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越境ECに適用となる補助金の5種類の最新版の紹介

2023.08.30


「これから越境ECを始めたいけど、該当する補助金はあるの?」

「補助金をフル活用して、できる限り初期費用を押さえたい!」

 

この記事では、越境ECで使える5つの補助金について、最新情報(令和5年8月現在)をまとめました。これから越境ECを始める方はもちろん、すでに越境ECに取り組んでいる方が使えるものもありますので、ぜひ越境ECを助ける補助金の申請にチャレンジしてみましょう。

 

越境ECで使える補助金のメリット・デメリット

越境ECを始める場合には、事業計画と並行して補助金の使用を検討してみましょう。補助金にはデメリットもありますが、それ以上に金銭的に大きなメリットを得ることができます。

ここでは、越境ECに補助金を取り入れた時の、メリット・デメリットを解説します。

 

越境ECで使える補助金のメリット

①コスト負担を軽減できる

越境ECは、商品の配送、翻訳、通関手続き、外国市場のマーケティングなど、運営にとても多くの経費が必要となります。これらのコストに補助金を充てることで、売上が発生しにくい初期段階においてコストを軽減できます。

②返還する必要がない

補助金は、交付金や助成金などと同じく、返還する必要がありません。ですので、採択された金額がそのまま費用負担の軽減につながるので、自己資金の負担を減らせます

③事業拡大に繋がりやすい

補助金で初期段階の自己負担を軽減することで、売上をさらなる事業拡大に投資することができます。

たとえば、海外展示会や商談会への参加、新規市場の調査などに用いることで、直接的なビジネスチャンスをつかむキッカケとなります。

 

越境ECで使える補助金のデメリット

①申請書類を作成する手間

補助金に申請するためには、基本的に事業計画書を作成する必要があります。

また補助金の種類によっては、提出する書類の量が多い場合があります。ですが、これから行う事業の計画書を作るということは、補助金申請の有無に関わらず重要なことですので、無駄な作業にはなりません。

②補助金支給後の報告書提出

多くの補助金では、補助金が支給されたあとの数年間は、事業の経過などを報告するための報告書の提出を求められます。補助金は支給されたからもう終わり、というものではなく、支給後にもしっかりと経過報告をしなければいけません

 

越境ECでの補助金で対象になる経費

越境ECでの対象経費の一例としては、以下のものがあります。

・ECサイト構築・運用システムの導入費用

・ショッピングカートシステムの導入費用

・在庫管理システムの導入費用

・CRM(顧客管理)システムの導入費用

・データ分析ツールの導入費用

・ネット広告費用(一部補助の対象となる場合あり)

・関連する研修費用

・ITツール利用支援サービス利用料

・その他

上記は一例であり、実際にこれから申請する補助金によっては、それぞれで細かく対象経費が分類されています。詳しくは、実際に申請する補助金窓口に問い合わせてみましょう。

 

越境ECで使える5つの補助金

越境EC事業で使うことができる5つの補助金について、概要と注意点をまとめました。

 

①IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入し、業務効率化や売上拡大を図るための支援を目的とした補助金です。

【公式サイト】https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/

 

IT導入補助金には3つの制度があり、最大で導入費用の3/4が補助されます。

  1. 通常枠…IT導入による生産性向上が目的。A型とB型の2種類がある。
  2. デジタル化基盤導入枠…生産性向上、企業間取引のデジタル化、インボイス制度対応などが目的。
  3. セキュリティ対策推進枠…サーバーセキュリティ対策の強化が目的。

以下、それぞれを詳しく解説します。

 

1.通常枠

通常枠には、A類型、B類型の2種類があります。最大450万円までの補助を受けることができます。

類型 A類型 B類型
補助額 5万円~150万円 150万円~450万円
最大補助率 1/2 1/2
対象経費
  • 在庫システム
  • 物流システム
  • 顧客対応システム
  • その他
  • 在庫システム
  • 物流システム
  • 顧客対応システム
  • その他

 

2.デジタル化基盤導入類枠

通常枠よりも、さらに企業間のデジタル化やインボイス制度対応に特化した枠です。最大350万円の補助を受けることができますが、申請する金額に応じて、補助率が変動する仕組みです。対象経費は、大きく分けてソフトウェアとハードウェアの2種類があります。

 

ソフトウェア
補助額 (下限なし)~50万円 50万円~350万円
最大補助率 3/4 2/3
対象経費
  • 会計ソフト
  • 受発注ソフト
  • 決済ソフト
  • ECサイト
  • その他
  • 会計ソフト
  • 受発注ソフト
  • 決済ソフト
  • ECサイト
  • その他
ハードウェア
補助額 ~10万円 ~20万円
最大補助率 1/2 1/2
対象経費
  • PC
  • タブレット
  • その他
  • レジ
  • 券売機
  • その他

※ハードウェアについては、ソフトウェアの購入先として選定したIT導入支援事業者からの購入に限ります。

 

3.セキュリティ対策推進枠

ECサイトや決済システムなどのセキュリティ対策に関する費用が対象です。

類型 セキュリティ対策推進枠
補助額 5万円~100万円
最大補助率 1/2
対象経費
  • サービス利用料(最大2年分)

 

②事業再構築補助金

新分野展開、業態転換、事業・業種転換など、思い切った事業再構築を目指す中小企業等の挑戦を支援する補助金です。事業規模などの要件により、申し込みできる枠が決まっています。

【公式サイト】https://jigyou-saikouchiku.go.jp/

 

中小企業枠

【対象の目安】申請事業者の大多数はこちらが該当(中堅企業未満)

類型 通常枠 卒業枠
補助額 100万円~6,000万円 6,000万円~1億円
最大補助率 2/3 2/3
対象経費
  • ウェブサイト関連費
  • 広告宣伝費
  • 会計ソフト
  • 受発注ソフト
  • 決済ソフト
  • その他
  • ウェブサイト関連費
  • 広告宣伝費
  • 会計ソフト
  • 受発注ソフト
  • 決済ソフト
  • その他

 

中堅企業枠

【対象の目安】資本金が1億円~10億円程度、従業員数500人以上

類型 通常枠 グローバルV字回復枠
補助額 100万円~8,000万円 8,000万円~1億円
最大補助率 1/3〜1/2 1/2
対象経費
  • ウェブサイト関連費
  • 広告宣伝費
  • 会計ソフト
  • 受発注ソフト
  • 決済ソフト
  • その他
  • ウェブサイト関連費
  • 広告宣伝費
  • 会計ソフト
  • 受発注ソフト
  • 決済ソフト
  • その他

 

③小規模事業者持続化補助金

各地にある商工会議所が取りまとめる、管轄地域の事業者に対しての補助金です。最大50万円が補助される通常枠をはじめ、最大200万円までの補助を受けることができます。

【公式サイト】https://r3.jizokukahojokin.info/

類型 通常枠 通常枠以外
補助額 50万円以内 200万円以内
最大補助率 2/3 2/3
対象経費
  • ウェブサイト関連費
  • 広告宣伝費
  • その他
  • ウェブサイト関連費
  • 広告宣伝費
  • その他

 

④ものづくり補助金

新サービスや試作品の開発、生産性向上のための設備導入などを支援対象にした補助金です。正式名称を「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」といいます。

【公式サイト】https://portal.monodukuri-hojo.jp/

 

ものづくり補助金には、現在5つのコースがあります。

  • 一般型(通常枠)
  • 一般型(回復型賃上げ・雇用拡大枠)
  • 一般型(デジタル枠)
  • 一般型(グリーン枠)
  • グローバル展開型

 

この中でも、越境ECに特に向いているコースが「グローバル展開型」です。

 

【グローバル市場開拓枠】

類型 グローバル市場開拓枠
補助額 100万円~3,000万円
最大補助率 1/2(小規模・再生事業者は2/3)
対象経費
  • ウェブサイト関連費
  • 広告宣伝費
  • 会計ソフト
  • 受発注ソフト
  • 決済ソフト
  • その他

 

⑤都道府県独自の補助金

これまで紹介した①〜④の補助金は国が支援を行うものですが、その他にも都道府県を始めとした各自治体独自で、越境ECに使える補助金を設定しています。詳しくは所轄の自治体まで問い合わせてみましょう。

【参考サイト】https://hojyokin-portal.jp/columns/prefecture_list(補助金ポータル:都道府県から探す補助金・助成金一覧【まとめ】)

 

合わせて読みたい

 

越境ECでの補助金申請における注意点

補助金は助成金と違い、ほぼ100%支給されるものではありません。

補助金が採択されるためには、申請手続きや報告書の作成など、一定の手続きが必要です。申請すれば必ず受給できるというものではありませんので、注意しましょう

ここでは、補助金に合格するために重要な事業計画書について、重要な3つのポイントを解説します。

 

①補助金の用途を具体的にする

事業計画書では、補助金の用途についての具体性が求められます。

事業におけるすべての項目で、補助金を使って何をし、それによって何が達成できるのか、具体的な数字や目標を明示的に示すことが大切です。

 

②実現可能性が見える計画にする

実現がイメージできる、無理のない計画にしましょう。そのためには、具体的な戦略やアクションプラン、それを実行するためのリソースやスキルを持っていることを示すことが重要です。そして、計画が達成されたときに事業がどのように成長するのか、そのビジョンを計画に盛り込みましょう。

 

③社会貢献性の要素を入れる

事業計画書には、申請する事業が社会にどのようなプラスの影響を与えるかというような、社会貢献性があることも重要です。

自社の事業が地域や社会、業界にどのようなポジティブな影響を与えるのかを具体的に盛り込みましょう。

 

まとめ

この記事では、越境ECで使える5つの補助金の概要と、事業計画書作成のポイントを解説しました。

越境ECを事業化する様々な方法において、できるだけ初期投資を抑えて越境ECをスタートさせるためにおすすめなのが、東南アジアを中心とした越境ECプラットフォームのShopeeです。

 

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この記事を書いた人

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小太郎

越境ECで脱サラした人。
ある日本の商品に特化して全世界に販売。
現在はECを組織化しライターとして活動中。
自分を一言で表すと→努力が上手い凡才

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