Pay、Alipay、WeChat Payなどが挙げられます。台湾ではコンビニの数が多いため、コンビニ払いが便利に利用されています。また台湾では日本以上にLINEが普及しており、キャッシュレス決済は、LINE Payが人気です。

出典:インターネットで購入する際の決済方法(2018年、出典は資策會産業情報研究所(MIC)よりトランスコスモス台湾が作成)

 

Shopeeでの越境EC決済システム

Shopeeは、東南アジア地域で急速に成長しており、多様な決済方法を提供しています。

シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、台湾など、各国で利用されている主な決済方法が利用可能です。具体的には、「クレジットカード」や「デビットカード」、「電子マネー・決済アプリ」などが使えます。

越境ECにおける決済システムの重要性を認識し、各地域の現地での人気決済方法に対応することで、顧客の利便性を高め、越境EC市場の成長を促進しています。

まとめ

越境ECにおいて、現地の人気決済方法を理解し、地域の特性や消費者のニーズに合わせた戦略的な決済手段を導入することが重要です。

各国のキャッシュレス決済の普及状況に留意し、決済で弊害が起こらないように注意しましょう。また東南アジアを攻める場合は、中国発の決済サービスを検討することで、より広範囲のビジネス展開のチャンスがあるかもしれません。

越境ECの成功には、適切な決済システムの構築が不可欠なため、最新の情報を収集しながら進めましょう。

Shopee(ショッピー)では現地の決済システムがすでに構築されているため、自社で一から取り組む必要なく始められます。是非、Shopeeで日本から東南アジアへ向けた越境ECを始めてみては。

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Shopeeは東南アジア・台湾で、最大規模のEコマースプラットフォームです。

日本からシンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、台湾の5カ国に出店可能です。

東南アジアに向けた越境ECについては、Shopee Japan(ショッピージャパン)にご相談ください。

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この記事を書いた人

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キサラ

マーケティングや会計、ビジネス系の記事が得意です。
趣味である美容やファッション関連の記事も執筆することがあります。
ご自身を一言で表すと:時に熱く、時に冷静

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