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越境ECの価格設定はどう決める? コスト計算の方法と利益を確保するポイントを解説
2026.08.29

越境ECで商品を販売するなら、「どのくらいの価格なら海外のユーザーに購入してもらえるのか」を考えることが大切です。
国内で販売している価格をそのまま設定するのではなく、販売する国の相場や競合商品なども確認しながら、納得感のある価格を決める必要があります。
本記事では、越境ECで価格を設定するときに知っておきたいポイントを紹介します。
越境ECで商品を販売するなら、価格設定は避けて通れないポイントです。
「この商品は日本で3,000円だから、海外でも3,000円で販売しよう」と簡単に決めてしまうと、思ったように利益が残らないことがあります。
海外へ商品を届けるための送料やECモールの販売手数料など、商品を販売するまでにはさまざまな費用がかかるためです。
また、販売する国によって商品の相場も異なります。
日本では手頃な価格の商品でも、海外では高く感じられることもあれば、反対に日本の商品だからこそ、多少価格が高くても購入したいと考えるユーザーもいます。
そのため、越境ECでは、「自分がいくら利益を出したいか」だけでなく、「現地のユーザーがいくらなら購入してくれるか」という視点も持って価格を決めることが大切です。

では、実際に価格を決めるとき、どのようなコストを考えればよいのでしょうか。
まずは、商品を販売してから購入者のもとへ届けるまでに、どのくらいの費用がかかるのかを整理してみましょう。
【商品原価】
最初に確認したいのが、商品の仕入れや製造にかかる費用です。
当然ですが、商品原価が高ければ、その分だけ販売価格も高く設定する必要があります。
また、商品の仕入れにかかる送料などがある場合は、それらも含めて「商品を用意するまでにいくらかかっているのか」を確認しておくと安心です。
【販売手数料】
ShopeeなどのECモールを利用して海外販売を行う場合、販売手数料などの費用が発生します。
「3,000円で販売して、仕入れが2,000円だから1,000円の利益」と考えていても、実際には販売手数料などが差し引かれるため、手元に残る金額はさらに少なくなります。
販売するプラットフォームによってかかる費用は異なるため、事前に確認しておきましょう。
【海外への送料】
越境ECでは、国内販売と比べて送料が高くなることがあります。
商品の大きさや重さ、配送する国によっても送料は変わるため、価格を決める前に「この商品を海外へ送る場合、送料はいくらかかるのか」を確認しておくことが大切です。
送料を販売者側が負担する場合は、その分も販売価格に含めて考える必要があります。
【関税や輸入にかかる費用】
販売する国や商品の種類によっては、関税や輸入に関する費用が発生する場合があります。
誰が負担するのかは販売条件によって異なるため、販売前に確認しておくと安心です。
「商品が売れた後に、思わぬ費用が発生してしまった」ということがないよう、あらかじめ必要なコストを確認しておきましょう。
【為替の変動】
海外販売では、日本円ではなく現地通貨で価格を表示することも多いため、為替の変動も無視できません。
販売を始めたときは問題なく利益が出ていても、為替レートが変わることで、想定していた利益が少なくなる可能性があります。
そのため、価格を決めるときは、為替が変動することも考えておくとよいでしょう。

越境ECで価格を決めるときは、まず「商品を販売するために、全部でいくらかかるのか」を整理してみましょう。
例えば、
商品原価+送料+販売手数料+その他の費用=販売にかかるコスト
というように、必要な費用を一つずつ洗い出していきます。
そのうえで、「この商品を販売して、いくら利益を残したいのか」を考えて販売価格を決めます。
ただし、販売手数料が販売価格に応じて発生する場合は、単純に「コスト+利益」で計算するだけでは不十分なこともあります。
そのため、価格を決めた後は、実際にその価格で販売した場合、すべての費用を差し引いていくら手元に残るのかまで確認しておきましょう。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、ここを曖昧にしてしまうと、「売れているのに利益が出ない」という状況になってしまう可能性があります。
越境ECで商品を販売するなら、価格設定は「なんとなく」で決めず、しっかりとコストを計算しておくことが大切です。
商品原価だけでなく、海外への送料や販売手数料、関税、為替の変動なども考慮し、「商品が1個売れたときに、最終的にいくら利益が残るのか」を確認しておきましょう。
また、利益を確保することだけを考えて価格を高く設定すると、現地ユーザーから「ちょっと高い」と思われてしまう可能性もあります。
そのため、実際に販売する国の市場価格や競合商品の価格をチェックし、「利益を確保できる価格」と「ユーザーが購入しやすい価格」のバランスを考えることが重要です。
越境ECは、販売を始めて終わりではありません。販売後の売れ行きや利益を確認しながら、必要に応じて価格を見直していくことも大切です。
最初から完璧な価格を決めようとするのではなく、実際の販売データを見ながら少しずつ改善し、自分の商品に合った価格設定を見つけていきましょう。
この記事を書いた人
ノンノ
株式会社TheNewGate GC事業部の「ノンノ」と申します。
PRTimesやWantedly、TechBridgeなど、社内外のメディアに記事を執筆し、発信しています。
越境ECモールの運営をはじめ、コミュニティ運営やWebサイトのSEOマーケティングにも携わりながら、「モール運営に最も近い場所から」貴重な情報をお届けしています。
ちょっとしたヒントやアイディアが、皆さまの日々を彩りますように。
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