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2025.01.27

マレーシア化粧品市場とトレンド:月間3700万クリックのEC売れ筋も
▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 成長を続けるマレーシア経済。なかでも、化粧品市場は海外からの参入が多く、今後もさらなるビジネス拡大の可能性を秘めています。 本記事では、マレーシアの化粧品市場の現状と今後の可能性を解説。また、東南アジア圏で最大規模、さらにマレーシアで最もクリックされている越境ECサイトShopeeの売れ筋データも参考にしながら、マレーシアの化粧品市場への参入のポイントを探ります。 本記事では、現時点のできるだけ正確な情報提供を心掛けておりますが、国際情勢や各国の法規制の変更などにより、今後何らかの変更が生じる可能性もあります。利用者は各自、最新情報を確認するようにしてください。 Shopeeおよび執筆者は利用者の確認不足によって発生したいかなる損失に対しても責任を負いかねますのでご了承ください。本記事で提供している情報は、利用者の判断・責任においてご参照ください。 成長中のマレーシア市場、注目の化粧品は? マレーシアの化粧品市場は、同国の経済成長とともに拡大を続けています。マレーシアはASEAN諸国のなかでも国民1人あたりのGDPが比較的高く、シンガポール、ブルネイに次ぐ第3位。2022年には国民1人あたりのGDPは13,000USドルを超えました。 またマレーシアの人口における若年層の割合も高く、人口の年齢中央値は30.4歳(2022年)。高齢化が進む日本とは対照的に、マレーシアでは若い消費者が市場の大きな割合を占めており活発です。 急拡大するマレーシアの化粧品市場 マレーシアの化粧品市場(スキンケア、ヘアケア、カラーコスメ、バス・シャワー製品など)の規模はで2019年に100億リンギ(約3,070億円、@30.7リンギ)を超え、2021年には113億リンギ(約3,469億円)となりました。その成長も著しく、2017年〜2021年における化粧品市場全体の年平均成長率は5.7%を記録。なお、2016年と比べると2021年には化粧品市場は31.6%も拡大したことになります。 こうした好調な経済成長を背景に、マレーシアの化粧品市場は今後も成長が見込まれています。2026年にはマレーシアの化粧品市場規模は187億リンギ(約5,740億円)、 対2021年比で65.1%伸びるのではないかという予測もあります(ユーロモニター・インターナショナル)。 また、富裕層の増加にともない、高価格帯のプレミアム化粧品の需要もさらに高まるのではと予想されています。 販売総額が特に大きいのはスキンケア製品 マレーシアの化粧品市場において、販売額の大きな割合を占めるのはスキンケア製品です。2021年における販売金額の構成比は35.3%でした。また販売金額の成長率も著しく、2017年〜2021年では年平均 7.1%ずつ増加しており、2021年単年では対2016年比で 40.8%という急成長でした。 出所:JETRO マレーシアにおける化粧品市場の概況とトレンド(1) を基に独自作成 次に構成比が大きいのはオーラルケア(15.6%)、ヘアケア(13.8%)、バス・シャワー 用品(13.7%)、メンズグルーミング(10.4%)でした。注目の商品カテゴリーはバス・シャワー用品で、対2016年比で販売額が約1.5倍に増えました。また、マレーシアの人口増加を背景に、ベビー・子供専用製品も年平均成長率6.0%と堅調に増加しています。 アジアブランドの存在感!注目される日本の化粧品ブランドは? 経済成長と消費拡大を続けるマレーシアの化粧品市場において、日本ブランドの化粧品はどのような存在なのでしょうか? 2021年のスキンケア部門ブランド別シェアについて、上位25位までのうちアジア発のブランドが8つ、計16.9%のシェアを占めました。アメリカ資本のブランドは35.6%、ヨーロッパ資本は15.1%のシェアで、アジア発のブランドはヨーロッパのそれを上回る結果となりました。 マレーシア化粧品市場:スキンケア製品のブランド別シェア(2021年) 上位 資本国籍 ブランド 企業名 ブランド別シェア(%) 1 アメリカ SK-II プロクター・アンド・ギャンブル […]
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2025.01.21

フィリピンの物価は日本の1/3?知っておきたい物価とビジネス成功のコツ
▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 「フィリピンは物価が安い」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、実際のリアルなフィリピンの物価とあなたのイメージにはギャップがあるかもしれません。 この記事では、フィリピンの物価事情や、フィリピンでビジネスを成功させるコツを解説します。フィリピンでビジネスを始めることを検討している人は、本記事を参考にしてください。 フィリピンは、東南アジアの中でも親日国として知られていますが、実際どのような国かを以下の2つの見出しで紹介します。 東南アジアの中でも高い経済成長率を誇るフィリピン 日本との関係性:親日的で日本語が通じやすい一面も どのような国かを把握したうえで、フィリピンの物価について知りましょう。なお、フィリピンの基本情報は以下の表を、参考にしてください。 首都 マニラ 人口 1億1,612万2,811人(2024年時点) 言語 タガログ語、英語 通貨 フィリピンペソ 地理/気候 気温・湿度の高い熱帯モンスーン気候 東南アジアの中でも高い経済成長率を誇るフィリピン フィリピンは東南アジアの中でも高い経済成長率を誇っています。例えば、2021年のフィリピンの実質GDP成長率は5.7%でした。一方で、同年の日本の実質GDP成長率は1.7%です。フィリピンは日本と比べて高い経済成長率であることが分かります。GDP成長率を産業別でみると、農林水産業が前年比1.2%、鉄工業が3.6%、サービス業が7.2%でした。サービス業の成長が著しいことがわかります。 また、フィリピンの平均年齢は2024年時点で約25歳というのも特徴的です。多くの労働力を抱えている国といえるでしょう。 なお、フィリピンの平均年収は48万円です。 収入格差が激しく平均年収は日本よりはるかに低いですが、フィリピンには富裕層もいます。フィリピンには約55億円の資産を保有する超富裕層が、570人もいると明らかになっています。 日本との関係性:親日的で日本語が通じやすい一面も フィリピンは、親日的で比較的日本語が通じやすいと言われています。実際にアウティングコンサル会社が調査した結果、なんとフィリピン人の回答率で日本を「大好き」「好き」がトータル100%でした! 参照:アウティングコンサル株式会社|2024年【世界14カ国・地域の親日度調査】日本への好感度、訪日意欲について フィリピンが親日な理由は、日本が定期的にフィリピンに対する援助をしていることが大きいでしょう。現在日本は、フィリピンに対してインフラや人材育成、衣食住の整備などさまざまな援助をしています。 また、日本はフィリピンにとって最大の輸出相手国です。このアドバンテージをうまく活かし、Shopeeで海外販売に挑戦することも後押しできます。 フィリピンの物価は本当に日本の1/3? フィリピンの物価は、おおよそ日本の1/3だといわれています。例えば、日本で外食のランチをすると1,000円はかかりますが、フィリピンでは400円程度です。ただ、フィリピンといっても地域によって値段差があります。 首都のマニラは物価が高い傾向にあり、バギオやバゴロドなどの地方都市では生活コストがさらに低下します。そのためフィリピンでビジネスを始めるのであれば、都市ごとの物価状況を把握しておかなければなりません。 フィリピンの物価を徹底解説 ここでは、フィリピンの物価について以下の5つの項目で紹介します。 生活用品 食品 住居費 交通費 通信費 […]
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2024.12.12

なぜ今ベトナム越境ECが注目されるのか?日本からの越境販売を開始したShopeeが魅力を解説
なぜ今、ベトナムへの越境ECが注目されているのでしょうか? 急速な経済成長が続くベトナムに向けて、越境ECで進出しようと考える日本企業が増えています。 本記事では、ベトナムの越境EC市場が注目される理由から、ハードルを感じやすいポイント(物流インフラ・法規制・言語)などを交え、越境ECで期待が高まる理由を徹底解剖していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 最新版:ベトナム越境EC市場の現在 越境ECの進出先として、注目が集まっているベトナム。なぜ今ベトナムなのでしょうか? かつての発展途上国のイメージを覆す、現在のベトナム越境EC市場について、最新情報を交えて解説していきます。 ベトナム独自の背景、だから高水準の経済成長が続く ベトナムの2023年における実質GDP成長率は5.05%でした。2024年も第1四半期(1~3月)は5.66%と高水準を維持し、ベトナムでは好調な経済成長が続いています。(JETRO発表、前年比) ちなみに、日本における2024年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率は-0.7%とマイナス成長。ベトナムの経済とはかなり開きがあります。 ベトナムの好調な経済成長の背景には、独自の政策が関係しています。ベトナムは以前、完全な社会主義国でした。ですが、1986年に施行されたドイモイ政策により、社会主義体制を維持しつつも緩和し、資本主義的な市場経済を導入しました。この政策により、これまでは配給制だった生活が「お金でものが買える経済」へと大きな変化を遂げたのです。 世界で資本主義経済が始まったのは18世紀のことです。資本主義が浸透し、すでに経済が成熟している他の先進諸国と比べ、1980年代に資本主義を始めたばかりのベトナムでは、残された経済成長の伸び代はかなり大きなものです。1990年以降も高い経済成長を記録してきましたが、現在も高い水準で成長を続けています。 人口1億人、平均年齢31歳。若者が成長を支えるベトナム ベトナムの人口は約1億人で、世界で上位16位にランクインするほど多くの人が住んでいます。そして、ベトナムでは平均年齢も31歳と非常に若いのが特徴です。なかでも20歳後半の割合が高いため、その若い労働力を背景に、今後のさらなる経済発展が期待されています。 ちなみに、日本の平均年齢は48.4歳に達しており、ベトナムとは17歳以上の開きがあります。日本の人口は約1億2千万人ですが、人口全体の高齢化が進んでいるため、国全体の労働力も高齢化を迎えています。経済の成熟と労働力の高齢化により、国内経済に活気を取り戻すには大きなテコ入れが必要な状況となっているのです。 このように、日本と比較しても、ベトナムには今後も引き続き大きな経済発展の可能性があることがわかります。 5年で一気に5倍に成長、ベトナムのEC市場 急速な経済成長と若く活力のある労働力に支えられ、ベトナムではEC市場も勢いよく成長しています。 ジェトロによると、ベトナムのEC市場は2018年から2022年の5年間でなんと5倍の規模に成長しました。 その背景には、ベトナム政府がECの普及・拡大に積極的であることが挙げられます。EC取引に関する法的枠組みは2013年以降に整備され、その後も継続的に改善されています。 さらにECの発展に不可欠な電子決済も一般消費者へ急速に普及しており、2025年にはベトナムのEC取引全体の50%を電子決済が占めると予想されています。 このように、EC市場の拡大および電子決済の普及により、今やベトナム国民の日常生活にECは広く浸透し、欠かせないものになってきました。 昨今、ベトナムが越境ECの参入先として注目されている理由は、国境を越えるEC販売に好条件な市場規模・販売環境が急速に整ってきていることがあげられます。 なぜ今ベトナムなのか?越境ECユーザーの意識調査でわかる新たな可能性 急速な経済成長とEC市場の拡大が続くベトナムでは、日本の商品にも高い需要があります。 こうしたニーズの高まりから、東南アジア市場で最大級の越境ECプラットフォームShopeeでは、2024年4月より日本からのベトナム越境販売を開始しました。 Shopeeはベトナム市場において既に高いマーケットシェアがあったため、日本からの越境販売開始を待ち望んでいた企業・消費者も多かったのではないかと思います。 ベトナム市場への越境販売の開始を機に、Shopeeの日本法人、ショッピージャパン株式会社では独自の意識調査を行いました。 調査名称:ベトナムでの越境ECに関する意識調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2024年5月14日〜同年5月15日 有効回答:越境ECを実施しており、ベトナム市場での越境EC事業を実施しているまたは、今後検討している経営者・役員104名 ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 ベトナム越境ECへの進出理由、1位は日本製品への高い信頼 「Q1.あなたが、ベトナムでの越境ECを検討している/した理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「日本製品に対する信頼度が高いから」が54.8%、「EC利用率が高いから」が52.9%、「持続的な経済成長が見込めるから」が44.2%、「人口が増加しているから」が44.2%という回答となりました。 日本製品に対する信頼度が高いから:54.8% EC利用率が高いから:52.9% 持続的な経済成長が見込めるから:44.2% 人口が増加しているから:44.2% EC市場が成熟しきっておらず、市場開拓の余地があるから:34.6% […]
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2024.12.11

Shopeeはセール設定が大事!売上激増のチャンスを見逃さないで
Shopeeの運営ではセールの設定が非常に大切です。それはなぜか? Shopeeが商圏とする東南アジア・台湾の消費者にとって、セールは欠かせないものだからです。 毎月のように大小さまざまなセールが開催されているShopeeですが、セールの設定は意外と簡単です。 本記事では、Shopeeでの運営に欠かせないセール設定を解説していきます。年間スケジュールも紹介していますので、セール計画にもお役立てください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Shopeeでは、なぜセールが大事? 越境EC、特に東南アジア向けの越境EC販売ではセール設定が大事。なぜなら消費者が大規模なセールに慣れており、当然のようにセールが開催されるのを待っているからです。 このように、割引に慣れた消費者が多い東南アジアでは、セールを行わないとあっという間に競合に負けてしまいます。 東南アジア市場では、商品価格の割引のほか、まとめ買い割引などの様々な種類のセールが行われています。 こうしたセールは単なる在庫消化だけでなく、まだ自店で買い物をしたことのない新規顧客の取り込みにも有効です。つまり、販売促進だけでなく認知向上も期待できるのです。 次々に新規参入が続く越境ECでは、どれだけ新規顧客を獲得できるかが今後の成長を左右します。Shopeeにおける効果的なセール設定について、次章から詳しく解説していきます。 乗り遅れないで!Shopeeの主要セール一覧 東南アジア向けの越境ECで生き残るには、欠かすことのできないセール。ここでは、Shopeeの主要なセールをご紹介します。 ピークデイとメガキャンペーン Shopeeでは、消費者の購買意欲を盛り上げる大小さまざまなセールが毎月のように行われています。 なかでもピークデイとメガキャンペーンは押さえておきたいセールです。 毎月開催、ピークデイ Shopeeが東南アジア各国の祝祭日や、毎月のゾロ目の日に合わせて購買欲を盛り上げるショッピングイベントを設定しています。 *ゾロ目の日とは、2月2日や4月4日のように、「月」と「日にち」の数字が同じになる日。1年に12日あります。 出典:https://shopee.jp/edu/webinarDetail/6211 Shopeeがプラットフォーム上での集客や販促施策を集中して行うため、トラフィックや売上の伸びが見込まれる。 出店者は、ピークデイに合わせて販促施策(バウチャーやディスカウントなどのセール設定)を実施すると相乗効果が期待できます。 規模が大きなメガキャンペーン 毎月ゾロ目の日に開催されるピークデイの中で、特に大規模なセールをメガキャンペーンと呼びます。 上半期最大は6月、下半期は9月から12月にかけて開催される4つの大型セールが盛り上がります(9月9日、10月10日、11月11日、12月12日)。なかでも、「ダブルイレブン(独身の日)」と呼ばれる11月11日のセールが最大規模です。 出典:https://shopee.jp/edu/webinarDetail/6211 押さえておきたい、Shopeeの主要セール年間一覧 毎月のようにさまざまなセールが開催されているShopee。セールの目的や期間もさまざまです。 年間のスケジュールを知って、効果的なセール計画にお役立てください。 1月・2月(旧正月・チャイニーズニューイヤー) Chinese New Year Sale(チャイニーズニューイヤーセール) シンガポール、マレーシア、タイなど、中華系の人口も多い東南アジアの国々。これらの国々では中国と同じように旧正月(春節)を盛大に祝う風習があります。 縁起が良いとされる赤色や金色の装飾物を飾り、花火や爆竹などで新年を祝います。日本のお正月のような旧正月は、新年を祝う縁起物をはじめとした、あらゆる商品がセールとなります。 旧正月は、毎年スケジュールが変わります。理由は、月の満ち欠けをもとにした旧暦に基づいているためです。年によって1月22日〜2月19日の間が旧正月となります。旧正月は多くの人が旅行に出かける大型連休としても有名です。 6月6日〜7月7日(上半期最大のセール) Great […]
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2024.12.11

日本製品の魅力とは?海外での売れ筋ランキングから読み解く最新トレンド
なぜ日本製品が海外で人気があるのでしょうか? 国内に住む日本人とは異なる視点とニーズがある海外市場。想像以上に、日本製品が海外で高く評価されるシーンが増えています。 着物、富士山、漫画やサムライカルチャーだけではない、日本製品の魅力とは?越境ECサイトShopeeによる独自の売れ筋ランキングデータを交えながら、現代のニーズに即した最新トレンドをご紹介します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 海外から見た日本製品の魅力とは? 海外からみた日本製品の魅力は大きく分けて、①高品質 ②安心・安全 ③独自の文化、の3つに分類することができます。 例えば「独自の文化」については、これまで着物やサムライカルチャー、漫画などの比較的ニッチなジャンルが代表的だと思われてきました。しかし最近は、食品などをはじめとしたより幅広い消費者層に向けた日本製品のニーズも増えています。 海外の幅広い消費者から日本製品の支持が高まっている理由には、来日した海外観光客が持ち帰ったお土産をきっかけとしたリピート購入、海外に進出する日本製品のバリエーションが増えた、日本製品の認知度が全体的に上がったなどの背景があります。 国や地域によって異なる、日本製品の魅力 「海外」と一言で言っても、世界にあるのは195カ国。国や地域によって日本製品の魅力は変わります。 その理由は、各地にいる消費者の価値観が異なるから。多種多様な価値観をもつ消費者が考える日本製品の魅力を一言でまとめようとするのは少し無理があるでしょう。 本章では、多種多様な消費者の価値観を踏まえて、国や地域別に日本製品の魅力を解説していきます。 日本製品を高く評価:東南アジア市場 東南アジアにおける日本製品への評価や信頼は非常に高い傾向です。それはすなわち、日本製品が持つ、安全性のイメージや高品質への評価とも言えます。 というのも、東南アジアでは現地で生産された商品は安全性や品質が定かでないものも多く、内容を偽って販売されることも珍しくありません。東南アジア圏では、「安心」や「安全性」を魅力と考える価値観があり、それが日本製品への評価につながっているのです。 また、紫外線が強い土地柄、紫外線予防やダメージケアに高い効果を発揮する日本の美容化粧品も人気です。東南アジアの消費者は体型や体質も日本人と近いため、身につけるアパレル商品や化粧品なども日本規格のまま流通しやすいというメリットもあります。 東南アジア市場における日本製品の魅力 高品質 安心・安全 機能性が高い 食品のバリエーション …など ジャンルによっては日本製品を高く評価:アメリカ市場 アメリカにおけるEC市場は非常に大きく、中国に次ぐ世界第2位の規模です。アメリカのEC売上高は2023年に1兆1,370億ドルに到達し、5,980億ドルだったコロナ禍前の2019年と比べると約1.9倍に成長しました。(参考:JETRO 地域・分析レポート) EC市場規模の大きなアメリカですが、価値観の違いにより東南アジアほどMADE IN JAPANが評価されないケースも多いのも事実です。 というのも、アメリカでは消費者がそもそも安全性や高品質に強いこだわりがないためです。リスクや危険性をできるだけ排除しようとする日本の国民性と比べ、アメリカ人にとって「リスクはあって当然のもの」。 リスクを受け入れ、あまり恐れないアメリカ人にとって、安全性は必要不可欠というより自分の希望に応じて装備する「追加オプション」なのです。ですから、安全にコストをかけられる消費者が「あえて追加で買うもの」という考え方が主流です。(参考:日本と欧米の安全・リスクの基本的な考え方について) アメリカにおいて日本製品の魅力は比較的限定的ですが、追加料金を払ってでも安全性や品質を求めたい分野では評価が高くなります。車社会で長距離運転が日常的なアメリカでは、車に関する日本製品が人気です。 日本製品の安全性や品質が高く評価される分野 中古タイヤ 自動車・バイクのパーツ カメラなどの電化製品 …など その他には、独自の文化である漫画に関連したグッズなども一部の消費者に人気があるでしょう。 […]
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2024.11.29

Shopeeオーダーキャンセルとペナルティについて知るべきポイント
越境ECでは、さまざまな理由からオーダーキャンセルが生じる場合があります。キャンセルが頻繁に生じるセラーにはペナルティがあり、深刻な場合は出品制限やアカウント凍結となるケースもあります。 どんな場合にキャンセルが生じるのか、またできるだけキャンセルを避けるには? 本記事では、オーダーキャンセルの仕組みやペナルティ制度など、Shopeeセラーが知っておきたいポイントについて総合的に解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 本記事では、現時点のできるだけ正確な情報提供を心掛けておりますが、国際情勢や各国の法規制の変更などにより、今後何らかの変更が生じる可能性もあります。利用者は各自、最新情報を確認するようにしてください。 Shopeeおよび執筆者は利用者の確認不足によって発生したいかなる損失に対しても責任を負いかねますのでご了承ください。本記事で提供している情報は、利用者の判断・責任においてご参照ください。 Shopeeオーダーキャンセルについて 海外の消費者へ向けた越境ECでは、配送遅延や文化の違いなど、様々な要因でオーダーキャンセル(注文の取り消し)が発生することがあります。 Shopeeにおけるオーダーキャンセルは、主に下記の3タイプがあります。 ① 購入者のリクエストによるキャンセル ② セラーの自己都合(在庫切れなど)によるキャンセル ③ システムによる自動キャンセル システムによる自動キャンセルは、主に、Shopeeが定める指定期限までにセラーまたは購入者から必要な対応がなされなかった場合に生じます。 1.キャンセル手続きの流れ Shopeeでのキャンセル手続きの流れには ①購入者がキャンセルを行う場合 ②セラーがキャンセルを行う場合の2タイプがあります。 ① 購入者がキャンセルを行う場合 注文をしてから商品を受け取るまで、購入者はさまざまなタイミングでキャンセルのリクエストができます。 ■ キャンセルができる時期 商品出荷前 購入者は商品が出荷される前であれば、いつでも即時キャンセルが可能です。 商品が出荷される前とは、商品がセラーから配送業者に引き渡される前のこと。つまり、無在庫セラーは商品を取り寄せている間にキャンセルを受ける可能性もある点に注意が必要です。(できるだけ時間をかけずに商品を取り寄せるよう心がける) また、セラーが発送処理をしておらず(=管理画面上で「Arrange Shipment」が押されていない)、かつ即時キャンセル期間を経過していない場合も、購入者は即時キャンセルすることができます。 *【更新】購入者のキャンセル期間延長(配送業者によるスキャン前まで即時キャンセル可能)についてはこちら 商品出荷後(セラーが承認した、またはセラーが期限内に対応しなかった場合) 出荷完了後も購入者はキャンセルのリクエストが可能です。ただ、購入者からのキャンセルリクエストに応じるかどうかは、セラーの判断次第となります。 即時キャンセル期間と購入者からのキャンセルリクエストへの回答期限は、マーケットによって異なります。詳しくはこちらをご確認ください。 購入者の即時キャンセル・キャンセルリクエストへの回答期限についてより […]
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2024.11.21

【人気シリーズ最新版】東南アジアで人気の日本の売れ筋商品<ミニカー / ベイブレード編(ホビー&コレクション)>
ホビー&コレクションカテゴリーの中でも、特にファンからの人気が高い「BEYBLADE(ベイブレード)」と「ミニカー」。現状、日本セラーからの出品はまだまだこの需要に追いついておらず、今後の成長が大いに期待される分野です。 本記事では、これら注目度の高いアイテムに焦点を当ててご紹介していきます。ぜひ最後まで読んでいただき、東南アジアで人気のあるジャパンアイテムをチェックしておきましょう! アカウント申請はこちらから ※今回紹介している商品は、日本セラーからの各マーケットの注目売れ筋アイテムです。Shopee独自の調査にて厳選しております。 ※各国の規制や航空可否などをご確認いただき、ご自身の責任の上でのご出品をお願いいたします。 詳細はこちら⇒(ご覧いただくにはアカウントが必要です) 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 BEYBLADE ベイブレードは東南アジア全体で支持を集めていますが、特にフィリピンで高い人気を誇り、同地域での出品を考える場合はフィリピンへのマーケット進出を検討する価値があります。 ベイブレードは1999年に日本で発売され、今年で25周年を迎えるロングヒットアイテムです。専用のスタジアムで「ベイ」と呼ばれるカスタマイズ可能なコマをぶつけ合うバトル形式が世界的に支持を集めています。その人気は国内にとどまらず、世界大会も開催されるほど。今では単なる”遊び”から、独自のベイブレード作りができるカスタマイズ性やアニメ展開、デジタル化を通じて広がり、世代を超えて愛され続ける”スポーツ”感覚のホビーとして進化し続けています。 【BEYBLADE UX-04 バトルエントリーセットU】 BEYBLADE X Beyblade X UX-04 Battle Entry Set U 出典:https://beyblade.takaratomy.co.jp/beyblade-x/lineup/ux04.html 特別カラーのベイブレード2個、ワインダーランチャー2個セット スタジアムもセットに含まれているため、すぐにバトル開始ができるセット 左の「ドランバスター」と呼ばれる青色ブレードは、外周のメタル部分が大型攻撃刃で一撃の攻撃に特化している設計になっている。一方右の黄色いブレードは、ウィザードロッドと名付けられており、遠心力を生み出すことに特化した設計になっている。その証として外周に大きい5枚刃が施されている。それぞれのパーツを組み合わせることで、攻撃・防御・持久を自由にカスタマイズすることができます。 販売元 :株式会社タカラトミー 日本流通価格 :6,050円(税込) 【BEYBLADE UX-08 シルバーウルフ3-80FB】 Beyblade X UX-08 Starter Silver Wolf 3-80FB 出典:https://beyblade.takaratomy.co.jp/beyblade-x/lineup/ux08.html ブレード、ラチェット、ビット、ワインダーランチャー付き 2024年10月12日発売 […]
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2024.11.21

Shopeeで稼げない不安を解決!初参入でオーダー400件、成功のコツを大公開
「Shopeeでショップを開設したものの、売れない」「売れても利益が少なく、なかなか稼げない」…とお悩みの方はいませんか? 特に、Shopeeを始めたばかりで運用実績がまだない時は、たくさんの商品を出品してもアクセスされていないと不安になってしまいますよね。 本記事では、Shopeeに初出店し、開設後まもなくオーダー400件を達成したショップの実例を紹介します。この実例からShopeeで稼ぐコツを学び、Shopeeで稼げない不安を解決していきましょう。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Shopeeは売れない?稼げない人の特徴 Shopeeでショップを開設したのに売れない、出品したのに稼げない……という人には共通点があります。 Shopeeで売れない・稼げない人の特徴 特徴1. 価格設定に競争力がない 特徴2. セールや割引クーポンを使いこなせていない 特徴3. 配送スピードが遅い 特徴4. コミュニケーション不足・チャット対応の質が悪い 特徴5. ショップページが東南アジア向けになっていない(デザインや色使い) 特徴6. 東南アジア特有の市場攻略法を知らない(トレンドや独自の規制等を知らない) 特徴7. 出品数が少ない 特徴8. 出品の品質が良くない 特徴9. ショップが認知されていない(広告やSEO対策をしていない) 特徴10. ショップの独自性が弱い 特徴11. 全ての作業をゼロから自分でやっている(配送などに手がかかりすぎている) いくつ当てはまったでしょうか? これらの特徴が示す課題を大きく分けると 課題 1. Shopeeが展開する東南アジア市場をよく理解していない 課題 2. WebマーケティングやEC運用の知識が浅い 課題 3. ショップの運営が効率化できていない の3つに分類できます。 課題 1. […]
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2024.10.17

【人気シリーズ最新版】東南アジアで人気の日本の売れ筋商品<フィギュア編(ホビー&コレクション)
東南アジアでは、ホビー&コレクションカテゴリーのフィギュア商品の需要が急速に拡大しており、今後のポテンシャルも非常に高いと見込まれています。また各国で高い人気を誇る日本発のアニメや漫画。そのキャラクターを手元に置きたいというコレクター心をくすぐるフィギュアは特に注目されています。 しかし、現状では日本セラーからの出品がまだ少なく、現地の需要に追いついていないのが現状です。これにより、さらにフィギュアは今、狙い目のジャンルとなっています。 本記事では、フィギュアに特化して各マーケットの特徴と注目アイテムを紹介していきます。 アカウント申請はこちらから ※今回紹介している商品は、日本セラーからの各マーケットの注目売れ筋アイテムです。Shopee独自の調査にて厳選しております。 ※フィリピン、マレーシア市場では銃や剣などの武器を持ったフィギュアは販売禁止となっておりますのでご注意下さい。 詳細はこちら⇒(ご覧いただくにはアカウントが必要です) 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 Thailand 多くの商品が日本発のアニメやマンガに関連しており、機動戦士ガンダムやゴジラ、ドラゴンボール、鬼滅の刃などは、特に海外でも高い人気を誇るシリーズです。他にもトイストーリー、スパイダーマン、僕のヒーローアカデミア、怪獣8号、Dr. STONEなどいずれの商品もコレクション性の高い商品でありファンの心をくすぐるものばかり。特に限定版や特定のシーンを再現したアイテムも多いため、子供から大人まで楽しめるアイテムが注目されています。 【鬼滅の刃 MASTERLISE 時透無一郎】 Demon Slayer MASTERLISE Muichiro Tokito 出典:https://1kuji.com/products/kimetsu17 ローソン、HMV、ユナイテッド・シネマ、一番くじONLINEなどで購入可 サイズ:約22cm ”Demon Slayer”の愛称で呼ばれている鬼滅の刃。設定は大正時代で家族を鬼に殺された主人公・炭治郎が、鬼と戦いながら妹・禰豆子を人間に戻すために奮闘する物語です。復讐や成長、家族愛というテーマに加え、主要キャラクターの想いや言葉に多くのファンの心を動かしました。また、圧倒的な作画力と迫力ある戦闘シーン、繊細なキャラクターの表情や感情表現が火をつけたポイントとも言えます。精巧に作られたフィギュアは、「鬼殺隊」「柱」「鬼」などとシリーズでも集めたくなりますね! 販売元 :株式会社バンダイナムコホールディングス 日本流通価格 :750円(税込) Vietnam スミスキーやソニーエンジェルシリーズは、ランダムで中身がわからない状態で購入するブラインドボックス形式のため、サプライズ要素が楽しめるランダム性が集めたくなるポイントになっています。これらのアイテムは、特定のシリーズやキャラクターに基づいたコレクション商品が多く、コレクター向けの商品が含まれています。他にもシルバニアファミリーやアニメ・ゲームファン向け(Fate、Madoka Magica、名探偵コナン)のフィギュアまで、年齢層が幅広いアイテムも人気が高いです! 【ソニーエンジェル ヒッパーズ ハーベスト シリーズ】 Sonny Angel HIPPERS HarvestSeries […]
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2024.10.17

最新版:海外アフィリエイト広告とは?できるだけラクに越境ECの売上を伸ばす方法
国内向けのアフィリエイト広告は情報もノウハウも溢れていますが、海外向けのアフィリエイト広告は情報が少なく、何から始めればよいか悩む人も多いのではないでしょうか。 ECの売上を効果的に伸ばせるアフィリエイト広告ですが、日本からの海外アフィリエイターを活用したマーケティング施策は競合が少なく、まだまだブルーオーシャンです。 本記事では、「どう始めればよいのかわからない……」と頭を抱える人にもわかりやすく海外アフィリエイトを解説します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! なぜ海外アフィリエイト広告がEC販売で効果的なのか? アフィリエイトとは「成果報酬型広告」とも呼ばれるインターネット広告のひとつです。 その仕組みは、まずインフルエンサーなどのアフィリエイターが、自身のSNSやブログ記事に商品を紹介するアフィリエイト広告を掲載します。その広告を経由して他の消費者が商品を購入すると、成果に応じた報酬が発生するものです。 国内では大手・中小問わず、さまざまなECサイトが参入しているアフィリエイトですが、なぜ海外アフィリエイトがEC販売で効果的なのでしょうか? 理由① 第三者の意見や口コミが重要な購買要因になる 海外アフィリエイトがEC販売で効果的とされる理由のひとつに、「口コミ効果」があります。 第三者の口コミや意見が購入の後押しとなるのは、国内・海外問わず、あらゆる販売活動で共通すること。アフィリエイトでは、アフィリエイターの投稿を通じて商品が紹介されることで、口コミと同じような効果を発揮します。 購入の際、口コミをどのくらい判断基準にするかは、国や文化によって多少ばらつきがありますが、例えば東南アジア地域における口コミの存在はとてもパワフルです。 Shopeeのリサーチによると、東南アジアにおけるEC利用者の97%が、友人、家族、インフルエンサーなどの第三者の口コミを頼りに購入を決めているというのです。 さらに、外部の評判を気にしがちな若い世代においては、口コミが購入の重要な決め手となっており、35歳以下の若い世代において30%以上がSNSで推奨されるものを重視するといったリサーチ結果もあります。 出典:Shopee Seller Education Hub.「【Shopee Japan】Seller Education Hub AMS in SC Guidebook 2024」. June.https://docs.google.com/presentation/d/1ono6WfsnHGAVNe4o4gQeHmeG8Z8Wiemr2ypO06Et1kU/edit#slide=id.g2ce434c1253_0_967 理由② 海外インフルエンサーの力を借りて現地での認知向上 海外アフィリエイト広告がECで効果的なのは、購買率を上げるだけではありません。商品をまだ知らない人への認知向上や集客にも役立ちます。 一般的に、アフィリエイトで大きな収益を得ているアフィリエイターはたくさんの人から支持されていることが多く、数多くのフォロワーやファンがいるものです。 海外アフィリエイトを活用すれば、自社だけではリーチが難しかった現地のフォロワーやファンに向けて、商品をアピールすることが可能です。すでに数多くの人から共感され支持を得ているインフルエンサーに、商品の魅力をきめ細かにPRしてもらえるので、ゼロからコツコツ新規顧客の開拓をする手間も省けます。 日本にいながら海外市場で効果的な集客が見込めることが魅力です。 理由③ 売れた時だけ課金、成果報酬型だから低リスク EC運用では色々な施策を実施し、PDCAを回しながら精度を高めていく方法が一般的。ですが、施策を実施する過程でどうしても投資コストが発生します。 特に広告運用では、反響のありなしに関わらず、掲載するだけで広告費がかかるものも少なくありません。 ですが海外アフィリエイト広告は、国内のそれと同様に「成果報酬型」。実際に商品が購入された時にしか、広告費は発生しません。つまり初期費用をかけずに、現地の消費者へ確実にリーチできるので低リスクで運用可能なのです。これからどのように海外での認知度や購入率を向上させるかお悩みの段階でも、海外アフィリエイトなら資金面でのリスクを抑えながら気軽に試すことができます。 海外アフィリエイトと国内アフィリエイトの違い […]
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2024.08.28

【人気シリーズ最新版】東南アジア・台湾での日本の人気売れ筋商品 ホビー&コレクション
現在、日本発のカードゲームやフィギュア、トイ類は、世界中で高い人気を誇り、特に東南アジア市場ではその需要が急速に拡大しています。 海外販売となると少し難しいイメージがあるかもしれませんが、これらのホビー&コレクションの商品は、専門的な知識をあまり必要とせず、ビギナーセラーにとっても参入しやすいカテゴリーとなっています。さらに日本のセラーは、日本初のアイテムだからこそ国内で簡単に仕入れることができるため、海外のバイヤーにとって信頼性の高い出品者として注目されています。 今後のポテンシャルを秘めている東南アジア市場をターゲットに、日本セラーが持つ競争優位性を活かすことが、今後のビジネスチャンス拡大につながるでしょう。 この記事では、各マーケットにおけるホビー&コレクションの商品をピックアップし、注目アイテムを紹介していきます。 ▶️▷アカウント申請はこちらから ※今回紹介している商品は、日本セラーからの各マーケットの人気売れ筋商品です。Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 Singapore シンガポールでは、ポケットモンスター(ポケモン)やONE PIECEなどのカードゲームが他東南アジアと比較しても特に高い人気を誇っています。特に、カードを保存するためのフィルムやプロテクターも非常に売れ筋となっているため、単にカードゲームの面白さだけでなく、カード周りの付属品もビジネスの狙い目となるかもしれません。カードゲームファンの間では、カードを大切に保護することが重要視されており、これらのアクセサリーが今後さらに需要を伸ばす可能性が高いです。 【ポケモンカード ポケモン 151 ブースターボックス sv2a シールド 日本語版】 Pokemon Card Pokemon 151 Booster Box sv2a Sealed Japanese 出典:https://www.pokemoncenter-online.com/?p_cd=4521329331348&srsltid=AfmBOop58gyz9Vqr__vwnylsuxIuISs-p88BcpvM5ouu1QajaotWB5GM カード7枚入り(ランダムで封入) 通常のカードに加え、モンスターボール柄仕様のカードもあり 1996年にゲームボーイから始まったポケットモンスター(通称ポケモン)。翌年にはアニメも放映され、日本国内外で根強い人気を誇るアイテムです。ポケモンの魅力の一つに「ポケモン図鑑」があり、最初のポケモンであるフシギダネ(図鑑No.1)から幻のポケモンであるミュウ(No.151)まで、多彩なキャラクターがラインナップされています。 さらに、ポケモンカードゲームでは、高いHPや強力な技を持つポケモンや戦略的に有利になるアイテムもあり、コレクションする楽しさだけでなく、対戦の面白さも幅広い年代に支持されています。ポケモンカードは単なるゲームの枠を超え、文化的な現象となり、多くの人々にとって特別なアイテムとなっています。 販売元 :株式会社ポケモン 日本流通価格 :5,800円(税込) Philippine フィリピンではBANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)のフィギュア、ポケモンカードと共にベイブレードも高い人気を誇っています。ベイブレードは部品ごとにカスタマイズが可能なため、過去シリーズから最新のものまでチェックしておきたいところです!他にもチェンソーマンや怪獣8号、カプセルトイのディスプレイケースも人気が高いです。 【ベイブレード X BX-34 コバルトドラグーン […]
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2024.07.11

日本の漫画が海外で熱狂!その魅力と販売戦略
日本の漫画は、そのユニークなストーリーと独自の表現力により、国内だけでなく世界中で高い評価を得ています。 この記事では、「なぜ日本の漫画が海外で熱狂的に受け入れられているのか」、その理由を解き明かし、日本の漫画を海外へ販売する戦略を解説します。 さらに海外販売ビジネスの現状や展望も詳しく説明するため、日本の漫画を海外に販売したい人は参考になる内容です。それでは、日本の漫画が世界をどのように風靡しているか、見ていきましょう。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 日本の漫画が海外で熱狂的に売れる理由 日本の漫画が海外で熱狂的に支持される理由は、いくつかあります。海外の若い世代が求める独自の文化として、日本の漫画は特別な魅力を持っています。アニメやマンガの独特な表現方法は、ほかの国にはない新鮮さを提供し、多くのファンを魅了しているのです。 日本の漫画が世界中で愛され、海外販売市場において熱狂的な人気を博している理由について、深掘りしましょう。 アニメ化作品の影響力 日本の漫画が海外で熱狂的に受け入れられる理由は、アニメ化作品の強大な影響力です。アニメ化されることにより、漫画はより広い視聴者層に届き、それがそのまま漫画の海外販売につながります。 特に、アニメが世界的に人気を博すNetflixやCrunchyrollといった配信サービスを通じて配信される場合、その影響力はさらに増します。これらのプラットフォームでは、多言語字幕や吹き替えの提供により、さまざまな国の人々がアニメを楽しむことができるため、漫画への関心も自然に高まります。 このように、アニメ化作品の影響力は、日本の漫画が海外市場で成功を収める上で非常に重要な役割を果たしています。 国際的な漫画・アニメイベント 国際的な漫画・アニメイベントは、日本の漫画が海外で熱狂的に受け入れられる大きな要因のひとつです。これらのイベントでは、ファンが直接作品に触れ合い、創作者や声優と交流することができます。例えば、サンディエゴ・コミコンやAnimeJapanなどが有名で、世界中から多くのファンが集まります。 これらのイベントを通じて、漫画はただの読み物を超え、国際的なカルチャーイベントの一部として認識されています。参加者は、漫画やアニメの世界にさらに没入し、さまざまな国の文化と交流できるため、漫画の海外販売を促進する理由のひとつとなっています。 売れる漫画の仕入れ先 日本の人気漫画を海外へ販売する際、適切な仕入れ先の選定が重要です。以下のような場所から仕入れることができます。 ■ネット通販サイト メルカリ、Amazon、ラクマ、Yahoo!オークション ・個人から直接仕入れが可能です。比較的安価に入手できます。 ■レンタル&中古販売店 TSUTAYA、ゲオ、ブックオフ などの専門店は品質が安定しています。まとまった量の仕入れにおすすめです。 ■古本市場・古本屋 レアな作品の入手が期待できます。また直接交渉して買い取り価格を決められることも特長です。 これらの場所から、販売予定の作品を適切な量と価格で仕入れましょう。また、海外での需要を的確に把握し、売れ筋作品を見極めることも必要不可欠です。 利益最大化の方法とは 利益最大化のためには、以下の5つの方法が有効です。 セールなどで安く仕入れる 関連グッズの販売 現地パートナーとの協業 在庫を持たない まとめて売る このように、様々な方法を組み合わせることで、利益の最大化を図ることができます。詳細を解説するため参考にしてください。 1.セールなどで安く仕入れる 日本の人気漫画を海外市場に販売する際、仕入れ価格を抑えることが重要です。セールや、在庫処分を狙い、割引価格で仕入れましょう。 人気作品も時には50%以上の割引が適用されることがあります。さらに大口注文の際に追加の値引きを行うケースもあるため、狙い目です。 また、古本市場からの仕入れも有効な方法です。ユーザーから買い取った在庫を格安で販売しているため、出版社の新品価格よりもかなり安価で仕入れられます。入手のタイミングには注意が必要ですが、人気作品でも場合によっては100円程度の価格で仕入れられる場合もあります。 […]
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2024.06.27

加速する円安がメリットに、海外販売に有利な市場とは?
加速する円安により、国内市場向けのビジネスに限界を感じていませんか? それなら海外市場に目を向けてみてはいかがでしょう。国内市場では不利に働いていた円安が、海外販売では逆にメリットに置き換わります。 円安の今こそ、海外販売のチャンス。改めてその理由やチャンスをどう活用していけばよいのか、本記事では解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 円安はなぜメリットなのか?海外販売に有利に働く理由 円安は海外販売に有利だと言われます。その理由は何なのでしょうか? 円安が海外販売にメリットとなる理由をお伝えする前に、まずは国内販売において円安がなぜデメリットなのか解説します。 国内販売において、円安がデメリットとなる理由 ① 資源や原料費が上昇する 現在の日本では、商品の生産や販売活動は多くの輸入資源により成り立っています。国内で供給できない燃料資源、工業原料、食材などのさまざまな資源を、海外からの輸入に頼っているのです。 ひとつの商品を製造するまでに、さまざまな原材料が必要となりますが、原材料を作るための原油や鉄、アルミなどは、円安になると価格が高騰します。 このように、円安が進むと海外から輸入していた資源や原材料費が上昇するのです。 ② 輸送費用やエネルギー代が高騰する 周囲を海に囲まれた島国の日本では、輸入には航空機や船などの利用が不可欠です。円安による原油高が続くと、航空機や船を動かすためのコストも国際輸送費も値上がりします。 さらに、日本はエネルギー大量消費国でありながら電気やガスなどのエネルギーの大半は輸入に頼っているため、円安で電気代やガス代も高騰します。 こうした輸送費用やエネルギー代の高騰は、国内での商品製造や販売活動において大きな負担となります。 ③ 仕入れ値や生産コストが上昇し、収益が悪化する このように円安が続くと、海外からの供給に頼っている原料やエネルギーの輸入コストが増大します。その結果として、仕入れ値や生産コストが上昇してしまいます。 原材料や部品の生産の大部分を海外からの供給に頼っている商品では、コストの上昇により収益が悪化するでしょう。 円安の今、なぜ海外販売に目を向けるべきなのか? 次に、海外販売において円安はどのような働きをするのか見ていきます。 ① 海外市場への価格競争力が高まる 輸入に不利だった円安ですが、輸出ではメリットになる場面が増えます。 円安が進むと、海外市場においては日本から輸出された商品の価格が安くなります。そのため、海外市場において日本からの輸出商品の価格競争力が高まるのです。 例えば自動車産業など、輸出の割合の多い産業では円安により大きな利益をあげたというニュースも珍しくありません。 ② 国内生産コストが相対的に安くなる 海外市場で割安になるのは、商品価格だけではありません。海外市場からみた日本国内の生産コストも、円安で相対的に安くなります。 日本の労働力を利用した商品生産やビジネスモデルは、円安の状況では有利に働きます。 ③ 為替差益により、海外通貨での収入が有利に働く 海外販売における売上を現地の通貨で保有している企業は、円に換算した時に為替差益が発生します。 円安が進むと海外通貨の価値が上昇し、為替差益によりさらに利益が増加する可能性があるのです。 円安傾向が続き、海外販売はすでに大きく盛り上がっている […]
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2024.06.26

海外販売の価格設定、利益を最大化させるためのポイントを解説
海外販売における価格設定は、ノウハウやまとまった情報が少なく、どこかわかりづらいと感じている人も多いはず。 国内販売にはない手続きや費用もかかる海外販売では、事前に戦略をきちんと立てないと「売れたのに利益が思ったより出なかった」となりかねません。 本記事では、国内販売との違いや注意すべきポイント、そして海外販売における価格設定の実例などを取り上げます。 海外販売の価格設定でつまずきがちなポイントを中心に、利益を最大化するためのポイントを解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! なぜ国内とは違うのか?海外販売の価格設定 海外販売における価格設定は、国内向けとは異なります。 それは、なぜか? 主な理由は、国内販売にはない運用コストがかかるためです。こうしたコストを勘案せずに、国内販売と同じように価格設定を行うと、海外販売では利益を出すことが難しくなるでしょう。 本章では、国内販売との違いをコスト面から解説します。 特徴1:国内向けにはない貿易経費がかかる 海外販売では、国内と違って商品が国境を超えて長距離移動します。 そのため、国境を超えるための通関などの書類手続きや関連した人件費も必要となります。 さらに、島国である日本からの輸出は船か航空機の利用が必須です。ですから、湿気や気圧に耐えられるような梱包をしたり、さまざまな業者の手に渡っても商品がダメージを受けないように緩衝材などの活用が欠かせません。 ① 輸出手続きに関する費用 通関書類などの書類作成、関連する人件費 ② 海外輸送 国内輸送よりも費用がかかる ③ 梱包材 国境を超えて長距離移動するため、商品保護を目的とした緩衝材などの梱包材も必要 特徴2:自社の海外対応レベルによって、コストの度合いが変わる 次に考慮すべきなのは、自社の海外対応レベルです。海外販売では、英語などの言語が必要となるため、販売先のニーズに合わせた対応を自社でどれだけできるかによって必要なコストが上下します。 自社の海外対応レベルによって、コストが変動する主な項目は下記となります。 ① 翻訳 商品説明、カスタマーサービス、輸出手続きなど、商品を販売してから実際に海外のお客様に手元に届くまでには色々な英語(または現地で話されている言語)での対応が必要となります。 英語などを話せるスタッフがいれば自社で業務を完結できますが、いない場合は翻訳や輸出手続きなどを外注することもあるでしょう。 利益を出すためには、こうした費用も海外販売の価格設定に反映させるべきです。 ② 対応外注費 海外で販売するということは、適用される法律も異なるということ。 販売する商品によっては、許認可申請やラベル表示等への準拠が必要だったり、許可申請を行うための事前調査が必要かもしれません。 ですから、海外販売では、販売国の法律に準拠するための手続きや申請にも対応しなくてはいけません。 これらをどこまで自社で対応できるのか?自社の海外対応レベルによっては、専門家に外注したほうが早くて効率的ということもあるでしょう。 貿易経費 × 自社の海外対応レベルで価格設定を考える […]
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2024.05.17

Shopeeの梱包ガイドラインと海外発送における注意点
海外発送では梱包が大切です。なぜなら、お客様に届くまでの配送日数は国内配送より長く、さまざまな業者を経由しながら長距離を移動するからです。 東南アジア・台湾向けの越境ECプラットフォームShopeeでは、独自の梱包ガイドラインを設けています。本記事では海外発送における注意点とともに、Shopeeセラーに守っていただきたい梱包ガイドラインをお伝えします。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! なぜ梱包が大事?Shopee梱包ガイドラインについて 越境EC販売において、なぜ梱包が大事なのでしょうか? 越境ECに限らず、国内・海外向けすべてのEC販売で言えることですが、商品を購入したお客様が初めて実物を手にした時に目に入るのが梱包です。EC上ではイメージがよかった商品が、ボロボロの梱包で届いたらどんな気持ちになるでしょうか? 販売員や実店舗を持たないEC販売では、配送や梱包が販売員が果たしていた役割の代わりとなります。梱包はお客様への「ファーストコンタクト」であることを忘れずに。 次に、梱包の大切な役割として挙げられるのは「商品保護」としての役割です。越境ECでは海外へ商品を配送するため、国内配送と比べて長距離を移動します。また、島国である日本では、輸出の際に航空機や船を使って海外に荷物を運ばなければいけません。 海外の配送先に貨物が届くまでに、様々な業者を経由しながら運ばれるのが越境ECの特徴です。長距離・長時間の移動でも商品がダメージを受けないように、しっかりと梱包する必要があります。 また、商品が破損して届いた場合、お客様からの返品や返金リクエストの可能性が高まり、セラーのショップに悪影響を及ぼすことがあります。 Shopeeでは、こうしたリスクを最小限にとどめるために独自の梱包ガイドラインを設けています。 Shopee梱包ガイドライン ここからは、Shopeeの梱包ガイドラインです。 Shopeeを通じて商品が売れた後、下記のガイドラインに従って商品を梱包してください。 発送の際は梱包資材などを使い、必ず丁寧な梱包を心がけてください。 ガイドラインを遵守できない場合はセラーの自己責任となり、Shopeeによる売上金などの補償はいたしかねます。予めご了承ください。 ステップ1:内側の梱包(商品を保護) ① 輸送中のダメージを避ける(緩衝材などの利用) 輸送中のダメージを避けるために、エアー緩衝材・クラフト緩衝材・シュリンクラップ等を用いて、商品をしっかり包み、輸送箱との空間を隙間なく埋めてください。商品は緩衝材で二重に巻いてください。 特に壊れやすい部分は、巻く回数が多ければ多いほど、外部からの衝撃が軽減されます。国際輸送に適した耐久性・耐水性・梱包密度を考慮した資材をご使用ください。 ② 商品サイズに合わせた外箱・パッケージを選ぶ 商品を梱包する際は、輸送中の破損を防ぐため商品のサイズに合わせた外箱・パッケージを使って梱包してください。 商品に対して梱包の外箱が大きすぎると、輸送中に外箱の中で商品が揺れやすく、その衝撃で商品が破損するといったケースが多発しています。セラーが選択した梱包の規格が合っていないために商品が破損した場合、Shopee Japanでは補償ができかねます。予めご了承ください。 また、商品が破損して届いた場合、購入者からの返品や返金リクエストの可能性が高まります。 こうしたリスクを防ぐため、商品のサイズに合った適切な外箱のご使用をお願いします。特に、下記に挙げる壊れやすい商品や液体を含む商品の場合、十分な緩衝材の使用や液漏れ防止対策をしてください。 ③ 食品、飲料、化粧品など液体を含む商品の梱包 対象商品: 食品、飲料、化粧品などのクリーム・ジェルなど液体を含む商品 液体を含む商品は、配送中に航空機の気圧変化や振動により、液漏れする懸念があります。「液体」「液体に近いもの」「環境によって液体に変化する可能性があるもの」はすべて、梱包内で液漏れを起こさないように必ずビニールに入れてください。その後、段ボール等で梱包してください。 なお、液体を伴う商品で、ガラス製やセラミック製、あるいはペットボトルや瓶に入った商品(シャンプーなど)の梱包には、さらに注意が必要です。下記の手順で丁寧に梱包してください。 1. ビニールやフィルムで密封し液漏れ対策をする。 […]
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2024.05.07

意外なニーズも!シンガポールの化粧品売れ筋・最新トレンド2024
経済も順調に成長中で、平均所得も高いシンガポール。こうした背景から国民の美容意識も年々高まっています。 自国に産業が少ないシンガポールでは、海外から商品を購入することは特別なことではなく、日常的なもの。 多くのジャンルで海外参入が活発なシンガポールでは、日本の化粧品メーカーにも大きなチャンスがあります。品質や機能性における信頼が高い日本の化粧品は、現地の消費者に人気のジャンルのひとつです。 この記事では、紫外線大国とも呼ばれているシンガポールの化粧品市場の実態について、最新の化粧品売れ筋トレンドとともに情報をまとめます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 世界トップクラスの紫外線大国シンガポール、そのトレンドは? 赤道に近く、世界でもトップクラスの紫外線が降り注ぐシンガポール。紫外線対策は、もはや美容のためだけではなく、皮膚がんやその他の疾患を防ぐための健康対策でもあります。 そのためシンガポールでは美容に気を遣う女性だけでなく、強力な紫外線から皮膚を守りたい一般男性からの化粧品ニーズも高い傾向です。 赤道直下に位置し四季がない常夏のシンガポールでは、肌を守るためにオールシーズン紫外線対策が欠かせません。オゾン層破壊の影響で年々増加が止まらない紫外線量を背景に、化粧品への意識も国中で高まっています。 シンガポールではどこで化粧品が購入されているのか? シンガポールの消費者は普段どのような場所で化粧品を購入しているのでしょうか?自国に産業が少ない小国ならではの傾向も解説していきます。 実店舗 シンガポールには、シンガポール資本の店舗だけでなく、外資系のブランドも数多く店舗を構えています。外資系の化粧品メーカーだけでなく、さまざまな国のブランドを取り揃える化粧品セレクトショップのSephoraなども人気です。 国産ブランドにこだわる日本と違い、シンガポールでは自国産へのこだわりは強くありません。普段からさまざまな国の外資系ブランドに慣れ親しみ、日常的に利用されています。 オンライン(ECサイト) クレジットカード所持率とインターネット普及率の高いシンガポールでは、オンラインショッピングは身近な存在です。 シンガポール労働省(MOW)によると、2023年度におけるシンガポール国民ひとりあたりの平均収入は 5,197シンガポールドル/月(日本円に換算すると約59万円/月)でした。平均給与 38万円/月の日本(国税庁発表の平均給与より算出)に比べると、大幅に個人の所得が多いことが伺えます。 このように平均所得が高いシンガポールでは、気軽に海外から高品質な化粧品を購入する習慣があります。 オンラインショッピングのメリットは、店舗への進出を待たずとも、トレンドの化粧品がすぐに手に入る点。SNSなどを通じて知った最新トレンドの化粧品を、オンラインで気軽に外国から購入する人も少なくありません。 このように美容トレンドに敏感で平均所得も高いシンガポールでは、越境ECを通じた買い物も非常に人気です。越境ECとの親和性の高いシンガポールでは数多くの国際ビジネスが活発で、東南アジア地域でトップシェアを誇る越境ECプラットフォーム、Shopeeもシンガポールで設立されました。 実録!最新版シンガポールの化粧品売れ筋トレンド それでは、ここからは最新版の化粧品売れ筋トレンドについてまとめます。 シンガポール発の越境ECプラットフォームShopeeで、実際によく売れた日本の化粧品をジャンル別に紹介していきます。(シンガポールにおける、2023年Shopee販売実績より抜粋) 本記事で提供している情報は、利用者の判断・責任においてご参照ください。 現時点のできるだけ正確な情報提供を心掛けておりますが、本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeおよび執筆者は利用者の確認不足によって発生したいかなる損失に対しても責任を負いかねますのでご了承ください。 UVケア・日焼け止め 毎月の売れ筋商品に必ずと言っていいほどランクインしているのが、日本製のUVケア化粧品。紫外線大国のシンガポールでは、美しくありたいという美容目的だけでなく、有害な紫外線から肌をしっかり守りたいという健康目的でUVケア化粧品を購入する人も目立ちます。 花王 ビオレUV アクアリッチ 瞬間ミスト 出典:https://www.kao.co.jp/bioreuv/aquaprotectmist/ ミスト式で外出先でも手軽に紫外線予防ができるUVミスト。スーパーウォータープルーフで髪にも使える多機能性が、モンスーン気候のシンガポールで人気の理由。 ロート製薬 スキンアクア […]
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2024.04.17

Shopeeで売れたらどうする?発送〜入金までの流れを一括解説
東南アジアや台湾に向けた越境ECを展開するShopee。Shopeeを使って日本から商品が売れた時、出店者はどのような手順を踏めばよいのでしょうか? 必要な事前準備、発送から入金までにやるべきこと、そして入金までにかかる日数はどのくらいなのか?そんな疑問を解決します。 本記事では、Shopeeで商品が売れた時に行う流れを初めての人にもわかりやすく解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Shopeeで売れる前に準備しておくべき1つのこと Shopeeで商品が売れる前に準備しておくべきことがあります。それは代金受け取りのためにペイオニアとの連携を済ませておくことです。 ペイオニアとは ペイオニアとは、さまざまな通貨で支払いを受け取れるグローバルな代金受け取りサービス。海外の銀行口座を開設したり、現地法人を立ち上げるなどの複雑な手続きをしなくとも、スピーディーで低コスト、そして安全に海外から外貨代金を受け取ることができます。また、海外からの入金は国内の銀行口座へ振り込まれるため、売上金の管理もしやすいという特徴があります。 現在、Shopeeと連携している国際決済システムはペイオニアのみ。ペイオニアとの連携が済んでいないと、せっかく商品が売れても売上金が受け取れないので注意が必要です。 ペイオニアの連携 セラーセンターでメインアカウントにログイン後、設定したPayment Passwordでペイオニアを連携させることができます。 *ペイオニア公式サイト:https://www1.payoneer.com/ja/ ステップ1: Payment Password(パスワード)の設定 Shopeeとペイオニアを安全に連携させるために必要なのが「Payment Password」と呼ばれるパスワードです。 こちらの サブアカウントプラットフォームからPayment Passwordを設定します。 ステップ2: ペイオニアの連携 Shopeeのセラーセンターでメインアカウントにログイン後、ステップ1で設定したPayment Passwordでペイオニアを連携させることができます。 * Payment Passwordの設定方法とペイオニアの連携方法についてはこちら ペイオニアヘルプセンター(ペイオニア口座とシステム使用に関するお問い合わせ): ペイオニアジャパン株式会社 営業窓口:BD_Japan@payoneer.com Shopeeで売れたら?発送から入金までの流れをステップ解説 Shopeeで商品が売れてからの流れは下記の通りです。 ① 売れた商品を発送する ② 購入者が商品の受け取りボタンを押す […]
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2024.03.27

越境ECのメリット・デメリット、リスクを避けて成功するコツ
市場規模が大きく、急拡大を遂げている越境EC。円安が止まらない今、日本にはないチャンスもたくさんある越境ECですが、どんなことがリスクなのでしょうか? 本記事では、越境ECにおけるメリット・デメリットを説明し、リスクを避けて越境ECで成功するコツをご紹介します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECのメリット・デメリット、リスクを避けて成功するコツ 越境ECとは、国境を越えて海外に商品を販売するEコマースのこと。現地に実店舗を持たなくても広く世界に進出できる、越境ECにデメリットはあるのでしょうか? まずは日本市場が抱えるデメリットから説明していきます。 越境ECとは:日本市場が抱えるデメリット 日本市場では、次のような要因でモノが売れづらくなってきている傾向があります。 日本市場が抱えるデメリット 経済成長の停滞 増えない所得 人口減少(特に若い世代) 物価の上昇 止まらない円安 特に所得については、日本の平均給与所得は過去10年間ほぼ横ばいです(参考:国税庁ホームページ)。所得は増えないのに物価が上昇している昨今では、国内における購買力は徐々に下がってきているといえるでしょう。 このように、日本市場に向けた販売だけでは、大幅な売上成長が見込めないため、海外市場に目を向けざるを得ないと考えている企業も増えています。 対して、海外市場では次のような特徴があります。 海外のEC市場における特徴 EC市場規模の拡大 コロナ禍以降、ECが急速に幅広く普及 電子決済(クレジットカードなど)が普及している国も多い 国境を越えたボーダレスな流通の増加 一部商圏(東南アジアなど)の経済成長 こうした背景から、近年、日本から海外への販路を拡大しようと越境ECが注目されているのです。 近年では、経済成長の鈍化や若年層の人口減少などの不安要素も多く、日本市場だけに依存したビジネスモデルにはリスクがつきまといます。 日本市場だけに依存しているビジネスモデルには、デメリットが大きいかもしれません。 次の章より、越境ECのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。 越境ECの市場規模 越境ECにおける市場規模は、アメリカ、中国、東南アジアともに成長中です。加えて、昨今の円安傾向により、日本からの輸出はますます有利になってきています。 経済産業省の 令和4年度 電子商取引に関する市場調査 によると、日本からの越境 EC(BtoC、アメリカ・中国向け)の総市場規模は 3,954億円でした。前年の同データでは3,727億円だったので、1年で約6%も市場規模が拡大していることがわかります。 また、越境ECにおいては、中古品による二次流通市場も拡大しています。昨今の環境配慮への意識の高まりに加え、日本製品のブランドイメージや品質に世界からの評価が高く、中古品であってもニーズが高い場合があります。 例えば、自動車で長距離移動する人が多い国は、中古であっても状態や燃費の良い日本のタイヤなどの「自動車パーツ」が人気があります。 […]
越境ECとは
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2024.02.29

越境ECは広告への投資が勝敗を分ける、効果的な広告運用とは
海を超えて販売を行う越境ECでは、消費者の動向が見えにくいもの。 消費者の姿が見えないからこそ、売上やリピート購入が思ったように伸びず、どうしたらいいのか悩む企業も多くいます。そんな時に活用したいのが広告です。 広告への投資が勝敗を分けると言われるほど、近年のECでは広告運用が売上アップの鍵となっています。 本記事では、ショッピージャパン株式会社が実際に越境ECを運用する日本企業に対して行ったリサーチ結果をもとに、効果的な広告運用をご紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECの課題は、売上停滞とリピート購入の伸び悩み 東南アジア・台湾で最大規模のECモール、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン株式会社(以下:ショッピージャパン)は、越境EC事業の責任者・担当者111名に対し、越境EC事業の広告費に関する実態調査を実施しました。(2023年2月) この実態調査をもとに、越境ECを運用する企業が抱える課題や効果的な対策を考察していきます。 越境ECの運用状況:認知や集客が不十分で運用上の課題を感じる 「Q1.お勤め先の越境EC事業について、どのくらい運用できていますか」との質問に対し、「レベル2|ある程度認知や集客ができているが不十分で、運用上の課題も多い」が46.8%、「レベル3|認知や集客ができているが、運用上の課題がある」が23.4% という結果となりました。 Q1.お勤め先の越境EC事業について、どのくらい運用できていますか。 ・レベル1|認知や集客が全くできておらず、運用上の課題も多い:18.0% ・レベル2|ある程度認知や集客ができているが不十分で、運用上の課題も多い:46.8% ・レベル3|認知や集客ができているが、運用上の課題がある:23.4% ・レベル4|認知や集客ができており、運用上の課題もほとんどない:9.0% ・レベル5|認知や集客が非常にできており、運用上の課題は全く無い:0.9% ・答えられない/わからない:1.8% レベル2:46.8%とレベル3:23.4%を合わせると70.2%となり、「レベル1|認知や集客が全くできておらず、運用上の課題も多い」の18.0%を大きく上回ります。 以上の結果から、越境ECの運用において色々な施策にある程度取り組んでいるものの、課題を感じている企業が多いことがわかります。 越境EC運用のリアルな悩み、約7割が売上とリピート購入 次に、越境EC事業における課題についてのリサーチ結果です。 Q1で「認知や集客が全くできておらず、運用上の課題も多い」「ある程度認知や集客ができているが不十分で、運用上の課題も多い」「認知や集客ができているが、運用上の課題がある」と回答した方に、「Q4. 越境EC事業において、どのような課題を感じていますか。(複数回答)」と質問したところ、「売上の伸び悩み」が71.4%、「リピート購入が少ない」が67.3%、「新規顧客の獲得」が52.0%という回答となりました。 約7割が「売上の伸び悩み」や「リピート購入が少ない」と回答した結果となります。 Q2. 越境EC事業において、どのような課題を感じていますか。(複数回答) ・売上の伸び悩み:71.4% ・リピート購入が少ない:67.3% ・新規顧客の獲得:52.0% ・顧客分析ができていない:40.8% ・客単価が上がらない:26.5% ・その他:0.0% ・わからない/答えられない:0.0% 越境ECの運用において、売上の停滞やリピート購入の少なさに悩む企業が多く、つまずきがちな課題は「売上の伸び悩み」「リピート購入が少ない」「新規顧客の獲得」であることがリサーチ結果から見てとれます。 […]
越境ECとは
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2024.02.28

なぜ売れる?日本のお菓子の海外販売、少し意外な売れるポイントも解説
日本から海外へ向けた越境ECの売れ筋ジャンルとして、必ずといっていいほど話題に上がる日本のお菓子。日本のお菓子を海外販売し、大きく売上を伸ばしている企業がいることも事実です。 なぜ日本のお菓子が海外から注目されているのでしょうか?そして海外販売で売れるポイントとは? 本記事では、日本のお菓子の海外販売において、売れるポイントや売れ筋の商品をご紹介します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 年商40億も!日本のお菓子が海外販売で絶好調 日本のお菓子や雑貨を越境ECで販売している株式会社ICHIGO。2015年に創業した同社は日本のお菓子を海外販売するサブスクリプションサービスを開始し、創業から6年で年商40億円を突破しました。 2021年の中小企業白書によると、個人・法人を合わせてもっとも一般的な年商規模(中央値)は、1500万円。これは年商1500万円が日本における分布が1番高いということを意味します。また、法人だけのデータを見ても、年商規模の中央値は5900万円。年商40億円という規模がいかに桁違いか、お分かりいただけるのではないでしょうか。 きっかけは日本のお菓子を爆買いする外国人観光客 リクルートで通販事業に携わっていたICHIGO創業者の近本あゆみさん。お菓子を主力とした越境ECを立ち上げたきっかけは、銀座で日本のお菓子を爆買いする外国人観光客の姿を見たこと。日本のお菓子は海外の消費者に需要があると確信し、現在のような海外販売モデルを確立しました。 同社では日本のお菓子や雑貨を販売し、コロナ禍初年度の2020年には売上が前年比3倍に急成長。海外市場における、日本のお菓子の可能性と需要をしっかり捉えることに成功しました。 この大成功の背景には、世界各国で日本のアニメや日本食ブームが巻き起こり、日本に関心を持つ外国人が増えたことも追い風になったようです。 日本のお菓子が海外販売で人気の理由 それでは、なぜ日本のお菓子は海外で評価が高いのでしょうか? 日本の菓子が海外販売で人気となっている理由は主に下記の6つです。 日本独特の味や高い品質が人気 可愛らしいデザインやキャラクターグッズは日本独特 丁寧な接客やパッケージが日本らしく、他にはないと高評価 コロナ禍をきっかけに越境EC市場が急拡大し、お菓子市場も拡大 賞味期限が長く長時間の発送に適している レア商品は高額で取引される可能性がある(海外であまり見かけない「地方限定品」や「期間限定品」など) 日本の商品の強みとも言える「品質へのこだわり」が海外では高く評価されたり、海外のお菓子にはない可愛らしいデザインやキャラクターが独自の魅力になっているようです。 また、越境EC市場が急拡大したことにあるお菓子市場全体の拡大や、コンパクトで長期間の保存がきくお菓子は海外発送にも適していることも大きな理由です。越境ECが初めてでも、お菓子は比較的取り扱いがしやすい商材だと言えるでしょう。 実録!海外販売でよく売れた日本のお菓子は? それでは、ここからは実際に越境ECでよく売れた日本のお菓子をご紹介します。 本記事で取り上げるのは、越境EC市場規模が急拡大中の東南アジア。日本からの距離も比較的近く、親日的な人も多い同エリアでは、日本へ観光で訪れる人も多くいます。また近年の経済成長の勢いも凄まじく、購買力が高まっていることも特徴で注目の市場です。 東南アジアに向けた海外販売で、実際に人気となった日本のお菓子は何だったのでしょうか?東南アジア・台湾圏における越境ECプラットフォームとしてトップシェアを誇るShopeeの売れ筋商品をピックアップしてご紹介します。 海外販売でニーズの高い日本のお菓子 Shopeeの2023年8月〜11月における海外販売動向において、東南アジア各国で人気のあった日本のお菓子は下記の通りです。 1.白い恋人(イシヤ) 出典:https://shop.ishiya.co.jp/collections/shiroi-koibito 人気の国:シンガポール、マレーシア、タイなど 北海道行きの機内食となったことがきっかけで、外国人観光客への知名度が上がった白い恋人。ラングドシャとホワイトチョコレートの絶妙な組み合わせも人気の理由です。 2.マルセイバターサンド(六花亭) 出典:https://www.rokkatei-eshop.com/store/ProductDetail.aspx?pcd=10048&ccd=F3000514 人気の国:タイなど 北海道を拠点とする六花亭は1933年創業の老舗菓子メーカーで、北海道定番のお土産としても有名です。ホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100%のバターをあわせたクリームを独自の小麦粉でつくったビスケットでサンドしたバターサンドが人気です。 […]
マーケット情報
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2024.02.01

ShopeeとLazadaを徹底比較、東南アジア市場に進出するなら?
東南アジアの主要なECプラットフォームといえば、Shopee(ショッピー)とLazada(ラザダ)の2つが挙げられます。 Amazonや楽天が優勢となっている日本市場とは違い、東南アジア市場ではAmazonなどよりもShopeeとLazadaが圧倒的なシェアを占めています。この2つのECプラットフォームにはどのような違いがあるのでしょうか? これから東南アジア市場に進出を考えている場合にも役立つ視点で、ShopeeとLazadaを比較していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! LazadaとShopee 利用者数の比較 東南アジアにおける2大ECプラットフォームのLazadaとShopeeですが、実際の利用者はどのくらいいるのでしょうか? 下記がStatistaが発表した、2021年と2021年におけるLazadaとShopeeの月間平均訪問者数です。 月間平均訪問者数(百万) Lazada Shopee シンガポール 8.57 (Q2,2020) 14.1 (Q4,2020) マレーシア 14.78 (Q4,2020) 47.33 (Q4,2020) タイ 38.54 (Q4,2020) 57.24 (01,2020) インドネシア 36.26 (Q4,2020) 127.4 (Q1,2021) 出典:Statista シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアの4カ国すべてでShopeeの方が訪問者数が多いことがわかります。 本記事で提供している情報は現時点のできるだけ正確な情報提供を心掛けておりますが、あくまで参考資料であり、Shopeeおよび執筆者は利用者の確認不足によって発生したいかなる損失に対しても責任を負いかねますのでご了承ください。 最新情報については各社に直接ご確認ください。 Lazadaとは Lazada(ラザダ)は、中国のEC最大手アリババグループの傘下にある東南アジア市場向けのECプラットフォームです。 2012年にドイツの企業ロケット・インターネットによって、シンガポールで設立されました。その後、東南アジア市場で急成長を遂げたLazadaは、2016年にアリババグループにより買収され現在に至ります。 Lazadaが展開している国 現在はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国で事業を展開しています。 本社所在地 シンガポール 展開国 インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国 […]
越境ECとは
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2024.02.01

知らなきゃ損!ASPカートシステム徹底活用法とおすすめのサービス
ASPカートシステム活用法とおすすめのサービスを、東南アジア・台湾で高いシェアを誇るEコマースプラットフォーム、Shopeeがお届けします。 本記事では、ASPカートシステムの概要やメリット、導入で成功するポイントなどを紹介します。 ますます盛り上がるEC市場で、簡単にECサイトを制作し、成果を出せるようになるための情報を手に入れましょう。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ASPカートシステムの概要とメリットを徹底解説 まずはじめにASPカートシステムの概要と、メリットについて徹底解説します。オンラインショップ運営に役立つ情報が盛りだくさんのため、ECショップ運営者は参考にしてください。 ASPカートシステムとは? ASPカートシステムとは、ECサイト運営に必要な機能を一括して提供するサービスです。例えば、商品の管理や決済、在庫管理、販売データ分析など、ショップ運営に必要なあらゆる機能が含まれています。 ASPとは、Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダー)の略で、企業や事業者が自社でシステム構築を行わずに、外部企業が提供するサービスを利用することを指します。これにより初期費用や運用コストを抑え、効率的に事業を展開することが可能です。 また、ASPカートシステムは、自社でショップサイトを独自に開発することなく、テンプレートやデザインを選択して簡単に構築できます。ショップ運営に関する知識がなくても手軽に始められるため、ECサイト初心者にもおすすめです。 ASPカートシステムを使うメリット ASPカートシステムを使うメリットは、以下の点が挙げられます。 コスト削減: 自社でシステムを構築・運営するよりも、初期費用や運用コストを抑えることができます。 機能の充実: 商品管理や決済処理、在庫管理など、運営に必要な機能が一括して提供されるため、手間がかかりません。 簡単な導入: テンプレートを使って簡単にショップサイトを構築でき、ショップ運営に関する知識がなくても始められます。 カスタマイズ可能: 自分の好みやブランドイメージに合わせてデザインや機能をカスタマイズできます。 サポートが充実: 専門スタッフがサポートしてくれるため、トラブル発生時も安心です。 これらのメリットから、ASPカートシステムは、初心者や中小企業、個人事業主など、さまざまな業種・規模のECサイト運営者に選ばれています。 事例をもとに見るASPカートシステムの活用法 実際にASPカートシステムがどのように活用されているか、事例をもとに解説します。具体的な活用法がわかれば、さまざまなビジネスに役立てることができるでしょう。 顧客ニーズに応じたカスタマイズが可能な事例 顧客ニーズに応じてカスタマイズができる事例として、あるECサイトではデザインや機能を自由にカスタマイズできるサービスを導入しました。これにより、顧客が利用しやすいデザインや必要な機能を追加でき、売上向上に繋がりました。 具体例として、「商品のレビュー機能」や「よく一緒に購入される商品の提案機能を追加」し、購入意欲を高める効果がありました。このようなカスタマイズを活用すれば、企業のビジネスも更に加速できます。 広告やSNSとの連携による集客効果向上の事例 広告やSNSと連携することで集客効果が向上した事例として、あるショップではSNSや広告を活用しターゲット層に合った最適な広告を表示させることで、集客効果を確実に高められた実績がありました。例えば、FacebookやInstagramといったSNSの広告機能を使って、特定の年齢層や興味のあるユーザーに広告を配信することで、より効果的な集客が可能となりました。また、広告効果の分析も行い、より適切なターゲット設定や広告内容の最適化に繋がり、事業の拡大に寄与しました。 在庫管理やマーケティングの効率化が実現した事例 在庫管理やマーケティングが効率化された事例として、ある企業では、集客に効果的なASPカートシステムを導入しました。これにより、在庫管理の自動化やマーケティング活動の効率化が実現し、業務負担の軽減や売上の向上が図られました。具体的には、在庫管理システムと連携し、在庫状況のリアルタイム更新を行ったり、マーケティング活動においては顧客の購買履歴や行動履歴をもとにしたセグメント別のキャンペーンを展開し、効果的なプロモーション活動が行えるようになりました。 合わせて読みたい 越境ECの成功事例とは?日本企業の事例やメリット、注意点まで徹底解説 […]
物販ECノウハウ
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2023.12.29

EC運用代行会社の選び方!越境EC〜得意分野別の企業6選
EC運用代行会社を探しているけれど、下記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか? どんなサービスがあるのか分からない 各社の得意分野がよく分からない そもそも、自社に必要なサポートが何か分からない EC運用にはスピード感も大事です。今回は得意分野別にEC運用代行会社をご紹介。最近、勢いを増している越境ECに強いEC運用代行会社についても記述します。 これまでEC運用代行を依頼したことがない人にもわかりやすいよう、越境EC運用の基本から効果的な運用まで詳しく解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! EC運用代行とは?越境ECの場合も解説 EC運営代行とは、ECの運営に必要な業務の全般または一部を代行するサービスのこと。 制作会社との大きな違いは、運営に関する業務を継続的に委託できる点です。 ここでは日本から海外に向けて商品を販売する越境ECの運用代行について解説していきます。 1.現地のニーズ調査 気候、好み、宗教などが日本とは異なる海外では、消費者のニーズも異なります。 日本で人気のある商品が海外では売れなかったり、逆に「こんなものが」と思うような商品が海外では売れたりします。 こうした販売の成功率を高めるために必要なのは、現地のニーズ調査。EC運用代行会社には、これまでの業務で蓄積してきたデータやリサーチのノウハウがあります。こうしたノウハウに基づき、最新の現地のニーズについてアドバイスを受けられます。 2.マーケティング施策の提案・実施 現地の消費者を呼び込むためのマーケティング施策の提案や実施を依頼できます。国内向けECと同様に、越境ECを立ち上げるだけでは購入に至りません。 現地の消費者の認知拡大〜比較・検討〜購入の動機づけに至るまで、必要なフェーズに応じたマーケティング施策を行うことで購入を後押しすることができるのです。 EC運用代行会社は、国内市場とは異なる現地の事情や効果的な打ち出し方のノウハウがあるので、売上を向上させるために必要な提案や施策の実施を代行してくれます。 3.出品・運営代行サポート EC上での商品の見せ方は売上を左右します。どのような画像を載せるべきか、商品説明は、クリアしなければいけない現地の規則や法律は……? 現地の消費者に魅力的に映るように商品を出品したり、その後のフォロー業務などの運用もEC運用代行会社に依頼することもできます。 基本的なECサイトの運営業務だけでなく、多言語でもカスタマーサポートに対応できるEC運用代行会社もあります。 EC運用代行会社:3つの分類 EC運用代行会社を選ぶ際、その会社の得意分野が自社が抱える課題とマッチしているか見極めることが大切です。 ECを運営する上で発生する主な業務は下記の通り。 ECサイトの制作、サーバーの管理 現地ニーズの調査 商品の出品 受注・発送業務 在庫管理 プロモーションなどのマーケティング施策 顧客サポート このように、ECサイトの構築から売上を伸ばすまで色々な業務が発生します。自社は現在どの段階での課題を抱えているのかを明確にすれば、必要な業務を外注することで運用がスムーズに行えます。 総合支援型 総合支援型のEC運用代行会社では、ECサイトの立ち上げから、出品、そして日々の運用にまつわるさまざまな業務を全般的に依頼できます。 何から始めればよいかわからない場合やSNSなどを使ったプロモーションや集客も一気通貫で任せたい企業におすすめ。 総合的に業務を委託できるため、料金設定はやや高めであることも多いですが、あらゆる業務において一貫した戦略で運用できることがメリットともいえます。 運営特化型(モール特化、越境EC特化など) 運営特化型のEC運用代行会社の強みは、必要な業務において専門的なノウハウで戦略的に成果を狙える点です。 すでにECサイトはあり運用実績はあるものの、売上につなげるための運用方法に課題を感じている場合におすすめです。 […]
物販ECノウハウ
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2023.12.29

国際物流:海外配送に便利な物流会社とサービスの選び方
ビジネスが国際化している昨今、海外との取引の際に国際物流が必要な場面も増えました。 本記事では国際物流の主な流れや目的別の国際物流会社についてご紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 国際物流とは 国際物流は、国境を超える国と国とをまたぐ物流です。そのため国内物流とは異なる手段や手続きがあります。 国際物流と国内物流との大きな違いは、輸送手段の違い、通関の手続き、関税の有無が挙げられます。 国内物流ではトラックや鉄道などが主な輸送手段ですが、日本は島国なので海外へ貨物を輸送する際に使われるのは飛行機か船となります。そのため国内物流よりも輸送コストや時間がかかります。 また通関や関税に関しては、国際物流では通関が完了するまで貨物を一時的に保管する倉庫を利用しなければならない場合もあります。通関手続きに関連した倉庫の利用や書類手続きなどが発生することも国際物流の大きな特徴です。 国際物流の主な流れ 国際物流では国境を超えるため、国内物流にはないさまざまな手続きが発生します。貨物は長距離を移動し、配送業者や税関を経由しながら運ばれます。そのため、長距離移動やさまざまな取扱いに耐えられるよう、しっかりと梱包する必要があります。 国際物流の主な手段は船と飛行機。貨物が届け先に届くまで多くのプロセスを踏むため、ビジネスで利用する際には事前準備や計画性も大切となります。 1.梱包 国際物流では、国内物流よりもはるかに長い距離を貨物が移動します。そのため、中の荷物を守るために梱包は頑丈にしておく必要があります。 配送方法によって、荷物を守る梱包方法は異なります。 例えば、船による輸送ではゆっくりと貨物が運ばれ、時には自分の貨物の上に重量物が置かれることもあります。ですので、長時間あらゆる状態に耐えられるよう頑丈な梱包が求められます。 その一方で、飛行機による輸送では積荷のスペースが限られているため、貨物をできるだけ小さく軽くしておかないと膨大な輸送料金がかかってしまいます。 国際物流は国境を超えるため、配送する貨物にインボイスやパッキングリストなどの書類が必要です。これらの書類は発送時に必ず貨物に添付しなければならないため、梱包時には忘れないように準備しましょう。 2.輸送 日本は島国のため、国際物流における輸送手段は船か飛行機のどちらかとなります。 船と飛行機はそれぞれ特徴が異なるため、貨物によって適した方法を選びます。 船は大きな荷物や重い荷物に適しています。費用も安く、大量に安く運びたい時にも最適です。しかし、輸送日数がかかるため、配送に時間がかかってもよい貨物に向いています。 一方、飛行機は、梱包ルールが厳しかったり輸送できるものに制限があります。費用は船よりも高額になりますが、早く配送できることが特徴です。 3.通関手続き 国境を超える国際物流では、貨物は必ず税関を通ります。貨物が税関を通過する時に必要となるのが通関手続きです。 輸出と輸入では、必要な通関手続きも異なるので注意しましょう。 輸出の際は通関書類の添付が義務づけられているため、インボイスやパッキングリスト、シッピングインストラクションなどの書類を発送前に準備します。 一方で、輸入の際は、基本的には荷物を受け取る側は特別な手続きは発生しません。しかし、発送主が作成した通関書類に不備がある、情報が不足しているといった場合は通関からの連絡に対応したり、貨物受け取りの際に輸入関税を支払うなどの手続きが発生することがあります。 合わせて読みたい 落とし穴に注意!海外販売における消費税の考え方を総合解説 4.貨物追跡 さまざまな業者を経由する国際物流では、貨物の追跡は非常に大切です。 輸出入に必要な通関書類の不備で税関で止まってしまっていたり、輸送途中に何らかの理由で配送が遅延するというケースも珍しくありません。 特に、ビジネスで国際輸送を利用する際には配送時間は信用にも影響が出ます。必ず貨物の追跡番号を控え、現在の位置情報や配送状況を適宜確認するようにしましょう。 万が一、配送途中で貨物が紛失したりダメージを受けた場合は、補償を受けられる場合もあります。貨物の配送が完了するまで、しっかりと追跡しておくことが大切です。 目的、日数、費用で選ぶ国際物流の種類 日本における国際物流の配送手段は、船便と航空便です。 ここでは、国際物流の種類を配送の目的、日数、費用ごとに解説します。 船便 […]
越境ECとは
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2023.12.13

世界のVAT解説:意外と安い東南アジアの消費税率も
海外との売買取引でよく聞くVAT。Value Added Taxの略で、付加価値税とも呼ばれる税金の一種です。 VATは日本の消費税のように、EUやアジアなどの海外の国々で物やサービスを購買する際に課される間接税。 具体的にどんな時にVATが課税されるのか、そして税率が高い・安い国は…? 海外との取引で課税されるVATについて、これまで包括的に取り上げられることの少なかった東南アジア地域についても本記事では詳しく解説していきます。 本記事で提供している情報は、利用者の判断・責任においてご参照ください。現時点のできるだけ正確な情報提供を心掛けておりますが、本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeおよび執筆者は利用者の確認不足によって発生したいかなる損失に対しても責任を負いかねますのでご了承ください。 *近年、頻繁に税制が更新されているため、公的機関による最新情報を必ず確認してください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 海外の消費税、VAT(付加価値税)とは? VATとは付加価値税とも呼ばれる税金の一種で、日本の消費税のように物やサービスを購買する際に課される間接税です。EUやアジアなどの国々でのビジネス活動に適用されます。 課税対象は、VAT対象国で行われる物品の販売やサービスの提供、対象国へ輸入された物品です。 VAT対象国でVATに登録をした事業者は、物やサービスを販売する際に商品価格にVATを加算します。こうして徴収したVATは、それぞれの事業者が確定申告の際に国内の税務当局に申告する仕組みです。 VATの税率は国によって異なり、商品科目によっては軽減税率が適用される場合もあります。特に、食品への税率は低く設定されている場合が多くなっています。 どんな時にVATを支払うのか? VAT(付加価値税)対象国で生じる物品の販売やサービスの提供、輸入された物品を購買する際に、消費者は事業者にVATを支払う必要があります。 どこで支払うのか? VAT対象国とは、EU加盟国やアジア諸国など。EUでは全ての加盟国にVATの導入を義務付けています。アジア諸国でも、シンガポール、台湾、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム、インドネシアなど数多くの国で課税が義務付けられています。 なお、事業者の拠点がVAT対象国内になくても、VAT対象国でビジネス活動を行っている場合はVATの登録をしなければならないケースもあります。特に最近は越境デジタルサービスに対してもVATが課税対象となっている場合がありますので、拠点が国外にあってもVAT対象国でビジネス活動を行う場合には注意が必要です。 VAT支払いを免除されるのは? 旅行者(非居住者) 消費者が旅行者(非居住者)の場合、購入額が一定の基準額を越えていればVATが返還されるVAT還付制度もあります。 VATの還付方法は、商品を購入した店でパスポートを提示して免税手続き書類をもらい、最終出国空港で払い戻し手続きを行います。 なお、一部の国では還付制度を実施していない国もあります。また還付の対象とならない商品・サービスもあるため注意が必要です。旅行先でVATの還付を受けたい場合は、事前に対象国や要件を調べておくとよいでしょう。 現地で売上のない国外の事業者 またEUなら、EU加盟国以外の国の事業者で、現地で売上がない場合は負担した税額が還付されます。業務上の支出を現地で行いVATを支払った場合も、定められた期間内に必要な書類を揃えて提出すればVATの還付を受けられるケースもあります。 還付対象は国や用途によって規定が異なりますので、JETROなどの公的機関より最新情報を確認するようにしてください。 合わせて読みたい 落とし穴に注意!海外販売における消費税の考え方を総合解説 消費税(付加価値税)が高い国、安い国 国によって税制が異なる消費税(付加価値税)。世界のどの国が税率が高く、どの国が安いのでしょうか? 消費税は、海外ではVAT、GST、営業税など国によって色々な呼称がありますが、ここではまとめて「消費税」として記載し、解説していきます。 消費税が高い国ランキング 消費税が高い国は下記の通りです。 最も税率の高いハンガリー(27%)に続くのは、福祉国家としても知られるスウェーデン、デンマーク、ノルウェーなどの北欧諸国。続いて、ヨーロッパ周辺諸国が消費税が高い国として目立ちます。 1位 ハンガリー 27% 2位 クロアチア 25% 2位 スウェーデン 25% 2位 デンマーク 25% 2位 ノルウェー 25% 6位 アイスランド 24% […]
越境ECとは
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2023.12.12

東南アジアの最新物価事情:日本との価格差でビジネスチャンス到来
ここ数年、世界経済における各国の立場が急変しています。 IMF(国際通貨基金)によると、日本の2023年度の名目GDP(国内総生産)は55年ぶりにドイツを下回って4位に転落する見通しです。日本経済の長期的な低迷や世界における競争力の低下が現れる結果となりました。 日本経済の弱体化に伴って、各国との物価とも価格差が現れはじめています。 そこで注目なのが、近年、勢いのある経済成長を続けている東南アジア諸国。 東南アジアといえば、これまでは物価が安く経済も発展途上のイメージが強かったのですが、ここ数年で取り巻く状況も急変しています。活発化している経済成長にあわせて、現地の物価も以前とは大きく変化しています。 本記事では、東南アジア諸国を取り巻く最新の物価事情をわかりやすく解説していきます。 本記事で提供している情報は、利用者の判断・責任においてご参照ください。 現時点のできるだけ正確な情報提供を心掛けておりますが、本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeおよび執筆者は利用者の確認不足によって発生したいかなる損失に対しても責任を負いかねますのでご了承ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! まだ物価が安いと思っていませんか?東南アジアの最新事情 かつては物価が安いと思われていた東南アジア。しかし、近年における東南アジア経済の成長スピードは凄まじく、かつての日本の高度成長期を彷彿とさせるほど。 事実、IMF(国際通貨基金)より公表された2022年の1人当たりGDPでは、ついに日本は台湾に追い抜かれてしまいました。またシンガポールでは、日本の倍以上の数値となっています。 2022年度 1人当たりGDP シンガポール:9万9935ドル(世界第5位) 台湾:4万4821ドル(世界第24位) 日本:4万2347ドル(世界第27位) ちなみに、10年前の2012年は、日本の1人当たりGDPは台湾の2.3倍ありました。 2013年から2019年にかけて円安が進み、世界経済における日本の立場は顕著に低下しました。その後、コロナ禍の2020〜2021年に台湾経済が成長し、翌年には日本を追い抜きました。 台湾だけでなく、コロナ禍前後に急速な経済成長を遂げた東南アジア諸国も多く、同時に現地でも物価も上昇しています。こうした国々での物価は大きな転換期を迎えているので、最新情報に注目する必要があります。 東南アジアに急速に広がるインフレの波 ヨーロッパやアメリカでは2021年から物価上昇が目立っていましたが、こうしたインフレの波は東南アジアにも到来しています。 JETRO「ビジネス短信」によると、2022年におけるASEAN諸国の消費者物価指数(CPI)上昇率は下記の通り。(前年比) ASEAN諸国の消費者物価指数(CPI)上昇率(2022年度) タイ 6.1 シンガポール 6.1 フィリピン 5.8 インドネシア 5.5 マレーシア 3.3 ベトナム 3.2 タイやシンガポールではCPI上昇率が6.1%となるなど、大きな上昇が目立っています。 ちなみに、日本におけるコアCPIの上昇率は2021年は0.5%、2022年は2.8%。経済成長ではなく、資源価格の高騰や円安などの外的要因で1991年ぶりの物価上昇となりました。現在の日本の物価上昇率は、タイやシンガポールに比べると半分以下となっており、いかに東南アジアの物価に勢いがついているのかわかります。 また、JETROが公表した下記のグラフからも、東南アジア各国で消費者物価指数(CPI)とコアインフレ率が上昇していることが見て取れます。 出典:JETRO「ビジネス短信」 日本との価格差:物価は高い?安い? 東南アジアの物価を考える時に忘れてはならないのが、貧富の格差。 東南アジアの多くの国々では、日本より貧富の格差が大きい傾向にあります。その理由となっているのが、東南アジア諸国の社会構造です。 主に、下記のような要因で貧富の格差が大きく開いています。 […]
マーケット情報
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2023.12.07

越境ECで成功するためには?マーケティング戦略と事例を紹介
越境ECで「成功する人」と「失敗する人」の違いは何でしょうか? この記事ではShopeeの越境ECに詳しい筆者が、越境ECのマーケティング戦略について徹底解説します。 越境EC事業は、「越境ECのマーケティング戦略」や「同業他社の事例」、「自社ECを海外に広める方法」を学ぶことで、成功に一歩近づくでしょう。ただ、しっかりと情報収集をし、戦略を立てなければ、越境ECが失敗に終わってしまうかもしれません。本記事を参考にしていただき、具体的な戦略を立てることで、自社ECの海外プロモーションを成功へと導いていきましょう。 ぜひ、自社の越境ECビジネスを成功させる秘訣を掴んでください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 国内のマーケティング戦略の潮流 国内のマーケティング戦略では、「デジタルマーケティング」が主流となっており、他にも「SNS」や「インフルエンサーマーケティング」などが注目されています。また、ECサイトでの販売を拡大することも国内マーケティング戦略における重要なポイントです。特に、COVID-19の影響でオンラインでの購入頻度が増え、これを活用した事業が成功しやすくなっています。 具体的に国内のマーケティング戦略の潮流を見ていきましょう。 デジタルトランスフォーメーション 国内市場では、デジタルトランスフォーメーションが急速に進行しています。企業は従来の「実店舗中心のビジネスモデル」から「デジタルプラットフォームへ」のシフトを進め、オンライン上での存在感を高めることに注力しています。ソーシャルメディア広告、ウェブサイト最適化、モバイルアプリケーションの開発などが、デジタルトランスフォーメーションの一環として取り組まれています。 データ駆動の意思決定 国内市場では、ビッグデータとAIの活用が一般的になり、データ駆動の意思決定がマーケティング戦略の中心に位置しています。消費者の行動データを分析し、パーソナライズされたコンテンツや広告を提供することが、競争優位性を築くための重要な要素となっています。 サステナビリティへの焦点 国内市場では、環境への配慮や社会的責任に焦点を当てる「サステナビリティ」が重要視されています。企業は環境に優しい製品やサービスの提供、リサイクルプログラムの実施、社会貢献活動への参加など、サステナビリティに関連する取り組みを強化しています。 世界市場と日本市場の比較 世界市場と日本市場を比較すると、いくつかの違いが見られます。 まず、市場規模の違いです。世界市場は、日本市場よりもはるかに大きく、多様な消費者ニーズに対応する必要があります。例えば、中国やインドなどの新興国が経済成長を遂げることで、新たな需要が生まれています。 つぎに、消費者の価値観の違いもあります。日本市場では、「品質」や「安全性」が重視されることが多いですが、世界市場では、「価格」や「デザイン」がより重要視されることがあります。 また、行政規制や法律の違いも大きな要因です。各国によって、輸入規制や基準が異なるため、日本企業はこれらに適応する必要があります。例えば、食品の表示基準や電子機器の安全基準などが挙げられます。 このような違いから、マーケティング戦略ももちろん異なる手法が求められていきます。日本市場では、広告や販売促進が主にテレビや新聞などのマスメディアを通じて行われることが多いですが、世界市場ではSNSやインフルエンサーを活用したターゲティングが盛んに行われています。 このような特徴やポイントを理解し、市場に合った戦略を立てることが、世界市場での成功に繋がります。 越境ECのマーケティング戦略を紹介 越境ECにおいて重要なマーケティング戦略を紹介します。特に、効果的なプロモーション方法が重要です。 SNS活用による海外顧客ターゲティング 越境ECでは、新たな国際市場に足を踏み入れる際に、まったく新しい顧客層を引き付ける必要があります。国際市場での知名度向上や新規リードの獲得において、SNSの活用が有効です。 SNSプラットフォームは、国際的に普及しており、異なる国の人々が集まります。つまり国際市場での認知度を高め、新たな顧客を獲得するチャンスが増えるということです。より効率的に獲得するために、まずは各国の言語に合わせたコンテンツを提供しましょう。そして、SNS広告プラットフォームのターゲティング機能を活用して、特定の国や地域のユーザーに効果的に広告を配信することもおすすめです。 またSNSはリアルタイムでコミュニケーションを取れることが特長です。海外の顧客でも、リアルタイムで対話ができます。SNSを通じて24時間365日のカスタマーサポートを提供し、顧客の質問に迅速に応答できれば、信頼関係を築くことができるはずです。セラーとしての信頼が高まれば、成功へと導けるでしょう。 さらにSNSは情報の拡散に適しており、良い商品やサービスがバイラルに広がる可能性があります。リピーターとしての購買者を増やすためにもSNSは効果的な手法です。 商品選びから購入までのユーザージャーニー 商品選びから購入までのユーザージャーニーは、越境ECにおいて重要な過程です。 越境ECでは、国内市場より知名度が低い商品が多いため、ブランドや製品に関して信頼を築く必要があります。したがってユーザージャーニーは、信頼構築に焦点を当てることが重要です。 ユーザーは、一般的に下記のようなユーザージャーニーをたどります。 情報収集 信頼構築 購入決定 サポート 国際的な顧客は、まず商品に関する情報を収集します。SNS、ウェブサイト、口コミ、ブログなど、オンラインの情報源を活用して、新しいブランドや製品を発見し、詳細を調査します。 認知を獲得したら信頼を得る必要があります。国際市場での信頼を構築するために、質の高いコンテンツ、カスタマーレビュー、信頼性のある情報提供を重視しましょう。消費者に対して製品の品質と信頼性を伝える努力が必要です。 顧客が信頼を築いたら、製品を購入する決断が下されます。ウェブサイト上でのスムーズな購入プロセス、支払いオプションの選択、送料および関税情報の提供などが購入を促進します。 最後に購入後の顧客サポートは非常に重要です。製品の到着、品質に関する質問への対応、クレーム処理など、顧客満足度を維持するために努力が必要です。 国際市場でのユーザージャーニーにおいては、信頼構築と国際市場特有の要件を考慮したカスタマーサポートが成功に不可欠です。越境ECのブランドは、国際市場におけるユーザージャーニーのスムーズさと信頼性に焦点を当てることで、国際的な顧客に対し魅力的な体験を提供できます。 検索順位をあげるためのSEO対策 […]
物販ECノウハウ
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2023.10.31

【人気シリーズ最新版】2023年世界で売れている日本商品はコレ!必ず押さえておきたい新しいトレンド10選(all category 編)
現在、日本の商品は世界で高い評価を得ています。 今回は、日本からの越境ECにおいて、東南アジア・台湾で人気のある10個の「日本商品」をピックアップして紹介していきます。 Shopee独自の調査で、「各カテゴリー別ランキング10位」にこそ入りませんでしたが、日本でもSNSを通してよく見かける商品や人気アイテムまで、チェックしておきたいものばかりです。地域別にチェックしていき、今後の販路拡大に活用していきましょう。 ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジア・台湾が熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジア・台湾へ「海外販売」すべき人気の日本商品10選(all category 編) ※Shopee Japan独自 2023年カテゴリー別人気商品です。 – ホビー編 – 【Tamagotchi Smart ワンピーススペシャルセット – BANDAI TOYS】 Tamagotchi Smart One Piece Special Set 公式:https://toy.bandai.co.jp/series/tamagotchi/smart/onepiece/ 麦わらの一味とコラボレーションしたたまごっち達が登場 食べ物やアクセサリーもONE PIECEモチーフへスタイルチェンジ可能 ONE PIECEらしいクールな時計デザイン たまごっちというキャラクター達の食事やゲームなどのお世話を通して、成長させていくキーチェーン型育成ゲーム。時代と共に進化を遂げ、ウェアラブルスタイルでいつでも一緒にいる存在の実現へ。 1996年に発売され、今も世代を超えて愛されているたまごっち。なんとONE PIECEの世界観を楽しめるスペシャルセットとしての商品がランクインしました! 私もたまごっちユーザーで、時間があれば育成に力を注いでしまうくらい没頭する魅力的な商品です!時代の進化と共に今ではマイクでコミュニケーションをとったり、よりスマートなライフスタイルも導入したりと進化が止まりません。 「たまスマカード」で自分好みにカスタマイズできるのも魅力的なポイントです! 販売元 :BANDAI おすすめの市場:タイ カテゴリー :ホビー・ゲーム 日本流通価格 :9,020円(税込) […]
人気商品
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2023.10.05

越境ECはどんな費用がかかるの?スタートアップが押さえたい5つの費用
「これから越境ECを始めたいけど、費用はどのくらいかかるの?」 この記事では、これから越境ECを始める事業者向けに「どんな費用が」「どのくらい発生するの?」という内容をまとめました。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECを始める前に知っておきたい費用 越境ECとは? 越境ECとは、国境を越えてインターネットを通じ商品やサービスを販売するビジネスの形態です。 国内市場だけでなく、世界中の消費者を顧客とすることができるので、新たな市場へのアクセスが可能です。国内とは異なり、対象国への販売計画と戦略が必要ですが、成功すれば巨大なグローバル市場で成長するチャンスが広がります。 越境ECにかかる基本的な5つの費用 越境ECに必要な費用として、基本的には以下の5つが発生します。 ECサイトの立ち上げ〜運営にかかる費用 商品の準備にかかる費用 発送、在庫管理にかかる費用 マーケティング・広告にかかる費用 手数料と為替リスク 越境ECをするための手法は多いですが、基本的にはこれらの費用がかかります。以下、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。 1.ECサイトの立ち上げ〜運営にかかる費用 ECサイト本体にかかる費用です。立ち上げにかかる初期費用や、毎月コンスタントにかかるランニングコストなどです。実店舗で例えると、店舗の建物・土地の購入費、賃料などのストアに直接関わる費用です。 ①ECサイト開発費用(自社サイトとして構築の場合) 越境ECサイトの維持にかかる費用です。 ストアの立ち上げ時にかかる費用で、継続的には発生しないものです。ECサイト開発費用には、具体的に以下のものがあります。 【ECサイト開発費用の主な内容】 ECサイト構築費 サイトデザイン作成費 カートシステム作成費 なお、多額の費用がかかる傾向があるサイト開発費用には、補助金が適用される可能性もあります。越境EC事業で使える補助金について詳しくは、こちらの記事で解説しています。 合わせて読みたい 越境ECに適用となる補助金の5種類の最新版の紹介 ②ECサイト運営費用 毎月・毎年など、コンスタントに発生するランニングコストです。ECサイト運営は全て自社で準備できるものばかりではなく、他社サービスのサブスクリプションなどを利用するものもあり、それらの費用になります。 【ECサイト運営費用の主な内容】 レンタルサーバー代 ドメイン登録費 ストア利用料 セキュリティ関連費 コンテンツ制作費 2.商品の準備にかかる費用 販売商品を手に入れるために発生する費用です。 これがなければ商品を売れないので、必ず押さえておくべき大事な費用です。 ①商品仕入れ費用 商品を自社以外から仕入れるための費用です。 商品を新たに製造するのではなく、すでに完成されている商品なので、単純に購入にかかった費用がそのまま仕入れ費用になります。 ②商品製造費用 商品を仕入れるのではなく、自社で製造することにかかる費用です。 また、自社で製造せずに製造を外部に委託するOEM(Original Equipment […]
越境ECとは
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2023.09.29

【人気シリーズ最新版】2023年海外販売で人気急上昇中の日本商品はコレ!押さえておくべきアイテム10選
近年、海外販売では日本商品が注目されつつあります。 今回は、越境ECで今押さえておきたい人気急上昇中の日本商品を紹介していきます。 日本でも人気がある商品は海外でも注目されているのか、はたまた新しい着眼点であるニューカマーが入っているのでしょうか! ぜひ海外販売をする際は、こちらの記事を参考にしていただければと思います。 ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジア・台湾で日本商品が熱い!人気急上昇中の日本商品の紹介! 今がチャンス!東南アジア・台湾へ「海外販売」すべき人気急上昇商品を一挙紹介! ※Shopee Japan独自 2023年急上昇の人気商品です。 1.【ボタニスト ボタニカルトリートメントスムース】 Botanist Botanical Treatment (Smooth) Apple & Berry 490g 公式:https://botanistofficial.com/shop/g/gbtn001-btn22053st/ レモングラス葉/茎エキスでさらさらと潤いのある髪へ シリコンを始めとする4つのフリー処方 【美容成分】 髪の内部まで浸透、そして補修をしてくれる ・ボタニカルマイクロプロテイン :浸透補修 ・ホワイトバーチ(白樺)ウォーター :髪に潤いを ・シルバーライムエキス :髪に輝きを・ボタニカルプロテクトコンプレックス:乾燥を防ぐ・吸着保湿成分 :地肌に潤いを など、5つのボタニカルエッセンス入り。 こちらの商品はいろんなシリーズが発売されており、自身の髪の悩みに合わせて選択できるのがおすすめです!香りもいいので、ついつい全部試したくなってしまうのが、ポイントですね! 販売元 :株式会社I-ne カテゴリー :ビューティー・ヘアケア・トリートメント 日本流通価格 :1,540円(税込) 2.【フィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液 ヘアマスク】 Fino Premium Touch Rich Serum Hair Mask 公式:https://brand.finetoday.com/jp/fino/mask/ 手ぐしが止まらないトゥル髪へ 髪のわずかな痛みも集中補修 上品で心地よいグレースフローラルの香り […]
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2023.09.14

ダブルイレブンとは?中国だけじゃない巨大ECセールの解説と攻略法
ダブルイレブン(W11)とは、11月11日に行われる世界最大規模のECセールです。 そもそも「独身の日」という名称で中国から始まったイベントですが、現在では東南アジア諸国など中国以外の国でも開催されるようになりました。 ECにおけるセールには年間を通してさまざまなものがありますが、ダブルイレブンは他と何が違うのでしょうか? 本記事では、ダブルイレブンの特徴と攻略法について解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ダブルイレブンとは何か? ダブルイレブン(W11)とは、11月11日に開催される超大型のECセールです。 その始まりは、1が並ぶことから中国で「独身の日」と呼ばれるようになったこと。独身の日には、そもそも出会いを求める独身者向けのイベントが開催されていました。それが次第に独身者同士が贈り物をするイベントの日となり、大きく盛り上がるようになりました。 独身の日の盛り上がりに目をつけた中国の大手ECモール、アリババが中国の独身者をターゲットにECセールを行うようになったことをきっかけに、中国企業が次々と参入。やがて世界でも最大級と呼ばれるEC大商戦が展開されるようになりました。 現在では、ダブルイレブンといえば独身者向けのイベントというより「中国最大規模のECセール」というイメージを持つ人の方が多いのではないでしょうか。 ダブルイレブンの勢いは中国だけに留まらず、「中国の後に続け」と東南アジア諸国でも開催されるようになりました。現在では東南アジアでも、ダブルイレブンは1年の中で最も盛り上がりを見せる主要なECセールとなっています。 ダブルイレブンは何がすごいECセールなのか? クリスマスでも新年のセールでもない、ダブルイレブン(W11)。一体、何がそんなにすごいのでしょうか? まず、売上規模。国内市場における一般的なセールではみられないほど、売上が急増します。そしてECセールの盛り上がりに伴って、ライブコマースなどのECイベントも盛んになります。 ダブルイレブンの時期は「セールへの期待感」と「買い物ムード」がEC市場全体で高まるため、既存顧客だけでなく新規顧客を獲得するチャンスだと言えるでしょう。これから越境ECへ参入しようと考えている企業は、ダブルイレブンを認知拡大に活用するのも戦略のひとつです。 ダブルイレブンの発祥地、中国では ダブルイレブンの発祥の地、中国における2022年のダブルイレブン期間での総合ECプラットフォーム(Tmall、JD.com、拼多多を含む)の流通取引総額は9,340億元(約18兆3,246億円)だったといいます。(中国の調査会社 星図データ調べ) またライブコマースの勢いも健在で、星図データの同調査によると抖音(TikTok)、快手(Kuaishou)、点淘(Diantao)を含むライブコマースプラットフォームの合計流通取引総額は1,814億元(約3兆4,466億円)でした。 またインフルエンサーの影響力も凄まじく、中国のトップインフルエンサー李佳琦(Austin Li)が、たった1人で200億元(約3,800億円)を売り上げたと推定されています。驚くべきことに、李佳琦のライブコマースの総視聴者数はなんと4億5,000万人。日本の人口1億2,300万人の約3.7倍もの人が、ダブルイレブンのキャンペーン時期に李佳琦のライブコマースを視聴していたことになります。 世界各国のメディアも毎年注目するほどの巨大ECセールとなった中国のダブルイレブンですが、近年は中国経済の停滞に伴い、成長が鈍化しているというリサーチもあります。 そこで注目したいのが、新興市場である東南アジアです。 経済急成長中、注目の東南アジアでは 少し前までは、発展途上国のイメージも強かった東南アジア諸国。しかし現在では、シンガポールは日本のほぼ倍のGDP、フィリピン、マレーシアやタイなどは日本の高度経済成長期並みの経済成長を遂げています。 コロナ禍の急速なデジタル化の後押しもあり、EC展開において好条件が揃ってきた東南アジア。 そんな東南アジアと台湾でトップシェアの越境ECプラットフォームShopeeも、ダブルイレブンで大きく盛り上がるECサイトのひとつです。商品オーダー数、売上の大幅アップに加え、キャンペーン時期のライブコマースの視聴回数も格段に増えます。 Shopeeにおける、2022年のダブルイレブン(11.11ビッグセール)の実績は下記の通りでした。 日本からの越境商品、オーダー数は通常期の約10倍 売上を約16倍に伸ばした日本越境トップセラーも 東南アジアと台湾におけるShopee Live(ライブコマース)の視聴回数は15億回以上 広告を出稿している日本からの越境セラーの売上は約3倍に Shopeeにおける2022年のダブルイレブンでは、日本からの越境セラーの活躍が目立ったことも大きな特徴です。また、日本からの越境商品を購入した消費者の2人に1人は初めて日本越境商品を購入した人だったそう。 このような日本の越境セラーの躍進からも分かるように、成長を続ける東南アジアの越境EC市場ではまだまだ新規参入の余地が残されています。 キャンペーン時期におけるライブコマース ダブルイレブンにおいて、ライブコマースは売上の向上に大きな影響力があります。 情報の一方通行となりがちなECでのショッピング体験において、ライブコマースは消費者からのニーズや疑問をその場で汲み取ることができます。双方向のコミュニケーションを活性化し、消費者の購買意欲の向上に役立つツールがライブコマースなのです。 Shopeeのライブコマース「Shopee Live」は2022年のダブルイレブンにおいて、東南アジア・台湾で15億回以上の視聴回数を記録しました。 ダブルイレブンで売上を最大限に向上させたいなら、ぜひ利用を検討したい機能です。 ダブルイレブンで人気だった日本からの越境商品カテゴリ Shopeeの2022年ダブルイレブンにおいて、東南アジア・台湾の消費者から人気だった日本からの越境商品カテゴリは「ヘルスケア・化粧品」「ホーム・リビング」「食料品」でした。これらのジャンルの日本商品は特に需要が高まり、注目されています。 日本からの越境商品カテゴリ 人気Top3 ヘルスケア・化粧品 ホーム・リビング 食料品 […]
Shopee ノウハウ
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2023.09.14

10倍の実績も!越境ECのセールスケジュール:米国、中国、東南アジア解説
越境ECにおいて、セールが重視されているのはなぜでしょうか?それはズバリ、飛躍的な売上が期待できるからです。 国内市場とは異なる「越境ECにおけるセール」について、その位置付けと具体的な年間スケジュールを紹介。年間販促の計画にも役立つ情報をまとめてお届けします。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 売上が爆増する、越境ECにおけるセールとは? 国内市場では「売れ残りを消化する」というイメージが強いセールですが、越境ECにおけるセールでは意味合いが大きく異なります。 越境ECにおけるセールとは、売上が爆増する期間です。 例えば、中国最大のスーパーセールとして知られる「独身の日」。ダブルイレブンとも呼ばれるこの大型セールは、毎年桁違いの売上を記録することで知られています。 実際に2020年の独身の日には、474店舗ものECショップが売上1億元を記録し、さらにその中で10億元以上の売上を記録した店舗は30もありました。(Tmall) 同セールでは日本企業の躍進も目覚ましく、ユニクロ、SK-Ⅱ(P&Gジャパン)、資生堂も10億元の売上を記録したとしてニュースになりました。 こうした背景からも、独身の日は現地の消費者にとって「ついでに参加するもの」というより、「参加しないと損をする」「参加することが習慣になっている」という意味合いが強いと言えるでしょう。つまり、売り手にとっては越境ECにおけるセールはショップの売上を大きく加速させる絶好のチャンスとなります。 越境ECにおいて、このような大型セールが開催されているのは中国に限りません。世界各地で年間を通じて、色々なテーマのセールが開催されています。 次の章からは、世界の越境ECにおけるセールについても解説していきます。 2023年:越境ECにおけるセールの年間スケジュール 世界における越境ECのセールにはどんなものがあるのでしょうか? 年間販促計画にも役立つ、越境ECのセールスケジュール。国や宗教によってもカレンダーが異なります。本記事では、越境ECの主要マーケットであるアメリカ、中国、そして注目の東南アジアのセールスケジュールをご紹介していきます。 アメリカのECセール 普段越境ECに馴染みがない人にとっても、親しみがあるイベントが多いアメリカのECセール。日本で行われているECセールと共通の日程や内容も多く、イベント名を聞けばどんなものか想像がつく人も多いはず。 それでは、アメリカのECセール年間スケジュールを1月から順番にご紹介します。 1月1日〜 New Year Sales(ニューイヤーセール) 新年を祝うニューイヤーセール。アパレル、電化製品、食品、旅行など、ありとあらゆるジャンルでセールが開催されます。 2月14日 Valentine’s Day(バレンタインデー) キリスト教圏でカップルがお互いの愛を祝うイベント。セイントバレンタインデーとも呼ばれ、カップルに向けた商品のセールが目立ちます。 3月8日 International Women’s Day(国際女性デー) 国際婦人の日・国際女性の日とも呼ばれる国連により定められた記念日です。中国でも同じ時期にセールを開催しています。 4月(3月22日〜4月25日の間の日曜日) Easter(イースター) 復活祭とも呼ばれるキリスト教の祭事です。イエス・キリストの復活を、うさぎや卵のグッズなどとともに祝います。この期間に長期休暇を取る人も多く、購買活動も活発になります。 5月 第2日曜日 Mother’s day(母の日) 母への感謝を表す日です。カーネーションの贈り物が代表的ですが、現在は母親向けのあらゆる商品がギフト対象です。 5月 最終月曜日 Memorial Day(メモリアルデー) 戦没将兵追悼記念日。兵役中に逝去したアメリカ兵士を追悼する、国が定めた祝日です。 6月 第3日曜日 Father’s Day(父の日) 父への感謝を表す日です。 7月4日 Independence Day(独立記念日) インディペンデンスデーとも呼ばれます。1776年7月4日にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念する祝日です。 […]
Shopee ノウハウ
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2023.08.30

台湾化粧品ブランド徹底解剖!最新トレンドから見る日本ブランドの可能性
台湾の化粧品に注目している人は必見です。本記事では、台湾で今注目されている化粧品トレンドと、そこから得られる日本ブランドのチャンスに焦点を当てます。 台湾が誇るブランドから、日本のブランドにも適用できる展望が見えてくるでしょう。韓国コスメの流行を超え、台湾が提案する最新技術やアプローチを通じて、新たなビジネスの可能性を見つけてください。記事の最後には、ビジネスチャンスをつかむための提案も行います。最後まで読み進め、新たなビジネスへの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 台湾コスメブランドの魅力に迫る! 台湾化粧品ブランドの魅力を解き明かします。台湾はアジアの美容パワースポットとして、その独自の魅力を放っています。美容において日本や韓国に並ぶ存在感をもつ台湾の魅力に迫りましょう。 日本や韓国と肩を並べるアジアの美容大国・台湾 台湾は、美容業界の勢いから「アジアの美容パワースポット」と称される存在になっています。日本や韓国と同様に、台湾も美容産業で独自の魅力があり、独特の美の文化を発展させています。 台湾の美容についてもう少し深く探ってみると、以下の特徴があります。 ・独自のブランドが多数存在し、日本では入手しにくい商品も多い ・アジアの中でも、特に肌に優しい成分や自然由来成分を重視したスキンケア製品が多い ・プチプラでありながら、効果の高い商品が豊富であり、コスパが高い ・パッケージデザインやカラーバリエーションが豊富で、女性にとって魅力的なアイテムが多い ・SNSなどで話題になっている商品や、日本や韓国の有名ブランドとのコラボ商品も多く、注目度が高い ・お土産やプレゼントに喜ばれるおしゃれでかわいいデザインのコスメが多い 以上のように、台湾は美容において独自の文化と魅力を持っていることがわかります。これからも美容業界での台湾の地位は上がり続け、最新の美容情報やトレンドに敏感な人たちにとって注目の地となり続けるでしょう。 台湾独特の自然成分を活用したスキンケアアイテムが人気 台湾の美容業界では、自然成分を最大限に活用したスキンケアアイテムが大評判です。 台湾の土地が育む植物成分や天然エキスは、肌に優しく効果的なケアをしてくれます。特に、台湾独自のハーブやミネラルを取り入れた製品は、その効能から多くの愛用者を生んでいます。 おすすめ台湾コスメブランド ここでは、台湾コスメブランドの中でも特におすすめのブランドを紹介します。以下のブランドは、台湾だけでなく、日本や韓国、世界中で多くの人々から支持されているため、ぜひチェックしてみてください。 注目のプチプラブランド:heme(ヒーミー) 台湾発の注目ドラッグストアコスメ、heme(ヒーミー)は、プチプラながらも高品質なアイテムが多く話題となっています。特に、アイカラーパレットが人気で、さまざまなカラー・質感・デザインがあり、コスメ好き女性から高い評価を受けています。 公式サイトやPinkoiなど、日本でも通販で購入が可能です。hemeは、コスメブランドとしてアジア全土で広く認知されており、今後も目が離せません。 肌に優しいDR.WU(ドクターウー)シリーズのスキンケア DR.WU(ドクターウー)シリーズのスキンケアは、台湾で開発された肌に優しい人気のコスメブランドです。使用されている原料は植物由来や自然素材が主で、合成香料や着色料、アルコールなどは使われていません。 皮膚科の専門家であるDr. Wu(ウー博士)が台湾の大学と協力して開発されたこのシリーズは、品質が高く臨床テストも行われています。特に敏感肌の人におすすめで、自身の肌に合ったアイテムを見つけやすいです。 公式サイトでは、DR.WUシリーズの商品一覧や使用方法が紹介されており、簡単に購入ができます。また、さまざまなスキンケア商品が揃っており、自分の肌質や悩みに合わせて選ぶことができます。 台湾のメイクアップアーティストが手掛ける1028 台湾のメイクアップアーティストが手掛ける1028は、多くの女性に支持されているコスメブランドです。日本でも人気が高まっており、以下のような理由からおすすめです。 プチプラでありながら品質が高い 独自のデザインとカラー展開が魅力的 台湾では、ドラッグストアやデパートで購入できるほか、公式サイトや通販サイトでも取り扱いがあります。日本では、ロフトでも一部商品が販売されており、国内でも手に入れやすいといえるでしょう。 台湾のコスメブランド1028は、日本人の肌にも合った成分やデザインが特長です。アジアの美容トレンドをいち早く取り入れたい女子には大注目なため、今後も目が離せないでしょう。 合わせて読みたい 越境ECマーケティング担当が指南!海外で売れる出品のコツを詳しくご紹介 台湾コスメブランドの購入方法 台湾コスメブランドを購入する方法はいくつかありますが、現地での購入や通販サイトを利用する方法が主流です。それでは、それぞれの購入方法について詳しく見ていきましょう。 台湾現地で手に入れる!お土産にも最適 台湾に旅行に行った際は、ぜひ現地でコスメを手に入れてみてください。ドラッグストアや専門店でさまざまなブランドの商品が販売されており、お土産にも最適です。 おしゃれなパッケージで女子旅にもピッタリなアイドルマスクや、オイル配合のリップクリーム、香りが良い茶葉を使ったフェイスパックなど、日本では手に入らないアイテムを見つけることができます。友達や家族へのお土産にも喜ばれること間違いありません。また、現地での価格もお得な場合が多いため、台湾に行く機会がある人は、現地調達がおすすめです。 通販サイトを利用して日本で手軽に購入 […]
マーケット情報
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2023.08.30

越境ECに適用となる補助金の5種類の最新版の紹介
「これから越境ECを始めたいけど、該当する補助金はあるの?」 「補助金をフル活用して、できる限り初期費用を押さえたい!」 この記事では、越境ECで使える5つの補助金について、最新情報(令和5年8月現在)をまとめました。これから越境ECを始める方はもちろん、すでに越境ECに取り組んでいる方が使えるものもありますので、ぜひ越境ECを助ける補助金の申請にチャレンジしてみましょう。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECで使える補助金のメリット・デメリット 越境ECを始める場合には、事業計画と並行して補助金の使用を検討してみましょう。補助金にはデメリットもありますが、それ以上に金銭的に大きなメリットを得ることができます。 ここでは、越境ECに補助金を取り入れた時の、メリット・デメリットを解説します。 越境ECで使える補助金のメリット ①コスト負担を軽減できる 越境ECは、商品の配送、翻訳、通関手続き、外国市場のマーケティングなど、運営にとても多くの経費が必要となります。これらのコストに補助金を充てることで、売上が発生しにくい初期段階においてコストを軽減できます。 ②返還する必要がない 補助金は、交付金や助成金などと同じく、返還する必要がありません。ですので、採択された金額がそのまま費用負担の軽減につながるので、自己資金の負担を減らせます。 ③事業拡大に繋がりやすい 補助金で初期段階の自己負担を軽減することで、売上をさらなる事業拡大に投資することができます。 たとえば、海外展示会や商談会への参加、新規市場の調査などに用いることで、直接的なビジネスチャンスをつかむキッカケとなります。 越境ECで使える補助金のデメリット ①申請書類を作成する手間 補助金に申請するためには、基本的に事業計画書を作成する必要があります。 また補助金の種類によっては、提出する書類の量が多い場合があります。ですが、これから行う事業の計画書を作るということは、補助金申請の有無に関わらず重要なことですので、無駄な作業にはなりません。 ②補助金支給後の報告書提出 多くの補助金では、補助金が支給されたあとの数年間は、事業の経過などを報告するための報告書の提出を求められます。補助金は支給されたからもう終わり、というものではなく、支給後にもしっかりと経過報告をしなければいけません。 越境ECでの補助金で対象になる経費 越境ECでの対象経費の一例としては、以下のものがあります。 ・ECサイト構築・運用システムの導入費用 ・ショッピングカートシステムの導入費用 ・在庫管理システムの導入費用 ・CRM(顧客管理)システムの導入費用 ・データ分析ツールの導入費用 ・ネット広告費用(一部補助の対象となる場合あり) ・関連する研修費用 ・ITツール利用支援サービス利用料 ・その他 上記は一例であり、実際にこれから申請する補助金によっては、それぞれで細かく対象経費が分類されています。詳しくは、実際に申請する補助金窓口に問い合わせてみましょう。 越境ECで使える5つの補助金 越境EC事業で使うことができる5つの補助金について、概要と注意点をまとめました。 ①IT導入補助金 IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入し、業務効率化や売上拡大を図るための支援を目的とした補助金です。 【公式サイト】https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/ IT導入補助金には3つの制度があり、最大で導入費用の3/4が補助されます。 通常枠…IT導入による生産性向上が目的。A型とB型の2種類がある。 デジタル化基盤導入枠…生産性向上、企業間取引のデジタル化、インボイス制度対応などが目的。 セキュリティ対策推進枠…サーバーセキュリティ対策の強化が目的。 以下、それぞれを詳しく解説します。 1.通常枠 通常枠には、A類型、B類型の2種類があります。最大450万円までの補助を受けることができます。 […]
越境ECとは
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2023.08.30

【越境EC決済】東南アジアで主流の決済サービスを紹介!
越境ECにおいて、スムーズな決済システムは現地のバイヤーにとって極めて重要です。それぞれの国で人気のある決済方法は違うため、出店する際は各国の違いを理解することが必要不可欠です。 この記事では、Shopeeで使える決済方法と海外で主流の人気決済サービスを紹介します。シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、台湾の各国における現地で人気の決済方法にも触れ、越境EC成功に向けたヒントをお届けします。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECにおける決済システムの重要性 越境ECにおける決済システムは、グローバルなビジネス展開において非常に重要な要素です。顧客が安心して商品を購入し、ストレスフリーな取引を行えるかどうかは、決済システムの信頼性と利便性に大きく依存しています。 まず、国によって決済方法は多種多様であり、それぞれの文化や規制に適したものを提供することが求められます。柔軟な決済オプションを提供することで、購買意欲が高まり、売上拡大につながります。 さらにセキュリティも決済システムの重要な側面です。決済システムに信頼がなければ、顧客はそのショップを利用しないでしょう。 顧客満足度の向上、信頼性の確保、セキュリティの強化などを通じて、企業の成長と国際市場での成功を促進します。 越境ECでよく使われる決済方法 越境ECでよく使われる決済方法は、「クレジットカード」や「デビットカード」「PayPal」などです。これらの決済方法は、グローバルに普及しており、多くの国で利用されています。特に、クレジットカードは世界中で広く利用されており、越境ECにおいても一般的な決済方法の一つです。 直近のトレンドとしては、モバイル決済サービスの普及が挙げられます。中国のWeChat PayやAlipay、フィリピンのGCash、インドネシアのGoPayなど、各国でモバイル決済サービスが急速に普及しています。QRコード決済は、スマホを使って簡単に決済ができるため、利便性が高いことが特徴です。 合わせて読みたい ECとは?ビジネスの基礎知識から急成長中の越境ECまで徹底解説 東南アジアの決済方法の概要 東南アジア諸国の決済方法は多様で、国ごとに異なる特性が見られます。以下に、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、台湾の主流決済方法についての割合を示します。 各国での主流決済方法は地域の文化や経済状況に影響を受けており、クレジットカードや電子マネーの利用が増える一方で、現金決済が一部の国で根強く残っていることが分かります。これらの特性を踏まえて、企業は地域ごとの適切な決済戦略を構築することが重要です。 シンガポールでの現地人気決済方法 シンガポールはアジアの金融・経済の中心地として、先進的な決済方法が普及しています。 現在最も人気のある決済方法は、「クレジットカード」「デビットカード」そして「非接触型決済」です。また、非接触型決済は、新型コロナウイルスの影響により、ますます人気が高まっています。非接触型決済には、PayWave、PayPass、Apple Pay、Samsung Pay、Google Payなどがあり、スマホやウェアラブルデバイスを使って簡単に支払いができます。 キャッシュレス決済の普及状況 VISAが発表したデータ(NAVIGATING A NEW ERA IN PAYMENTS)によると、2023年時点で、シンガポールでキャッシュレス決済を使用する消費者は97%にものぼることがわかりました。 2007年以降、キャッシュレス決済は急激に普及し、2016年にはキャッシュレス普及率が58.8%に達しました。特に非接触型決済は、新型コロナウイルスの影響によりますます人気が高まっています。政府もキャッシュレス決済の普及を推進しており、国内におけるデジタル決済システムの統合の必要性を訴えています。 世界銀行の「CPMI諸国の支払い、清算決済システムに関する統計」を参考に筆者作成 越境ECにおける人気決済方法 シンガポールの越境ECにおける主要な決済方法はクレジットカード、PayPal、デビットカードなどです。 クレジットカード決済が可能なサイトは、全体の8割以上。クレジットカードは、Visa、Mastercard、American Expressなどが広く利用されています。シンガポールではクレジットカード決済のみでも、ECサイトは十分対応可能でしょう。 タイでの現地人気決済方法 タイの支払い方法はまだ現金を中心に据えており、主にスーパーや市場、屋台などでの取引が行われています。タイのオンラインショッピングにおいては、銀行振込や代金引換が一般的です。 キャッシュレス決済の普及状況 タイは現金中心の国ですが、キャッシュレス決済も段々と普及しています。 政府はこの流れを加速させるために、2019年にQRコード決済を目的とした「PromptPay」を導入しています。その結果もあり、2021年3月、公共財団法人国際通貨研究所による報告書によると、タイのキャッシュレス決済普及率は、62.3%に達しました。日本以上にキャッシュレス決済が普及している国といえます。代表的な決済サービスは、TrueMoney、LINE Pay、PromptPayなどです。 […]
越境ECとは
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2023.08.09

【人気シリーズ最新版】2023年世界で売れている日本商品はコレ!オススメの必勝アイテム8選(家庭用品 編)
日本の商品は世界で高い評価を得ています。 今回は、主に東南アジア・台湾で人気のある「家庭用品」の商品を8つピックアップして紹介していきます。本記事を参考に、世界のトレンドを理解し、販路拡大に繋げていただければと思います。 ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジア・台湾が熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジア・台湾へ「海外販売」すべき人気の日本商品8選(家庭用品 編) ※Shopee Japan独自 2023年カテゴリー別人気商品です。 – ホーム編 – 【オードリュクス アロマジュエル – P&G】 Lenor Eau de Luxe Aroma Jewel Clothes Wash Freshener Innocent Bijou 公式:https://www.lenorjapan.jp/ja-jp/fabric-softener/aroma_jewel_innocent-beads 調香師監修のプレミアムランドリーシリーズ 洗濯前にお好みの量を洗濯槽に入れるだけ オードリュクス柔軟剤と併用でさらに贅沢な香りに ビーズタイプは量の調整がしやすいため、香りの強さを自身の好みに調節したい人にぴったりです。海外柔軟剤は体臭や香水の香りに負けないような強めな香り付けになっているものが多いです。気候に適した香りが多く、洗濯物にふんわりとした香りを残します。 また、レノアの柔軟剤は、洗浄力が高く、汗や皮脂をしっかりと落とします。そのため、東南アジアの人々は、レノアの柔軟剤を愛用しています。 現地でも購入可能ではありますが、日本から越境購入するメリットは、価格が安いことと、種類が豊富なことが挙げられます。東南アジアでは、レノアの柔軟剤は、日本よりも高価で、種類も少ないです。そのため、日本から越境購入することで、安く、種類豊富なレノアの柔軟剤を手に入れることができます。 また、日本から越境購入する場合、送料無料のサイトや割引クーポンを利用することで、さらにお得にレノアの柔軟剤を購入することができます。そのため、東南アジアでレノアの柔軟剤を購入したい場合は、日本から越境購入を検討する方も少なくないです。 販売元 :P&G おすすめの市場:シンガポール・マレーシア カテゴリー :リビング・洗濯洗剤・柔軟剤 日本流通価格 :968円(税込) […]
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2023.08.07

Amazonグローバルセリングとは?東南アジア進出を考えている方はShopeeもおすすめ
「越境ECの情報を探していたら、Amazonグローバルセリングというサービスを見つけた。一体どんなサービスなの?」 Amazonグローバルセリングは、越境ECを行う上でとても便利なサービスの1つです。 それと同じく、Shopeeも越境ECには欠かせないサービスの1つであり、両者にはメリット・デメリットがあります。 この記事では、AmazonグローバルセリングとShopeeそれぞれの概要と、特徴・メリットを解説します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Amazonグローバルセリングとは? Amazonグローバルセリングとは、Amazonが提供する、世界に向けての商品販売ができる越境ECプラットフォームです。北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアをはじめとした、世界22カ国のAmazonマーケットプレイスで販売ができます。 アジア太平洋 アメリカ大陸 ヨーロッパ 中東 日本 オーストラリア シンガポール インド 中国 アメリカ カナダ メキシコ ブラジル ドイツ イギリス フランス イタリア スペイン オランダ スウェーデン ベルギー ポーランド アラブ首長国連邦 トルコ サウジアラビア エジプト Amazonグローバルセリングのメリット ①月間登録料をまとめられる 複数国にAmazonグローバルセリングを展開する場合、それぞれの国に対応したマーケットプレイスが異なるので、基本的にはそれぞれの国ごとに月間登録料を支払う必要があります。 国 月間登録料 アメリカ 39.99米ドル カナダ 29.99カナダドル イギリス 25.00英ポンド ドイツ、イタリア、フランス、オランダ、スペイン 39.00ユーロ 日本 4,900円 […]
越境ECとは
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2023.08.07

アフターコロナにおけるインバウンド需要|越境ECにも注目
日本におけるインバウンド需要は、コロナ禍によって大きく変化しました。コロナが落ち着いた今、インバウンド需要が再び回復することが期待されています。そしてインバウンド需要の回復とともに注目を浴びているのが越境ECです。 この記事では、アフターコロナにおけるインバウンド需要の変化や越境ECに注目が集まる理由、そして越境ECを活用したインバウンド需要の取り込み方について解説します。 加えて越境ECビジネスを手厚くサポートするShopeeについても紹介します。アフターコロナにおけるインバウンド需要の変化に対応し、新しいビジネスチャンスを見つけるために、この記事を参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! インバウンド需要の変化 新型コロナウイルスの影響により、日本におけるインバウンド需要は大きく変化しました。コロナ前後ではどのように変化したのでしょうか。インバウンド需要の変化、そして変化によって期待される産業への影響について解説します。 コロナ前後でのインバウンド需要の変化 新型コロナウイルスの世界的な流行により、コロナ前後でのインバウンド需要は大きく変化しました。コロナ前の2019年には、訪日外国人観光客数は記録的な数を達成し、約3,188万人に上りました。しかし2020年のパンデミックの影響で、インバウンド需要は急速に減少しました。日本政府の入国制限や国境閉鎖により、2020年の訪日外国人観光客数は前年同月比で約87%減少し、わずか410万人にまで落ち込みました。 最近は、ワクチン接種の進展や国際線の再開により、インバウンド需要は徐々に回復の兆しを見せています。2022年9月の訪日外国人数は約20万6500人と報告されており、前年同月比で1065%の増加が見られました。 ただし需要の性質は変化しており、以前とは異なる傾向が見られます。健康や安全を重視する旅行プランが人気となり、自然保護地域や温泉地への需要が高まっています。 出典:https://yamatogokoro.jp/inbound_data/50346/ 現在のインバウンド需要の状況 ウィズコロナ時代におけるインバウンド需要は、大きく変化しています。2023年のインバウンド需要は、コロナ前の2019年を上回ると予想されており、一人あたりの消費額もコロナ前を上回っています。しかし、訪日外国人観光客数はまだコロナ前の水準に戻っていません。2024年2月にはコロナ前の水準を取り戻す見込みですが、それまでにはさらなる努力が必要です。 コロナ禍を経て変わったインバウンド需要 インバウンド需要の復活によって期待される産業は、観光や飲食、ショッピングなどです。特にウィズコロナ時代においては、安心して旅行ができる環境を提供することで、観光需要が回復することが期待されています。 またコロナ禍を経て、インバウンド需要の内容は変わりました。例えば、リアルな観光スポットに代わって、オンラインでの体験やコンテンツが注目を集めるようになっています。日本の文化や観光スポットを紹介するオンラインツアーが人気を博しており、リアルな観光スポットに行けない人たちにも貴重な体験を与えるでしょう。また、日本の文化や商品を紹介する動画やSNSコンテンツも、海外からの注目を集めています。 さらに、越境EC市場にも注目が集まっています。訪日外国人が、訪日前に越境ECで日本の商品を購入していることも珍しくありません。訪日前に越境ECで商品を購入することで、旅行先での時間を有効活用したり、品物を手に入れる確実性が高まるといった利点があります。また、現地での価格よりも安く購入することができる場合があるため、海外の消費者からの人気が高まっています。 越境ECはインバウンド需要を喚起するための重要なツールとなっており、今後も期待されている分野です。 合わせて読みたい 東南アジア向け越境ECは売れる?経済成長と拡大中のEC市場を解説 越境ECに注目が集まる理由 新型コロナウイルスの影響で注目が集まる越境ECですが、具体的にどのようなものか、どうして注目されているかをご存じですか。 新型コロナウイルスの影響により、インバウンドは大きく落ち込みました。しかし同時に、デジタル時代ならではの消費が活発化していたことも事実です。越境EC市場は、コロナ禍においても拡大傾向を見せており、海外からの商品需要は依然として盛りあがりを見せています。コロナ禍を経て変わるインバウンド需要と、越境ECの可能性を探りましょう。 越境ECとは 越境ECとは、消費者が居住地以外の商品を、ECサイトを利用して購入することです。つまり国境を越えたEC取引を指します。 越境EC市場は、近年急速に拡大しています。越境ECの「世界市場規模拡大予想」では、世界の越境EC市場は、2019年には7,800億ドル、2026年には4兆8,200億ドルにまで拡大すると予測されています。拡大の理由は、海外からの商品需要が高まっているためです。例えば日本の商品は、高品質や独自のデザインなど、海外からの需要が高いものが多くあります。また海外旅行者が日本で購入する商品を、越境ECで購入するケースも増えています。 越境EC市場は、日本の企業にとっても大きなビジネスチャンスです。日本の商品やサービスを海外に販売することで、新たな市場を開拓できます。越境EC市場に参入するためには、海外の消費者のニーズを把握し、適切なマーケティング戦略を立てることが重要です。 越境ECとインバウンド需要の相乗効果 インバウンド需要が回復してきた今だからこそ、越境ECを使って相乗効果を狙いましょう。 例えば、日本の食品や化粧品などは、海外からの需要が高く、越境EC市場での販売が盛んです。一方、日本に訪れる外国人観光客にも、日本の食品や化粧品などを提供できます。越境ECで商品を販売することで、日本に訪れる外国人観光客に商品を知ってもらい、現地購入につなげるのです。また日本の観光地で人気のある商品や、日本の伝統工芸品なども、越境EC市場で販売されています。これらの商品を日本に訪れる外国人観光客に提供することで、日本の文化や伝統を知ってもらえます。 越境EC市場での販売を通じて、海外の消費者に商品を知ってもらい、現地購入促進につなげます。また反対に、訪日外国人観光客が帰国後に日本の商品を購入するケースもあります。商品の品質やデザイン、機能性などに魅力を感じ、日本で購入できなかった商品を越境ECで購入することが可能です。 ブランド認知度も高められるため、越境ECを活用しない手はありません。また越境ECを活用することで、海外の消費者からのフィードバックを受け取ることもできます。フィードバックを改善や新商品の開発につなげることで、ビジネスの拡大も見込めるでしょう。 […]
越境ECとは
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2023.08.04

【要注意】越境ECでのあるあるトラブル事例と解決策を解説!
近年、越境ECの市場規模が急激に拡大しており、今後ますますの拡大が予想されています。 しかし、越境ECでは様々なトラブルが起こりえます。そこで、本記事では、越境ECでよくあるトラブル事例と解決策を解説していきます。 現在、越境ECでトラブルを抱えている方やトラブルを未然に防ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! サイバー攻撃やECサイトの脆弱性を狙われやすい 本項目では、越境ECがサイバー攻撃やECサイトの脆弱性を狙われやすい理由と事例、注意すべきポイントを解説していきます。 1.狙われやすい理由 越境ECサイトは、様々な国の人々が大勢アクセスします。そのため、サイトの管理に気を付けないとサイバー攻撃やECサイトの脆弱性を狙われる可能性があります。 近年はインターネットの発達に伴い、サイバー攻撃の件数は世界的に見ても年々増加傾向にあります。小さなミスや油断から一瞬にして個人情報が流出する可能性があるため、注意が必要です。 2.狙われて起こるトラブル事例 サイバー攻撃やECサイトの脆弱性を狙われて起こるトラブルには、「個人情報の流出」や「商品の不正購入」が挙げられます。 ・個人情報の流出 これまでにも数々のECサイトで、お客様の個人情報やサイトに登録されていたカード情報などが流出するといった事故が発生しています。 ECサイト上から個人情報が流出すると、これまで積み上げてきた社会的信用を失ったり、流失した個人情報が第三者によって悪用された場合には損害賠償を命じられる可能性があります。 ・商品の不正購入 近年、クレジットカードの不正利用による不正購入が増加しています。 特に、ブランド品や電化製品、ガジェット品などの高価な商品は、売却によって利益を出しやすいことから不正注文がされやすい商品となっているため、注意が必要です。 3.狙われないために注意すべきポイント サイバー攻撃やECサイトの脆弱性を狙われないために注意すべきポイントは、以下の通りです。 ・社員のセキュリティ教育の徹底 最新のセキュリティソフトやツールを導入していたとしても、社員のセキュリティに対するリテラシーが低いとサイバー攻撃の脅威から守りきれません。そのため、定期的に社員のセキュリティ教育を実施して、ヒューマンエラーでの内部情報流失のリスクを低下させましょう。特に、不審なメールには、要注意です。メールに添付してある不審なファイルやURLにアクセスするとウイルスに感染し、顧客情報や社内の情報が社外に流出する危険性があります。 最近は、特定の企業や組織を狙った標準型攻撃メールが増加しています。標準型攻撃メールの場合、不特定多数に送られるメールとは異なり、企業の担当者が自社の業務に関連するメールだと思い込ませるように、メール内容やメールアドレスが作られています。そのため、通常の迷惑メールよりもトラップに引っ掛かりやすいため、要注意です。 ・最新バージョンのOS利用やウイルス対策ソフトの導入 OSの更新を怠っているとセキュリティが脆弱になり、サイバー攻撃を受けやすくなります。そのため、OSは小まめに最新版にアップデートし、セキュリティを高めましょう。また、ウイルス対策ソフトの導入もサイバー攻撃には有効的です。特に、最近は、ディープラーニングを活用したウイルス対策ソフトもリリースされており、マルウェアや未知のウイルスからもECサイトを守れます。 商標未登録の越境EC事業者が多い 本項目では、商標未登録の越境EC事業者が多い理由と事例、注意すべきポイントを解説していきます。 1.商標未登録の越境EC事業者が多い理由 商標登録は、自社の商品やサービスと他社のものとを区別するために登録します。ECの場合、販売する自社商品や自社で運営しているECサイト自体に商標登録します。しかし、知識不足や登録の手間から商標未登録の越境EC事業者が多いのが現状です。 cotobox株式会社の「越境EC事業における商標に関する実態調査」によると、越境ECで自社ブランドを販売する事業社の内、64.4%もの事業社が販売する国で事前に商標申請していない商品があったことが分かりました。 注意すべき点は、ECで販売する国ごとに商標登録をする必要がある点です。そのため、越境ECで海外販売する際は、日本国内の商標登録だけでは不十分です。 引用:cotobox株式会社 2.商標未登録によって起こるトラブル事例 商標未登録によって起こるトラブルには、「海外で商品が販売できなくなる」「商標の無断使用」「模倣品の規制ができない」といったトラブルが挙げられます。 ・海外で商品が販売できなくなる […]
越境ECとは
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2023.07.31

【最新版】台湾のファッション傾向とアパレル事情、日本との関係も
アパレル業界における海外ビジネス先として、選択肢に挙がることが多い台湾。 訪日旅行客も多く、日本語が通じる親日国としてなにかと交流が多い台湾ですが、ファッションビジネスを考える際には注意しておきたいこともあります。 それは、台湾人はファッションにおいて快適さや気楽さを重視しているという点です。 経済が発展し、個人の購買力も上昇した最近の台湾にはビジネスチャンスも多いのですが、本格的な海外展開をする前に現地のニーズをしっかり掴んでおきたいもの。 本記事では、台湾のファッション傾向とその背景についてわかりやすく紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 台湾の地理・気候 南北に細長い台湾本島は、北部が亜熱帯地域、南部は熱帯地域となっています。 台湾北部に位置する首都の台北は1年中温暖な気候で、はっきりとした四季はありません。夏は湿度が高く非常に暑くなり、スコールや台風も頻発します。冬は日本よりも暖かく、肌寒いくらいの気温です。台湾の冬は日本の春くらいの気温です。 春(3~5月):朝晩の気温差が大きく、晴れの日は暑いが夜は冷え込む。 夏(6~9月):湿度も高くかなり暑い。スコールや台風が頻発する。 秋(10~11月):朝晩は涼しいが、晴れた日中は暑くなる。 冬(12~2月):基本的には日本の春くらいの気温。寒波に覆われると、セーターが必要なくらい寒くなることもある。 つまり、台湾は日本よりも気温や湿度が高く、1年を通じて蒸し暑くなりがちな気候です。 台湾の歴史、日本との関係 台湾は、日本人や日本文化に対して好意的な親日国として知られています。現在に至るまでの背景を紹介していきます。 日本語が通じる 歴史的な背景を紐解くと、1895〜1945年までの50年間、日本に統治されていたことが関係しています。統治された歴史があると統治国に反感を抱く国が多いのですが、意外にも台湾は非常に親日的。その理由は、「台湾の経済発展に寄与した」とも言われる統治時代の日本の政策です。 台湾の人々が困っていることや欲しているものを把握し、現地の慣習を尊重しながら、さまざまな技術や制度を導入する手法で統治が進みました。鉄道、道路、港の建設による交通手段の整備、ダムの建設による農業用水の不足を解消し、農業発展にも貢献しました。 半世紀という長い統治時代に日本語教育なども進められたため、台湾には日本語が通じる人が現在でも数多く存在しています。 現代の台湾では日本製品が溢れ、人気の旅行先に 現代の台湾でも、日本製品の人気と信頼は高く、台湾製なのに日本語の表示をする商品もあるほど。台湾の街中に日本語の看板や日本の製品が溢れて、日本のアニメや番組をテレビ放映する「日本チャンネル」もあります。 また台湾人の旅行先として、日本は非常に人気が高く、常にトップにランクインしています。自由に旅行ができなかったコロナ禍でも、「偽出国」と称し、入国はせずに日本の空港内で免税ショッピングなどをして戻る擬似海外旅行が爆発的な人気となるほどでした。 このように、現代の台湾では日本や日本製品への憧れが強く、人々の生活に深く影響しています。 合わせて読みたい 【日本の文化は大人気?】マレーシアが人気の移住先として選ばれる10個の理由と現地から見えている日本文化とは? 台湾のファッション傾向 次に台湾のファッション傾向ですが、男女ともに共通しているのが「日本人よりもカジュアル」だということです。 冒頭でご紹介した台湾の気候を考えれば当然ですが、年中暖かく湿度も高い台湾では、緊張感のあるかっちりとしたファッションはあまり好まれません。 さらに、台湾ではバイクの保有率がかつて世界1位となったこともあるほど、人々の生活に浸透しています。現在でもバイクは国内における主要な交通手段で、台湾におけるファッションは、暑さやバイクと共存するものでもあります。 ヘルメットで潰れてしまう髪型や、蒸し暑い気候にも合うカジュアルなファッションが台湾の人々に好まれています。 男性は普段からビーチサンダルを履いており、女性は化粧をあまりしません。おしゃれをすることもありますが、日常的には快適さや気楽さを重視したファッションが人気です。 台湾男性のファッション 蒸し暑い気候に合わせて「Tシャツ、短パン、ビーチサンダル」という、南国的で気楽なファッションが男性に人気です。 […]
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2023.07.24

2023年版 実録!越境ECで売れた人気商品と検索ワード
国内市場の飽和、円安、日本経済の停滞……。さまざまな理由から、越境ECで海外への進出を目指す企業が増えています。 日本より市場規模も成長スピードも桁違いの海外市場には、ビジネスチャンスが多いことは事実。同時に、市場があまりにも広すぎて何を売ればよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。 本記事では、越境ECの主要市場であるアメリカ、中国、東南アジアの最新トレンドを紹介します。さらに、急成長中の東南アジアでは商品カテゴリーごとの検索キーワードも独自データとともに公開。 海外の越境ECユーザーは現在どんな商品を探しているのか、最新のトレンド情報とともに分析していきます。 本記事で提供している情報は、ご利用される方の判断・責任においてご参照ください。できるだけ正確な情報の提供を心掛けておりますが、本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeおよび執筆者は、ご利用される方の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いかねますのでご了承ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! アメリカ:外出関連や自動車パーツが人気商品 2023年に入り、コロナ感染症対策の緩和から外出ムードも高まったアメリカ。その影響で、越境ECにおける人気商品のトレンドにも変化が現れました。 アメリカ向け越境ECにおける、特筆すべき最近の傾向は下記です。 外出に関連したアイテムが人気商品に。ファッション、ジュエリーなどの需要が急速に回復。 外出の機会増大により、デジタルカメラの需要も高まる。 日本車がトレンドに。長距離を自動車で移動する人が多いアメリカでは、中古であっても状態や燃費の良い日本のタイヤなど「自動車パーツ」が人気商品になった。 中国:新製品、Z世代やニッチ市場に注力 以前は勢いがあることで知られていた中国市場ですが、コロナ禍の政策などの影響で経済は停滞中。北米市場よりも経済回復は遅いのではないかとも言われています。そんな最近の中国では、消費のニッチ化が報告されています。 中国の越境EC市場のトップシェアを占めるアリババグループのTmall(天猫、Tモール)が2023年4月に発表した最新トレンドは下記です。 最近の中国では新製品への需要が著しく高まり、ニッチな消費トレンドが強まってきている。 新製品の購入者が若年化している。 若者は新しいライフスタイルを求めており、支出額も多い。 こうしたトレンドの流れに乗り、年間総支出がより高いZ世代向けの施策に注力する企業も増えていくと見込まれる。 1996年から2010年に生まれたZ世代の消費者は、中国の人口で占めるのは約15%ほど。しかし支出額では、ニッチ市場における平均年間支出はTmall全体の平均よりも20%も高いという結果となりました。 経済や人気商品のトレンドも乱高下が目立つ中国市場。ニーズの細分化が進む中国へ向けた進出を考える場合、今後はマス市場を狙うのか、Z世代が集中するニッチ市場を狙うのか選択に迫られそうです。 東南アジア:新たな越境EC進出先として人気 越境ECの進出先として、新たな候補として話題に上がることも多くなった東南アジア市場。 かつての「物価が安く、購買力も低い」というイメージから一転、近年の経済成長により、東南アジア各国の越境EC市場はかつてないスピードで急拡大しています。 日本の2倍近くのGDP(国民総生産)を誇るシンガポール、日本の高度経済成長期並みの急成長を記録しているタイ、フィリピン、マレーシアなどの国々。加えて、日本語が通じやすく日本文化との馴染みの深い台湾も越境ECの進出先として注目されています。 東南アジアでトップシェアを維持する越境ECプラットフォームShopeeから、最新の売れ筋商品や検索キーワードについて独自データを公開。これらのデータを元に、各国の最新トレンドを分析していきます。 *本記事掲載の商品は、2023年4月1日〜5月24日にShopeeが独自に行った調査に基づきピックアップしています。(一部、集計期間が異なるものには注釈をつけています) シンガポール:越境EC初心者にもおすすめ シンガポールの1人あたりのGDPは、日本の2倍近いということをご存知でしょうか? 2021年における一人当たりのGDPは、シンガポールは72,794USドルで日本の39,285USドル、つまり約1.8倍でした。それだけ高収入の消費者も多く、購買力も高いことを示しています。 高所得者が多く、日本人駐在員も多く住んでいるシンガポールは越境EC初心者にもおすすめです。クレジットカード所有率・インフラの普及率ともに高く、自国に産業が少ないため国民の多くが日頃から越境ECの利用に慣れ親しんでいます。 なお、現在は東南アジア各国に進出しているShopeeもシンガポールで設立されました。 […]
越境ECとは
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2023.07.06

越境ECにおける物流の重要性。Shopee独自の物流サービスSLSとは?
越境ECにおいて物流は売上や顧客満足度に大きく関わるため、非常に重要な要素です。本記事では、越境ECにおける物流の重要性とShopee独自の物流サービスであるSLSについて解説していきます。自社の物流を見直したい方やSLSに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECにおける物流の重要性 越境ECにおいて物流が重要と言われる理由には下記の3点が関係しています。 1.物流コストが利益に直結する点 2.配送日数や配送料金が顧客の商品購入の決め手になることが多い点 3.物流は顧客の満足度に大きく関わる点 それぞれ順番に解説していきます。 1.物流コストは利益に直結する 越境ECの物流コストは、国内ECの物流コストよりも高額になるケースがほとんどです。越境ECの場合、輸送距離が長いため輸送コストが高額になるという理由のほかに、通関書類を作成するコストや長距離の輸送に耐えられるように商品を梱包するコストなども要因として挙げられます。ECは商品がお客様の元に届いてようやく売上になります。そして、物流コストをいかに抑えられるかでショップの利益は大きく変動します。 2.配送日数や配送料金が顧客の商品購入の決め手になることが多い 国内の物流と比較して、越境ECは輸送距離が長く、輸送にかかる費用も比較的高額です。そのため、商品を注文してから到着までの配送日数や配送料金を気にする購入者は多いです。例えば、商品の価格が多少高くても到着までの配送日数が短いショップを選ぶ購入者もいます。そのため、商品を販売する側は、顧客のニーズに応えられるように配送料金と配送日数における努力が必要となります。 ただし、無理に顧客の要望に応えようとして極端に短い配送日数や極端に安い配送料金を設定しようとすると物流のバランスが崩れ失敗する可能性が高くなるため、注意が必要です。 3.物流は顧客満足度に大きく関わる 商品を期限内にきれいに梱包された状態で届けられるかなど、物流は顧客満足度に大きく関わります。特に越境ECの場合、輸送距離が長く、関税で商品がストップしてしまう可能性があるため、商品をお客様の元に期限内に届けるハードルが国内ECよりも高いです。また、海外の輸送会社は、日本の輸送会社よりも商品の扱いが雑な場合が多いため、商品によっては配送途中で破損してしまう恐れがあります。当然、配送遅延や届いた商品に破損が見られると顧客満足度は下がり、リピーターも付きにくくなります。このように、越境ECの物流は顧客満足度に大きく関わります。 越境ECの物流における課題 経済産業省が発表した「令和3年度電子商取引に関する市場調査報告書」によると、2019年に7,800億USドルだった世界の越境EC市場規模は、2026年には4兆8,200億USドルに到達すると予想されています。そんな盛り上がりを見せる越境EC市場ですが、物流における課題も複数見られます。 本項目では、越境ECの物流における課題を4点解説していきます。 1.通関手続きに手間がかかる 課題の1点目は、税関を通過するための手続きに手間がかかる点です。関税の金額や内容は商品を配送する国や商品によって異なります。そのため、状況に合わせて適切な通関手続きを行う必要があり、そのためには関税のルールや仕組みを覚えておく必要があります。 2.返品対応が難しい 課題の2点目は、返品対応が難しい点です。一度海外のお客様に商品を配送してからもう一度日本に商品を戻すとなると配送費は倍かかってしまいます。そのため、返品を受け入れるのか、返品時の送料は誰が負担するのかあらかじめ明確に決めておく必要があります。 3.配送コストが高い 課題の3点目は、越境ECの場合輸送距離が長いため、配送コストが高額になる点です。配送コストが高額な分だけ利益が少なくなってしまいます。また、発送してからお客様の手元に商品が届くまでに時間を要するのも課題と言えるでしょう。 4.配送作業に手間がかかる 課題の4点目は、商品の梱包など配送作業に手間がかかる点です。日本に住んでいると日本の配送は当たり前のように感じますが、実は日本の配送業者は世界でもトップレベルに配送が丁寧です。海外の配送業者の中には、荷物を雑に扱ったり、注意書きを見落とすことが頻繁に発生するため、配送の途中で商品が破損する可能性があります。そのため、海外配送の場合、商品を頑丈に梱包する必要があり、配送作業に時間が取られてしまいます。 越境ECの物流課題の解決方法 越境ECの物流における課題を解決するためには、以下3つの施策がおすすめです。 1.フルフィルメントサービスを利用する 2.物流委託サービスを活用する 3.倉庫管理システムを導入する 以下、順番に解説していきます。 1.フルフィルメントサービスを活用する フルフィルメントサービスとは、商品の梱包や保管、検品、発送などの物流業務に加えて決済処理や返品対応、顧客からのクレーム対応などECの一連業務を外部の会社が代行してくれるサービスです。商品の仕入れからお客様との関係構築まで代行してくれるため、自社の人的リソースが足りない企業におすすめです。また、物流やECに関するノウハウが自社にない企業にもフルフィルメントサービスの利用はおすすめです。 2.物流委託サービスを活用する 物流委託サービスとは、商品の保管や梱包など物流に関わる業務の一部を外部の会社が代行するサービスです。フルフィルメントサービスとの違いは、代行してもらう業務の範囲にあります。フルフィルメントサービスの場合、商品の仕入れからお客様との関係構築まで全ての業務を代行してもらえます。しかし、物流委託サービスの場合、外部の会社に代行してもらうのはあくまでも商品の梱包や発送といった物流に関する業務のみです。そのため、物流に関する業務負担を減らしたい企業に物流委託サービスはおすすめです。 3.倉庫管理システムを導入する 倉庫管理システムとは、商品を保管する倉庫内の運営をサポートしてくれるシステムです。英語で倉庫管理システムは「Warehouse Management System」のため、頭文字を取ってWMSとも呼ばれます。倉庫管理システムの導入により、入荷作業や在庫管理、商品の棚卸などを効率的に進められるようになります。越境ECで扱っている商品数が多く、商品の在庫管理に使用するリソースが大きい企業に倉庫管理システムはおすすめです。 合わせて読みたい […]
越境ECとは
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2023.06.29

ebayやるならShopee輸出を同時に行うのがおすすめ!併用する3つのメリットとは?
「eBayをやってるけど、他におすすめの越境ECプラットフォームはない?」 「これから越境ECを始めたいけど、おすすめのプラットフォームは?」 それならShopeeがおすすめです。この記事では、どちらも同じ越境ECプラットフォームのeBayとShopeeについて、両者を使うことでお得になる理由・メリットを解説します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Shopeeとは? Shopee(ショッピー)は、東南アジアを中心に展開しているECプラットフォームです。現在、日本からの越境ECが可能な国は、シンガポール、台湾、タイ、マレーシア、フィリピンの5か国となっています。 Shopeeの特徴の1つに、ユーザー同士のコミュニケーションを重視していることがあります。セラー(出品者)とバイヤー(購入者)との間で、直接やり取りができるチャット機能を提供しており、より対面販売に近い形でのセールスができます。 さらにShopeeはコスト面のサポートも充実しています。一定条件を満たすと送料の一部がサポートされる制度(FSS)や、キャンペーン時に発生するコインキャッシュバックの費用を負担してくれる制度(CCB)などがあり、バイヤーはもちろんセラーのお財布にも嬉しいサービスが豊富に揃っています。 Shopeeを使う5つのメリット ①手数料が低い 販売活動でコンスタントに発生する手数料は、できるだけ少なく抑えることが利益を最大化させるためには重要です。 Shopeeの商圏は東南アジア中心になりますが、そこでの手数料率は、他のプラットフォームと比較しても業界随一の低コスト体系となっています。 Shopeeの「出品」「売上」に関する手数料をeBayと比較した場合、具体的には以下の通りです。もちろん例外はあるものの、eBayよりも手数料を抑えられる事が多いのが特徴です。 出品に関する手数料 越境ECモール 出品に関する手数料 eBay 0.05〜0.3USD(無料枠あり) Shopee なし 売上に関する手数料 越境ECモール 売上に関する手数料 eBay 1.65USD+落札額の3〜15%(※) Shopee 5.3~7.0% ※eBayの標準手数料(ほとんどのカテゴリーが該当)は12.9% 【Shopee】国別の売上に関する手数料率 シンガポール…7.0% 台湾…7.0% マレーシア…5.3% タイ…6.42% フィリピン…5.6% 合わせて読みたい eBay・Shopeeの手数料を5項目で徹底比較!越境ECプラットフォームを費用面で選ぶならどっち? ②送料が安い 送料は販売の都度かかってくるコストです。越境ECでの利益を伸ばすためには、できるだけ送料コストを抑えることが重要です。 Shopeeは、日本から近いアジア圏に配送するため、他地域(米国、欧州など)と比べて、基本的に送料が安く設定されています。また、Shopeeのプラットフォーム上でのみ利用できる、独自配送サービス「SLS(Shopee Logistics Service)」があります。SLSの特徴は、他社クーリエよりも安い送料設定がされていることはもちろん、購入者も一部送料を負担する仕組みなので、さらに送料コストを軽減させることができます。 eBayの場合は、SLSのようなプラットフォーム側が提供する配送サービスはないので、セラー側で配送クーリエを手配する必要があります。 ③購入者のメリットが多い 購入時にポイントが付与されることは、ストアのファン獲得につながり、リピーターになってくれる大きな要因になります。 […]
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2023.06.29

化粧品の越境ECは意外と簡単?企業事例と成功のコツ
日本の化粧品は海外でも人気があり、越境ECに向いています。品質、安全性、ブランドイメージなどの評価が高いため、海外市場でも信頼されやすい傾向があるからです。 実際に、国内のドラッグストアなどで化粧品の爆買いをしているインバウンド観光客を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか? 本記事では、実際に越境ECを使い海外進出に成功した企業事例を交えながら、化粧品における越境ECの成功のコツをご紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 化粧品ブランドが越境ECに注目する理由 東南アジア・台湾で最大規模の越境ECプラットフォームShopeeの消費者トレンド分析によると、2023年第一四半期の日本越境商品の人気カテゴリー1位は「美容品・化粧品」でした。 これは、Shopeeが展開している東南アジア・台湾の国々で販売された日本商品のうち、美容品・化粧品がもっとも人気が高かったことを示しています。 2023年第1四半期の日本越境商品の人気カテゴリーは、昨年の同時期と似た傾向が続いています。「美容品・化粧品」「ヘルスケア」「食品・飲料」のカテゴリー商品が東南アジア・台湾で人気が高いことがわかります。 2023年に入ってから東南アジアと台湾の外出規制がさらに緩和されたため、外出に関連してレディースファッションやスポーツ・アウトドア関連商品の勢いも増しています。外出や遠出をする人が増えているという傾向を踏まえ、今後は外出時に必要な化粧品のニーズも高まっていくだろうと予想されます。 売れ筋から読み解く、海外における日本の化粧品とは 次に、Shopeeの同リサーチによる2023年第1四半期の売れ筋商品です。 カテゴリTOP3となった「美容品・化粧品」「ヘルスケア」「食品・飲料」の売れ筋商品第1位は以下の結果となりました: 美容品・化粧品: KOSE ソフティモ スピーディー クレンジングオイル ヘルスケア: 潤姫桃子 グルコシルセラミド 食品・飲料: スターバックス抹茶ラテ これらの人気商品はいずれも日常的に使われるものです。売れ筋商品の傾向から、東南アジアや台湾において日本商品はすでに日常生活の一部になっていることが読み解けます。 日本商品への親しみのある東南アジア・台湾では、今後もさらに現地の消費者ニーズを掘り起こせる可能性があると感じられるでしょう。 このように、化粧品が越境ECの人気カテゴリーであることや現地の日常生活に日本商品が浸透しているといった背景から、化粧品の新たな展開先として越境ECが注目されています。 合わせて読みたい 【人気シリーズ最新版】2022年世界で売れている日本商品はコレ!オススメの必勝アイテム8選(ビューティ編) 越境ECに進出するなら狙い目の国は? 現金主義だったり、ECでの買い物を躊躇する保守的な人もまだ多い日本と比べ、海外市場では電子決済が広く浸透し、ECでの買い物に比較的オープンマインドな傾向にあります。つまり、海外ではECで買い物をする頻度や購入金額も高い傾向にあるということです。 しかし、実際に海外に販売するといっても国によって消費者のニーズもバラバラです。化粧品で越境ECに進出するならどんな国をターゲットにすればよいのでしょうか? インバウンド観光客にヒントが 越境ECと相性の良い販売先の国を考える際、参考になるのが日本へのインバウンド観光客です。というのも、旅行中に日本製品を購入したインバウンド観光客が、帰国後に越境ECを通じてリピート購入する傾向が強いと言われているからです。 これまでインバウンド観光客といえば、中国からの観光客といった印象が圧倒的でした。しかし、最近では経済が成長し国民所得が増えているタイ、マレーシアやベトナムなど東南アジアの国々からの来日も増えています。 どの国へ進出すればよいか迷った際には、インバウンド観光客がどこから来ているか、そしてどんな商品を購入しているかを分析するとよいでしょう。それらの国々では、現地でも同じ商品を買ってくれる可能性が高いといえます。 市場は大きいが不安定な中国、急成長中の東南アジア 輸出市場先として、中国市場の規模は圧倒的です。人口も多く、購入の勢いもあります。中国市場で成功した企業などのストーリーを耳にした人も多いのではないでしょうか? その反面デメリットもあり、中国市場は不安定でもあります。コロナ禍などに見られるように、中国政府の政策が急に変わり、それに応じて購買傾向も急スピードで変化するため、今まで売れていたものがパタリと売れなくなってしまうことなどがあるのです。インバウンド観光客で混み合っていた銀座や心斎橋などの商店街が、政策変更により急に閑古鳥となったのもわかりやすい例のひとつです。 中国以外にもポテンシャルの高い越境EC市場として、今注目されているのが東南アジアです。フィリピン、マレーシア、タイやベトナムなどの国々では日本の高度経済成長期と同様の勢いで経済成長しており、それに伴い個人の購買力も高まっています。さらに、自国に産業が少ない小国のシンガポールでは国民のほとんどが越境ECに慣れており、高所得の日本駐在員なども多く生活しています。 東南アジアの市場規模は中国ほどではありません。しかし、日本商品との相性の良さや堅調な成長傾向などを踏まえると越境EC進出先として注目したい市場だといえるでしょう。 合わせて読みたい 東南アジア向け越境ECは売れる?経済成長と拡大中のEC市場を解説 男性も使えるユニセックス化粧品で成功!越境EC企業事例 それでは、ここからは実際に化粧品の越境EC進出で成功している日本企業の事例をご紹介していきます。 株式会社 G.O ホールディングス […]
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2023.06.28

越境ECでオーダー数 20倍も。女性向け商品の海外展開と今後の可能性
女性向け商品のEC販売において、成熟しきった国内市場でどうやって売上を伸ばそうかと頭を抱えている企業も多いのではないでしょうか。販路を拡大する隙間がないほど成熟しきった国内市場に比べて、海外市場にはまだ大きな可能性が残されています。 外出規制が緩和された今、遠出や出社する人が増えています。それに合わせるように、女性向け商品の越境ECオーダー数も劇的に増えています。 なかでも注目したいのが東南アジア。世界の経済成長は鈍化しているにも関わらず、東南アジアの国々では比較的高い成長率を維持しています。さらに女性の社会進出も進んでおり、購買力や購買決定権も向上中。 本記事では、女性向け商品の海外展開の可能性と、実際に越境ECで売上を短期間に伸ばした企業事例も紹介します。中国や米国については既出の情報も多いので、今回は近年急成長を遂げている東南アジア市場について解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジアのEC市場は女性が牽引 国際金融公社(IFC)が発表したレポートによると、東南アジアのEC市場では、2025年から2030年の間に女性が2,800億ドル以上を牽引する可能性があるそうです。 2015年以降、東南アジアのEC市場規模は3倍になっており、今後もさらに3倍の勢いで成長すると見込まれています。こうした背景のなかで、東南アジアでは女性の社会進出が進んでいることも、女性の購買力を急速に押し上げている要因のひとつです。 東南アジアでは、国を挙げてEC市場を成長させるために施策に取り組んでいるケースも多くあります。さらに若い世代へのIT教育にも力を入れているため、一過性ではない長期的な成長にも期待できます。 ECは新しいテクノロジーを反映するスピードが非常に早い分野です。新しい戦略をいち早く取り入れ、変化に対応できた国や企業が今後ますます有利になっていくでしょう。 女性の購買力が向上し、質重視の消費へ転換 これまでは「低価格・低品質」というイメージを抱く人も多かった東南アジア市場。しかし、ここ数年の劇的な経済成長により、様子はガラリと変わっています。 世界の経済成長率が鈍化する中でも、特にインドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、シンガポールのASEAN-5の国々では比較的高い成長率を維持しているのです。 また、国際通貨基金(IMF)によれば、ASEAN-5諸国の実質GDP成長率は、2022年、2023年にかけて約5%の成長率を見込んでいるとされています。対して先進国のGDP成長率は、2022年は2.4%、2023年は1.1%前後にとどまるとされており、ASEAN-5諸国の成長の勢いが浮き彫りとなっています。 こうした経済成長により、東南アジアにおける個人消費額が増え、世帯所得も大幅に伸びてきています。下記が、国際通貨基金による世界経済見通し(WEO)のデータです。 このグラフから、東南アジア各国の国別所得は右肩上がりで増加していることがわかります。成長率に着目すると20年間でマレーシアは3倍、インドネシアは6.6倍の成長です。所得金額においては、マレーシアにおける所得が高水準になってきていることがうかがえます。 次に、世界銀行による女性の労働力率に関するデータです。下記のグラフに2022年9月現在のアジアの女性の労働力率が示されています。 ベトナムを筆頭に、タイやインドネシアでは日本と同水準かそれ以上、マレーシアでも50%を超える水準をマークしています。こうした数値を見ると、東南アジアの女性の社会進出が進んでいることがわかります。 こうした背景から、東南アジア諸国では女性が自分で稼げるようになり、その結果として購買力が大きく向上していることがわかります。 それに伴って、以前よりも「質」を重視した消費にシフトしてきています。特に子どもを持つ女性層では、「子どもによりよい環境を」との思いから商品を選ぶ傾向も強くなってきているようです。 越境ECの商品トレンドは女性服。オーダー数は1994%増加 見出しの1994%という数字を見て、「何かの間違いでは?」と思われたかもしれません。そのくらい桁違いな成長率を記録しているのが東南アジアの越境EC市場です。 Shopeeが先日発表した2023年第一四半期の日本越境商品のショッピングトレンド調査によると、成長率の高さで圧倒的だったのがレディース服の下着・ランジェリー商品。2022年と比較するとオーダー数は+1994%の伸びを記録し、著しく成長していることが判明しました。 こうした大幅な急成長の背景には、東南アジア諸国の外出規制の緩和が関係しています。出社や遠出をする人が増え、外出に必要なレディース服や関連商品の需要が高まりました。 越境ECにおける販売において、これらのジャンルの商品は今後しばらくは堅調に成長を続けると予想されています。 女性向け商品における越境EC成功事例 それでは、ここからは越境ECを通じて実際に海外展開を行う日本企業の成功事例をご紹介していきます。 SHIROHATO – 株式会社 白鳩 「SHIROHATO」は株式会社 白鳩が運営する、女性のインナーアイテム(ブラジャーなど)を販売するECサイト。国内市場の成熟によりなかなか販売が増えていかないという課題を打開するために、越境ECを使った海外販売の取り組みを開始しました。2022年からShopeeを通じて東南アジアへの販売を開始し、3ヶ月という短期間で売上を大きく成長させました。 […]
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2023.06.21

中小企業における越境ECの取り組み状況|事例も解説!
近年中小企業では売上拡大のため、越境ECに取り組むケースが増えています。 しかし、いざ越境ECに取り組みたいと思っても、具体的に何を取り組めばいいかわからない方も多いのではないでしょうか? 今回は中小企業における越境ECの取り組み状況について、事例も含めて解説します。 越境ECへの取り組みを検討している企業はぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 中小企業では越境EC利用が拡大 近年中小企業で越境ECに取り組むケースが増えています。 以下のアンケートによれば、「越境ECを利用したことがある」「越境ECの利用を拡大する」と回答している中小企業は2年連続で大企業を上回っています。現在越境EC利用のある企業に対する質問に関しても、更なる拡大・維持において、常に中小企業が大企業を上回っています。 今後の越境EC利用の予定についても、2022年度で更に差が開いていることが確認できます。中小企業の方が、海外販売に対してのハードルが低かったり、体制の柔軟性があるように思います。 引用:ジェトロ「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2021年度)」ジェトロ「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2022年度)」 中小企業はEC利用に課題を抱えている 越境ECに取り組む中小企業は増えているものの、同時に課題を感じている企業も多くあります。 ジェトロの「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2022年)」によれば、中小企業におけるEC利用の課題として「販売先国・地域に関する情報不足」や「物流や通関、関税支払い、返品にかかるリスク」など数多くの課題があると回答しています。 引用:ジェトロ「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2022年度)」 上記のグラフによれば、中小企業は全項目で大企業よりも課題を抱える割合が多いことがわかります。 また、海外向けでECを利用する企業(越境EC)では、特に「自社ブランド認知度向上の難しさ」を掲げている企業が多い結果です。 中小企業が越境ECに取り組む際は、上記の課題に対して適切な対策を取る必要があります。 多くの中小企業が「第三者のプラットフォーム」で越境ECに取り組む 越境ECに取り組む中小企業の多くが、第三者が提供するプラットフォームで活動しています。 ジェトロの2021年度「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」によれば、B2B向けビジネスを展開する中小企業の越境ECでは、71.7%が「第三者が運営するプラットフォーム」を利用しています。 引用:ジェトロ「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2021年度)」 越境ECはECサイトを通して行われるケースが一般的ですが、自社ECサイトを構築するためにはサーバー構築など多額のコストや手間がかかる点がデメリットです。 その点、ECモールのような第三者が提供するECサイト・プラットフォームを活用すれば、上記のコストや手間がかからず、すぐに越境ECを始められます。 初期費用やECサイト構築の手間を省けるため、リソースが限られる中小企業は第三者が提供するプラットフォームを活用するケースが多くあります。 日本の中小企業における越境ECの取り組み事例 日本の中小企業における越境ECの取り組み事例を、以下3つ紹介します。 SAMURAI STORE ヤーマン 株式会社デファクトスタンダード SAMURAI STORE 「SAMURAI STORE」は、甲冑や刀剣類を販売する日本企業です。 侍など日本文化を象徴する商品は海外でも人気が高く、越境ECでも多くの商品が取引されています。 最近では大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスにホームラン・セレブレーション用のアイテムとして兜を提供したことでも話題となりました。 […]
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2023.06.20

eBay・Shopeeの手数料を5項目で徹底比較!越境ECプラットフォームを費用面で選ぶならどっち?
「eBayとShopeeの手数料、何がどう違うの?」 「自社商品を輸出するのに最適なサービスはどっち?」 この記事では、eBayとShopeeの手数料について、越境ECでかかる5種類の手数料に分けて、それぞれ具体的に解説します。 さらに後半では「この商品ではどっちがおすすめ?」という視点で、重視すべき5つのポイントごとに、おすすめの越境ECモールをまとめました。 越境ECモール選びの参考にご活用ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECでかかる手数料は主に5種類 越境ECで発生する手数料は、主に以下の5種類です。 出品に関する手数料 売上に関する手数料 ストアに関する手数料 追加オプションの手数料 出金に関する手数料 eBayとShopeeでは、これらの手数料にどのような違いがあるのかを、それぞれ個別に比較していきましょう。 ①出品に関する手数料を比較 「商品の出品」で発生する手数料です。販売の有無に関わらず、出品をしただけで発生します。 eBayの出品に関する手数料 1出品ごとに手数料が発生します。どのアカウントでも、毎月250品までは無料枠内で出品でき、それを越えた分に対して手数料が発生します。また無料枠は、別途ストアを開設することで、加入プランに応じて最大10万品まで増加します。 Shopeeの出品に関する手数料 Shopeeでは、出品している商品数に関わらず、出品に関する手数料は発生しません。 ②売上に関する手数料を比較 「商品の売上」により、販売時点で発生する手数料です。 eBayの売上に関する手数料 販売した商品が含まれているカテゴリーによって手数料率が変動します。例えば、ほとんどのカテゴリーが該当する「標準手数料」だと、7,500USDまでは12.9%となっています。 また、過去の売上やアカウント評価の状態によって、手数料が割引になります。 Shopeeの売上に関する手数料 販売手数料と決済手数料を合わせた5.3~7.0%が手数料です。下記の通り、出品する国により手数料率が変わります。 【Shopee】国別の売上に関する手数料率 シンガポール…7.0% 台湾…7.0% マレーシア…5.3% タイ…6.42% フィリピン…5.6% 合わせて読みたい 落とし穴に注意!海外販売における消費税の考え方を総合解説 ③ストアに関する手数料を比較 アカウントの「維持管理」に関する手数料です。 eBayのストアに関する手数料 eBayでは、ストアを開設するかどうかは任意であり、必ず発生する費用ではありません。しかし、個人の趣味ではなく事業規模で販売するセラーアカウントでは、ストア開設によるメリットを活用するために多くがストアで運営しています。 ストア開設のメリットは、「①出品に関する手数料」の無料出品枠が増えることや、「②売上に関する手数料」の固定費用が割引になることです。他にも、デフォルトの販売ページ以外にストアURLが発行され、デザイン性が向上するなどがあります。 Shopeeのストアに関する手数料 Shopeeでは、ストアに関する手数料は発生しません。 […]
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2023.05.31

アパレル越境ECを始めるには?拡大中の二次流通、成功事例も紹介
コロナ禍で大きく変わった消費傾向。アパレル業界も例外ではなく、日本の衣料品購入単価は下落傾向です。節約志向が目立つようになり、日本国内への販売だけでは壁を感じる企業も多いのでは……。 しかし海外に目を向けると、コロナ禍で加速した世界的なデジタル化により越境EC市場は急拡大しており今後も成長が続く見込みです。 アパレルの国内市場は成熟期を迎え停滞していますが、海外ではいまだ拡大を続けており、2025年には市場規模が約300兆円に達する見込みとのデータもあるほどです。 さらに近年は二次流通によるグローバル古着市場も成長を続けています。 停滞する国内アパレル市場でビジネスの限界を感じたら、海外市場に目を向けるのも良いのでは? 本記事では、アパレルで越境ECを始めるための基礎知識や二次流通での成功事例をご紹介します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 日本のアパレル業界と越境ECの現状 ここからは日本におけるアパレル業界と越境ECの現状について解説していきます。 日本の現状:若年層の減少、カジュアル化、値引きの定着 少子高齢化が目立つ日本では、若年層の人口減少により、若者向けのアパレル市場規模は徐々に小さくなってきています。かつてはアパレル消費を牽引していた若者たちの消費規模は低下傾向。 加えて、コロナ禍の外出制限により人々のライフスタイルも大きく変化しました。着飾るためのファッション需要は低下し、一気にカジュアル化。低価格で気楽さを求めるカジュアル志向の人が増え、ファッションを楽しむよりも必要に駆られた時だけ購入する傾向が強くなりました。 また、国内アパレル市場では定価購入によるプロパー消化率が低く、値引きによって最終的に消化するビジネスモデルが定着しつつあります。 さらに近年の原材料の調達コストや人件費、さらには店舗家賃などの値上がりなど、日本国内のアパレル販売を取り巻く環境は厳しく、収益性を維持するのは難しくなってきています。 成長が続く越境ECと注目の二次流通市場 先行きが厳しい日本のアパレル市場に対して、海外の状況はどうでしょうか? まず越境EC市場について着目すると、市場は成長を続けています。越境EC市場規模は2026年には2019年の6倍を超える、4兆8200億USドルにまで拡大する見込みです。 アパレル分野をみても海外市場は拡大中で、2025年には市場規模が約300兆円に達すると考えられています。 以上の背景から、越境ECや海外のアパレル市場には大きなビジネスチャンスが残されていると言えるでしょう。 また最新のトレンドとして注目したいのが、古着などの二次流通市場。地球環境への意識や原材料の値上がりなどから古着などの中古衣料品へのニーズが高まり、グローバル中古衣料品市場は成長を続けています。 Roland Berger社のリサーチによると、グローバル中古衣料品市場は2017年から18.4%の成長を続け、2025年には770億USドルに達すると見込まれています。 Roland Berger 「Withコロナ時代の アパレル市場の展望」P38 近年、国内ではメルカリなどの二次流通が大きなシェアを占めてきていますが、海外においても中古衣料品へのニーズは年々高まっています。 成熟期に入っている日本のアパレル市場ですが、成長を続ける海外市場に向けた越境ECを使えば、新品販売から二次流通まで多くのチャンスが期待できそうです。 アパレルで越境ECを始めるにはどうしたらいい? 海外向けの越境ECにビジネスチャンスがあることはわかりましたが、実際にアパレルで海外向けに越境ECを始めるにはどうしたらよいのでしょうか? 何から準備すれば良いのか?英語がわからないと難しいのか?……など、これから越境ECを始めようとする人が抱きがちな疑問にも答えていきます。 販売国を決める。成長中の東南アジアは二次流通にチャンスも 越境ECでアパレルを販売する際に重要となるのが販売先の国。 […]
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2023.05.19

越境ECで中小企業が直面しがちな課題とは?解決策も紹介
急成長が続く越境EC市場。世界各国を相手にできる越境ECはビジネスチャンスが多いのですが、「海外に向けたEC販売」と聞くと少し不安に思う方もいるかもしれません。 しかし、つまずきがちなポイントに共通点も多く存在するため、課題を事前に把握しておけば回避できる問題もあるものです。 本記事では、中小企業が直面しがちな課題と具体的な解決策について詳しく紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 課題が山積み?日本企業における越境ECの現状 越境ECにおいて、日本企業はどのような状況に置かれているのでしょうか? まずは日本企業における越境ECの現状について、データとともに読み解いていきます。 遅れがちな日本企業の越境EC展開 世界の越境EC市場は拡大を続けていますが、日本企業の現状はどうなのでしょうか? JETRO(日本貿易振興機構)が2022年に行った「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」によると、販売チャネルとしてECを利用したことがある企業は全体のわずか35.5%でした。その中で、越境ECを利用して日本から海外へ販売をしたことのある企業は、半数以下の45.6%。 EC展開をする日本企業の少なさに加え、越境ECに着手している企業はまだ限られていることがわかります。 日本企業の越境EC展開はあまり進んでいるとは言えない状況です。 越境ECを活用するのは大企業より中小企業 次に企業規模の観点から、販売チャネルとしての越境ECについて分析していきます。 JETROによる同調査では、ECを販売に利用したことのある大企業は31.3%、中小企業は36.2%でした。その中で越境ECを活用している大企業は37.9%に留まり、中小企業の46.7%と10%近い差があります。 また、今後の利用についても「利用を拡大する」「今後、さらなる利用拡大を図る」と回答した企業の割合は中小企業が大企業を上回っています。 2022年度 ジェトロ海外ビジネス調査「日本企業の海外事業展開に関する アンケート調査」より抜粋 EC展開に後ろ向きな大企業が多く、中小企業はチャンス さらに、同調査でECを利用中の企業のうち65.5%が、海外向け販売でも「ECを活用中または利用を検討している」と回答しています。7割弱の企業が海外向けのECに前向きな反応を示したということになります。 ECを利用中の企業のうち、海外拠点での販売も展開するのは中小企業が21.4%だったのに対し、大企業は44.6%。2倍以上の差がつく結果となりました。大企業は海外拠点での販売に力を入れている一方で、中小企業は越境ECに注力していることが読み取れます。 注目すべきは、ECの利用について「今後も利用する予定はない」と回答した大企業が、なんと52.4%にのぼること。日本の大企業の保守的な傾向が伺えます。 海外向けの販売でECの活用の興味が高まっているにも関わらず、今後も越境ECへの進出が遅れそうな大企業。つまり、中小企業に大きなチャンスが残されていると言えるでしょう。 課題を解決するため?越境ECの開始目的 東南アジア・台湾で最大規模の越境ECプラットフォーム、Shopee。越境ECに積極的な日本企業も多く抱える日本法人、Shopee Japanでは「越境ECの2022年の総括及び2023年の展望調査」を実施しました。越境EC事業の担当者111名に対して、日本企業の現状や課題について最新の動向を調査しました。 次が、本調査における「越境ECを開始した理由・目的」に関する回答です。 Shopee Japan株式会社 「越境ECの2022年の総括及び2023年の展望調査」 半数近くの46.8%をマークしたのが「リピーターの定着」。これは、日本での観光中など、何らかの理由で一度自社の商品を購入した海外顧客のリピーター化を指しています。 マーケティングにおいて、新規顧客を獲得するよりもリピーターを定着させる方が労力が少ないと言われています。この調査から、効率よく収益を上げられるリピーター客を逃さないようにしたい、という企業の意向が伺えます。 また、別の調査でも外国人の訪日経験と越境ECには密接な関係があることがわかっています。 BEENOS株式会社がアメリカ、台湾、マレーシア、イギリスの約1,900人に向けて実施した調査では、「訪日時のお買い物の際に、店頭での購入だけでなく、ECも活用したいですか?」という質問に、全体の56%以上が「ECも活用したい」 と回答。 […]
越境ECとは
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2023.05.18

【越境ECで人気の食品とは?】食品販売時のポイントについても解説
日本の食品は海外でも高い人気を誇っています。しかし、具体的にどのような食品が海外で人気があるのか、ボンヤリとしたイメージだけを持っている方も多いのではないでしょうか。 そこで、本記事では、越境ECで人気の食品について解説していきます。 越境ECで食品を販売する際の注意点についても合わせて解説しておりますので、越境ECで食品の販売を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 日本の食品の輸出に関する市場規模 「平成29年度 日本からの電子商取引(EC)を用いた農林水産物・食品の輸出に関する調査」によると、越境ECを使用した日本の食品に関する市場規模(図表1)は、1,574億円でした。特に輸出が多かったのが、菓子や調味料、緑茶、健康食品です。これらの食品は賞味期限が長く、サイズもコンパクトのため、海外販売に向いています。反対に、輸出額が小さかった穀物等や生鮮品は、賞味期限が短く、輸送時にかさばるため、海外販売には向いておりません。 図表1 越境ECを使用した日本の食品に関する市場規模 日本食品を販売するならアジア太平洋州の国がおすすめ 以下の図表2は、アジア大平洋州、中東、北米・中南米、欧州、アフリカの地域ごとに対する食品輸出の市場規模を表しています。図表から見て分かるように、アジア大平洋州が最も市場規模が大きく、全体の82%(1,299.8億円)を占めています。この背景には、中国の圧倒的なマーケット規模があります。また、近年は、東南アジアのEC市場規模が拡大傾向にあります。2019年には、東南アジアのEC市場規模は1兆円を超えており、2025年には、市場規模が3兆円を超えるという予測もあります。このように、現状の市場の大きさと今後の市場の伸びを見てもアジア大平洋州の消費者へ向けて商品を販売するのが、今からでもおすすめです。 図表2:地域別の市場規模(単位:億円) 引用:日本からの電子商取引(EC)を用いた 農林水産物・食品の輸出に関する調査 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_enkatu/attach/pdf/index-1.pdf 合わせて読みたい 東南アジア向け越境ECは売れる?経済成長と拡大中のEC市場を解説 外国人に人気がある日本の食品 日本の食品は外国でも高い人気を誇ります。特に「お菓子」「緑茶」「日本酒」は外国人から高い評価を得ています。本項目では、外国人に人気がある日本食品について詳しく解説していきます。 ■ お菓子 「キットカット」や「東京バナナ」「果汁グミ」「白い恋人」「宇治抹茶生チョコレート」などの日本のお菓子が海外で人気です。特に、「東京バナナ」や「白い恋人」のように日本の地域限定商品は外国人から高い人気を誇ります。また、「宇治抹茶生チョコレート」のように、和を感じられるお菓子を喜ぶ外国人は多いです。 ◼️ 緑茶 グラフ1:緑茶の輸出実績(世界)からも分かるように、緑茶の輸出額は右肩上がりで増加しており、R3年には過去最高の204億円を達成しました。この背景には、健康的でヘルシーな日本食への世界的な注目が関係しています。 グラフ1:緑茶の輸出実績(世界) 引用:(農林水産省)https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2204/spe1_04.html#main_content ◼️日本酒 「八海山」や「月桂冠」「久保田」「男山」などの日本酒が外国人に人気です。日本酒が海外で人気になったのも和食文化の世界的な注目が関係しています。日本酒の輸出額は、アメリカや中国などの人口が多い国の他に、香港や台湾、シンガポールなどのアジアの国でも高い輸出量を誇っています。 食品輸出に関する3つの国際基準 食品は、他の輸出品と比較して基準が厳しいのが特徴です。なぜなら、食品は直接口から体内に取り入れる物であり、健康的被害や精神的被害が大きく出る物だからです。そのため、食品に関する様々な基準が設けられています。本項目では、食品に関する国際的な基準である「CODEX」「HACCP」「FDA」について解説していきます。 CODEX CODEXとは、1963年にFAO(国際連合食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)によって設立された国際的な政府機関です。日本は、1963年から加盟しています。CODEXの目的は、消費者の健康保護や食品の公正な貿易の確保です。そのために、CODEXでは、米や野菜、肉、魚、果物など200品目を超える食品規格の定義づけを行っています。CODEXを守ることで、ECなどで食品を国同士でやり取りする際でも、安全に公正な取引が行えるようになります。 HACCP HACCPは、アメリカのアポロ計画で宇宙食の安全性を確かめるために考案された衛生管理法で、今では国際的な衛生管理法として使用されています。HACCPの意味としては、Hazard(危害)、Analysis(分析)、Critical(重要)、Control(管理)、Point(点)の頭文字を取ってHACCPと呼ばれています。HACCPの導入により、食品が消費者に渡る前に食品事故を未然に防げる可能性が高まります。日本では、2021年6月からHACCPの導入・運用が完全に義務化されました。HACCPを破ると、「3年以下の懲役、または300万円以下の罰金」が課せられることがあります。 FDA FDAとは、「Food and Drug Administration」の略で、日本語では「アメリカ食品医薬品局」と呼ばれます。食品、医療品、医療機器、化粧品などがFDAの対象となります。日本からアメリカにFDA対象の商品を輸出し、アメリカで販売する際は、FDA認証を取得する必要があります。もし仮に、FDA認証を取得しないままFDA対象商品をアメリカに輸出・販売した場合、製品の差し押さえや懲役などのペナルティが課せられる可能性があります。また、食品、医療品、医療機器、化粧品など商品によって、申請方法や申請書類が異なるため、注意が必要です。 越境ECでの取り扱いやすさを決定する4要素 越境ECでの取り扱いやすさは、以下の4要素で決定します。 […]
越境ECとは
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2023.05.17

日本から出品するならShopeeがおすすめ!アカウント申請方法と手順を徹底解説
日本から出品するならShopeeがおすすめ!アカウント申請方法と手順を徹底解説 東南アジア・台湾で最大級のECプラットフォームとして知られるShopee。サイトの規模や現地での知名度を上手に活用すれば、日本からの越境ECビジネスを大きく育てていけるチャンスがあります。 「日本から海外へ販路を拡大したい」「個人輸出ビジネスにチャレンジしたい」……など、そんな思いを叶えるためにShopeeを通じて越境ECでの出品をしてみませんか? 本記事では、これから越境ECを始めたい方に向けて、Shopeeのセラーアカウント申請方法と手順を解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Shopee Japanの5つの出店条件を確認する Shopeeのセラーになると決めたら、下記の5つの条件を確認します。 ① 販売エリア 現在、日本からShopeeを通じて販売可能なマーケットは次の通りとなります。 シンガポール、台湾、タイ、マレーシア、フィリピン これから出店したいエリアが該当しているかどうか確認しましょう。 また、新規出店時に選択できるマーケットはシンガポールまたは台湾のいずれかとなります。 まずは、シンガポールか台湾で経験を積んでから他のマーケットにも挑戦してみましょう。 ② 5商品の出品 アカウント登録完了から30日以内に、5商品以上を出品します。 5商品の出品が難しい場合は予め相談しましょう。 ③ 日本から発送 商品が売れたら、日本から現地の購入者へ直接発送します。 Shopee Japanでは現地の倉庫に在庫を預ける配送形式はとっていません。 ④ 2営業日以内の発送 受注から2営業日以内に発送します。 なお、プレオーダーの設定をした場合は最大10日まで延長できます。 ⑤ 英語でカスタマー対応 台湾以外のアカウントでは、購入者へのカスタマー対応は英語で行い、 台湾は、繁体字中国語での対応になります。 なお、Shopeeでは、言語でサポートが必要なセラー向けに下記のようなフォローアップ体制も用意しています。 現地語⇔英語の自動翻訳機能を搭載 日本語での出店ガイド・セラー向けサポート体制 Shopee アカウント申請フォームに入力 アカウント申請フォームからフォーム内の質問に沿って必要事項を入力していきます。 入力するのは、名前、携帯電話番号、メールアドレス、法人番号の有無のみです。 アカウント申請はこちらから 届いたメールの案内に従ってアカウント申請を継続 […]
Shopee ノウハウ
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2023.04.26

東南アジア向け越境ECは売れる?経済成長と拡大中のEC市場を解説
東南アジア向け越境ECは売れる?経済成長と拡大中のEC市場を解説 「東南アジアは物価が安い」というイメージは、もう過去のもの。経済成長に伴い、東南アジアでは気づけば「以前より物価が高くなった」と感じる場面も増えてきています。 それなら東南アジアに向けた越境ECで、日本の商品がもっと売れる可能性もあるのでは……。 本当にそうなのか?最近の経済成長や市場データを踏まえて、東南アジアの越境EC市場について解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 注目の東南アジア市場。その理由は? 越境ECにおいて、東南アジア市場が注目されています。これまではアメリカや中国の存在感が大きかったのですが、なぜ今、東南アジアなのでしょうか? その理由は、経済成長と今後の可能性です。 これまでは発展途上のイメージも強かった東南アジア諸国ですが、近年、継続的に経済成長を遂げています。 下記が、アジア諸国と中国の実質GDP成長率の一覧です。 前年比4.0%を超えて成長しているところは黄色にハイライトされています。ちなみに実質GDP成長率 4.0%とは、日本の1970年代後半〜1980年代頃の数値とほぼ同じです。 東南アジア諸国と中国の実質GDP成長率(前年比、%) 国名 2021 2022 2023 ベトナム 2.6 7.5 6.3 フィリピン 5.7 7.4 6.0 マレーシア 3.1 7.3 4.3 インドネシア 3.7 5.4 4.8 シンガポール 7.6 3.3 2.3 タイ 1.5 3.2 4.0 中国 8.1 3.0 […]
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2023.03.30

【2023年最新】越境EC市場規模。米国・中国・東南アジアを解説
国境を越えた取引が可能な越境EC。世界のEC市場の拡大とともに、越境EC市場も成長を続けています。 今回は、米国、中国、東南アジアの最新の越境EC市場規模について解説します。 米国と中国は、世界のEC市場において圧倒的なシェアを持ち、今後も成長が見込まれます。ただ、最近の世界的な情勢の変化により、市場には不確実性も増しています。 一方、東南アジアの市場も急速に成長しており、消費者数の増加とともに市場規模が拡大しています。 それぞれの市場における特徴や今後の見通しについて、詳しく解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境EC市場は今後どうなる? 世界の越境EC市場は成長が止まらず、今後も拡大が続くと予想されています。 世界のBtoC EC市場規模とEC化率に関する推移は、下記のグラフの通りです。 令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書(経済産業省)より P101 2023年における世界の BtoC-EC 市場規模は6.17兆USドル、EC化率は 22.3%と推計されました。 引き続き、市場規模の拡大とEC化率の上昇は続くと予想され、2025年には7.39兆USドル、EC化率は 24.5%に達する見込みです。 さらに越境ECでは、市場規模は2026年には4兆8200億USドルに達するとの見通しです。下記のグラフからも分かる通り、短期間で急激な成長が見込まれています。 令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書(経済産業省)より P103 このようなEC市場の成長に合わせ、今後もECを前提とした対応がより一層求められるでしょう。 越境EC市場が成長しつづける理由 世界で注目を集める越境EC市場の急成長。現在も成長が続いている理由について、以下に解説していきます。 1.世界的なEC市場の拡大 越境ECでは、国境を越えた取引が可能です。世界的なEC市場の拡大に牽引されて、越境EC市場も成長を続けています。コロナ禍で、途上国や新興国でインターネットの普及が急速に進んだことも大きな要因のひとつです。 2.決済システムの改善と普及 越境ECでは国境を越えた支払いが行われるため、決済システムの整備が急務でした。最近では、システムの改善や手数料の低減などにより、越境ECに対応する決済システムの普及が進みました。これにより消費者の不安が軽減され、越境EC市場の拡大が促進されました。 3.モバイルコマースの普及 モバイルコマースとは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを通じた電子商取引のことです。特に、途上国や新興国ではスマートフォンの普及率が伸びてきていることから、モバイルコマース市場が急拡大しています。 インバウンド観光客が増えると越境ECも伸びる? 日本へのインバウンド観光客数が増えると、越境EC市場も伸びると言われています。それならインバウンド観光客数が回復してきた2023年は、越境ECのチャンスです。 インバウンド観光客と越境ECの関係や、最新の動向を以下に解説していきます。 […]
越境ECとは
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2023.03.28

越境ECにおける日本企業の強みと弱みは?日本企業の成功事例も解説!
越境ECはインターネットを通じて海外顧客に商品を販売する手法です。 越境ECでは数多くの日本製品が取引されており、その商品力が海外からも高く評価されていますが、一方で日本企業ならではの弱みもあります。 今回は越境ECにおける日本企業の強みや弱みについて、日本企業の成功事例も交えて解説します。 越境ECで売上拡大を考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECは世界中で市場規模が拡大 越境ECは世界中で市場規模が拡大傾向にあります。 経済産業省の報告によれば、2019年の世界の越境EC市場規模は7,800億USドル(約86兆円、2019年時レートで計算)と推計され、2026年には4兆8,200億USドル(約658兆円、2023年3月時レートで計算)まで拡大することが予測されています。 年平均成長率は30%ほどと想定されており、世界のEC市場規模の成長率を上回る拡大ペースです。 また、同報告によると、日本・中国・アメリカの3カ国間における越境ECの総購入額は以下の通りです。 日本:3,727億円 中国:4兆7,165億円 アメリカ:2兆409億円 このうち日本から越境ECで購入した額は、中国が2兆1,382億円、アメリカが1兆2,224億円であり、非常に大きな取引額です。 越境ECの市場規模が拡大傾向にあり、日本製品の人気の高さから考えると、早期に越境ECに参入した方が良いでしょう。 参考:経済産業省「令和3年度電子商取引に関する市場調査」 合わせて読みたい 成長率30%!世界で盛り上がりを見せる新ビジネス「越境EC」 とは何か 越境ECのメリット 越境ECのメリットは、以下の5つが挙げられます。 越境ECのメリット 初期コストを抑えて始められる 実店舗の集客につながる 競合が少ない環境でビジネスを展開できる オーディエンスのリーチを広げられる 日本で売れないものが売れる EC事業で売上拡大を目指すためには、越境ECの活用がおすすめです。 初期コストを抑えて始められる 1つ目のメリットは、初期コストを抑えて始められる点です。 海外で実店舗を展開すれば、土地代や店舗の設営費など多くの初期コストがかかります。 一方で、越境ECの場合はインターネット上で商品を販売するため、上記の物理的コストが一切かかりません。 既に国内でEC事業を展開していれば、商品をゼロから用意する必要もなく、初期コストを抑えて海外のユーザーに商品を販売できます。 実店舗の集客につながる […]
越境ECとは
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2023.03.23

【用語解説】海外販売デビュー時に障壁となるECモールの専門用語を徹底解説!
越境ECモールで海外販売をスタートさせる際に障壁となるのが、専門用語です。英語のため、意味を推測しづらく、いちいち調べるのを手間に感じるでしょう。 そこで、本記事では、海外販売デビュー時に障壁となるECモールの専門用語を分かりやすく解説していきます。ECモールで海外販売を始める方は、ぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ECモールの基本用語 ■ Default settings(デフォルト セッティングス) Default settingsとは、「初期設定」を意味します。 ■ Product details(プロダクト ディテールズ) Product detailsとは、「商品の詳細」を意味します。 ■ Product descriptions(プロダクト ディスクリプションズ) Product descriptionsとは、「商品説明」を意味します。 ■ Edit(エディット) Editとは、商品情報の「編集」を意味します。 ■ Quantity(クオンティティ―) Quantityとは、商品の「数量」を意味します。 ■ Weight(ウエイト) Weightとは、商品の「重量」を意味します。 ■ Rating(レイティング) Ratingとは、ショップや商品に対するユーザーからの「評価」を意味します。 ■ Shipment(シップメント) Shipmentとは、商品の「出荷」を意味します。 ■ Cancellation(キャンセレーション) Cancellationとは、商品の「注文キャンセル」を意味します。 ■ Return(リターン) […]
物販ECノウハウ
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2023.03.15

越境ECで直面しやすい課題とは?対策も詳しく解説!
越境ECで直面しやすい課題とは?対策も詳しく解説! EC事業における売上拡大の手法として、日本国内だけでなく海外の消費者に対しても商品を販売できる越境ECが注目を集めています。 しかし、越境ECは言語対応や海外配送などの課題に直面しやすく、導入をためらう方も多いのではないでしょうか? 今回は越境ECで直面しやすい課題について、対策も含めて解説します。 越境ECを導入したいものの、配送面などの問題に懸念を抱いている方はぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECの市場は伸び続けている 越境ECの市場は拡大傾向にあり、今後も伸び続けていくことが予想されています。 経済産業省の報告によれば、2019年度時点で世界の越境EC市場規模は7,800億USドル(約86兆円、2019年1月時レートで計算)と算出されており、2026年には4兆8,200億USドル(約658兆円、2023年3月時レートで計算)まで拡大することが予測されています。 参考:経済産業省「令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」 同報告で挙げられている越境ECが今後も拡大を続ける要因は、以下の通りです。 越境ECの認知度向上 自国にない商品を購入できる 自国よりも安価に商品を購入できる 特定の商品やメーカーに対する信頼性 現在、越境ECでの商品購入先として中国の割合が非常に高いですが、日本製品もそのクオリティの高さから越境EC市場で非常に人気があります。 日本国内だけでなく海外の消費者に商品を販売できれば、その分顧客数も増え自社の売上拡大につながるでしょう。 経済産業省の調査によれば、2020年時点でのBtoCビジネスにおけるEC市場規模は日本と世界でそれぞれ以下の通りです。 日本:1,413億USドル 世界:4.28兆億USドル 上記の数値から見ても、日本国内だけでEC事業を展開するより、海外に向けて商品・サービスを販売した方が売上を拡大できる余地は大きくなります。 そのため、EC事業で売上を拡大したい事業者は、今後も拡大する越境EC事業になるべく早期に参入した方が良いでしょう。 越境ECが人気な理由 越境ECが人気な理由として、以下の2つが挙げられます。 スマホの普及 インバウンド(旅行者)のリピート購入が増えている 1.スマホの普及 1つ目の理由として、スマホなどデジタルデバイスの普及が挙げられます。 スマホやタブレットが普及したことで、消費者が時間や場所に縛られず、手軽にECサイトで買い物できるようになりました。 越境ECも同様に、ECサイトにアクセスすれば国内の商品を購入するのと同じ感覚で海外の商品を購入できます。 スマホ普及によりインターネットでの商品購入機会が増えたことで、越境ECの人気も拡大し続けていることが考えられます。 2.インバウンド(旅行者)のリピート購入が増えている 2つ目の理由は、インバウンド(旅行者)のリピート購入が増えていることです。 […]
越境ECとは
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2023.03.13

越境ECの成功事例とは?日本企業の事例やメリット、注意点まで徹底解説
越境ECの成功事例とは?日本企業の事例やメリット、注意点まで徹底解説 「越境ECのさまざまな成功事例を参考にしたい」 「越境ECで成功するためのポイントや注意点を知りたい」 越境ECの運営を行う際、上記のように考えるケースも多いのではないでしょうか。 越境ECを始めるに当たり、販売国の言語や文化の理解、決済や配送方法の検討など、幅広い課題と向き合う必要があります。課題を解決するには、過去に越境ECを開始した成功事例から学ぶことが最も重要です。 当記事では、越境ECにおける日本企業の成功事例について、複数の分野から解説していきます。越境ECの成功事例からみる注意点やポイント、おすすめのプラットフォームまでご紹介しているため、合わせてご参照ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECとは 越境ECとは、国境を越えたインターネット上の商取引のことを指します。基本的には、日本の事業者がアメリカや東南アジアなど国外の消費者に対して、ECサイトやモールを通して商品を販売していきます。 過去には日本を訪れた観光客が日本製品を購入し、帰国後にECサイトからリピート購入をするという流れが一般的でしたが、コロナ禍からインバウンドが回復してきたため、再び越境EC市場が盛り上がってきています。 越境ECの市場規模 経済産業省による令和3年度の調査によると、世界的な越境ECの市場は2019年で7,800 億米ドル(約103兆円・市場規模推計値)、2026年には4兆8,200億米ドル(約639兆円・予測推計値)の規模にまで拡大すると予測されています。 参照元:令和3年度 電子商取引に関する市場調査報告書|経済産業省 同様のデータによると、日本国内のBtoCにおけるEC市場規模は2021年でおよそ20.7兆円。国内の市場規模と比較しても、世界的な越境ECの市場規模が遥かに大きく、今後も更に拡大していくことが想定されます。 越境ECが注目されるまでの背景 近年越境ECの市場規模が急激に拡大している要因として、コロナ禍による巣ごもり需要の増加が挙げられます。世界的にも外出が制限され、インバウンド市場が著しく低下しECサイトでの販売は飛躍的に拡大しました。 また、世界各国でスマートフォンが広く普及したことも、越境ECの市場拡大に拍車をかけてきました。スマートフォンさえあればいつでも簡単に世界各国の商品を検索し、購入できるようになったため、より幅広いユーザーにアプローチをかけられます。 ちなみに現在は国境再開でインバウンド需要も戻りつつあるため、別の角度から市場は再び盛り上がりを見せています。 越境ECのメリット 越境ECのメリットは以下の3点に分けられます。 海外に販路を拡大できる 日本製品の信頼性が強みになる 現地に実店舗を持たず、低コストで出店できる ここではそれぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。 海外に販路を拡大できる 越境EC最大のメリットは、日本国内よりも遥かに大きい市場で商品を販売できること。 アメリカや東南アジア、中国など、EC市場の拡大が著しい国の消費者に対して商品をアプローチできるため、日本国内に留まるよりも効果的に売上増加が期待できます。 日本製品の安全性や信頼が強みになる 海外では、日本製品の品質や安全性が高く評価されています。また、さまざまなブランドの海賊版商品が出回っていることもあり、日本企業が直接自社商品を出品しているという事実が強みとなり、消費者からの信頼を獲得できます。 現地に実店舗を持たず、低コストで出店できる […]
越境ECとは
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2023.03.06

【人気シリーズ最新版】2023年世界で売れている日本商品はコレ!オススメの必勝アイテム8選(ホビー・電子機器 編)
【人気シリーズ最新版】2023年世界で売れている日本商品はコレ!オススメの必勝アイテム8選(ホビー・電子機器 編) 日本の商品は世界で高い評価を得ています。 今回は、主に東南アジア・台湾で人気のある「ホビーや電子機器部門」の商品を8つピックアップして紹介していきます。本記事を参考に、世界のトレンドを理解し、販路拡大に繋げていただければと思います。 日本でも大人気のあのアニメのフィギュアや音楽に関する電子機器など、一気にご紹介していきますので、お見逃しなく! ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジア・台湾が熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジア・台湾へ「海外販売」すべき人気の日本商品8選(ホビー・電子機器 編) ※Shopee Japan独自 2023年カテゴリー別人気商品です。 - ホビー編 – 【ポケモンカード V STAR ユニバース – Pokemon】 TCG Pokemon Card Game Sword & Shield High Class Pack V STAR Universe Box 公式:https://www.pokemon-card.com/ex/s12a/index.html カードはランダムに封入(10枚入り) 過去の活躍カードの再収録と新カードのミックス 特別なルールをもつ「V」「VMAX」「VSTAR」いずれか確定 […]
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2023.03.03

【ECノウハウ:基礎編】ECモール出店、変化の激しい市場を生き抜くコツ
【ECノウハウ:基礎編】ECモール出店、変化の激しい市場を生き抜くコツ 近年、ライフスタイルがガラリと変わり、ECは生活に欠かせないものとなりました。ニーズの高まりに追随して、EC出店におけるライバルも増加し、競争は激化しています。 本記事では、変化の激しい現代市場を生き抜くための、ECモール出店のコツを総合的に解説します。 何をどのような方法で販売すれば、利益を最大化できるのか。ECプラットフォームとしてノウハウを蓄積しているShopeeだからこその、経験に基づく情報もお届けします。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ECモールの仕組みを理解する 競争を制するには、まず最初にECモールの仕組みを理解することが大切です。 規模、形式、そして販売相手について、初心者にもわかりやすく解説していきます。 1.アクセス規模 ECモールのアクセス規模は、自社ECよりもアクセス数が多いことが一般的です。 店舗に例えるなら、ECモールはショッピングモールで自社ECは個別の専門店。多くのECショップを有するECモールだからこそ、色々な目的を持ったユーザーが集まります。 集客をどうしたら良いかよくわからない場合、ECモールの集客力を活用すれば効率的。 なお、数あるECモールにも集客力にはそれぞれ差があります。初めてのEC出店なら、集客力(=アクセス数)がより大きなECモールの利用がおすすめです。 2.BtoCかCtoCか ECモールは、大きく分けて2種類あります。法人だけが出店できるBtoCプラットフォームと、個人による出店も可能なCtoCプラットフォームです。 どちらも個人顧客をターゲットにして販売していることには変わりないのですが、販売元が法人か個人かの違いがあります。 ・BtoCプラットフォーム:楽天、Amazon、Yahoo!ショッピング… ・CtoCプラットフォーム:メルカリ、ヤフオク!、e-bay… CtoCプラットフォームは、中古品などの2次流通やネットオークション形式が主流です。 なお、越境ECプラットフォームのShopeeはBtoCとCtoCの融合型。法人や個人事業主だけでなく、個人セラーも出店できます。 3. 手数料がかかる 一般的に、ECモールでは運用に手数料がかかります。しかし、出品まで無料で行えるECモールの場合は、実際に商品が購入されるまではコストを発生させずに運用を開始することもできます。 対して自社ECの場合は使用するサービスにより、販売手数料のほか、出店の準備段階からサイト構築費や集客費用など多大なコストや労力がかかります。 ECショップの運用では、開設後にパフォーマンスを分析しながら軌道修正することもあります。運用ノウハウが定まっていない初期段階で自社ECを作り込んでも、後から修正しなければならない場面もあるでしょう。 ECモールへの出店は初期投資を最小限に抑えられるので、初心者の場合は自社ECを構築するよりも始めやすいといえるでしょう。 4.ECモール主催の販促キャンペーンや機能が多彩 ECショップのライバルは、今やECショップだけではありません。Instagram、YouTube、TikTokなどユーザーが時間を使うオンラインプラットフォーム。これら全てが、ユーザーの時間を奪い合うライバルだともいえるでしょう。 ユーザーの時間の奪い合いとなっているオンラインビジネスにおいて、いかにECショップに注意を惹きつけられるかが重要となります。 ECモールでは、大々的なキャンペーンやセールが頻繁に行われており、ニュース性が保てるというメリットがあります。 急成長中の東南アジアEC市場でトップシェアを誇るShopeeでは、最先端のECトレンドもしっかりと反映。ショッピングアプリ内にゲーム機能も装備し、ユーザーのエンゲージメントや滞在時間(=購買の可能性)を向上させる工夫も満載です。 […]
物販ECノウハウ
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2023.02.28

EC売上アップの秘訣とは?ECモールによる集客〜販促のポイント解説
EC売上アップの秘訣とは?ECモールによる集客〜販促のポイント解説 ECの売上をどう伸ばせばよいのか悩んでいる、売上がアップしない原因がよくわからない、という方へ。 売上を伸ばすためには、欠かせない法則や効果的なポイントがあります。 本記事では、ECモールShopeeがこれまでのデータや運営ノウハウに基づき、売上アップのためのポイントを解説します。 集客から販売促進まで、しっかり売上に結びつけるための実践的な施策をご紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ECモールでの売上をアップさせるには? EC市場は成長を続けていますが、ECショップの数も増加傾向です。ただECショップを開設しただけではその他多くの中に埋もれてしまい、売上を伸ばしにくいのが現状です。 やみくもに施策を行うのではなく、まずはECで売れる仕組みをしっかりと理解するところから始めましょう。 ECの売上を構成する3つの条件 ECの売上とは、そもそもどう作られるのでしょうか? 売上を構成する要素を知ると、売上をアップするためのヒントが見えてきます。 ECにおける売上は、「訪問数 × 購入率 × 客単価」という数式で表すことができます。 1.訪問数(= アクセス数) ショップへ訪れるお客様がいなければ、せっかく準備した商品も誰の目にも留まることはありません。売上をアップさせるための第一歩として、まずは集客がポイントとなります。 2.購入率(= コンバージョン率) 購入率は「ショップに訪れた人のうち何%が商品を購入したか」という指標で、売上を伸ばすために非常に大切なポイントとなります。なお、来客数が多くても購入率が自然と上がるわけではないため注意が必要です。 3.客単価 購入客が「1回の買い物で支払った金額の平均金額」を客単価と呼びます。同じ売上を目指すにしても、客単価が低いならより多くの購入客数が必要となります。その逆に、客単価が高くなれば少ない購入客数でも売上目標を達成できるようになります。 このように、訪問数、購入率、客単価のどれを欠いてもECの売上は成り立ちません。これらの3つをバランスよく向上させていくことが売上アップのための秘訣です。 次の章からは、ECモール売上アップの実践編。効果的な施策について、具体的に解説していきます。 合わせて読みたい ECとは?ビジネスの基礎知識から急成長中の越境ECまで徹底解説 1.ECショップに集客する […]
物販ECノウハウ
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2023.02.08

【EC運営のプロが教える】ECモールの型とは?3つの営業形態から見えるオススメの型は?
【EC運営のプロが教える】ECモールの型とは?3つの営業形態から見えるオススメの型は? 「自社でECサイトを運営しているけど、なかなか売上が伸びない」 「集客力のあるECモールへの切り替えを検討しているが、どこが良いのか分からない」 EC販売を行っている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方もいるでしょう。これは、自社に適したECモールの型を選べていないことが原因の可能性があります。 本記事では、法人の方向けにECモールの概要から3つの営業形態の特徴、おすすめの型について解説していきます。記事の後半では、おすすめのECモールを紹介しているため、EC販売にお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ECモールとは ECは大きく「ECサイト型」と「ECモール型」の2種類に分類されます。今回紹介するのは、後者のECモール型です。 ECモール型とは、一つのECプラットフォームに複数の販売者が出店している形態のことです。 インターネット上のショッピングモールとイメージすると分かりやすいでしょう。 Amazonや楽天市場がECモールの代表例で、販売店舗が複数あることが特徴です。 ECモールでは日々多くの商品が出品され、多くのユーザーがECプラットフォームに訪れるため、集客力に優れています。 ECモールの特徴と利用に向いている企業 ECモールの特徴は、集客力に長けていて、運用も簡単な点です。 ECモールでは、既に完成されたシステムを利用するため、前述の「ECサイト型」のように一からECサイトを構築する必要はありません。 またECサイトの場合、定期的に自分たちでサイトのメンテナンスを行う必要がありますが、ECモールでは基本的にモール側でメンテナンスも行っています。その分、出品者は商品管理や販売に注力できます。 ECモールは、このような特徴を持っているため、以下のような企業にオススメです。 ・ECサイトの運営に慣れていない担当者 ・自社の集客力に自信がない会社 ・ECサイトを運営する人的リソースが不足している方 ECモールの「型」は大きく3種類 ECモールは「マルチテナント型」「マーケットプレイス型」「マルチブランド型」の3種類が存在します。 本項目では、それぞれの特徴を解説していきます。 マルチテナント型 マルチテナント型のECモールは、ECモール内に出店者がテナントを借りてショップを出店する形式です。 国内では、楽天市場やYahoo!ショッピングがマルチテナント型のECモールに分類されます。実店舗のショッピングモールと似ており、出店者はテナント料を支払うことでECモールに出店可能となります。 また、商品が売れた際にかかる「販売手数料」やECモール側が開催するイベントに参加する際に支払う「イベント参加費」などを支払うマルチテナント型のECモールもあります。 ECモール運営側は、出店者に対してテナントを貸し出すだけのため、出店者は自社好みにサイトのデザインをカスタマイズ可能です。 ただし、その分出店するまでの時間は長くなります。 マーケットプレイス型 マーケットプレイス型のECモールは、ECモールプラットフォームに対して個人や企業が出品のみを行う形式です。 Amazonがマーケットプレイス型の代表例に挙げられます。先ほど紹介したマルチテナント型のECモールは、販売者にテナントスペースを貸し出す出店形式でした。 それに対しマーケットプレイス型のECモールでは、販売者はECモールに対して商品を出品するだけです。サイトのデザインをカスタマイズして個性を出すことはできませんが、販売者は出品に注力可能なため、効率よく売上を伸ばすことが出来ます。 さらにECモールによっては、月額料金を支払うことで商品の在庫管理や発送をアウトソース可能なサービスもあるため、それらを利用することでより販売者の手間や負担を省くこともできます。 マルチブランド型 マルチブランド型のECモールは、一つのECモールプラットフォームの中に、複数のブランドのECサイトを構築して運営する形式です。 マルチブランド型のECモールの特徴は、コストや手間の削減になる点です。 […]
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2023.01.24

ECとは?ビジネスの基礎知識から急成長中の越境ECまで徹底解説
インターネット上でさまざまな商品やサービスを販売できるEC。 あらゆる分野でのデジタル化に伴い、市場規模も右肩上がりのEC市場ですが「どんなECが成功するのか?」と疑問に感じる人も少なくないのでは。 本記事ではECについてビジネスの基礎知識から、近年急成長中の越境ECまで幅広く解説します。 さらに、越境ECプラットフォームShopeeのマーケティング担当者から最新情報を得て、効果的なECショップ運営のコツも解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! そもそもECとは? ECとは「Electronic Commerce(電子商取引)」の略で、商品やサービスをインターネット上で取引することを指します。商品やサービスの売買、契約、決済などをオンライン上で完結できるため、実店舗を持たなくてもビジネス展開が可能です。 食品や衣類、雑貨、家電、書籍、チケット、旅行といった商品販売だけでなく、近年では古着や中古品の二次流通も増加傾向にあります。またソフトウェア、音楽、情報サービスなどのサブスクリプションでも活用されています。 インターネット上に店舗を構えるECでは、実店舗よりも初期投資や維持費用がかからないことが特徴。費用面でも低リスクにビジネスを始めることができます。また物理的な制約がないので、世界中のどこからでも運営できます。 ECについての主なメリット・デメリット、そして注意点は下記となります。 ECのメリット 実店舗が必要ない 販売時間に制約がない 消費者が遠くに住んでいても販売できる オンライン上で集客できる ECのデメリット 消費者の顔が見えない 魅力的な商品写真や説明を準備する必要がある 比較検討による価格競争に巻き込まれやすい 商品配送のための送料がかかる 注意点 スマートフォンからのアクセスが増えている 古着や中古品などの二次流通品もライバルになる場合がある 出店には何が必要? ここまでにご紹介したECの特徴をふまえ、ECショップを出店する前に準備したいことや物について解説していきます。 1.コンセプト 消費者の視点から考えると「商品の比較検討がしやすい」ということがECの大きな特徴です。それを運営者側の視点から言い換えると、「ECショップは常に消費者からの比較検討に晒されている」ということになります。 つまり、他社と差別化できるような独自の存在になることにより、消費者から忘れられないショップとなることができるのです。 価格競争に巻き込まれてしまうと、特に開設まもないECショップでは運営に疲弊してしまいがち。リピーターを確保して息の長い競争力を持ったECショップとなるために、独自のコンセプトが大切となります。何をどのように取り扱うショップなのか、ECショップ運営の土台となるコンセプトを決めていきます。 2.ターゲット 成功するECショップの運営では、取り扱い商品がターゲット層とマッチしていることがポイントとなります。いくら良い商品でも、ニーズがなければ販売することは難しいでしょう。 コンセプトを決めたら、次にターゲット市場(国や地域)、消費者の年齢、性別、ニーズや悩みなどをはっきりさせていきます。 なお、ECでは運営しながらPDCAを回していくことも大切です。 ショップ開設や運営の費用リスクが低いので、テストマーケティングを兼ねた運営から開始することもできます。 まずは大まかにターゲットを決めて、販売を開始した後の消費者からのリアクションを見ながら都度調整していくことが重要です。なぜなら実店舗とは違って、ショップや商品の見せ方もスピーディーに軌道修正することができるためです。 […]
越境ECとは
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2023.01.19

越境ECマーケティング担当が指南!海外で売れる出品のコツを詳しくご紹介
国内と海外の消費者は志向が異なるため、当然のことながら「刺さるポイント」が異なります。 日本の消費者にはわざわざ説明がいらないようなことでも、海外市場では言語化したり画像に示さないと伝わらなかったり……。 例えば、「日本から直送」「日本のブランド」といった説明は国内販売では不要ですが、越境ECにおいてはしっかり言語化して説明することで付加価値になります。 その他にも、市場のトレンドや現地や他の国からの競合の動向をつかむことが売上アップのために大切です。こうしたステップが欠けていると、せっかくの商品の魅力が最大限引き出せなかったり、競合に負けてしまいます。 越境ECに詳しいShopeeマーケティング担当から最新情報を得て、本記事では海外(特に東南アジア圏)で売れるための出品のコツを具体的に解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 日本のセラーが陥りがちな失敗 国内販売とは違った視点で考えなければならない越境EC。日本のセラーが陥りがちな失敗とはどんなことでしょうか? よく寄せられる声としては「日本で人気の商品でも、必ずしも東南アジアで売れるとは限らない」という点です。 これは、消費者の好みや環境が大きく異なる海外では起こりがち。いきなり大きな在庫を抱えてスタートするのではなく、現地のニーズを調査・分析したり、たくさんの商品を出品しながら調整していくことが大切になります。 下記のような情報を調査・分析しながら、現地のニーズを理解していきましょう。 ① 販売先の国でのマーケット情報 販売禁止品目の確認 言語:出品言語・カスタマー対応言語 ② 越境ECにおけるマーケティング 最適な商品数 競争力のある商品価格 割引やセールなどの販売促進 ③ 物流に関する情報 出荷期限 物流サービス これ以外にも、日本の家電を販売しようとしたら電圧やプラグが違うために全く売れなかった……という場合もあります。色々な可能性を試しながら軌道修正していくことも、越境ECの場合は大切になります。 中古品は販売できる? 東南アジアでは、日本製品に対する信頼が高い国や地域が多いことが特徴です。ただ、物価が安い国もあるため、新品の日本製品では高すぎて販売が難しい場合も。そのため、中古品が人気となる場合もあります。 商品カテゴリーや販売国によっては、新品だけでなく中古品の販売も視野に入れると良いでしょう。 越境ECにおいて中古品の販売は基本的には可能ですが、下記のような条件を満たす必要があります。 中古品販売可能なプラットフォームを利用する ShopeeやeBayなどでは中古品の販売が可能ですが、中古品の販売を禁止しているプラットフォームもあります。 販売可能品目である 輸出先によっては中古品での販売が禁止されている品目もあります。食品や化粧品はもちろんのこと、販売先の国の禁止品目の確認が必要です。 中古品であることを明記する 出品の際は、商品タイトルや商品詳細に「USED」等、中古品であることを明記する。 高級品は模倣品でないことの証明が必要な場合も 高級ブランド品などの場合は、模倣品でないことを証明する手続きが求められることがあります。真正品であることを証明するための、仕入れ証明書や請求書などの追加書類が必要となる場合があります。 日本とは違う、海外の消費者傾向 […]
法人シリーズ
物販ECノウハウ
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2022.12.28

【2023年】越境ECのおすすめプラットフォームを徹底比較!選定ポイントも解説
【2023年】越境ECプラットフォームを徹底比較!選定ポイントも解説 「越境ECでおすすめのプラットフォームは?」 「世界各国でおすすめのプラットフォームを知りたい」 越境ECビジネスを展開する際に、上記のような疑問を抱える場合も少なくありません。 越境ECであれば、日本に拠点を構えた状態で幅広い海外ユーザーへ商品を販売することが可能です。現在では世界各国でECプラットフォームが存在し、特定のニーズやターゲットに焦点を合わせて自由に選定可能となりました。 しかし自由に選定可能となった反面、どのプラットフォームを使用するのが良いのか適切な判断が求められるようになりました。 当記事では、世界各国でおすすめの越境ECプラットフォームについて徹底解説しています。プラットフォームの種類や選定ポイントについても紹介しているため、越境ECの展開でお悩みの方はぜひご参照ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECプラットフォームとは 越境ECとは、海外のユーザー向けに商品販売を行うEC(電子商取引)のことを指します。日本国内に拠点を構えながら、現地法人設立などのコストをかけることなく、国境を超えて販路拡大が可能です。 越境EC向けのサイトを構築する際には、基盤となるシステム(サービス)を使用することが大半です。この越境ECサイトを運営するための土台となる環境のことを「越境ECプラットフォーム」と呼びます。 越境ECプラットフォームは対象国や使える機能が異なる場合があります。あらかじめ販売したい商品と対象国の特色を十分に把握した上で、最適な選定を行う必要があります。 越境ECプラットフォームは「自社型EC」と「モール型EC」の2タイプ 越境ECプラットフォームは、「自社型EC」と「モール型EC」という2つのタイプに大別されます。 ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。 自社型EC 自社型ECとは、個人や企業が自分たちでECサイトを運営していく形式のことです。 メリット 自社型ECの場合、運営していくECサイトのデザインや機能面のカスタマイズが自由に行えます。時間や費用をじっくりかけ、フルスクラッチで完全オリジナルのECサイトを作ることも可能です。こだわりのブランドイメージや価値観などをユーザーに印象づけることでお店のファン獲得に繋がるきっかけになることもあります。 また自社で制作したECサイトのため、モール型のような「販売手数料」などを気にする必要がありません。 デメリット モール型のような「集客力」には欠けるため運営開始時は顧客流入が見込めないことも視野にいれなければいけません。更に越境ECの場合は、外国語対応や通貨の設定なども全て自分で行う必要が出てくる点にも注意が必要です。 モール型EC モール型ECとは、複数のショップが集まったインターネット上のショッピングモールのようなもの。モールに出店をするため、ショップのドメインはそのモールに依存する形式となります。 メリット モール型ECに出店する最大のメリットは、なんといっても「集客力」です。もともとショップを認知されていない状態でも、認知度の高いモールに出店することで新規顧客を獲得することが可能です。 また、モール型であれば既存のテンプレートや各種販促機能が充実しているため、初心者でも簡単にECサイト運営を開始することができます。越境EC向けに構築されたモールの場合、外国語対応や通貨設定などの機能やサポートも充実しているケースが多く、専門的な知識なしで十分商品販売が可能です。 デメリット モール型であれば「出店費用」や「販売手数料」などのコストが発生する場合があります。またテンプレートでの利便性を持ち合わせている分、機能面やデザインのカスタマイズもある程度制限されてしまい、ブランドの個性を強く打ち出すことは難しくなります。ひしめき合うショップの中で競争が激化するリスクがある点はモール型のデメリットと言えるでしょう。 中国で人気のプラットフォームを比較 現在、世界で最も大きなEC市場規模を誇る中国。中でも材質や性能の優れた日本製品はECサイト上でも手軽な価格で購入可能で、幅広いニーズを獲得しています。 では、中国で人気の越境ECプラットフォームを比較していきます。 天猫(T-mall)/天猫国際(Tmall Global) 中国EC市場の中で約60%ものシェアを占めるECモールと言えば、アリババグループの「天猫(T-mall)」。現在T-mallはモバイルの月間アクティブユーザー数は7.11億人(2019年12月時点)累計流通額約97.4兆円(2018年4月1日〜2019年3月31日)を超える巨大モールとなっており、花王やマツモトキヨシといった大手企業も出店していることで有名です。 中国国内法人向けECサイトの「天猫(T-mall)」と、海外法人向けECサイトの「Tmall Global(天猫国際)」という2つに大きく分けることができます。 […]
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2022.12.27

【わかりやすく解説】EC運営の基本!業務内容や必要な人員体制とは?
商品の企画、仕入れ、撮影、受注管理、在庫管理、梱包、発送などEC運営を行う際には、様々な業務を行う必要があります。 本記事では、EC運営の基本である業務内容や必要な人員体制について解説していきます。EC運営に携わる方は、ぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! EC運営とは Eコマースとは、インターネットを活用して商品を販売することです。そのEC運営を行うにあたり、企画や仕入れ、撮影、ECサイト管理、マーケティング、SNS投稿など業務内容が多岐にわたるのが特徴です。 ECサイトとECモールの違い ECサイトとは、自社や個人で構築された、ショッピング機能の備わっているサイトのことです。一方で、ECモールとは、複数のショップが1つのサイトに集まってできたプラットフォームです。インターネット上のショッピングモールと解釈すると分かりやすいでしょう。 EC業務に必要とされるスキル3つ EC業務には以下のスキルが求められます。 1.リサーチスキル 顧客のニーズやトレンド商品など市場の動きを細かく調べられるリサーチスキルはEC運営に役立ちます。リサーチスキルによって、顧客が満足する商品を販売できれば、顧客満足度の向上にも繋がります。 2.SNS運用スキル 最近では、ECとSNSを組み合わせてショップへのアクセスや売上を伸ばしていくのが主流です。InstagramやTwitter、YouTubeなどのSNS運用スキルは、ショップの売上拡大に直結します。 3.情報分析スキル 人気商品の発見やサイトアクセス数の改善などには、情報分析スキルが必要です。情報分析ができることにより、ショップの改善点も多く見つけられます。 EC運営を成功させるコツ EC運営を行う際は、以下の点を覚えておきましょう。 EC運営を始めてすぐ商品が売れると思わない ECで商品が売れるためには、集客が重要です。しかし、EC運営を始めた初期の段階は、出品数が少ないため、自社商品が顧客の目に止まりにくい状況です。出品数を徐々に増やしていき、成果が出るまで粘り強くEC運営を継続していきましょう。商品ページへのアクセス増加は売上増加の必要条件です。 リピーターの獲得に注力する 大きな売上を上げているECには、必ずリピーターが存在します。お客様にまた利用したいと思って貰えるようにアフターケアや購入特典などを工夫しましょう。 付加価値を付けて販売する EC販売は、他社との価格競争に巻き込まれやすいです。そのため、ただ単に商品を販売するだけでなく、返品を受け入れる、割引クーポンを配布するなどの付加価値を付けた販売がおすすめです。 合わせて読みたい 【2022年】国内&海外ECモールの人気ランキングと最新動向 ECの業務内容一覧 ECの業務内容は、ECサイトとECモールで業務内容が多少異なります。本項目では、ECサイトとECモールそれぞれの場合に分けて業務内容を解説します。 ECサイトを運営する場合 ①ECサイトの構築 ECサイトを運営する場合、自らドメインを取得し、ECサイトを構築する必要があります。デザインやUIを自社好みに自由にカスタマイズできるといったメリットがある反面、ECサイトの構築には時間がかかる、自社でエンジニアやデザイナーと連携をとる必要があるといったデメリットも存在します。 ②ECサイトのメンテナンス ECサイトは構築して終わりではありません。定期的に管理やメンテナンスを実施する必要があります。特に、近年ECサイトのセキュリティの脆弱性を狙った攻撃が増加しており、セキュリティ強化に対する対策を実施し、セキュリティ事故が起きないように努める必要があります。 ③商品企画 当たり前ですが、ECサイトを運営する為には、販売する商品が必要です。商品企画では、市場のニーズや顧客の要望をリサーチし、売れる見込みのある商品を企画していきます。ここでは、マーケティングスキルやリサーチ力が必要とされます。 ④商品の仕入れ […]
物販ECノウハウ
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2022.11.30

【人気シリーズ最新版】2022年世界で売れている日本商品はコレ!オススメの必勝アイテム8選(ビューティ編)
現在、世界で売れている日本の商品をご存知ですか? この記事はシリーズ化しているので、今回は世界で売れ筋のジャパンアイテムを紹介いたします。 世界といっても、主に東南アジア・台湾で人気のある化粧品部門の商品を8つピックアップしています。 不動の大手化粧品メーカーの商品や日本の口コミサイトでも定評のあるプチプラアイテムなど一気にご紹介していきますので、お見逃しなく! 本記事を参考に、世界のトレンドを理解し、販路拡大に繋げていただければと思います。 ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジア・台湾が熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジア・台湾へ「海外販売」すべき人気の日本商品8選(ビューティ編) ※Shopee Japan独自 2022年カテゴリー別人気商品です。 【SKIN AQUA トーンアップUV – ロート製薬】 ROHTO, Skin Aqua Tone Up UV Essence, 4 colors, SPF50 PA++++ 80g 公式:https://jp.rohto.com/skin-aqua/toneup/ SPF50+/PA++++ UVカットしながら、ラベンダーカラーで肌をトーンアップ スーっとのびて、水々しい使い心地 メイク前のベースとしてだけでなく日焼け止めとしても優秀です。嫌味のないサボンの香りで、石鹸で簡単にクレンジングが可能です。日焼け止め独特のべたつきや重み・白浮きの心配が不要な点も魅力の一つです。 このアイテムは特に化粧下地としても大きな活躍を見せてくれます。日焼けを防止するのと同時にトーンアップを叶えてくれるので、くすみがちな肌に明るさをプラスしてくれるのも大きな特徴です。 […]
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2022.11.28

【2022年】国内&海外ECモールの人気ランキングと最新動向
【2022年】国内&海外ECモールの人気ランキングと最新動向 デジタル化が進み、成長が続くEC市場。EC販売においてECモールは欠かせない存在ですが、その現状や展望は刻々と変化しています。 本記事では、国内・海外市場ともに最新の動向を多角的に分析し、ECモールをランキング形式でご紹介します。 さらに「日本から出品できる」という観点から、主要な海外ECモールをピックアップ。今、勢いのある市場や各国における最新の動向とともに解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 国内ECモール 国内の主要なECモールについて、流通総額を中心に分析していきます。国内ECモール市場はコロナ禍で急激に成長期を迎えましたが、現在も堅調にプラス成長を続けています。 しかし成長率に着目すると、ほぼ全てのサービスで2021年は前年より伸び率は大きくありませんでした。これは、コロナ禍で急加速したデジタルシフトの流れがひと段落したと言えるでしょう。 各社のEC進出が進んだことで、上位のECモールは強い存在感を示しているものの、同時に競争も熾烈になってきています。 国内ECモール ランキング それでは、国内の主要ECモールの流通総額からランキング形式で詳細をみていきます。流通総額を公表している企業が多いものの、一部公表されていないサービスについては推測から流通規模を割り出しています。 上位にランクしているECモールは、単なる物販だけでなく、トラベルやデリバリーなどのさまざまなサービスをEC上で提供していることが特徴です。また、2次流通についても見逃せない市場規模と勢いになっていることがうかがえます。 1位 Amazon 米Amazon.comが公開している年次報告書によると、日本国内における2021年の売上高は230億7,100万ドルでした。(2021年の平均為替レート109.8円を適用すると、2兆5,332億円相当)。Amazonではマーケットプレイスからの売上も大きな割合を占めます。公開されている売上にマーケットプレイスなどの非公開売上を加味すると、日本国内でのEC流通トップはAmazonだと推測されます。 2位 楽天市場 楽天市場の投資家向け発表によれば、国内ECにおける2021年の流通総額は5兆118億円。この総額は楽天トラベル、楽天24、楽天デリバリー、ラクマなどの楽天が擁する多方面のEC事業による売上も含みます。 3位 Yahooショッピング&ヤフオク! Yahooショッピングを運営するZホールディングス株式会社の決算説明会資料によると、2021年におけるYahoo!ショッピング関連事業の流通総額は1兆6,525億円。2021年3月にLINEと経営統合したため、この流通総額にはPayPayモール、ZOZOTOWN、LOHACO、LINEショッピング、LINEギフトからの売上も含まれます。 また、ヤフオク!の国内流通総額は9,168億円でした。この流通総額にはヤフオク!に加えて、PayPayフリマ、ZOZOUSEDといった2次流通サービスも含まれます。 Yahooショッピング(1兆6,525億円)とヤフオク!(9,168億円)を合算した国内の流通総額は2兆5,693億円となりました。 4位 メルカリ メルカリの決算説明資料によると、2021年の国内における流通総額は8,470億円でした。なお、2020年の流通総額 7,121億円と比較すると、前年比18.9%増となります。成長率がスローダウンしてきた市場傾向の中で、2次流通市場はまだ伸びしろがあると言えそうです。 海外ECモール 国内EC市場における競争が激化しているため、新規での国内EC参入はますます難易度が高くなっています。 こうした市場で生き残るためには、商品やブランドの力だけでなく、WebマーケティングやSNS運用などの総合力がますます必要となってくるでしょう。 一方で、海外に目を向ければ、伸びしろの大きなマーケットもまだ多く残されています。 ここでは海外ECモールについて幅広い視点から分析し、最新のマーケット情報とともにご紹介していきます。 インバウンドがピークを迎える前に、準備しておきたい越境EC […]
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物販ECノウハウ
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2022.11.24

【法人向け】日本製品の海外販売に成功した法人事例を紹介
世界の越境ECの市場規模は、年々拡大しており、2030年には「6060.14億ドル」に達すると予想されています。 越境ECでは、家電やアパレル、化粧品といった様々なモノが販売できますが、外国の方が強く興味を示すモノの一つに日本製品が挙げられます。 本記事では、日本製品の海外販売に成功した法人事例を紹介します。 また、日本製品の強みや外国人に人気の日本製品についても解説しているため、日本製品の海外販売を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECの市場規模 経済産業省が発表した令和3年の「日本・米国・中国3ヵ国の越境EC市場規模」によると、越境EC購入額は、日本が3,727億円、米国が2兆409億円、中国が4兆7,165億円という結果になりました。 3ヵ国の越境EC市場の伸び率は、日本が9.1%、米国が19.3%、中国が10.7%といずれの国でも越境EC市場規模は拡大しており、インターネットの発達や輸送技術の進歩により、今後も益々越境EC業界は成長していくことが予想されます。 日本・米国・中国3ヵ国の越境EC市場規模 国 越境EC購入額 伸び率 日本 3,727億円 9.1% 米国 2兆409億円 19.3% 中国 4兆7,165億円 10.7% 日本製品を海外販売する際のおすすめエリア では、日本製品を海外販売する際にどこのエリアへ出品すれば良いのでしょうか。本項目では、海外に日本製品を販売する際におすすめエリアである「アメリカ」「ヨーロッパ」「アジア諸国」について、おすすめの理由を解説していきます。 アメリカ 日本政府観光局が発表した「訪日外客数の動向」によると、2019年の米国から日本への来客数は約172万人でした。これは、中国や韓国などのアジア圏から日本への観光客を除くと最も日本への来客数が多い国となりました。 また、アメリカは、「進撃の巨人」や「ワンピース」、「ナルト」など漫画やアニメに強い興味を示す人が多いことで有名です。 このように、世界第3位の人口と日本に興味を持っている人の多さからアメリカは日本製品の販売におすすめのエリアの1つです。 ヨーロッパ ヨーロッパも日本へ強い興味を示す人が多いエリアです。古くから芸術が国や地域に馴染んでいるヨーロッパでは、日本の伝統工芸品や日本食など日本独自のカルチャーに興味を持つ人が多数います。 アジア諸国 アジア諸国は、越境ECの市場規模が最も大きい地域です。 また、日本と距離が近いといった理由もあり、アジアからの外国人観光客は多く、日本の文化に興味を示す人が多くいます。 このような理由から、今回紹介するエリアの中でもアジア諸国は最も日本製品の販売をおすすめしたいエリアです。 […]
物販ECノウハウ
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2022.10.31

海外向けネットショップの開設方法と成果を出すための運用ポイント
昨今の円安や急変する世界情勢により、これまで日本が得意としていた輸入ビジネスは非常に厳しい状況が続いています。 日本国内の市場だけに頼ったビジネスモデルでは、成長の限界を迎えつつあります。 しかし、海外市場に目を向ければ明るいニュースも多くあります。EC市場の急拡大や経済成長を続ける国もあり、今こそ海外市場に目を向ける時なのではないでしょうか。 ここでは海外市場へ向けたネットショップの開設方法や成果を出すための運用ポイントを、海外販売が未経験の人にもわかりやすくご紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! これからの海外販売、おすすめの市場は? 海外販売といえば、アメリカや中国へ向けた販売をイメージする人も多いかもしれません。 巨大な市場として存在感を放っていたアメリカや中国ですが、進出に成功している大手企業なども多いため、すでに強力なライバルが多く存在している市場だとも言えます。 これから海外販売に新規参入しようとするなら、強力なライバルがひしめき合うレッドオーシャンよりも、まだ競合が少ないブルーオーシャンを狙いたいもの。 また成長率に着目すると、アメリカや中国を超える勢いで急拡大を遂げているのが東南アジアのEC市場です。 ベイン・アンド・カンパニー社とメタ社(旧Facebook社)が2021年8月に発表した市場分析レポートによると、東南アジア主要6カ国の2022年のEC市場は前年比15%増の1290億米ドルに達すると推計しています。また、今後も2027年まで平均17%のペースで毎年成長を続けると予想しています。 こうした分析結果からも、今後も成長を続ける市場を選ぶことが海外販売で成果を出すための第一歩になると言えます。 その中でも特に、日本の越境ECセラーが進出しやすいと言われているシンガポール、台湾、マレーシア、タイ、フィリピンの5カ国について、本記事後半で詳しく解説していきます。 海外販売のメリット・デメリット 海外向けのネットショップ開設を検討する際には、メリットだけではなくデメリットも事前に理解しておくことがリスクの回避につながります。 ここからは、海外販売における主なメリットとデメリットについてふれていきます。 メリット 1.効率的に販路が拡大できる 海外販売を行う際の最大のメリットともいえる、販路の拡大。ネットショップを活用した海外販売では、スピーディーに世界中の消費者をターゲットとすることができます。 実店舗による海外販売では、渡航費をはじめ店舗、人材、現地での在庫管理まで膨大な労力や初期投資費用がかかります。 一方ネットショップなら、国内に居ながら海外へ向けた販売を開始することができるので、初期投資も低く、短期間で効率的に販売を開始できます。 さらに海外販売を開始すれば、すべてではないものの、そのノウハウを別の国での販売に活かすこともできます。これまで日本1カ国だけだった販路を、複数の国に向けて一気に拡大させていくことも可能になるのです。 2.市場の成長率が高い 日本の人口は近年減少を続けており、少子高齢化傾向も継続しています。2025年には75歳以上の人口が全人口の約18%、2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%になると推計されています。(厚生労働省調べ) このような日本市場では、今後の市場成長スピードも鈍化していくと考えられています。 対して海外では、EC市場が急成長を続けている国や地域も数多くあります。海外販売では、このような市場の成長に伴う収益増加も見込むことができます。 3.海外では需要が高く、国内よりも希少価値がつく商品がある 国内ではありふれていて簡単に手に入る商品であっても、海外には多く流通しておらず、コレクターや熱心な愛好家がどうにかして手に入れたい商品が存在します。 海外では珍しい限定の菓子や食品、中古ゲームやカメラなどのガジェット、自動車やバイクのパーツ、アニメ関連グッズなど、海外市場では思いもよらない商品に希少価値がつく場合があります。 […]
越境ECとは
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2022.10.26

【世界のオタク市場】アニメグッズを海外に売るためのコツ8選
【世界のオタク市場】アニメグッズを海外に売るためのコツ8選 最新版の「アニメ産業レポート2021」によると、国内のアニメ市場規模は減少傾向にあります。新型コロナウイルスの影響もあり、10年連続で増加していた国内部門での成長は2020年でストップとなりました。 一方で、海外でのアニメ市場は意外にも増加傾向にあります。これは、近年の業界トレンドでもある「大人向けのコンテンツ」が世界的に人気を集めていることも影響しています。 大人もアニメに夢中になる時代になったことで、それに伴い関連グッズの需要も高まっています。 今回は、今後も伸び続ける海外のアニメ市場で、アニメグッズを売るための8つのコツを紹介していきます。副業や本格的なビジネスとして参入しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! アニメグッズは海外でも人気!売る商品をリサーチして選定 引用:アニメ産業レポート2021 動画配信サービスの普及も強く影響し、海外での日本アニメ人気は活況を呈しています。 それに伴い、アニメの関連グッズも非常に需要が高まっている状況です。 特に日本のアニメグッズは高値で売れるケースも多く、販売しない手はありません。 アニメのグッズを売るために、販売したいと考えているマーケットでは 「どのジャンルのアニメが流行しているのか」をしっかりと把握する必要があります。 こちらは、越境ECモールShopee(ショッピー)のマレーシアでの販売サイトの一例です。 「アニメ」で検索をかけ、トップセールスの順に並び替えを行うことで、現在マレーシア市場で販売実績を上げているアニメグッズを確認することができます。 やはり「鬼滅の刃」や「ワンピース」は国内に限らず、東南アジアでも人気があることが窺えますね。 この「アイテムであれば販売できそう」と自身に合った商品の選定ができる可能性もあります。国や地域ごとに人気のアニメやグッズも全く異なってくるので、Shopeeの販売サイトから確認してみるのも一手です。 国ごとに映像配信プラットフォームも異なる 映像配信のプラットフォームの普及により、世界的にアニメが広く知れ渡るようになったと言われています。 よく目にする代表的なプラットフォームとして「Netflix」「AmazonプライムVideo」「dアニメストア」などが挙げられます。しかし、国ごとによって視聴されているサービスも異なるそうです。 東南アジアで強いのはやはりNetflix(ネットフリックス)ですが、台湾ではYoutubeチャンネルとしてMuse Asia(ミューズアジア)、香港で同様にチャンネルとしてAni One(アニワン)などが注目を浴びています。またシンガポールに拠点を構えるAni Plus(アニプラス)なども関心を集めています。 恐らく聞き馴染みの薄いサービスも多いとは思いますが、調べてみると中々面白いですよね。特に独自のプラットフォームを持たずに正規配信として無料で試聴可能なYoutubeチャンネルなどは調査をするにはピッタリなのではないかと思います。 海外で人気のアニメグッズとは? アニメグッズと一口に言っても、様々なアイテムがあります。海外で特に人気の高いグッズは以下のようなジャンルのアイテムです。 ・フィギュア ・ぬいぐるみ ・漫画 ・キーホルダー ・ゲームソフト ・トレーディングカード ・日用品 中でも特に高値がつきやすいグッズは「フィギュア」「ぬいぐるみ」で、日本限定商品や過去のアイテムはプレミア価格がつきやすい傾向にあります。 お皿やお弁当箱、枕など日用品にあたるアイテムは普段使いが可能なため、購入のハードルが低い商品です。 人気のアニメグッズのジャンルを把握することで、販売成功に繋がりやすくなるため、下準備は徹底しましょう。 合わせて読みたい 【東南アジアで大人気】2022年越境EC必勝トレンド おススメ日本の商品8選( […]
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2022.10.11

海外販売の夢を叶える!ハンドメイドなどの身近な商品も海外に販売してみよう!
ハンドメイド作品などの手作り商品を販売したいと考えている方は多いでしょう。自分が拘って作成した作品をお客様に購入していただけたときの喜びは、何にも代えがたいものです。しかし、最近は国内でハンドメイド作品を販売する方も増えており、売上を伸ばすのは容易ではありません。そこでおすすめなのが、越境ECサイトを活用しての海外販売です。海外販売では、日本よりも多くの顧客に自分のハンドメイド作品を見ていただけます。 本記事では、ハンドメイド作品を海外販売するメリット・デメリットや成功のポイントなどを解説していきます。ハンドメイド作品の海外販売に興味がある方や売上を伸ばしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ハンドメイド作品を海外に販売するメリット ハンドメイド作品の海外販売には、様々なメリットがあります。本項目では、ハンドメイド作品を海外販売するメリットを2点ご紹介します。 メリット1:世界中の顧客に販売できる メリットの1点目は、世界中の顧客に販売できる点です。日本だけでハンドメイド作品を販売するよりも、海外も含めて販売した方が、単純に顧客数が増えるため、売れる確率を高められます。結果として、国内だけで販売するよりも売上の向上が見込めます。 メリット2:競争率が低い メリットの2点目は、競争率が低い点です。日本のハンドメイド市場は、すでに飽和しており、国内だけで売上を伸ばすためには、相当の努力が必要です。しかし、海外に目を向けると日本から海外にハンドメイド作品を販売している方は、そこまで多くないため、競争率が国内と比較して低い傾向にあります。 また、日本製の商品は品質が担保されているため、外国人から好まれます。そのため、海外販売では、日本製といった強みを活かしての販売も可能です。 ハンドメイド作品を海外に販売するデメリット ハンドメイド作品を海外販売するデメリットは、何があるのでしょうか?本項目では、ハンドメイド作品を海外販売するデメリットを2点ご紹介します。 デメリット1:配送料が高い デメリットの1点目は、配送料が高い点です。海外配送は、配送距離が長いため、国内配送と比較して、送料が高い傾向にあります。また、海外の配送業者は、日本の配送業者と比較して、配送が雑な場合があります。そのため、海外配送の場合は、商品が壊れないように入念に梱包した方が良いでしょう。 デメリット2:多言語対応が必要 デメリットの2点目は、多言語対応が必要な点です。海外のお客様と取引をする場合、サイトの多言語対応が欠かせません。多言語対応と聞くと難しいイメージがあるかもしれません。しかし、越境ECプラットフォームを活用すると、多言語対応の問題は解決します。 合わせて読みたい 個人で海外販売。英語は必要?取引ノウハウは?輸出販売の疑問に答えます ハンドメイド作品の海外販売を成功させるポイント ハンドメイド作品を闇雲に海外販売するだけでは、売上を伸ばすのは難しいでしょう。そこで、本項目では、ハンドメイド作品の海外販売を成功させるポイントを2点ご紹介します。 ポイント1:SNSを活用する ポイントの1点目は、SNSの活用です。近年、YouTubeやInstagram、TwitterなどのSNSを活用して販促する企業が増加しています。SNSの普及率は年々増加しており、SNS経由で買い物をするユーザーもそれに伴って増えている傾向にあります。SNSは拡散力が高いため、自分の作品を多くの人に認知して貰える可能性があります。最近では、作品の制作過程を動画にして、ファンを増やしている方もいます。また、SNSは無料で利用できるため、広告費をあまりかける事の出来ない方でも自分の商品をアピールできます。しかし、SNSはユーザーを増やすまでにある程度時間が必要なため、コツコツと長期的に取り組む姿勢が重要です。 ポイント2:ライブコマース越境ECプラットフォームの販促機能を活用する ポイントの2点目は、越境ECプラットフォームの販促機能の活用です。越境ECプラットフォームとは、国内にいながら、海外のユーザーに商品を販売できるプラットフォームです。越境ECプラットフォームには、自社でECサイトを構築し運用する「自社型」と一つのECモール内に複数のショップが出店する「モール型」の2種類があります。自社型は、サイトの構築から運用、メンテナンスを全て自社で行うのが一般的で、初期費用が高額になることがあるため、本記事では、モール型の越境ECプラットフォームをおすすめします。 モール型の越境ECプラットフォームには、ライブコマースや大型セールなどの様々な販促機能やイベントが準備されています。そのため、出品者は効率よく売上を伸ばしていけます。また、モール型の越境ECであれば、ECサイト自体のメンテナンスは全て運営側に任せられるため、出品者は商品販売に注力できます。 ハンドメイド作品を海外販売する為に必要なこと ここまでの内容で、ハンドメイド作品を海外に販売するメリット・デメリットや成功のポイントは理解いただけたかと思います。では、実際にハンドメイド作品を海外販売する際に、どのような手順を踏んで、販売すれば良いのでしょうか。ここでは、ハンドメイド作品を海外販売する際の手順を3ステップに分けて説明します。 ステップ1:販売する商品を準備する ステップ1は、販売する商品の準備です。商品販売をするには、実際に商品がないと販売できません。販売するためのハンドメイド作品を制作しましょう。この時に、制作風景の動画や写真を撮影しておくとSNSに載せられます。 ステップ2:販売する国を決める ステップ2は、販売する国の決定です。中国やアメリカは人口が多いため、日本からの進出も多いです。最近では、ECの市場規模の成長から台湾、シンガポール、タイ、インドネシアなどの東南アジアや韓国への進出も増加しています。しかし、販売する国を決定する際は、その国のECの市場規模ももちろん重要ですが、それ以上に自分が販売した商品がその国で需要があるのかの調査が重要です。販売を検討している国や地域で、ハンドメイド作品が実際に売れているか、入念に調査したうえで販売する国を決めましょう。 ステップ3:商品を販売する場所を探す ステップ3は、商品を販売する場所の選定です。日本から海外へ商品を販売する場合は、モール型の越境ECを活用するのがおすすめです。初期費用が安く、初心者でも簡単に海外販売ができます。次の項目では、ハンドメイド作品の海外販売におすすめな越境ECプラットフォームである、Shopeeをご紹介します。 ハンドメイド作品を海外販売するならShopeeがおすすめ ハンドメイド作品の海外販売はモール型越境ECサイトのShopeeがおすすめです。本項目では、Shopeeがおすすめの理由を5つご紹介します。 Shopeeがおすすめな理由1:東南アジア・台湾最大のEコマースプラットフォーム Shopeeは、シンガポールや台湾、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど、14の地域に進出しており、東南アジア最大級の越境ECプラットフォームです。そのため、日本から海外へ販路を拡大したい方や個人で海外販売に挑戦したい方にはピッタリの越境ECです。 Shopeeの販売事業者は1,000万人を超えており、2021年には、世界ショッピングアプリランキングで総合ダウンロード数世界1位を獲得しました。このように、Shopeeは、確かな実績がある越境ECモールです。 Shopeeがおすすめな理由2:多言語・多決済に対応 […]
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2022.10.04

【人気シリーズ最新版】2022年東南アジア・台湾に海外販売するならコレ!日本商品でオススメの必勝アイテム8選(食品・飲料編)
今回は、大好評につき10月度の最新版として、新たに海外販売でのトレンド商品をピックアップしました。引き続き、各部門ごとに売れ行きの好調な商品を紹介していきます。 本記事は食品・飲料編となっていて、特に「東南アジア・台湾市場」で人気のある日本商品を選定しております。飲食関連ということもあり、日本でも既に日常生活で馴染みのある商品やお土産業界で話題となったあの商品もランクインしています! ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 本記事を含め、今シリーズは海外販売スタート時の傾向確認だけでなく、出店後の参考資料としてもご活用いただければと思います。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジア・台湾が熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジア・台湾へ「海外販売」すべき人気の日本商品8選(食品・飲料編) 本項では、東南アジア・台湾市場で需要が高まっている商品を具体的に紹介していきます。 東南アジア・台湾という大きなマーケットで「これから販売すべき日本商品」を本記事でキャッチアップし、今後の販路拡大の武器として活用していただけますと幸いです! ※Shopee Japan独自 2022年カテゴリー別人気商品です。 -フード部門- 【一蘭ラーメン ちぢれ麺(5食入)】 Ichiran Ramen Classic Tonkotsu Ramen 公式:https://www.ichiranstore.com/shop/g/g9201105/ 自宅で手軽に名店の味を完全再現 一蘭発祥の「赤い秘伝のタレ」付き とんこつラーメンの聖地「博多」で生まれた一蘭。スープは100%豚の骨から抽出した天然とんこつを使用しているため、独特の臭みなどもなく、万人受けしやすいテイストになっています。 東京では常に行列を作っているイメージの一蘭ですが、「並ばずともご自宅で簡単にお店の味を再現できる」点と「茹で時間3分で付属調味料を和えるだけ」と調理工程も複雑でない点は海外の方でもウケが良いのではないかと思います!個人的には一蘭のカップ麺タイプの方が好きではありますが、今回のインスタントタイプの方がお店の再現性は高いように思います。 販売元 :一蘭(ichiran) おすすめの市場:シンガポール・マレーシア・台湾 カテゴリー :めん類・ラーメン・インスタントラーメン 日本流通価格 :2,000円(税込) 【茅乃舎 だしシリーズ】 Kayanoya Dashi 公式:https://www.kubara.jp/kayanoya/all_dashi/ 手間暇かけてじっくり作られた極上の調味料 焼きあごなどの素材を粉末にしたご家庭用本格だし 8g 24・27・30袋入り 福岡市にある「御料理 茅乃舎」で提供される料理に使用されている人気の「だし」シリーズです。定番の茅乃舎だしをはじめ、野菜だし・鶏だし・煮干しだし・昆布だし・椎茸だしなどのラインナップが多数あります。 人気のだしシリーズでは減塩タイプもあるので、塩分を気にされている方にもおすすめです。茅乃舎公式サイトでは「おまとめ割引」も行っていて、組み合わせ自由でまとめて購入いただくと最大15%オフになります。日本の繊細な味付けが、諸外国でも人気があるのは日本人としても嬉しいですね! […]
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2022.09.30

落とし穴に注意!海外販売における消費税の考え方を総合解説
落とし穴に注意!海外販売における消費税の考え方を総合解説 越境EC市場の急成長や円安を受けて、海外市場へ向けた海外販売がますます活発化しています。 輸出取引とみなされる海外販売の場合、消費税が免除となり、後日過払い分の還付を受けることができます。今後も市場の広がりが見込まれる海外販売だからこそ、消費税の仕組みをしっかりと理解して、リスクを避けながら賢く対策しておきたいもの。 本記事では、海外販売に関わる消費税の基本や海外販売を始めたばかりの人がうっかり陥りがちな注意点まで、わかりやすく解説していきます。 また、2023年10月から導入されるインボイス制度との関係についても触れていきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 海外販売における「消費税が免除となる取引」とは? 日本における国内販売を行う場合には課税が原則となる消費税ですが、消費者が海外に所在する海外販売では「消費税が免除される取引」として認められるケースがあります。 これは外国で消費される物品には日本の消費税は課さないという考えに基づき、「輸出取引」とみなされるケースでは消費税が免除されるためです。 消費税が免除される輸出取引等には、主に下記の4つのケースが該当します。(後に解説する「課税事業者」の場合) 国内からの輸出として行われる資産の譲渡または貸付け 国内と国外との間の通信または郵便もしくは信書便 非居住者に対する役務の提供 非居住者に対する鉱業権、工業所有権、著作権、営業権等の無体財産権の譲渡または貸付け 上記に該当していても、一部免税の対象外となるケースもあります。 *詳しくは「国税庁ウェブサイト:No.6551 輸出取引の免税」をご参照ください。 消費税の免税対象になる商品 それでは越境ECを通じた海外販売において、消費税の免除対象となる商品にはどんなものがあるのでしょうか? 大きく下記の3つに分類することができます。 1.国内からの輸出として行われる資産の譲渡または貸付け 一般的な物品の輸出販売が該当します 2.国内と国外との間の通信または郵便もしくは信書便 国際輸送、国際郵便、国際電話などが該当します 3.非居住者に対する役務の提供 電子書籍・音楽配信などのデジタルコンテンツやサービス販売などが該当します このように、消費税の免除対象となるのは「海外販売」と聞いてすぐに思い浮かぶ物品の輸出取引だけではありません。国際輸送・国際郵便や、近年マーケットが拡大している電子書籍などのデジタルコンテンツの販売なども、原則として消費税の免除対象となります。(一部例外あり) 特に3.の「非居住者に対する役務の提供」においては、幅広いデジタルコンテンツやサービスが対象となっています。インターネット等を介して行われる、下記のような取引(対価を得るもの)が含まれます。 電子書籍、電子新聞、音楽、映像の有料配信 ソフトウエア(ゲーム、アプリケーションなど)の有料配信 オンライン上で行う日本語教室 クラウド上のソフトウエアやデータベースを提供し、有料で利用させるサービス *近年の海外販売の増加に伴い消費税のルールも頻繁に改正されているため、税務署や税理士などを通じて常に最新情報を得るようにしてください。令和3年4月にも、消費税法が改正されています。(国税庁PDF:消費税法改正のお知らせ) 合わせて読みたい 輸出ビジネスを個人で始めるには?利益を出す方法や国内販売との違いなどを解説 […]
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2022.09.08

【下半期最大】年末にかけてShopeeのメガキャンペーンが遂に今年もやってくる!今からアカウント登録でも参加可能?Saleに向けての準備施策についてご紹介
【下半期最大】年末にかけてShopeeのメガキャンペーンが遂に今年もやってくる!今からアカウント登録でも参加可能?Saleに向けての準備施策についてご紹介 東南アジア・台湾での海外販売に強いECモール「Shopee(ショッピー)」では、毎年メガキャンペーンと称される独自イベントを開催しています。これから国内だけでなく新たに販路拡大を検討されている方やメイン・サイドビジネスとして越境ECを選択肢に含めている方は今がチャンスです!本記事では、Shopeeのメガキャンペーンに参加することで海外販売の好スタートを切ることのできるサポートを行っています。年末まで続くビッグイベントですので、ぜひ一緒にこのキャンペーンを盛り上げていきましょう! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! そもそもメガセールとは? Shopeeでは年間を通して数多くのイベントが開催されますが、毎年年末にかけてはビッグなイベントが特に盛り上がりをみせています。この下半期に行われるキャンペーンは大きく分けて以下の4つです。 ・9.9 Super Shopping Day(スーパー・ショッピング・デイ) ・10.10 Brands Festival(ブランズ・フェスティバル) ・11.11 Big Sale(ビッグ・セール) ・12.12 Birthday Sale(バースデイ・セール) *上記の名称は昨年使用していた名称です。 9月から12月にかけて毎月2週間ほど各メガセールが開催されます。ゾロ目の日が各イベントの「ピークデイ」として一番の盛り上がりをみせる日として設定されています。 期間中にはShopee負担のバウチャー(クーポン)配布やライブ配信などの施策が実施されるため、セラー(販売者)にとって自分のショップに訪問してもらえるきっかけや売上UPに繋がるチャンスの期間になります。「東南アジア版のブラックフライデー」と呼ばれるくらい販売側も消費者側も双方で意欲が高まるイベントでもあります。 2021年の盛り上がり 2020年の9.9(ダブルナイン)のセールでは「スタートの1時間足らずで1,200万点」の販売実績を記録しています。更にそこから2.5倍(3,000万点)のオーダー数が見込まれると予想されていた去年の9.9キャンペーンは「スタートから99分以内に脅威の4,500万点」の販売を叩き出しました。 この9.9キャンペーンの期間中に1日平均のオーダー数において、前月の結果と比較した際に「6倍以上」に達したセラーもいます。 また毎回著名人がアンバサダーとして起用されますが、去年はジャッキー・チェンがブランドアンバサダーとして就任し、韓国アイドルグループのTWICE(トゥワイス)が9.9キャンペーンのピークデイにワイドショーの主役を務めたことも話題となりました。 今年のブランドアンバサダーの発表はまだ出ていませんが、どのような施策で盛り上がりをみせるのか、とても期待しています! カテゴリー別ブランド売上ランキング これまでの9.9キャンペーンで売上が好調であった商品をカテゴリー毎にブランド名で紹介していきます。これまで実績をあげてきた商品の傾向を把握して、共にメガセールの成功を掴んでいきましょう! コンピューター・PC編 1位 HP(ヒューレット・パッカード) 2位 ACER(エイサー) 3位 HUAWEI(ファーウェイ) 特に1位のHPはマウスや充電器などのPC周辺機器も人気ですので、PCとセットで販売していくバンドルセール(まとめ売り)もオススメです! ファッション編 1位 ADIDAS(アディダス) 2位 SKECHERS(スケッチャーズ) 3位 HAVAIANAS(ハワイアナス) 熱帯雨林気候でもある東南アジアで必須のアイテム「サンダル」を販売しているブランドは特に強いです!HAVAIANASはブラジル発のサンダルブランドですので、現地では定番品とも言えますね! 日用品編 1位 UNILEVER(ユニリーバ) 2位 P&G(プロクターアンドギャンブル) 3位 VINDA(ビンダ) ユニリーバやP&Gは東南アジアに関わらず、日本でも根強い人気を誇っています。価格も品質も良心的な点が魅力な点でもありますね! コスメ編 1位 MAYBELLINE(メイベリン) 2位 FOCALLURE(フーカルーア) […]
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2022.09.07

個人で海外販売。英語は必要?取引ノウハウは?輸出販売の疑問に答えます
海外販売に興味はあるけれど、実際にどうやって販売や運用をすれば良いのかわからない…… 英語の必要性や取引ノウハウなど、さまざまな疑問が生じる場合もあるでしょう。 特に個人で海外販売を始めようとする時には、誰に話を聞けば良いのかよくわからないと戸惑う人も少なくないと思います。 本記事では、個人による海外販売において「知っておきたい基礎知識」から「収益率を高める運営のコツ」など、海外販売がはじめての方にもわかりやすく解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! そもそも海外販売とは? 「海外販売」とは、文字通り、海外に向けて商品を販売することです。 コロナ禍でオンラインショッピングをする人が世界的に急増したため、ECサイトを通じて海外へ商品・サービスを販売する越境EC市場も急拡大しています。 ここでは、海外販売の仕組みや上手な運用のコツを解説していきます。 1.お客様が海外にいる 海外販売では、国内販売と違ってお客様は海外にいます。 お客様の居場所が違うことにより、次のような点が国内販売とは異なってきます。 現地の通貨が異なる お届け先が地理的に遠いため、配送にかかる日数や方法が異なる お客様が住んでる国やエリアの気候が、日本とは大幅に異なる ビジネス慣習や休日、宗教も異なる 課税や販売規制などのルールが異なる このような「さまざまな違い」の上に成り立っているのが海外販売です。 なお販売規制やルールは、海外だから必ずしも厳しいとは限らず、日本よりもビジネスのしやすさを感じる国もあります。 2.お客様の趣味や嗜好が異なる 海外販売では、お客様の趣味や嗜好も異なります。現地の気候や地理的事情、得意産業の違いなどからも感覚の違いが生じることもあります。 つまり、日本では低く評価されていたものが、海外では意外に高く評価をされることもあるのです。 例えば、ヴィンテージの着物、昭和の古本、畳など、日本では「古臭くてダサい」「沢山あるからいらない」と思われがちな商品。こうした商品は、日本では大衆に見向きもされずに破格の値段で売買されていることもあります。しかし海外では、日本文化への憧れや現地での希少価値から高く評価され、国内販売の時よりも高い値段で売れることもあります。 また、日本の高い技術やこだわりを生かした商品も高い評価をされる場合があります。日本の化粧品、お菓子、カメラやゲームなどのガジェット、日本製の道具なども海外で人気があります。 さらに、保守的な人が多い日本と比べ、海外では進歩的な考えの人も一定数いるため購買傾向も異なります。例えば最近知ったばかりのショップでも、初回から躊躇せずに高額購入をする富裕層もいます。 商品の品質に関しても、日本と海外では捉え方の違いが顕著です。数ミリ程度のスレや毛羽立ち、商品が入っている外箱のへこみなどをクレームとして扱う日本と比べ、海外ではあまり細かいことを気にしない人も多くいます。 このように、お客様が異なれば意外なものが売れるかもしれません。 3.休日やイベント時期も異なる 日本は年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などが大型連休となりますが、海外ではこうした休日やイベント時期も異なります。 例えば、海外で年末年始は必ずしも重要な国民イベントというわけではありません。日本の年末年始に匹敵するのは、中華新年、クリスマス、ラマダン明けなど、国や信仰している宗教によって大きく異なります。 重きを置いている休日やイベントが違うため、海外では商品が売れやすい時期も異なるということです。 イスラム教国ではラマダン明けに消費が活発化したり、中華圏では「独身の日」と呼ばれる一大ショッピングデーがあります。日本ではあまり馴染みがない休日やイベントであっても、海外では商品が勢いよく売れる独自の時期があるのです。 4.言語も異なる 当然ながら、海外では使われている言語も異なります。 なお、英語が必ずしもどの国でも通じるというわけではなく、英語が通じにくい国もあります。 […]
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2022.08.31

【広告の目的を理解しよう】ECマーケティングならShopee Ads(アズ)で一歩先の広告戦略を!
昨今、SNSやコンテンツマーケティングの活用で「インターネット上から販売したい商品の周知や浸透」に関する方法も広汎なものとなりました。しかし広告の効果における再現性や確実性をより追求していくのであれば「広告投資」は必要不可欠となります。 本記事では、越境ECのプラットフォームでもあるShopee(ショッピー)でECマーケティングの一つとして展開している独自の広告「Shopee Ads(アズ)」について詳しく解説しています。 「海外販売を考えているが、ショップに合った効果的な広告を打っていきたい」 「既にShopeeを利用して販売しているが、現在売上に伸び悩んでいる」 このような方に向けた内容となっておりますので、最適な広告運用を希望されている方はShopeeでの広告投資のノウハウが盛りだくさんとなった本記事をぜひご参照ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! そもそも広告投資をする目的とは? 広告投資をする最大の目的は「認知拡大」と「売上向上」の2つです。 商品やショップの認知拡大を図ることで、同じ機能や役割を果たす複数の類似商品の中から、自社の商品を選択しやすくなります。また商品ではなくショップ全体のイメージを向上させることで、関連の商品や高額の商品の販売(アップセル、クロスセル)に繋がることを戦略的に行っているセラー(販売者)もいます。広告の効果を最大限に発揮できるよう、最適な方法を選択していきましょう! Shopeeでオーダー数向上のためにできるマーケティング投資 Shopeeではセラーに対し、「種まき」「認知」「検討」「購入」の4ステップの考え方を基盤とし、Shopeeプラットフォーム内外で4つのマーケティング投資を推奨しています。 プラットフォーム外での広告 1_【種まき】Facebook広告with Shopee 1.Facebookを活用したサンプル配布キャンペーンなどで見込み客を獲得 2.Facebookのプロパティ上(収益化に使用可能な製品やブランド)で、ユーザーの閲覧行動を利用したオフサイトトラフィック(SEO外部対策)の促進 2_【認知】Shopeeアフィリエイトマーケティング Shopeeの「アフィリエイトネットワーク」と「パートナー」を通じたオフサイトトラフィックの促進 3_【検討】Google広告with Shopee Googleのプロパティ上での検索情報を利用したオフサイトトラフィックの促進 プラットフォーム内での広告 4_【購入】Shopee Ads(ショッピーアズ) Shopeeモール内で店舗サイトのトラフィック(訪問者数)や商品購入のコンバージョン(売上)を向上・促進 上記プラットフォーム外広告は、Shopeeショップに最低10SKU(種類)以上の商品があるブランドが対象となっていて、「Shopeeの統計による購買行動の似た顧客集団のデータ」と「製品カタログ」を共有することが可能となります。こちらを活用する事でShopee以外のチャネルで個々の顧客に合わせたアプローチができ、マーケティングの種まき〜検討までを行う事ができます。 またプラットフォーム内広告(Shopee Ads)は、モール上で顧客が特定の商品検索を行ったり、モール上を探索している際に有効な広告です。広告を打ち出したセラーの商品やショップの露出の機会を増やし直接的な購入に繋げる事が可能となります。 このShopee Adsに関しては、次項から詳細に紹介していきますので積極的に活用してみてくだい。 Shopee Adsの概要 ではShopee Adsの概要から紹介していきます。 Shopee Adsは3種類ある Shopee Adsは大別すると「キーワード広告」と「ディスカバリー広告」の2種類ですが、キーワード広告の中に更に「商品検索広告」と「ショップ検索広告」が存在します。 Shopee Adsの種類 キーワード広告 ディスカバリー広告 […]
Shopee ノウハウ
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2022.08.18

【海外販売に強いShopeeとShopifyを徹底比較】それぞれの特徴を紹介!アナタに最適なのはどちらのサービス?
【海外販売に強いShopeeとShopifyを徹底比較】それぞれの特徴を紹介!アナタに最適なのはどちらのサービス? 近年、越境ECの市場規模は世界的に拡大しています。経済産業省が発表した「令和2年度 産業経済研究委託事業(電子取引に関する市場調査)」によると、2019年の世界のEC市場規模は7,800億USドルだったのに対して、2026年には、4兆8,200億USドルまで市場規模が拡大されると予想されています。 海外販売を行う方法は様々ありますが、本記事では、注目度の高いShopeeとShopifyに着目します。2つのサービスのそれぞれの特徴やそれぞれどのような方にオススメか詳しく解説していきます。現在、海外販売を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Shopeeとは Shopeeは、東南アジアを中心に販売可能な越境ECプラットフォームです。東南アジア・台湾最大級のECモールであり、2020年の注文数は28億回にも上ります。そして、2021年には、世界ショッピングアプリで、総合ダウンロード数1位を記録しました。このように、Shopeeは、今世界で最も勢いのある越境ECプラットフォームの1つです。 Shopifyとは Shopifyとは、2006年にカナダでサービスが開始された、ネットショップの開設・運用ができるクラウドECサービスです。Shopifyは、世界中で利用されており、2021年には、175ヵ国、170万以上の店舗で利用されました。このデータから、Shopifyが世界中で如何に高い評価を受けているか把握することができます。 ShopeeとShopifyそれぞれの特徴 ShopeeとShopifyのサービス概要について理解していただいたところで、本項目では、それぞれのサービスの特徴についてご紹介します。 Shopeeの特徴 Shopeeの最大の特徴は、東南アジア・台湾最大級のECモールである点です。2022年現在、Shopeeでは、シンガポール、台湾、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンなど東南アジアを中心に、14地域に進出しています。東南アジアには、「Lazada」や「Tokopedia」といった人気ECモールが複数ありますが、Shopeeでは、ライブストリーミング機能やゲーミフィケーションなどアプリのコンテンツが充実しており、そのShopeeアプリの総ダウンロード数で世界1位を獲得しました。 Shopifyの特徴 Shopifyの特徴は、プログラミングの知識がなくても、本格的なECサイトを構築可能な点です。Shopifyでは、100種類以上のデザインテンプレートが存在し、簡単にオシャレなECサイトを構築することが可能です。また、拡張機能にも優れており、Shopify公式アプリやサードパーティアプリ(第三者が制作したアプリ)の使用により、決済方法や配送方法の追加など柔軟にカスタマイズ可能です。このような点がShopifyの特徴であり、Shopifyが世界中で利用される理由でもあります。 ShopeeとShopifyの共通点 ShopeeとShopifyにはどのような共通点があるのでしょうか。本項目では、2つのサービスの共通点を3つご紹介します。 共通点1:日本にいながら海外出店が可能 Shopee、Shopifyを利用することで、日本にいながら海外のユーザーに向けて商品販売が可能です。そのため、日本で既にECサイトを運営しており、これから海外に販路を拡大していこうと検討している方に最適のサービスです。 日本にいながら海外販売を行うためには、多言語・多決済に対応しているサービスであることが絶対条件です。Shopeeでは、英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・タイ語に対応しており、現金着払い、クレジットカード・デビットカード、ATM支払い、銀行振り込みなど多数の支払い方法が準備されています。Shopifyでも、50を超える言語に対応しており、決済方法に関しては、paypalやApplePay、携帯キャリア決済など100以上の決済に対応しています。 海外に実店舗を構えるとなると、家賃・土地代の支払いや、現地の言語を話せるスタッフを雇うなど、初期費用、運用コスト共に大きな投資金額が必要になります。しかし、日本にいながら海外出店できるとなれば、家賃・土地代の支払いや、現地の言語を話せるスタッフを雇う必要はなく、ローコストで海外出店可能です。そのため、Shopee、Shopify共に魅力的なサービスと言えるでしょう。 共通点2:海外発送が簡単 海外への商品発送は、通関手続きを必要とします。これまで手続きの内容が複雑でしたが、今では技術の進歩により、一般の方でも簡単に海外発送が可能となりました。特に、ShopeeとShopifyでは、海外発送をより手軽に行えるサービスを提供しています。 Shopeeでは、Shopee Logistic Service(SLS)と呼ばれるShopee独自の物流サービスの提供を行っています。SLSは、出品者が効率的に海外に商品を発送できるようワンストップのサービスとして機能し、配送料の削減やリードタイムの減少に繋がっています。 Shopifyでは、物流システムや公式アプリを使用することで、海外発送を簡単にできます。例えば、物流システムによって、倉庫の在庫状況管理や配達依頼などを自動化可能です。また、公式アプリでは、配送日時指定や日本郵便を利用して海外に商品を発送する際に、配送料を一括検索できるようになります。これにより、配送が効率化され、海外のお客様にスムーズに商品をお届けできます。 共通点3:日本語でのサポート Shopee、Shopify共に日本語のサポート体制が整っています。チャットでの問い合わせの他に、メールやを使用しての質問も可能です。また、「Shopee ヘルプページ」、「Shopify ヘルプセンター」が用意されており、よくある質問について分かりやすくまとめられています。 合わせて読みたい アジアで人気のECモール「Shopee」は売れない?売れているセラーの特徴と越境EC攻略のコツを特別公開! ShopeeとShopifyの相違点 次にShopeeとShopifyの相違点を見ていきましょう。 相違点1:ShopeeはECモール、ShopifyはECサイト構築プラットフォームである点 ShopeeとShopifyは、ECモールとECサイト構築プラットフォームという点で大きく異なります。ECモールは、インターネット上のショッピングモールであり、一つのECサイトに複数の企業のショップが出店しているイメージです。一方、ECサイト構築プラットフォームは、ECサイトを作成するためのサービスです。 […]
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2022.07.29

【人気シリーズ最新版】2022年東南アジアに海外販売するならコレ!日本商品でオススメの必勝アイテム8選(家庭用品 編)
今回も日本を起点とした海外販売で、現在売れ行きの好調な商品を各部門ごとに紹介していきます。本記事は家庭用品編となっていて、特に「東南アジア市場」で人気のある日本商品をピックアップしております。 「これから海外販売に挑戦していこうと考えている方」 「既に海外販売をスタートしてみたが、販売しているマーケットと販売商品が合っていない気がする方」 「そもそも販売するマーケットの選定で迷われている方」 「東南アジアで人気の日本商品について知りたい」 上記に当てはまるような方には、特に参考になる記事かと思いますので、海外販売の販路拡大やマーケット分析の資料として読んでいただけますと幸いです! ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 是非、本記事で紹介している日本商品を今後の海外販売への足掛かりにしていただき、越境ECのチャンスを一緒に掴み取っていきましょう! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジアが熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジアへ「海外販売」すべき人気の日本商品8選(家庭用品 編) -ホーム部門- 【三菱 クリンスイ レイヨン 交換カートリッジ】 Mitsubishi CLEANSUI Mitsubishi Rayon Replacement Cartridge 公式:https://www.cleansui.com/shop/c/c02/ 蛇口直結型浄水器CSPシリーズの交換カートリッジ 妊婦さんや赤ちゃんのミルクにも安心できる水へ ※カートリッジ交換目安:3ヶ月 「家庭用品品質表示法」や「浄水器協会」で定められた水道水に含まれる除去対象物質(遊離残留塩素・総トリハロメタンなど)を10項目もクリアしている安心と信頼のクリンスイの浄水カートリッジ! 浄水器界のパイオニアとも称されるクリンスイ。蛇口を捻るだけで安全な水が出るのは世界でも15カ国程度です。日本は水道インフラが整っており、日本人にとって水道水が飲めるのはごく普通のことのように思えますが、そんな日本で「さらに安心して口にできる水」があれば海外の方も家庭で日常的に飲料していきたいと考えるのは納得いきますね! 販売元 :三菱ケミカル・クリンスイ株式会社(cleansui) おすすめの市場:シンガポール・タイ カテゴリー :ホーム・浄水器 日本流通価格 :7,920円(税込)(2個パックの場合) 【HARIO (ハリオ) 浸漬式 ドリッパー スイッチ SSD-200-B】 HARIO […]
人気商品
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2022.07.29

ECマーケティングとは?マーケティングとの違いや集客方法も詳しく解説!
インターネット上での商品やサービスの売買を意味するEC(Eコマース)ですが、近年オンラインでのやりとりが主流となったこともあり、多くの企業がEC事業に力を入れています。 そしてECを成功させるには従来のマーケティングではなく、ECに特化したマーケティング施策を実施する必要があります。しかし、ECマーケティングが具体的にどのようなものか知らない方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、ECマーケティングについて通常のマーケティングとの違いや具体的な集客方法についても解説します。自社でECマーケティングを取り入れ、ECの売り上げを増加させたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ECマーケティングとは? ECマーケティングとは、ECでの集客から商品購入、再訪に至るまでの「ユーザーに商品を購入してもらうための活動」を指します。例えば、インターネット広告を利用してECサイトへのアクセスを増やし、ユーザーの商品購入にまで繋げることもECマーケティング施策の1つです。 ECマーケティングで売り上げ拡大を目指すには、自社の戦略にあったマーケティング施策を立案し実行する必要があります。 ECマーケティングと通常のマーケティングとの違いは? ここでは、ECマーケティングと通常のマーケティングとの違いについて解説します。 基本的に顧客のニーズや市場の動向を把握し、顧客が求める商品やサービスを提供する点においては両者に違いはありません。 ただし、ECマーケティングには通常のマーケティングと比較すると以下3つの違いがあります。 世界中のユーザーを対象としている インターネット上での接客 顧客情報などの分析が可能 世界中を対象としている 1点目は世界中のユーザーを対象としている点です。 実店舗の場合はアクセスが良いかなどの交通事情が店舗集客に大きく影響を与えます。 それに伴って店舗に駐車場を設置したり、無料のシャトルバスを運行させるなどの集客施策を行う必要もあります。 しかし、ECサイトの場合はインターネット上に店舗を構えているため、世界中からアクセスが可能です。 そのため実店舗のような交通事情の影響を受けず、日本からアメリカやフランスといった海外の製品をECサイト上で購入できますし、その逆もしかりです。 ただし、上記の国をまたいだ商品売買の場合は、海外への商品配送体制や多言語対応のためのサイト整備が必要となります。 インターネット上での接客 2つ目が、インターネット上での接客となる点です。 実店舗の場合は顧客と対面して接客しますが、ECの場合はパソコンやスマートフォンなどの端末を通してインターネット上で顧客とやりとりを行います。 インターネット上では直接対面して説明できないため、細かな説明がなくてもECサイトを操作できる利便性が重要です。 ECサイトで商品検索がしやすいかや顧客情報の入力が煩雑でないかなど、ユーザーの利便性への配慮がユーザーの満足度につながるでしょう。 たとえ豊富な商品ラインナップを掲載していたとしても、ページの読み込み速度が遅かったり、会員登録時の顧客情報の入力が多すぎたりすると、商品購入の前にユーザーが離脱してしまうでしょう。 いかに工数がかからずに商品購入までたどり着けるかがECマーケティングにおいて重要となるため、接客を丁寧に行う実店舗でのマーケティングとは大きな違いとなります。 顧客情報などの分析が可能 3点目が顧客情報などの分析が可能だという点です。 実店舗の場合、訪問した顧客の住所や年齢等の顧客情報を入手するのは難易度が高くなります。 一方でECサイトの場合は、「どの検索キーワードでサイトに辿り着いたか」「どの地域からアクセスしたか」など顧客の行動データを入手し活用できます。 入手できるデータも幅広いため、データをうまく活用すれば商品購入に繋がりやすいサイトへと改善できるでしょう。 ECの場合はデータ収集・分析がしやすいため、販売体制の改善がしやすいメリットがあります。 ECマーケティングにおける3つの施策 […]
物販ECノウハウ
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2022.07.28

越境EC成功の秘訣をひも解く、世界での活用事例
越境ECでは、日本と異なる顧客層を開拓できる このままの状況では、これ以上自社の成長が見込めない気がする…… そんな壁を感じていたら、越境ECを検討するタイミングかもしれません。 少し手間のかかるイメージもある越境ECの運営ですが、それでも越境ECに取り組むべき理由にはどのようなものがあるのでしょうか? 海外ではEC市場規模がかなり大きいため、売上げの伸びしろが日本とは比べものにならないほど大きい 富裕層の層も厚く、高額な取引も期待できる 電子マネーやクレジットカードの普及率の高さに伴い、EC利用率も高いため、日本よりもバラエティーに豊んだ顧客をターゲットにできる 日本とは異なる、高い商品価値がつくこともある このように越境ECでは、日本とは異なる顧客層を開拓できるチャンスがあります。 また、円安によるビジネスチャンスが到来していると考える日本企業も増えてきています。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECで成功を掴んだ、それぞれの企業事例 それでは、ここからは独自のスタイルで成功を掴んだ企業の事例を通じて、越境ECを上手に運営させるためのポイントを考えていきます。 これからご紹介するのは、個性豊かな下記の5社です。 地方にいながらにして、世界展開に成功した老舗企業(ヤマモ味噌醤油醸造元) 英語が苦手でも売上げ40億円に到達したスタートアップ企業(株式会社ICHIGO) 衰退しつつある伝統産業で、海外に活路を見出した中小企業(株式会社TATAMISER) 越境ECを足掛かりに、現地での子会社設立へつなげた企業(ヤーマン株式会社) トレンドの一歩先をいく、海外の先進事例(豪:MECCA) 規模も展開分野もさまざまな企業が、どのように成功を掴むことができたのか?これまで抱えていた課題や背景、理由に迫ります。 また、今後のトレンドのヒントが得られる、海外の先進事例もご紹介します。 1,伝統的な老舗 × 地方 × 自社サイトで成功【マヤモ味噌醤油醸造元】 江戸時代から続く老舗の味噌・醤油醸造企業、ヤマモ味噌醤油醸造元では越境ECを活用して世界にも進出しています。秋田県という地方を拠点にしながら、世界へ進出できた背景とは? 特にコロナ禍において、時代とともに変化するニーズに対応できずに廃業してしまう老舗企業も少なくありません。しかし、変革に対して強い意思を持ち、一貫したメッセージ発信を行うことで、老舗企業としての「歴史」を強みに変えた例をご紹介します。 七代目就任後から海外展開を推進 現在、ヤマモ味噌醤油醸造元を運営する常務取締役の高橋泰氏は、なんと七代目にあたります。歴史の長さと重みを感じさせる企業ですが、高橋氏は27歳で家業を継ぎ、5年後には海外展開を開始したといいます。 1867年創業の伝統的な老舗による海外展開のための体制改革は、容易ではなかったことは誰しも想像がつきやすいのではないでしょうか。老朽化した建物など、歴史があるがゆえの課題も山積していたそうですが、高橋氏は次のように語っています。 高橋泰氏 は「一代で成し遂げられない価値を最大化するほうが、世界の中で競争力を持つ」という。 かつて家業を「呪い」と捉えていた高橋氏は、事業を承継する過程で「私たちの企業は一体何者なのか」を深掘りし、文化や歴史、地域性に紐づく自社の強みを再発見した。 高橋氏はウェブサイトを自らデザインし 、同社の歴史や目指す未来、地域貢献のための活動など、多様なコンテンツを日本語、英語で綴っている。 【引用】中小企業のためのデザイン経営ハンドブック|経済産業省 特許庁 P.13 […]
越境ECとは
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2022.07.21

【人気シリーズ最新版】2022年東南アジアに海外販売するならコレ!日本商品でオススメの必勝アイテム8選(ゲーム・ホビー編)
前回ご好評をいただいた日本商品のトレンド紹介シリーズに引き続き、今回も日本を起点とした海外販売で、現在売れ行きの好調な商品を各部門ごとに紹介していきます。 本記事はゲーム・ホビー編となっていて、特に「東南アジア市場」で人気のある日本商品をピックアップしております。海外では日本と異なる視点で意外な商品が売れている傾向にあるため、どのような商品が現在のトレンドとして選ばれているのかは、やはり今回の見所でもあります! ※今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 本記事はあくまで参考資料であり、Shopeeで販売いただく各セラーは現地の税制や配送会社のルール・ポリシーを確認いただく必要・責任がございます。Shopeeはセラー自身の確認ミスによって発生したいかなる損失に対しても責任を負いません。 是非、本記事で紹介している日本商品を今後の海外販売への参考にしていただき、販路拡大のチャンスを一緒に掴み取っていきましょう! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジアが熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジアへ「海外販売」すべき人気の日本商品8選(ゲーム・ホビー 編) 本項では、東南アジア市場で既に需要が高まっている商品を具体的に紹介していきます。 前回同様、やはり人気の根強いあのゲーム会社のソフトや、日本ではコンビニでも入手可能なインスタントカメラ、筆者の幼少期から馴染みのある有名なカードゲームなど様々な日本商品がランクインしています。 東南アジアという大きなマーケットで「これから販売すべき日本商品」を本記事でキャッチアップし、今後の販路拡大の武器として活用していただけますと幸いです! ※Shopee Japan独自 2022年カテゴリー別人気商品です。 -ゲーム部門- 【ENDER LILIES -任天堂スイッチ】 Nintendo ENDER LILIES: Quietus of the KnightsNintendo Switch Video Games 引用元 公式:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000035192.html ダークファンタジーの2DファンタジーRPG 「少女リリィ」と「不死の騎士達」の悲劇的で美しい旅の物語 絶望の中から美しさを感じる世界観 『ENDER LILIES』は「果ての国」を舞台に生きる屍 「穢者(けもの)」を浄化させる能力を持つ白巫女が様々な苦難を乗り越え、騎士達と共に物語の真相へ辿り着くことを目的としたストーリー展開となっています。 儚げな少女が主人公という、かなり日本人好みのスタイルではありますが、むしろそういった点が海外からも人気を集めている要因なのでしょうか。また、探索を進めていくなかで手に入れることのできる特殊能力に応じて、行動可能なエリアが展開されていく点も非常に興味深いですね! ※対応言語:日本語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,スペイン語,韓国語,ロシア語,中国語 (簡体字),ポルトガル語,中国語 (繁体字),英語 販売元 :Nintendo(任天堂) おすすめの市場:マレーシア・台湾 […]
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2022.07.14

【テストマーケティングを行う意味とは?】ECサイトにおけるテストマーケティングのやり方をご紹介
「ECサイトで新商品を取り扱いたいけど、どの程度売れるか予想がつかない」、「新商品を販売したいが、赤字のリスクが怖い」ECサイト運営者でこのようなお悩みを抱えている方は多いと思います。新商品の売上予測は簡単ではありません。下手をすると、売れない新商品を取り扱ってしまったが故に、会社に大きなダメージを与えかねません。しかし、新商品の販売は、売上アップ、新規顧客の獲得など様々なメリットを得られるチャンスも多く存在します。 そこで、新商品を販売する時には、テストマーケティングがおすすめです。本記事では、テストマーケティングの基本的な解説から、ECサイトでのテストマーケティングのやり方について解説していきます。記事の後半では、テストマーケティングの成功事例についても紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! テストマーケティングとは テストマーケティングとは、新商品・新サービスをリリースする前や新しい市場にチャレンジする際に、試験的に販売数や販売地域を絞って商品をリリースすることです。テストマーケティングの売上や販売数を基に、新商品や新サービスの課題を見つけ、改善していきます。 テストマーケティングを行う意味 テストマーケティングを行う意味は、新商品や新サービスなど予想売上や予想販売個数が不確実な商品を試験的に販売し、お客様の商品に対する反応や売上、販売個数などのデータを通して、商品を本格的に販売しても良いか検討することです。テストマーケティングを行うと、商品に対する様々なデータが取れるため、売れる商品の傾向や顧客が求めている商品などサイトに取ってプラスになる情報が取得できます。次の項目では、テストマーケティングを行うことで、具体的にどのようなメリットを得られるのかご紹介します。 テストマーケティングによって得られる3つのメリット ここでは、テストマーケティングによって得られるメリットを3つご紹介します。 失敗のリスクを減らせる テストマーケティングを行わずに新商品や新サービスを販売し、想定通りに売れなかった場合、大量の在庫を抱えてしまい頭を悩ませることになります。テストマーケティングは、試験的に商品を販売するため、新商品が売れるのかある程度予測が付けられます。そのため、テストマーケティングを行わずに新商品を販売した場合と比較して、失敗するリスクを減らせるといったメリットがあります。 ターゲット分析ができる 商品を開発する側は、10代をターゲットにした商品を開発したつもりでも、実際に販売してみたところ、20代の購入割合が大きかったという事例はよくあります。このように、開発側が思い描いてるターゲットと商品を実際に購入するユーザー層は異なる場合があります。テストマーケティングでは、商品を購入したユーザーの性別や年齢をデータとして取得できるため、開発側が狙っているユーザー層に商品を届けられているか確認できます。 販売計画が立てやすい テストマーケティングによって得られた売上や販売個数、商品を購入したユーザー層などのデータを基にすれば、本格的に商品を販売する際にスムーズに販売計画を立てられます。 テストマーケティングの4つの調査項目 ただテストマーケティングを行うだけでは意味がありません。しっかりと調査項目を抑えながら分析する必要があります。ここでは、テストマーケティングの調査項目を4つご紹介します。 価格 商品が購入者にとって適切な価格であるかは非常に大切です。商品の売れ行きがイマイチな場合は、商品の価格が顧客にとって高い可能性があります。また、同業他社の商品と自社商品の価格を比較することも非常に大切です。 購入理由 購入者が商品を購入するのには、必ず理由があります。例えば、「持ち運びに便利だから」、「環境に優しいから」、「価格が安いから」などです。購入理由をしっかりと把握することで、ユーザーが求める商品を販売できます。 売れ筋商品 カラーバリエーションや種類が豊富な商品では、カラーや種類によって人気に差が生まれてきます。そのため、テストマーケティングの段階で、人気のカラーや種類を知っておくと、人気カラーは在庫を多めに準備しておくなどといった対策を取ることができます。 購入者の特徴 同じ商品を購入している購入者にはある程度共通点があります。例えば「10代男性であること」、「小さな子どもがいること」、「彼女がいること」などです。このような特徴をテストマーケティングで見つけることで、より購入者が求めている商品を開発できます。 合わせて読みたい ブランディングとは?マーケティングとの違いや実施する流れも詳しく解説 テストマーケティングに必要な事前準備 いきなりテストマーケティングを始めれば良いわけではなく、ある程度の準備が必要です。ここでは、テストマーケティングに必要な準備を2つご紹介します。 テストに十分なだけの集客 当たり前のことですが、テストマーケティングには商品の購入者がいなければデータを取得できません。そのために、まずはテストマーケティングを行うために十分な顧客を集客しましょう。 仮説を立てる 仮説は、テストマーケティングの調査結果の信頼性を高めるために非常に重要です。市場調査や販売個数、商品を購入したユーザー層、商品価格などのポイントを考えた上で仮説を立てましょう。また、テストマーケティングが完了した後は、テストマーケティングの結果を基に課題や改善点を洗い出し、新たな仮説を立て、次回に活かしましょう。 ECサイトでテストマーケティングを行う3つの方法 […]
物販ECノウハウ
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2022.07.13

輸出ビジネスを個人で始めるには?利益を出す方法や国内販売との違いなどを解説
輸出ビジネスを個人で始めるには?利益を出す方法や国内販売との違いなどを解説 輸出ビジネスは年々増加傾向にあり、個人で月商100万円から1,000万円を達成しているような人も現れています。しかし、個人で輸出ビジネスを始めてみると、中々思うようには行かないこともあるでしょう。 個人で輸出ビジネスを始めるには、どこにビジネスチャンスがあるのかを見極めることが大切です。本記事では、輸出ビジネスを個人で始める場合の利益を出す方法や、メリット・デメリット、国内販売との違いについて解説します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 輸出ビジネスで利益を出すには 輸出ビジネスで利益を出すには次の方法があります。 日本製品は人気がある 日本製品は、意外かもしれませんが海外で人気があります。人気の理由は、日本の伝統や文化は日本独自で培われたものが多く、世界を見渡しても日本にしかないものが多くあるからです。アニメや漫画などの日本独自のサブカルチャーについても、世界中で人気があります。 日本製品は予想以上に海外の方々に需要があるため、日本の商品を対象とした輸出ビジネスは狙い目といえるでしょう。ただし、日本人の多くが同様の考えを持って輸出ビジネスを始めるため、様々なものを幅広く販売するよりも、このジャンルであればここにしかないと思うようなニッチな商品も取り扱う専門店として販売すると、他店に負けないビジネス展開が可能となります。 円高より円安の方が利益を出しやすい 輸出ビジネスは、円高よりも円安の方が利益を出しやすい傾向にあります。例えば、1ドル=100円で100ドルの商品を輸出ビジネスで販売した場合、これを円安と円高の状態で表すと以下の表になります。 1ドル=100円 基準値 100ドル×100円 =1万円 1ドル=80円 円高傾向 100ドル×80円 =8,000円 1ドル=120円 円安傾向 100ドル×120円 =1万2,000円 つまり、同じ商品を販売したとしても、為替の影響によって利益幅に大きな開きが出ることになります。これを為替リスクといい、円高や円安になるのは、国際金融の複雑な要因があるため、あらかじめ折り込んだ上で販売すると良いでしょう。 輸出ビジネスを個人で始めるメリット 個人で輸出ビジネスを始める場合、3つのメリットがあります。 より大きな市場規模での販路開拓 輸出ビジネスは、国内の市場だけではなく、海外の市場を対象とするため、より大きな市場規模で商品の販売を行うことができます。 例えば、アメリカで販路開拓すれば、日本よりも人口が多いアメリカ人を対象にできたり、中国で販路開拓すれば、世界一人口が多い国を対象にできたりするため、商品販売の幅を広げられます。 国内でしか販売していなかったものが、海外の市場に販路開拓することで、さまざまなビジネスチャンスにつながります。 消費税が免除される 消費税は、商品の売買にかかってくるものの、輸出ビジネスであれば免除されます。海外へ輸出する商品に消費税を負担する義務はありません。もし仕入れの際に消費税がかかっていれば、消費税の申告をすることで、国税還付として受け取ることができます。還付までには約1カ月程かかるため注意しましょう。 輸出ビジネスでは、消費税が免除されるため、支払った分の申請を行うことをおすすめします。 ニッチなニーズに対応させる 誰もが販売しているような商品だけではなく、ライバルが少ない分野の商品や専門性の高い分野の商品などのニーズに対応させると、特定の顧客がついてくるようになります。 個人の輸出ビジネスは、ニッチな層へのニーズに対応しようと思えば可能です。輸出ビジネスを個人で始めるには、言語や関税、海外発送などが参入障壁となっており、さらに仕入れ先や販売先において同業者と差別化を図ることで、個人の輸出ビジネスの強みへとつながります。 輸出ビジネスを個人で始めるデメリット 個人で輸出ビジネスを始める場合、3つのデメリットがあります。 […]
物販ECノウハウ
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2022.07.01

【オススメの在宅副業5選】月間数万円の収入が得られる?今注目の職種と副業成功のポイントを紹介!
昨今の新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が増加したことで「在宅副業を始めてみようかな」と考えるきっかけになった方は多いのではないでしょうか。しかし、いざスタートしようにも「具体的に何を副業とすれば良いのか?副業はそもそも安定して稼げるのか?」など、不明点やスタート時点での不安も沢山あるかと思います。 そこで本記事では、オススメの在宅副業5選と副業を成功させるためのポイントをご紹介します。仕事内容や運営方法によっては月間数万円の収入アップも見込めますので、在宅副業を検討している方はぜひ参考にしてみてください! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! オススメの在宅副業5選! 本記事でオススメしていく在宅副業とは以下の5つです。 商品販売 情報発信 スキルシェア レンタルサービス NFT(Non-Fungible Token) 1〜4までは、いずれも知られた在宅副業になりますが、5のNFTについては「最近よく聞くが実際のところよく分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。本項では、それぞれの仕事内容や具体的な職種まで、一つずつ紹介していきます! 1.商品販売 商品販売はいわゆる物販ビジネスのことを指し、主にインターネットを通じて商品を販売するビジネスです。近年ではSNSやフリマアプリの普及により、企業ではなく消費者同士の商品販売(CtoC)が急速に広がっています。そのため物販ビジネスへの抵抗も薄れ、コロナ禍を機に在宅副業としてスタートする方も珍しくはありません。 在宅での商品販売例 商品を仕入れて販売し、その差額を利益とする「せどり」 自身の制作物を販売する「ハンドメイド」 海外から仕入れたものを日本国内で売る「輸入販売」 日本国内の商品を海外に売る「輸出販売」 中でも昨今特に注目されている副業は「輸出販売」です。日本で当たり前のように流通している商品が、意外にも海外での需要が高いなどの事例もあり、そのチャンスを狙って急激に「越境EC」の市場が伸びている印象を受けています。在宅でも手軽に副業として始められるためマーケット毎にローカライズを徹底することで「輸出販売」は、かなり狙い目のサイドビジネスになり得ます。 合わせて読みたい 物販ビジネスのおすすめ仕入れ先はどこか?仕入れポイントなども解説 2.情報発信 ビジネスでの情報発信とは、自分自身の持っている考えや知識・ノウハウ等をテキストや動画を用いて世の中に発信していくことで報酬が得られる形態を指しています。情報過多の現代では、より良質なコンテンツや手軽に入手困難な限定的な情報、最先端のトレンド情報などの提供を心掛けましょう。 情報発信で活躍している職種 アフィリエイトブログ Youtuber インスタグラマー ライバー アフィリエイトとは成果報酬型広告のことを指します。主に企業が販売している商品やサービスをこちらが紹介し、読者がそれをきっかけに申込や購入に至ることで報酬が得られる仕組みのことです。方法として、ブログの記事内で直接紹介するか、バナー広告として掲載していくかで読者を購入先に誘導することが可能です。 YoutuberはYoutubeという大手動画配信プラットフォームで動画の形でコンテンツの提供をしています。自身で制作した動画内に添付する動画広告(CM)料を動画の再生回数に応じて広告主がYoutube側に支払い、その一部がクリエイターに還元される仕組みです。尚、広告の添付可能なアカウントになるまで「チャンネル登録者1,000人以上」かつ「直近1年に投稿した動画の総再生時間が4,000時間」が最低ラインで収益化の条件でもあります。 Instagramにより収益を上げている影響力のあるユーザーはインスタグラマーと呼ばれます。インスタグラムでの収益化の方法はグッズ販売、画像販売、アフィリエイトなど様々ですが、主には広告収入です。企業側が行うイベントの集客や新商品の宣伝をインスタグラマーが行うことで企業の予算に応じた報酬が支払われる仕組みです。 3.スキルシェア スキルシェアの具体的な手段としてクラウドソーシングがあります。クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と受注したい人をつなぐ「業務のマッチングプラットフォーム」です。クラウドソーシング上では様々な仕事が発注されており、以下のような職種の方々が活躍しています。 スキルシェアで活躍している職種 ソフトウェアエンジニア Webデザイナー グラフィックデザイナー ライター カメラマン […]
物販ECノウハウ
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2022.06.30

Shopeeの優先販売者プログラム「Preferred Seller」とは?得られる恩恵とその手順について公開!
Shopeeで商品を販売する際に、Seller(販売者)の中でもShopee側から優先的な対応をしていただけるShopee独自のプログラムについてご存知でしょうか。 本記事は、これからShopeeでSellerとして越境ECにチャレンジしたい方や、既にSellerとして海外に向けて商品販売をしている方向けの記事となっております。 「Preferred Sellerになって、より売り上げを伸ばしていきたい」 「Preferred Sellerになることで、どのような恩恵が得られるのかを知りたい」 特に上記に当てはまるような方は、是非本記事を参考にしていただけますと幸いです! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! Preferred Sellerとは? Preferred Seller(プリファードセラー)とは、Shopeeの独自の評価で認められた「総合評価が高い優良セラー」に対する認証です。このPreferred Sellerは、販売と顧客サービスを総合的に評価されShopeeによって選出されます。またPreferred Sellerになることで、店舗プロフィール写真と商品検索時の商品欄に【Preferred】という赤色で目立つ優先ラベルが付与されます。 特に越境ECをスタートしたばかりで、Shopeeでの出店経験の浅いSellerですと、店舗評価がまだまだ少ない状況ですので、なかなかオーダーに繋がらない傾向にあります。 今回は、商品ページの更なる工夫としてPreferred Sellerの認定を受け、「顧客に対して商品ページの露出を増やす機会」を積極的に増やしていきましょう! Preferred Sellerになる5つのメリット 1.Shop Search Ads(ショップ検索広告)の利用権限 Shop Search Adsとは、Shopeeプラットフォーム内の広告のうちショップ検索広告を指し、「Preferred Seller」及び「Shopee Mall Seller(モールセラー)」のみが利用可能です。 Shopeeモール内で、この広告に一致するようなキーワードで購入者が検索をかけた際に、検索結果に商品ではなく「ショップ」として上位表示される仕組みです。 更にショップ検索広告を使用するメリット 顧客を直接ショップへ誘導し、ショップのトラフィック(アクセス数)を伸ばすことでブランド自体の認知度をアップさせることが可能となります。単純にショップとして露出が増えることで、購買意欲の高い購入者に広告を表示するきっかけとなる為、売り上げにも影響してくることが想定されます。 合わせて読みたい アジアで人気のECモール「Shopee」は売れない?売れているセラーの特徴と越境EC攻略のコツを特別公開! 更にPreferred Sellerになる恩恵はそれだけに留まりません! 先ほど、ショップ検索広告を使用することでShopeeのモール内でのショップとしての検索が上位表示されるとお伝えしました。しかしショップ検索広告の使用のみならず、そもそもPreferred Sellerになることで、Shopeeモール内でフリー検索された際も「上位の方(1ページ目)」に表示される傾向が強くなります。実は、Preferred SellerになるということはShopee内でのSEOの観点でも絶大な効果があるのです! こちらは実際に「 Lipsticks」と入力した結果です。上位にShopeeモールまたはPreferred Sellerから出品されている商品が並びます。 Shoppe内では「Shopee Mall Seller」への待遇も良いため、この一覧内だけでも競合はひしめき合ってますが、Preferred […]
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2022.06.23

物販ビジネスのおすすめ仕入れ先はどこか?仕入れポイントなども解説
物販ビジネスのおすすめ仕入れ先はどこか?仕入れポイントなども解説 物販ビジネスをこれから始めようと考えている人にとって、どこから仕入れれば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか? 仕入れ先は無数にあるため、優良な仕入れ先を自分でリサーチして見つけられるよう、おすすめの仕入れ先を紹介します。合わせて仕入れるにあたってのポイントや、物販ビジネスの手順も解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 店舗からの仕入れ 店舗から仕入れるメリットは、自分自身の目で仕入れる商品の状態を確認できる点です。ネットショップで起こりがちな、注文したもののイメージと異なる等のトラブルは実店舗の場合、少ないといえます。ただし、仕入れるにあたって実店舗に足を運ぶ必要があるため、移動時間や交通費の負担を考慮しておく必要があります。 またセールの時期に、いかに効率的に商品を仕入れるかもポイントの一つです。セール時期は通常よりも価格が安くなるため、このタイミングで積極的に仕入れることで売れた際の利益率も向上します。 ディスカウントショップ ディスカウントショップは、日用品や衣料品、家電やおもちゃなど様々な商品を販売しており、大量に仕入れて販売しているため価格が安いものが多くあります。定期的にセールなども実施しているため、足を運んで確認すると良いでしょう。 ディスカウントショップの例 – ドン・キホーテ – ザ・ダイソー – ザ・ビッグ リサイクルショップ リサイクルショップは、一般の人から持ち込まれた中古品や未使用品が販売されており、総合的に取り扱っている店やブランド品、アパレルといったジャンルを絞って取り扱っている店もあります。 扱っている商品は古いものもあれば、最新のものまであったりするため、定期的に足を運んで商品の確認をしておくと良いでしょう。 リサイクルショップの例 – ハードオフ – エコリング – リサイクルマート 家電量販店 家電量販店は、様々なメーカーや種類の家電製品を扱っている店であり、大量に商品を仕入れて販売していることから、メーカーから直接購入するよりも価格が安い商品もあります。店舗によっては、特別セールなどを実施しているため利用すると良いでしょう。 家電量販店の例 – ヨドバシカメラ – ヤマダ電気 – ケーズデンキ アウトレット アウトレットは、工場直販によるものや店舗の在庫、訳あり商品などを扱っている店であり、流通コストがないことによるものや通常の店舗で販売できないなどで。通常の店舗で販売している価格よりも安くなっていることが多いです。 季節限定商品など時期を過ぎた商品や在庫になった商品などを安く販売しているため、定期的に確認して利用すると良いでしょう。 […]
物販ECノウハウ
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2022.06.13

ビジネスを成功させるコンセプトの決め方とは?設計方法や手順も解説
ビジネスを成功させるコンセプトの決め方とは?設計方法や手順も解説 企業が商品やサービスを販売していく上で、不可欠な要素としてコンセプトを設定することが挙げられます。 しかし、いざコンセプトを決めようと思っても、闇雲に設定してしまってはビジネスの失敗を招く恐れがあります。 実際に、自社の商品やサービスのコンセプトを決定しようとしても、どのように決めたらいいかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、ビジネスを成功させるコンセプトの決め方について、具体的な手順や実例も踏まえて解説していきます。 コンセプトを決めたいけれど、どう決めたらいいか分からずに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! そもそもコンセプトとは? そもそもコンセプトとは、直訳すると「概念」や「発想」という意味を指します。 そして、ビジネスの現場においては、商品やサービスをはじめとした様々な企画やプロジェクトにおける基本的な方向性であったり、枠組みといった意味で使われる場面が多いです。 セミナーや展示会などのイベントの場面でも、必ずコンセプトが定められています。 こうしたイベントもまずコンセプトを決めてから、当日に行われるプログラムの構成や内容などを決定して実施されるのが一般的です。 例えば、直近で開催された一大イベントである東京2020オリンピック・パラリンピックには以下3つのコンセプトが定められていました。 「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」 「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」 「そして、未来につなげよう(未来への継承)」 【引用】東京2020オリンピック・パラリンピック公式サイト 上記のコンセプトを定めているからこそ、コンセプトを実現するための大会の構成や運営の方針が定まり、そこに沿って大会が開催できるため、コンセプトの決定は非常に重要なものとなります。 コンセプトはなぜ重要なのか? ここでは、コンセプトを決めることがなぜ重要なのかについて解説していきます。 具体的には、以下の点でコンセプトが重要だと言えるでしょう。 商品やサービス全体にコンセプトが影響を及ぼす コンセプトが消費者における価値を決定する 商品やサービス全体にコンセプトが影響を及ぼす 1点目は、商品やサービス全体にコンセプトが影響を及ぼすためです。 先ほども紹介した通り、商品やサービス、イベントなどあらゆるものにおいて、まずコンセプトを決めることから始まります。 コンセプトでは、どのような商品やサービスにすれば社会に役立ったり、顧客のニーズに当てはまるかなどの、商品やサービス自体の存在意義を決めることとなります。 そして、コンセプトが決まれば、それを実現するためにどのような「機能」が必要かを考えて設計し、どんな姿や形のものにするかといったデザイン面も考えていくという流れになるでしょう。 そのため、商品やサービスを作り上げていく上でコンセプトは全ての工程の土台となります。 なぜなら、コンセプトは商品やサービスの在り方自体を決定していくものなので、その在り方が変われば必然的に、機能面やデザイン面も変わってくるからです。 こうしたことから、コンセプトは商品やサービスのあらゆる面に影響を与えるため、非常に重要な工程の1つと言えるでしょう。 コンセプトが消費者における価値を決定する 2つ目は、コンセプトが消費者における価値を決定するためです。 そして、その価値を消費者が認識してメリットを感じることで、初めて商品やサービスを利用するという流れとなっています。 例えば、今では多くの人がもつスマートフォンですが、これまで電話という存在すら知らなかった原始人がスマートフォンを手にした場合、その価値を感じることはないでしょう。 なぜかというと、原始人にとってスマートフォンは狩猟や農作などにも使えない、ただの黒い物体でしかないからです。 そのため、初めは物珍しさに手に取ることはあっても、いずれ利用価値のないものとして手放してしまいます。 […]
物販ECノウハウ
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2022.06.10

タイ入門 後編:越境ECが急成長中。知っておきたい市場規模、税金など
タイ入門 後編:越境ECが急成長中。知っておきたい市場規模、税金など EC市場が急成長中のタイ。その勢いは想像を超えるもので、タイは大きな変化の時期を迎えています。 市場が急成長する時には、それと同時にビジネスチャンスも拡大していくものです。 ここでは、タイにおける最新のEC市場や、越境ECを通じて日本から進出する際に忘れてはならない税金のことなど、越境ビジネスで役立つ情報をポイント解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 急成長中のタイのEC市場について タイのEC市場は、コロナ禍の発端とともに大きな変革期を迎えました。 タイでは、コロナが蔓延し始めた2020年の4月以降、ロックダウンによる大規模な規制強化や緩和を進めてきました。その中でも、デパートやショッピングモールなどの大型商業施設の閉鎖を行ったことが、その後の国民の消費者行動に大きな影響を与えました。 行き場を失った消費者はECへと流れ、2019年から2020年の1年間だけで、タイのEC市場規模はなんと81%も成長。コロナ禍以前の成長率は10〜20%だったことを考えると、異例のスピードで成長を遂げたといえます。 2020年のタイのEC市場規模は2,940億バーツ(約9,790億円 / 1バーツ=3.33円換算)にも達し、今後も引き続き成長が期待できる市場です。(タイのマーケティングメディア、Marketeer Online調べ) こうした急成長の背景には、コロナ禍のロックダウン規制により実店舗での買い物ができなくなったことに加え、スマートフォンが普及したことも挙げられます。タイでは、EC利用者の7割以上がスマートフォンからの購入となっています。 品目別で見ると、2020年に最も売れたのは「携帯・家電製品」で、24.8%と全体の約1/4に迫る勢いです。以降、「ファッション」「美容」「生活雑貨」といった品目が続きます。 消費者行動の急激な変化とスマートフォンの普及により、タイでのEC市場はさらなる成長の伸びしろがある市場だと予測されています。 合わせて読みたい タイ入門 前編:人気エリア、有名なもの、タイ料理や意外な事実も総合解説 タイで人気のECプラットフォーム タイにおけるEC市場の拡大とともに、ECプラットフォームも成長を続けています。 2021年の第4半期における、タイの主要なECプラットフォームの利用者数などを下記にまとめました。 順位 サイト 月間 サイト訪問者数 LINE フォロワー数 Instagram フォロワー数 Facebook フォロワー数 1 Shopee 60,723,300 13,197,600 604,860 23,589,600 […]
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2022.06.07

【新世代のマーケティング手法KOLとは?】既に浸透している中国での影響力に触れながら解説!
【新世代のマーケティング手法KOLとは?】既に浸透している中国での影響力に触れながら解説! KOLをご存じでしょうか?KOLとは、「Key Opinion Leader(キーオピニオンリーダー)」の略で、中国や台湾等の国で、商品販売に大きな影響力を持った人を表します。 本記事では、今注目を集めるKOLの説明から、KOLがライブコマース市場に与える影響力についてやKOLを起用するメリットとデメリットなどKOLについて徹底的に解説していきます。 現在ECサイトを運営している方や中国や台湾、香港などアジア圏で商品を販売したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! KOLとは KOLとは、「Key Opinion Leader(キーオピニオンリーダー)」の略で、商品を販売するにあたって影響力を持つ人のことです。 現在は、中国や台湾などで浸透しているKOLですが、元々は製薬業界において、販売促進に影響力を持つ医師や専門家を表す言葉でした。 日本では、数年前から、インフルエンサーという言葉をよく耳にするようになりましたが、KOLは、インフルエンサーと非常に近しい性質を持っています。 では、KOLとインフルエンサーには、どのような違いがあるのでしょうか?それについては次の項目で解説します。 KOLとインフルエンサーの違い KOLとインフルエンサーは、どちらも顧客の商品購入に影響力を持つ人という点では同じです。KOLとインフルエンサーの違いは、専門性の有無です。 KOLは特定の分野の専門的知識を持っています。対して、インフルエンサーは、特定の分野の専門知識を持っていません。 特定の専門知識を持ち合わせているかいないかで、KOLとインフルエンサーは明確に区別されます。 具体的な例を挙げると、 『ファッション好き大学生の1週間コーデ紹介!』 『現役スタイリストのリアルな1週間コーデ紹介!』 前者がインフルエンサーで、後者がKOLになります。 前者と後者を比較した際に、後者の方が洋服の専門知識を持ち合わせたスタイリストということで、言葉に説得力が生まれます。 こうした確かな専門知識を持ち合わせた人を参考にして商品を購入したいと考える人が増加した結果、EC/物販業界では、KOLの需要が高まっています。 中国の文化的特徴 中国のライブコマース市場においてKOLが如何に影響力を持っているかを理解するためには、中国の文化的特徴を抑える必要があります。ここでは、中国のライブコマース市場に関わる中国の文化的特徴を3つご紹介します。 特徴1:「金盾」の存在 金盾(きんじゅん)とは、グレート・ファイアウォールと呼ばれる中国政府が運営するインターネット検知システムです。 金盾は、とても強力で、中国では、YouTubeやInstagram、TwitterなどのSNS利用は禁止されています。WeChatやWeiboなど中国でも利用許可のあるSNSはありますが、監視が厳しく中国政府に対して批判的なコメントを投稿するとコメントが削除されてしまいます。 このように、発信できる内容が限られている中国国民は、広告やマスメディアに対しての信用が高くありません。 特徴2:中国人は「口コミ」を重要視する 広告やマスメディアに対する信用が低い中国では、代わりに「口コミ」を重要視する傾向があります。 この理由は、「圏子(チェンズ)」といった中国の文化的背景が関係しています。「圏子」とは、同じ地域や趣味などを共有するための小さなコミュニティのことです。 しかし、「圏子」は単なるご近所関係といったモノではなく、お互いに協力関係を持っているのが特徴的です。 例えば、同じ地域5人で形成された圏子の1人が不動産屋だったとしましょう。すると、残りの4人は、家を探している人に出会った場合、真っ先に自分の圏子の不動産屋を紹介します。 このように、人から人へ情報を伝えていく文化的背景から現在でも中国では「口コミ」が重要視され、マスメディアや広告よりもKOLの情報を信じる傾向が非常に強いです。 特徴3:5年で54倍成長した中国のライブコマース市場 図:拡大する中国の他ライブコマース市場 上記の図は、2017年から2021年にかけての中国のライブコマースの市場規模の変化を表しています。 中国のライブコマース市場は5年でなんと54倍に成長しました。さらに2025年には、規模が100兆円になるといった予想もされています。 ライブコマース市場が急速に拡大している中国では、KOLも今後ますます世間から必要とされる存在になることは間違いないでしょう。 合わせて読みたい 【ライブコマースとは?】販促に成功した日本企業の5事例を厳選!販売しやすい商品や配信サービスの代表例も合わせて紹介します! […]
物販ECノウハウ
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2022.05.23

越境ECと一般貿易の違いとは?越境ECコンサルタントが徹底解説
越境ECと一般貿易の違いとは?越境ECコンサルタントが徹底解説 経済成長著しい越境EC。今日では越境ECプラットフォームに留まらず、越境ECモールや越境対応カート、第三者決済サービスの登場などにより越境ECビジネスへの参入が非常に容易になりました。スマートフォンの普及率向上や決済方法の簡素化により、さながら国内販売のごとく、海外の消費者への販売も、海外製品の購入も簡単になりましたが、「国境を越えて」の取引である以上、越境ECビジネスにおいても一般貿易同様に関税や通関制度、輸出入規制に関する知識が必要不可欠です。本記事では越境ECコンサルタントである筆者が越境ECと一般貿易の違いについて「取引相手」「関税」「物流」「決済」「輸入規制」「商流」という6つのトピックから深掘りしていきます。越境ECと一般貿易どちらの販売チャネルにするか迷われている事業者様は是非本記事をご参照ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECと一般貿易の概要について 越境ECと一般貿易の違いについて触れる前に、まずは簡単に両者の概要についてご紹介します。 越境ECとは 越境ECとは国境を越えて海外の消費者に通信販売を行うオンラインショップのことです。 それまでは「海外通信販売」と呼ばれていた越境ECですが、平成24年2月に発行された、経済産業省「平成23年度我が国情報経済社会における基盤整備」の報告書で、インターネットを活用して国境を越えて商取引を行う行為を越境ECと定義するようになりました。海外では「オンラインクロスボーダートレード:Online Cross Border Trade (CBT)」などとも呼ばれています。2019年に7,800億USドルであった世界の越境ECの市場規模は2026年には4兆8,200億USドルにまで成長する見通しであり、世界各国の越境ECに対する注目度が高まっています。 (引用元:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/210730_new_hokokusho.pdf) 一般貿易とは 主にBtoB取引で利用される貿易形態です。企業間取引になるため多額・多量の輸送になることが多く、越境ECに比べ、商流には官公庁や銀行、民間業者など非常に多くの機関が関わります。現在はNACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)を始めとする電子手続きが浸透してきたので、越境ECのような通関手続きのオンライン化が進んでいますが、信用状や為替手形など、決済関係の貿易書類に関してはまだまだ紙ベースのものが多くなっています。貿易の種類としては直接貿易、商社などを介する間接貿易、並行輸入、委託加工貿易、開発輸入、OEM輸入、仲介貿易(三国間の貿易取引)、逆輸入などが挙げられます。貿易取引に特有のリスクとして信用リスク、代金回収リスク、商品入手リスク、貨物の輸送上の事故リスク、資金負担リスク、為替変動リスクなどがあるため、貿易取引を行う場合はいかにしてこれらのリスクを回避するかを、取引交渉の際に話し合うことが求められます。 越境ECと一般貿易における6つの違い 越境ECと一般貿易の間には大きく分けて6つの違いがあります。それぞれについて具体的に解説します。 取引相手 一般貿易のビジネスモデルはBtoBが一般的ですが、越境ECの場合は取引相手としてBtoC、BtoB、CtoCの3つが考えられます。現在、越境ECにおけるそれぞれのビジネスモデルごとの統計を取っている機関はありませんが、国内でのEC市場規模を概観することで、今後の越境EC市場規模の拡大について推し量ることができます。今回は経済産業省が電子商取引に関する市場調査を行っている、日本、中国、アメリカのビジネスモデルごとのEC市場について見ていきましょう。 BtoCにおける各国のEC市場は日本が1,391億ドル、中国9,276億ドル、アメリカ3,983.5億ドル、BtoBにおける各国のEC市場は日本が2兆6,740億ドル、中国2兆5,134億ドル、アメリカ8,293億ドル、CtoCにおける各国のEC市場は日本が28億ドル、中国602億ドル、アメリカ334億ドルという結果になりました。 越境ECと言えば越境対応のECサイトで個人の消費者が海外製品を購入するイメージが強いですが、実際のデータを見ると、BtoCよりBtoBの方が市場が大きく、今後も拡大していく見込みがあります。また、CtoC市場はどの国もまだ成熟しておらず、今後の伸び率に期待が持てそうです。 (参照データ(すべて参考資料内の2016年時のデータを引用):①https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/200722_new_hokokusho.pdf(中国CtoCにおけるEC市場、2020年) ②https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/40872(中国BtoBにおけるEC市場、2017年) ③https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/95e21f6518a9912d/20170136.pdf(アメリカBtoB、アメリカCtoCにおけるEC市場、2018年) ④https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/h28report2.pdf/(日本BtoC、日本BtoB、日本CtoC、中国BtoC、アメリカBtoCにおけるEC市場、2016年) なお、為替は下記の2016年のレートを参照 https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2019/01/d2019_T1-14.pdf 関税 関税のかかり方は輸出先の国によって大きく異なるため、引き続き、経済産業省の電子商取引に関する市場調査対象の中国とアメリカでの関税のかかり方についてご紹介します。 中国での関税のかかり方 中国向け越境ECおよび一般貿易における関税のかかり方は、「直送モデル」か「保税区モデル」かで分かれます。表を見てみましょう。 直送モデル 保税区モデル 税金の名前 行郵税(簡易課税方式) 電商総合税 税率 50%、20%、13%、3%の4段階 関税率を0%、増値税・消費税をそれぞれ法定額の70%とする優遇措置 条件 ⾏郵税額が50元以下の場合は免税。購買する商品の内容および数量が個人消費用の範疇を超えないもの(個人商品用に属するもの、香港、マカオ、台湾の場合、毎回の上限は800元、その他の国、地域の場合、毎回の上限は1000元。なお、前記金額以内でも、数量は明らかに個人消費用を超える場合、個人消費用の範疇を超えると認定され、上記金額を超えていても、郵便物は一つ且つ分割不可である場合、個人消費用と判断される可能性があります)。 ①中国国内の購入者個人が、 ②中国国内で登記された会社が運営する越境ECプラットフォーム(天猫国際、京東国際等)を利用し、 ③国外の販売業者より、 […]
越境ECとは
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2022.05.17

タイ入門 前編:人気エリア、有名なもの、タイ料理や意外な事実も総合解説
タイと聞いて、どのようなイメージが浮かびますか?そして、有名なもの言われたら何を想像するでしょうか? 観光、ショッピング、リゾート、グルメからビジネスまで、タイという国にはさまざまな魅力が詰まっています。その魅力は、東西南北に広がる自然豊かな国土や、食文化、長い歴史や宗教など、色々な角度から紐解いていくことができます。 タイという国を知るためのポイントを、厳選してわかりやすく本記事にまとめました。 観光スポットやショッピングだけではない、タイの魅力を意外な事実とともに総合解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! タイの基本情報 タイを知る上で欠かせない、国土や民族、通貨、人口、宗教などの基本情報をまとめました。 国名 正式名称はタイ王国。 (英語名:Kingdom of Thailand / タイ語名:プラテート・タイ) 首都 バンコク (英語名:Bangkok / タイ語名:クルンテープ・マハナコーン※) ※タイ語での正式名称は11語から成る:クルンテープ・マハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット 国旗 青・白・赤から成る三色旗。中央の青は「国王」、白は伝説の白象に由来して「宗教」、赤は「国家と国民の団結心」を象徴しています。 王室への忠誠心、そして信仰心を大切にしている国であることが国旗からも読み取れます。 人口 約6,600万人(2021年12月現在)で緩やかな増加傾向。 うち、首都バンコクの人口は全体の8.3%(552万人)です。 民族・言語 タイ族が約85%、中華系10%、その他に先住民族のモン族、マレー系、ラオス系、インド系など複数の民族がいます。山岳部には、独自の言語を話す少数民族も暮らしています。 公用語はタイ語。英語の普及率は非常に低く、観光客のいない地方ではほぼ通じないと思った方が良いでしょう。 宗教 仏教94%、イスラム教5%、キリスト教1% タイで信仰されているのは、日本の仏教とは違う「上座部仏教」と呼ばれる戒律の厳しい仏教です。 地理・気候 赤道から北緯30度ほどに位置するタイは、熱帯モンスーンの影響を受けて雨季と乾季があります。 国土面積は日本の約1.4倍の約51万4000㎢で、東西南北のエリアによって気候も変わります。 例えばバンコクでは、年間平均気温29.4℃、平均湿度73.4%で、日本の夏のような蒸し暑い気候が年間を通して続きます。雨季は6〜10月、乾季は11〜5月で、雨季にはゲリラ豪雨のようなスコールが毎日のように降り注ぎます。 通貨 バーツ(Baht)、補助通貨はサタン(Satang)です。(100サタン=1バーツ) […]
マーケット情報
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2022.05.13

個人事業主が開業する際に必要なものとは?EC事業を行う上で準備すべきものも解説
個人事業主として開業するにあたって、何をどこに提出すれば良いのかが分からない方が多いのではないでしょうか? 開業には、事業の準備などやらなければならないことが多く、書類の準備などは早めに終わらせてしまいたいところです。 本記事では、開業時に提出する必要書類や、ビジネスを始める上で準備すべきものを解説していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 開業するときに提出する必要書類とは? 開業するにあたって最低限提出しなければならない書類は「個人事業の開業・廃業等届出書」のみです。その他の書類は、必要があれば提出する書類になります。 開業するときに必要な「個人事業の開業・廃業等届出書」 「個人事業の開業・廃業等届出書」は、新規の事業の開始や、事業の引き継ぎを受けた場合、事務所や事業所の新設、増設、移転、廃止、または事業の廃業や、事業を譲渡した場合に届出を行います。 必要事項を記入の上、1ヵ月以内に事業を開始する所轄の税務署に届出を行います。とくに不備がなければ、即日開業が可能となります。届出は郵送でも可能です。 もし事業を行う際の屋号が決まっていれば記載をしましょう。なお、屋号に使える文字は、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、アラビア数字、記号(「&」、「’」、「.」、「-」、「.」、「・」)です。 実は開業届は提出をしなくても罰則無しで事業を行うことが可能です。しかし屋号名義で銀行口座を開設したり、事業用のクレジットカードを申し込む際には、開業届の控えの提出を求められることがあります。もし屋号名義で事業を行う場合、開業届提出の必要があるため覚えておくとよいでしょう。 尚、「個人事業の開業・廃業等届出書」は、国税庁のホームページからダウンロードができます。 都道府県税事務所に提出する必要がある「事業開始等申告書」 「事業開始等申告書」は、都道府県税事務所に事業の開始を申告する書類です。都道府県によって、書類の名称や期間などが異なるため、事業を開始する場所の自治体やWebサイトで確認するようにしましょう。また、こちらの申告書については提出しなくても罰則などはありません。 「個人事業の開業・廃業等届出書」を所轄税務署に提出し、「事業開始等申告書」を都道府県税事務所に提出するには理由があります。それは、税務署が国税を所管し、都道府県税事務所では地方税を所管しているためです。 尚、所得税の確定申告を行っていれば、地方税の申告を別途行わなくても問題ありません。 青色申告をするために必要な「青色申告承認申請書」 「青色申告承認申請書」は、青色申告をする場合に必ず提出が必要な書類です。もしこちらを提出しなければ、白色申告になります。 提出時期は、事業開始日から2ヵ月以内、または1月1日から3月15日までに提出する必要があります。提出期限を過ぎてしまうと、翌年からの適用になるため特に注意が必要です。 青色申告は、事業における取引記録として一定の帳簿を備え、簡易簿記、または複式簿記のどちらかで記帳して、その記帳内容に基づいて確定申告を行います。通常の白色申告と比べると次のメリットがあります。 青色申告特別控除 簡易簿記の場合、10万円の控除 複式簿記の場合、65万円の控除 青色事業専従者給与 家族への給与支払いの場合、全額が経費計上が可能 赤字額の3年間繰越 翌年以降3年間に赤字額の繰越しが可能 少額減価償却資産の特例 30万円未満は全額が経費計上が可能 貸倒引当金の計上 必要経費として計上が可能 「青色申告承認申請書」は、国税庁のホームページからダウンロードができます。 合わせて読みたい 【物販ビジネス】海外へ自社商品の販路を拡大する方法をご紹介 […]
物販ECノウハウ
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2022.05.11

ブランディングの成功事例5選を紹介!ポイントや注意点も詳しく解説
ブランディングの成功事例5選を紹介!ポイントや注意点も詳しく解説 消費者が商品やサービスを選択する上で、ブランディングは重要な判断材料の1つとなります。 例えば、靴を買うなら〇〇といったように特定のブランドを購入する方も多いのではないでしょうか? このような形で消費者に信頼感を持たせるブランディングですが、ブランディングの対象は商品やサービスだけでなく、企業イメージに対してなど、幅広く用いられます。 今回は、そんなブランディングでの成功事例を5選、ブランディングの成功ポイントや注意点とともに紹介していきます。 ブランディングの成功事例を知り、自社の企業活動に活かしていきたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 合わせて読みたい ブランディングとは?マーケティングとの違いや実施する流れも詳しく解説 不調から成功に導いたブランディング成功事例5選 ここでは、実際に経営不振などの不調状態から売上向上などの成果に導いた成功事例について解説していきます。 具体的に、以下の5社の事例を紹介していきます。 ドミノピザ レゴ 旭酒造「獺祭」 資生堂「シーブリーズ」 エスエス製薬「ハイチオールC」 ドミノピザ ドミノピザは、アメリカで有名な企業であると同時に、世界に最も多く店舗を展開するピザチェーン店としても数多くの人に親しまれています。 知名度の高いドミノピザですが、2009年には従業員によるピザを使った悪ふざけの動画が公開されたことをきっかけに炎上し、売上が大幅に下落するなど厳しい時期がありました。 そこで、ドミノピザはブランドの信頼を回復するために「リブランディング戦略」を立ち上げ、販売するピザの徹底的な見直しとマーケティング戦略の転換を実施しました。 具体的には、ドミノピザ利用者に対して大規模なアンケートを行い、アンケートから得られた意見をもとに、ピザの味などを含めてブランドイメージの改善を行いました。 また、ブランドイメージの回復のために「ソーシャルビデオ戦略」も実施しました。 具体的には、ウェブサイト上にドミノピザの利用者にピザに対する意見や感想を語ってもらった動画を公開し、利用者の生の声を届けるようにしました。 こうした施策が功を奏し、ドミノピザの信頼を徐々に回復するとともに株価も 2009年以降現在に続くまで上昇し続けています。 レゴ レゴは「レゴブロック」でお馴染みのデンマークで創業された玩具を販売する会社です。 2017年にはレゴブロックをテーマとした「レゴランド・ジャパン」が名古屋にできたことでも話題となりました。 今では多くの子供たちから親しまれるレゴ社ですが、2004年には日本円にして約310億円の赤字となっており、一時は身売りの噂が流れるほどの経営不振に陥っていました。 主な原因は、他のテレビゲームのような娯楽が登場したことなどによるシェアの低下や、有名映画とのコラボシリーズの大半が失敗に終わったことによるものです。 こうした危機的状況を打開するために、2004年からレゴのリブランディングを開始することとなります。 具体的には、「NPS(ネットプロモータースコア)」と呼ばれる顧客ロイヤリティを測る指標を導入することで、レゴの商品や企業に対するブランドとしての愛着や信頼を数値化し、問題点の継続的な改善に着目していきました。 […]
物販ECノウハウ
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2022.05.09

【ライブコマースとは?】販促に成功した日本企業の5事例を厳選!販売しやすい商品や配信サービスの代表例も合わせて紹介します!
【ライブコマースとは?】販促に成功した日本企業の5事例を厳選!販売しやすい商品や配信サービスの代表例も合わせて紹介します! 近年話題のライブコマースをご存じでしょうか?海外ではライブコマースの市場規模が十兆円を超える国も存在し、新型コロナウイルスの影響もあり、国内でも年々ライブコマースの市場規模は増加傾向にあります。 本記事では、ライブコマースの基礎知識からライブコマースによって売上を伸ばした日本企業の事例までご紹介します。 ライブコマースを上手く活用することで、オンラインでの売上を2倍、5倍、10倍と伸ばしていくことが可能です。これからライブコマースを始めようと考えている方やライブコマースに少しでも興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ライブコマースとは ライブコマースとは、ライブ動画で商品を紹介し販売する販売手法です。ライブコマースの特徴は、視聴者が配信者にチャットで商品について質問できる点です。配信者は視聴者の質問にリアルタイムで回答するため、視聴者はその場で商品についての疑問を解決できます。テレビショッピングなど映像で商品を紹介する販売方法は昔からありましたが、視聴者と配信者の双方がリアルタイムでコミュニケーションを取る点が画期的と言えるでしょう。 ライブコマースの市場 ライブコマースの市場規模世界一は中国です。ここでは、中国と日本のライブコマースの市場規模をそれぞれ見ていきます。 中国のライブコマースの市場規模 図表1:中国ライブコマース市場 図表1から分かるように、中国のライブコマース市場は年々増加しており、2021年は20,000億元(日本円で約35兆円)に迫る勢いです。今後も中国のライブコマース市場規模は拡大していくと予想されており、2025年には60,000億元(日本円で約100兆円)を超えるといった予想もあります。中国でライブコマース市場規模が拡大しているのには、2016年頃からTaobaoライブやKuaishouライブといったライブ配信プラットフォームが整備されていたことにあります。 日本のライブコマースの市場規模 2022年4月現在、日本のライブコマースの市場規模を表すデータは発表されていません。マイボイスコムのライブコマースの認知度を測るアンケート調査によると、ライブコマースが「どのようなものか知っている」と回答した割合は3.9%、「聞いたことがある程度」と回答した人は15.9%でした。この結果より日本においてのライブコマースの現在の認知度は低い状況だということが窺えます。しかし、日本でもECサイトの市場規模は年々増加していることから、それに伴ってライブコマース市場規模も今後拡大していくと予想できます。また、後の項目でも説明するユニクロ/GU、三越伊勢丹といった大手企業がライブコマースを取り入れていることからも今後ライブコマース業界は益々盛り上がりを見せていくのだと思われます。 ライブコマースのメリットとデメリット ここでは、ライブコマースのメリットを3つ、デメリットを2つ紹介します。 メリット1:購入者の不安をリアルタイムで解消できる ライブコマースでは、視聴者はチャットを使用して商品に対する質問ができます。そのため、消費者の不安や悩みをリアルタイムに解決できます。また、自分でコメントするだけでなく、他の人の質問やコメントを参考にしながら、商品の購入を検討できる点も魅力的です。 メリット2:消費者の声が聞ける ライブコマースではチャットによってリアルタイムに消費者の声を聞くことが可能です。チャットは直接面と向かってコミュニケーションを取るより気軽なため、消費者のよりリアルな声が聞けます。消費者の声は、商品に対する反応を確認するだけでなく、今後の商品開発やマーケティングに活かすこともできます。 メリット3:インフルエンサーの影響力を活用できる ライブコマースはインフルエンサーと非常に相性が良いです。インフルエンサーに商品を紹介してもらうことで、普段は商品の魅力を届けることのできないインフルエンサーのファンの方にも商品を知ってもらうチャンスが生まれます。注意点としては、いくら影響力があるインフルエンサーでも紹介する商品について知識が全くない状態での配信は危険です。商品や企業の信頼を失う可能性があります。ライブコマースを行う前に、インフルエンサーの方に商品について知ってもらいましょう。 デメリット1:配信中のトラブル ライブコマースはリアルタイムで配信するため、特有のトラブルが発生することがあります。具体的には、音声トラブル、映像トラブル、アンチコメントなどがあげられます。リアルタイムでの配信は、配信時間をあらかじめ決めて配信するケースが多いため、トラブルが起きると予定通り配信を進められません。配信トラブルを0にすることは難しいかもしれませんが、事前の準備を入念に行うことにより、配信中のトラブルを防ぐ努力をしましょう。 デメリット2:配信者の言動によって信頼を失う可能性がある 配信者がやる気のない態度だったり、視聴者に対して失礼なことを言ってしまった場合、商品や会社の信頼を失う可能性があります。商品を紹介する方は、明るく元気に笑顔で振舞いましょう。また、表情や言葉使いだけでなく服装などの見た目にも気を使うと尚良いでしょう。 合わせて読みたい ブランディングとは?マーケティングとの違いや実施する流れも詳しく解説 日本企業におけるライブコマースの事例 ここでは、日本のライブコマース業界で成功した日本企業を5社ご紹介します。 1.ユニクロ、GU ユニクロとGUはそれぞれ公式サイトに設置された「UNIQLO LIVE STSTION」と「GU LIVE […]
物販ECノウハウ
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2022.04.28

アジアで人気のECモール「Shopee」は売れない?売れているセラーの特徴と越境EC攻略のコツを特別公開!
アジアで人気のECモール「Shopee」は売れない?売れているセラーの特徴と越境EC攻略のコツを特別公開! 昨今Eコマース業界は世界的に見ても成長過程にあり、特に「アジア・東南アジア市場」の伸びは著しく、中でも注目のエリアとなっています。 そこで今回はその東南アジア市場を牽引し、Eコマース界の前線で急成長を遂げているECプラットフォーム「Shopee」について詳しく紹介していきます。 具体的には、 【東南アジア最大級のECモール】Shopeeのサービス概要について 【Shopee実録2選!】売れている店舗・セラーの成功事例 【すぐに実践したい!】Shopeeで越境ECを成功させるための売れる攻略法 【セラーになることで】Shopeeのセラー育成のための独自カリキュラム・サービス について特別公開していきます! 本気で越境ECで売り上げを伸ばしていきたいと考えている店舗やセラー様向けの記事となっておりますので、「出店したは良いが思いのほか売れずに伸び悩んでしまっている店舗」や「これから越境ECに挑戦し売れるショップ作りをしたいオーナー」のご参考や攻略ガイドになれば幸いです。 一緒に東南アジア市場を盛り上げる仲間として、本記事を読み終えた後にモチベーションアップ・さらに売り上げアップに繋がっているセラー・店舗が増えていることを願っています! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! そもそも「Shopee」ってどんなサービスなの? Shopeeは東南アジア最大級のECプラットフォームで、創業からわずか4年で「アプリダウンロード件数」と「MAU(月間アクティブユーザー数)」において、既存のプラットフォームを一気に追い抜き、東南アジア首位に登り詰めた実力のあるサービスです。 このShopeeアプリについては、東南アジアでは5つの国や地域(台湾、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア)でそれぞれNO.1を獲得し各国で強く支持されています。 本項では逸出した越境ECプラットフォーム「Shopee」でセラーとして出店する際の販売イメージや出店するメリットについて徹底解説していきます。 「Shopee」での商品販売と売上入金の仕組み Shopeeでセラーとして出店する手順はとても簡単です。最低5商品の出品で各マーケットに対して越境ECデビューをすることが可能です。 発送についてはスピード感を持って行っているのが特徴で、顧客に購入された商品に関しては原則「受注から2日以内」に発送する必要があります。配送に関しては商材や重量によって選択可能で「日本郵便」や「FedEx」、「DHL」などが使用できるほか、Shopee独自の物流サービスである「SLS」(シンガポール市場向けのワンストップ物流サービス)の提供も行っています。 売上金については販売しているマーケット各国の「現地通貨」で売上計上を行い、Payoneer(ペイオニア:外貨決済サービス)を介してShopeeから入金される仕組みです。 またPayoneer口座から日本の銀行口座へ送金することも可能なため、日本円として出金するキャッシュフローも優しいです。しかし外貨を日本円で日本の銀行口座に引き出す際には、「約2%」の為替手数料が徴収されるため注意が必要です。 現地に在庫を抱えなくてOK 例えばAmazonですと「出品者から在庫商品をAmazonが預かり、商品が売れた場合、梱包から発送を行うAmazon独自のフルフィルメントサービス(FBA)」を導入しているため、購入後の流れはスムーズな一方で在庫を海外に置かなければなりません。 また海外に在庫を抱えることで、商品を捌ききれなかった場合に自動で返品されてしまいます。 しかしShopeeは商品を「日本から直接送る」ことができるため、不要な在庫を抱えてしまうといったリスクを追わずに安心して取引することが可能です。 簡単な英語が分かればOK 越境ECにおいて一番の障壁は言語です。特にアジアでは各国独自の言語を使用している場面が多い印象を受けますが、Shopeeでは台湾以外のアカウントに関してカスタマー対応は全て「英語」で行います。 そのため日本人セラーであったとしても比較的対応しやすくなっています。 さらに言語に全く自信の無い方でも「現地の言語から英語への自動翻訳機能」をShopee上で搭載していたり、日本語の出店ガイド・セラー向けのサポート体制も充実しているため言語の面で挫折してしまうことは考え難いです。 また台湾については「繁体字中国語」での対応となります。 […]
Shopee ノウハウ
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2022.04.11

越境ECを行う上でかかる税金とは?知っておくべき各国の関税のこと
越境ECを行う上でかかる税金とは?知っておくべき各国の関税のこと 越境ECを行う上でかかる税金として関税があります。越境ECを始める場合や、対象とする国を広げる場合に、各国の関税がどのくらいかかるのか気になる方が多いのではないでしょうか? 本記事では、越境ECを始める際にかかる税金として、関税や消費税についてご紹介します。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECを行う際に各国の関税がかかる 越境ECを行うにあたり、必須の知識でもある関税についてご紹介します。 関税の仕組み 関税とは、海外から物品を輸入する際にかかる税金です。関税を設けている理由は、自国の国内産業の保護を目的としているためです。例えば、海外から大量に安い輸入品が入ってきた場合に、国内の製品が売れなくなることがあります。 二国間や多国間そして地域間において状況や情勢の違いにより関税の変動があります。あらかじめ越境ECを行う際に、関税率を確認しておくようにしましょう。 関税はECサイトに明記しておく 越境ECにおいて、関税とは購入する人が商品を国外から輸入する際に納める税金です。そのため、関税がかかることをECサイト内に明記しておく必要があります。もし明記していなければ、クレームの原因や、返品、受取拒否などの事態になるため注意が必要です。 ECサイトに明記する際に各商品の関税見込み額を加えて金額を表示するとよいでしょう。詳しくは各ECサイトのルールを確認しましょう。 東南アジア向け越境ECでかかる関税 東南アジアに向けて越境ECを行う場合、各国によって関税が異なるため、ここでは一例としてシンガポールとインドネシア、マレーシアの関税についてご紹介します。 シンガポールの関税体系 シンガポールの関税は、「一般関税」と「特恵関税」の2種に分類されます。一般関税とは、その国で定めた輸出や輸入する際にかかる税のことです。また特恵関税は、国と国の二国間や、国と対象地域間などの複数国間で、輸入や輸出する際の税率をお互いの国で引き下げることをいいます。 一般関税の対象となるのはビールなどのアルコールのみで、原則無税です。特恵関税は、シンガポールとFTA(自由貿易協定)などを締結している国々が受けられるものの、一般関税がビールなどのアルコールを除いて原則無税のため、特恵関税のメリットが少ないといえます。 またシンガポール国内で消費する場合にかかる税として「物品税」といったものがあります。輸入品にも課税されるため関税はほぼ無税ですが、物品税がかかることを覚えておきましょう。 インドネシアの関税率 インドネシアの関税の体系として、「一般税率」、「CEPT(ASEAN共通効果特恵関税)税率」、「FTAの適用税率」、「GSP(一般特恵関税制度)税率」、「GSTP(世界的貿易特恵関税制度)税率」の5種に分類されます。 日本とインドネシアの場合、JIEPA(日本インドネシア経済連携協定)とAJCEP(ASEAN日本包括的経済連携)を締結していることから、その2つを利用することで関税が減免または免税となっています。 とくにJIEPAの特定用途免税制度(USDFS)を利用することで、自動車、電気電子、重機・建機、エネルギーなどの特定用途に使うものの関税が免税になります。 マレーシアの関税率 マレーシアの関税の体系として、「一般税率」、「FTAやEPA(経済連携協定)の適用税率」になります。品目の大部分に対して、取引価格を基準にした従価税が課せられ、税率の範囲は0〜60%です。一部の品目は、商品の数量を基準にした従量税が課せられます。 日本とマレーシアの場合、JMEPA(日本マレーシア経済連携協定)とAJCEP(ASEAN日本包括的経済連携)を締結しているため、その2つの協定を利用することで関税が減免または免税になります。 アメリカ向け越境ECでかかる関税 アメリカに向けて越境ECを行う場合、通常の輸出取引と同じ関税が適用されます。 アメリカの関税率 アメリカの貿易相手国は、ほとんどの国で正常貿易関係(NTR:Normal Trade Relations)として扱われ、最恵国待遇と同等のものです。NTR諸国からアメリカに輸出する場合、同じ関税率が適用されます。 アメリカの関税の体系として、「一般税率」、「特別税率」、「法定税率」の3種に分類されます。 名称 内容 […]
物販ECノウハウ
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2022.04.08

【物販ビジネス】海外へ自社商品の販路を拡大する方法をご紹介
国内だけでなく海外でも自社商品を販売したい!しかし、どうやって海外で商品を販売すれば良いのか分からない。こんなお悩みをお持ちではありませんか? 本記事では、海外で自社商品を販売したい方向けに「海外へ自社商品の販売を拡大する具体的な方法」を5つご紹介します。 海外でも自社商品を販売することができれば、2倍、5倍、10倍と売上を伸ばしていくことが可能です。各販売方法のメリットとデメリットについても詳しく説明しているため、海外で自社商品の販売を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 海外に販路を拡大する日本企業の増加 グラフ1:上位12か国(地域)の日系企業(拠点)数の推移 グラフ1から分かるように、近年海外に販路を拡大する日本企業が増加しています。また、世界中がインターネットで繋がり、物流が整備されたことにより企業だけでなく個人販売主の方でも最近は海外に商品を出品する方が増えてきました。 日本の企業が海外に販路を拡大する背景 日本の企業が海外に販路を拡大するのには、大きく2つの背景があります。 背景1:日本では少子高齢化が進み市場規模が縮小している 日本では少子高齢化が進んでおり、国内の市場規模は減少傾向にあります。さらに人口減少に伴って、今後益々日本の市場規模は縮小していくと予想されます。 背景2:海外市場の規模の大きさ 中国やアメリカは日本と比較して人口が多いだけでなく、市場規模の大きさも桁違いです。特にECサイトの市場規模を見ると、令和2年度時点でアメリカは日本の5.6倍、中国は日本の10倍以上の市場規模があります。 この2つの背景により、海外に販路を拡大する日本企業が増加しています。 海外に販路を拡大するメリット 海外に販路を拡大すると3つのメリットが得られます。 メリット1:大きい市場で戦うことができる 前の項目で説明した通り海外の市場は日本よりも大きいため、より多くのビジネスチャンスがあります。そのため、日本だけで商品販売を行うよりも売上を伸ばせる可能性があります。 メリット2:税率によるコスト削減 海外にはタイやシンガポール、香港など日本と比較して法定税率が低い国が多くあります。また、「外資優遇制度」が設けられている国もあるため、海外販売は税率によるコストを削減できます。 メリット3:企業価値・ブランドイメージ向上 国内だけでなく海外でも商品を販売することは、グローバルに活躍する企業としてブランドイメージを高める効果があります。また、海外販売によって自社と同じカテゴリーの商品を出品している他社との差別化を図ることも可能です。 合わせて読みたい 個人での越境ECの始め方とは?必要準備や手順、成功ポイントまで 海外へ自社商品の販路を拡大する方法5選 ここからは、海外へ自社商品の販売を拡大する具体的な方法を5つご紹介します。 方法1:小売店・店舗販売 現地での小売店・店舗販売は、個人よりも企業向けの販路を拡大する戦略として有効です。日本の企業では、ユニクロや無印良品といった企業が海外で小売店の店舗を拡大させ、大きな成功を納めています。小売店・店舗販売のメリットとデメリットは以下の通りです。 海外で小売店・店舗販売を行うメリット 日本の商品を海外でもすぐに購入できる 海外で小売店・店舗販売をする1番のメリットは、海外のお客様にいち早く商品を購入していただける点です。ネット販売だと商品の購入から到着までに時間がかかります。特に日本から海外への商品の配送は、かなり時間がかかります。また、新型コロナウイルスのように感染症などによって物流がストップしてしまった場合には商品のお届けにさらに時間がかかります。一方、海外で小売店・店舗販売をする場合は、商品を現地ですぐお客様に販売できます。 お客様の反応を知ることができる 店舗で直接お客様に販売するとお客様が商品を手に取った際の反応を知ることができます。特に外国人は日本人とは異なった感性を持った人も多いため、日本国内で人気だった商品が海外でもヒットするとは限りません。そのため、直接海外のお客様の反応を見ることは、商品の改善点の洗い出しや新商品の開発の手がかりが掴める可能性があります。 海外で小売店・店舗販売を行うデメリット 人件費、家賃などのランニングコストが大きい 海外で小売店・店舗販売を行う際の一番のデメリットは、人件費や家賃などのランニングコストが大きい点です。さらに、もし商品が予想よりも売れなかった場合は、在庫を抱えるリスクもあります。こうしたリスクを少しでも軽減するために海外での小売店・店舗販売に加えてECサイト販売やSNSでの宣伝などによって、店舗以外でも商品が売れる仕組みを作っておくと良いでしょう。 […]
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2022.04.07

ブランディングとは?マーケティングとの違いや実施する流れも詳しく解説
ビジネスの現場において、ブランディングはよく耳にする言葉です。 しかし、ブランディングとなると大企業にだけ使われるもので、規模の小さい会社にはあまり関係ないのではと考え、詳しく理解していない方も多いのではないでしょうか? 実はブランディングは大企業のみならず、どんな企業においても有効な事業戦略の1つとして活用できます。 そこで今回はブランディングについて、マーケティングとの違いや実施する流れなどについても詳しく解説していきます。 ブランディングを詳しく理解し、事業のプロモーションに取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! ブランディングとは ブランディングとは、企業もしくは商品の価値について、消費者に対して共通のブランドイメージを認識させ、競合との差別化を図っていく事業戦略の1つです。 ブランディングでは、ロゴをはじめ、キャッチコピーやWEBサイトのデザイン、パッケージなどを通して、消費者に一定のブランドイメージを認識してもらい、顧客の企業や商品に対する信頼を獲得していくことが目的となります。 ブランディングとマーケティングはどう違う? ブランディングとマーケティングは似たような言葉として意味を混同されがちですが、明確にその手法に違いがあります。 具体的には、以下のように手法の違いがあります。 ブランディング:消費者に良いイメージを持ってもらい差別化を図る マーケティング:企業や商品の売り上げをあげるための総合的な戦略 ブランディングでは企業と消費者の間に信頼関係を築くことを目的としています。 そのため、ブランディングを行う際は、商品や企業の価値そのものに加えて、それらの良さを引き出していく演出や雰囲気づくりなども同時に行い、良いイメージを高めていく手法をとっていきます。 一方で、マーケティングとは商品やサービスの価値を顧客に向けて伝えていき、商品やサービスが売れる仕組みや手段をとるプロセスのことです。 そのためマーケティングでは、企業側から消費者に対して売り上げにつながる行動(ニーズの調査、商品やサービスの設計・企画)を中心に活動していきます。 そもそも、マーケティングとは商品やサービスの価値を顧客に向けて伝えていき、商品やサービスが売れる仕組みや手段をとるプロセスのことです。 そのためマーケティングでは、企業側から消費者に対して売り上げにつながる行動(ニーズの調査、商品やサービスの設計・企画)を行っていきます。 一方で、ブランディングの場合は企業と消費者の間に信頼関係を築くことを目的としています。 そのため、ブランディングを行う際はは、商品や企業の価値そのものに加えて、それらの良さを引き出していく演出や雰囲気づくりなども同時に行い、良いイメージを高めていく手法もとっていきます。 ブランディングはなぜ重要なのか ここではブランディングがなぜ重要となるのかについて解説していきます。 具体的には以下のメリットを得られることからブランディングが重要だと言えるでしょう。 価格競争を回避できる 優秀な人材を採用しやすい 価格競争を回避できる ブランディングを行うことで、価格競争を回避し、安定的な企業経営をしやすくなります。 近年では、消費者からの商品やサービスに対する値段に対しては非常にシビアな目で見られる傾向にあります。 競合他社が値段を下げれば、消費者が競合他社の商品やサービスに乗り換える可能性もあるため、自社も値下げに対応しなければなりません。 しかし、こうした価格競争は企業の体力に依存する部分が大きく、いずれ限界を迎えます。 ブランディングが効果を発揮していれば、顧客は商品や企業に対して愛着や信頼性を保つこととなります。 商品やサービスに対して、価格以外の価値を感じやすくなるため、無理に価格競争に参入せずとも安定的に商品やサービスを販売し続けられる可能性があります。 […]
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2022.04.04

【東南アジアで大人気】2022年越境EC必勝トレンド おススメ日本の商品8選( ゲーム・ホビー 編 )
皆さんは、普段当たり前のように販売されている「日本の商品」について考えたことはありますか?実は、東南アジアから見た日本の商品には驚くほどの価値があるのです。 日本ではあまり知られていないが東南アジアでは既に需要があったり、現時点で人気がなくてもこれから現地で成長が望める商品などもあるため、日本の商品はまだまだ可能性を秘めています。 そして何より、東南アジアの消費者にとって、日本の商品であるが故に既に付加価値が付いているのも事実です。 そこで今回はアイテム紹介の第3弾として、日本から東南アジアに向けて「日本の商品」を販売する際のオススメの必勝トレンドアイテムを「ゲーム・ホビー」をメインに解説していきます。 本記事で紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 (詳細データはこちら:https://shopee.jp/edu/article/11433) 是非、紹介している商品を参考にしていただき、東南アジアでの越境ECのチャンスを一緒に掴み取っていきましょう! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジアが熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジアで販売すべき日本の商品8選(ゲーム・ホビー 編) 本項では、東南アジアで人気のある商品を具体的に紹介していきます。 日本でも人気のあのゲームのソフトや、AIを搭載したおもちゃロボット等さまざまです。 東南アジアという大きなマーケットで「今販売すべき日本の商品」をキャッチアップして販路拡大の参考にしてみてください。 ※Shopee Japan独自 2022年カテゴリー別人気商品です。 ※価格の表記は2022年2月時点のもので実際の販売価格です。価格は変動する可能性があります。 -ゲーム部門- 1.Nintendo Joy-Con (L/R) Controller Pair 【任天堂Switch Joy-Con (L/R) コントローラーセット】 公式:https://store-jp.nintendo.com/list/hardware-accessory/controller/HAC_A_JAEAA.html 着脱式のコントローラー バッテリー持続時間(約20時間)充電時間(約3.5時間) 自宅で遊ぶ時はジョイコングリップで標準的なコントローラーのようにすることで、据置型ゲーム機にもなり、外で遊ぶ際は本体に取り付ければ携帯型ゲーム機にもなります。すでにNintendo Switchをお持ちの方向けの商品です。 販売元 :Nintendo おすすめの市場:シンガポール・マレーシア カテゴリー :ゲーム・ゲーム機・ゲーム周辺機器 価格帯 :112.5 〜 137.5 SGD :RM 348.4〜 […]
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2022.03.31

越境ECの構築方法とは?おすすめECモール5選も併せて紹介します!
越境ECを始めて自社商品を世界に送り出したい!しかし、越境ECをどうやって構築すれば良いのかわからない。そんな悩みを抱えていませんか? 越境ECにより海外市場での商品販売をスタートすれば国内市場よりも数十倍規模のマーケットにて、自社商品を今まで以上に販売できるかも知れません。しかしながら「越境ECを構築するのは難しい」と考えている方が多いでしょう。 そこで本記事では越境ECの構築方法とそれぞれのメリット・デメリット、おすすめの越境ECモールなど気になる情報をまとめました。越境ECは思った以上にシンプルだということをご理解いただき、越境ECスタートの足がかりになれば幸いです。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECの構築方法とそれぞれのメリット・デメリット 越境ECの構築方法は4つあります。 越境EC対応サイト/カート を一から自社開発する 越境EC対応サイト/カートの構築サービスを利用する 越境EC対応の国内ECモールへ出店する 越境EC対応の海外ECモールへ出店する それぞれでメリット・デメリットは異なり、企業ごとに選ぶべき構築方法も異なります。先ずは各構築方法の概要とメリット・デメリットを確認していきましょう。 1. 越境EC対応サイト/カートを一から自社開発する 越境ECにて販売できる仕組みを自社開発、あるいは委託開発にてゼロから構築する方法です。「越境ECを構築しよう」と考えた際に検討される方も多いでしょう。 自社開発・委託開発のメリットは「自由度の高い越境ECストアを作ることが出来る」ことです。システムをゼロから作るのですから、企業ごとの要件を100%反映できます。また、ECサイト構築用のパッケージ製品を使うと自由度は下がりますが開発コストを低く抑えることができます。 一方、デメリットは「運用・メンテナンスが大変」なこと、「認知拡大(マーケティング)の難易度が高い」ことの2点が主に挙げられます。越境ECシステムを自社にて運用・メンテナンスする必要があるため、IT担当者には日々大きな負担がかかります。IT人材を増やしたり、運用・メンテナンスを委託したりするとランニングコストが増大するためストアの利益が下がります。 更に難点なのは「認知拡大の難易度が高い」ことです。海外市場で自社独自のストアを認知拡大するには、相当のマーケティング費用を費やさなければいけません。ゼロから販路拡大、初めての海外市場という2つの要素が重なると、越境ECのマーケティングにかかる負担は計り知れないでしょう。 2. 越境EC対応サイト/カートの構築サービスを利用する 越境EC対応サイトを立ち上げる方法は、自社開発以外に構築サービスを利用することもできます。たとえばカナダ生まれのShopifyというカート構築サービスは、月額料金を支払うことで非エンジニアでも簡単にECサイトを立ち上げられ、同時に越境ECにも対応できます。 カート構築サービスを利用するメリットは「低コストで越境ECサイトを構築できること」です。サービスを契約すれば即座にサイトが立ち上がり、テーマを使ってデザイン性の高い越境ECサイトを構築できます。豊富なテーマから好きなデザインが選べるため、ブランドの世界観を押し出せるメリットもあります。 デメリットとしては「カスタマイズに制限があること」や「有料オプションにより月々料金が上がること」が挙げられます。カート構築サービスは、あくまでサービスの機能に沿ってECサイトを構築するものです。自由度の高さを追求すると、自社開発同様にプログラミングの知識・スキルが求められます。 また、ECサイトに新しい機能を加えたりテーマを変更したりする場合、有料オプションとなる可能性があります。さまざまな機能やテーマを追加したら想定金額を大きく上回ってしまうこともあるため、サービスを利用する前にしっかりと利用料金を試算しましょう。 3. 越境EC対応の国内ECモールへ出店する 国内のECモールは国内市場を対象にしたビジネスかと思いきや、越境ECをサポートしているものもあります。たとえば「楽天グローバルエクスプレス」というサービスは、海外消費者の元に商品を届けるサービスであり、楽天市場等で購入した商品を配送代行してくれます。また、日本企業が海外向けに運用しているECモールもあるため、そうしたサービスを利用する方法もあります。 この構築方法のメリットは、「日本のサービスを利用している安心感が得られる」点と、「低コストで越境ECを構築できる」点です。楽天グローバルエクスプレスは楽天市場で購入された商品の海外配送を代行するサービスのため、わざわざ越境ECを構築する必要がなく、海外消費者が商品を購入すると同時に海外発送も並行してサポートしてもらえます。自社開発・委託開発に比べると低コストなので、手を出しやすいというメリットもあります。 デメリットとしては「利用する海外消費者が少ない」点や、「日本国内ECの知名度が世界では高くない」点です。モールへ出店する最大のメリットはモールの既存ユーザーを取り込めることですが、日本企業が運営しているECモールは、海外であまり使われていません。 4. 越境EC対応の海外ECモールへ出店する 海外ECモールとは、ShopeeやeBayのように海外市場で既にビジネス展開しているECモールのことです。運営母体が海外にあり、諸外国での販路拡大に成功しているため、越境ECを構築するにあたって有効な選択肢になります。 海外ECモールを利用するメリットは「世界各国の消費者に商品を届けることが出来る」点や、「簡単に越境ECを始めることが出来る」点です。日本法人を設立している海外ECモールも多く、国内事業者向けのサポートが充実しています。現地モールへの越境サービスを利用すれば、同時にECサイトを構築するよりも簡単に越境ECを展開できるのです。 1つのECモールに出店するだけで世界各国に向けて越境ECを展開できるサービスもあり、いきなり世界市場に挑戦できるのは大きなメリットでしょう。また、現地にて物流経路がしっかりと確保されているのも、日本企業にとって心強い特徴です。 […]
越境ECとは
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2022.03.14

【東南アジアで大人気】2022年越境EC必勝トレンド おススメ日本の商品8選(オーディオ・時計編)
今回も、越境ECで売れ行きの好調な商品を各部門ごとに紹介していきます。 本記事はビューティー・ヘルス編に引き続き、オーディオ・時計編で東南アジア市場で人気のある日本の商品をピックアップしております。 SonyやPanasonicなど日本では有名なオーディオメーカーをはじめ、定番でもあるCasioのあの腕時計も今回は入っています。どの様なアイテムの需要が高まるのかは本記事の見どころでもあります! 今回紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 (詳細データはこちら:https://shopee.jp/edu/article/11433) 是非、紹介している商品を参考にしていただき越境ECのチャンスを一緒に掴み取っていきましょう! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジアが熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジアで販売すべき日本製品8選 多少高額であっても「安心できる商品を購入したい」という想いで、海外では日本の商品が購入されています。「メイドインジャパン」は高品質で信頼できるという理由から、やはり世界中で安心して購入できる商品といったイメージを抱かれています。 今回紹介している東南アジアの売れ筋の商品から、越境ECの可能性が見えてくるはずです! ※Shopee Japan独自 2022年カテゴリー別人気商品です。 ※価格の表記は2022年2月時点のもので実際の販売価格です。価格は変動する可能性があります。 -オーディオ部門- 1.DT 990 PRO 250 Ohms Open Studio Headphones 【プロフェッショナル アコースティックオープン ヘッドホン 250オームバンドル】 公式:https://europe.beyerdynamic.com/dt-990-pro.html DT990を何度も受賞したプロフェッショナルバージョン 音響オープンヘッドホン 【音圧感度】96 dB【周波数応答】5~35,000 Hz 非常に軽量なダイヤフラムで優れたインパルス性能です。DT990シリーズをプロオーディオ向けにアレンジしワンランク上の音作りを実現。 販売元 :Beyerdynamic おすすめの市場:シンガポール・マレーシア カテゴリー :家電・イヤホン・ヘッドホン 価格帯 :229.5〜 280.5 SGD(19,553〜 […]
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2022.03.10

【2022年版】越境ECの始め方。自社サイト vs モールのメリットとデメリットを徹底解説
近年、ますます注目が集まっている越境EC。世界的に見ても、越境EC市場は成長を続けており、今後も可能性のあるビジネスモデルです。 さまざまなブランドや商品が市場に溢れていて、これ以上どうやって売上を伸ばせば良いのか、お困りのECショップ運営者も多いのではないでしょうか。国内での差別化がむずかしければ、売る市場を海外に変えることで、新たな販売のチャンスを得てみませんか? 日本から遠く離れた海外に向けて、商品をオンライン販売するためには、自社サイトとモールを使った販売方法があります。 ここでは、これから越境ECを始めようとする人が、知っておきたい自社サイトとモールのメリットやデメリットをご紹介していきます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECを始めるなら「自社サイト型」?それとも「モール型」? 越境ECのプラットフォームの種類 越境ECプラットフォームとしてメジャーなものには、大きく「自社サイト」と「モール」の2種類があります。 自社サイト型 モール型 「自社サイト型」について 自社サイト型とは、他社に依存することのない自社開発のECサイトです。 ドメインの決定、ショッピングカートの構築や支払い方法との連携など、あらゆる要素を自社で設定します。特に、自社でシステムをゼロから作る場合は、リソース次第でデザインや機能を自由に変更できます。 自社サイト型では、サイト設計の自由度が高いことが大きな特徴です。 「自社サイト型のメリット・デメリット ここからは自社サイト出店のメリットとデメリットを紹介していきます。 自社サイト出店のメリット デザインやレイアウトが自由 利用手数料が低い 出品に関する制限がない(輸出可能な商品かどうかは事前に要確認) 自社サイト出店のデメリット 集客が大変。Webマーケティングなどの集客施策は、すべて自社で実施 支払い遅延やトラブルが起きた場合も、すべて自社で対応する必要がある 現地事情の深いレベルでの理解がない場合は、文化やマナーの違いからトラブルにつながることがある 自社サイト出店では、日本語や日本の慣習が通じない遠方のお客様を集客し、トラブルが起きた時でもお客様対応や商品代金の回収まで全て自社で対応しなくてはなりません。 出店先の現地事情に詳しければ、低い費用で自由度も高く運用できますが、そうでない場合は導入のハードルやリスクが高すぎるかもしれません。 「モール型」について 越境ECモールとは、複数のショップを1つのプラットフォームに集めたECサイトのことです。ECショップにおける、百貨店やショッピングモールのようなイメージです。 それぞれのショップはモールが定めたルールにしたがって出店する必要がありますが、そのショップ目的で入店したわけではないお客様も取り込める可能性があります。 「モール型」のメリット・デメリット 越境EC出店は難しいことばかりなのかといえば、そういうわけではありません。ここではモール出店のメリットとデメリットをご紹介していきます。 モール出店のメリット 集客ノウハウがなくても、モールの集客ツールを利用できる(広告・現地の販促カレンダーに合わせたキャンペーンなど) モールが現地事情を把握しているので、情報収集や相談ができる 商品代金の回収はモールを介するため、安全度が高い モール出店のデメリット モールが定めるルールにより、サイトのデザインや配送方法などの制限がある […]
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越境ECとは
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2022.02.24

【東南アジアで大人気】2022年越境EC必勝トレンド おススメ日本の商品8選(ビューティ・ヘルス編)
【東南アジアで大人気】2022年越境EC必勝トレンド おススメ日本の商品8選(ビューティ・ヘルス編) 現在、東南アジアでは日本の商品が大人気なことをご存知でしょうか? 今回は、越境ECで売れ行きの好調な商品を各部門ごとに紹介していきます。 洗顔フォームやパック、サプリメントなど、日本人からすると意外な商品も入っています。正直なところ「この商品が東南アジアでは人気なのか!」と筆者自身も驚かされました! 本記事で紹介している商品は、Shopee独自の調査にて厳選しております。 (詳細データはこちら:https://shopee.jp/edu/article/11433) 是非、参考にしていただき越境ECのチャンスを一緒に掴み取っていきましょう! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 東南アジアに向けた越境ECがおすすめな理由と注意点 東南アジアは近年ECの成長率が著しく、世界的にも非常に注目されており今後も伸び続けていくことが予測される将来性に富んだ市場です。特にアジア諸国では日本の商品に対する人気が高く、「越境EC」で海外進出を狙うのであれば東南アジアは注目しておきたいエリアであると言えます。 しかし、注意していただきたい点としては「ターゲット市場に合った商品選定」が重要だということです。 日本で有効なマーケティング戦略が進出する市場・地域でも有効であるとは限らないため、現地のニーズを十分にリサーチした上で販売する商品を見極める必要があるといえます。 東南アジアが熱い!人気商品の早見表 今がチャンス!東南アジアで販売すべき日本の商品8選 マーケットに応じて販売すべき(狙うべき)商品は異なります。 本記事では部門ごとにそれぞれのマーケットでヒットする「今、販売すべき日本の商品」をピックアップして紹介しています。 越境ECの中でも東南アジアで人気のある必勝アイテムを理解して、販売の活路を拡大していただけたらと思います! ※Shopee Japan独自 2022年カテゴリー別人気商品です。 ※価格の表記は2022年2月時点のもので実際の販売価格です。価格は変動する可能性があります。 -ビューティ部門- 1.SQUEEZE MAGIC Whip-Foam Face Wash 【スクイーズ マジック ホイップフォーム フェイスウォッシュ】 公式引用:https://www.facebook.com/squeeze.corp/photos/a.257590597654060/995241277222318/ もっちりホイップ洗顔フォーム たっぷり泡洗顔フォーム 【うるおい成分】ヒアルロン酸・コラーゲン 【美容成分】シルク・ハチミツ フワフワの濃密泡で毛穴の汚れまですっきり落とし、みずみずしく明るい肌に洗い上げます。高保湿美容成分で、もっちり素肌へ導いてくれます。 販売元 :スクイズコーポレーション株式会社 おすすめの市場:シンガポール カテゴリー :ビューティ・洗顔料・洗顔フォーム 価格帯 :12.51〜 […]
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2022.02.15

【日本の文化は大人気?】マレーシアが人気の移住先として選ばれる10個の理由と現地から見えている日本文化とは?
国籍によって、その人となりを判断することは難しいですが、マレーシア人から見た日本人は「勤勉」だというイメージがあるそうです。 そこで今回は「日本人の文化とその魅力」について深堀りしていき、「長期に渡って日本人もマレーシアを移住先として選んでいる理由」についても合わせて紹介していきます。 マレーシア人・日本人が互いにどの様に映っているのかクローズアップしていきますので、ぜひ本記事を読むことでマレーシアへの見解がより良い方向性へ変わっていただけたら幸いです! 本記事は個人的な見解も含みますので、一概にその国の全員に当てはまる訳では無いのでご了承ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 日本好きが多い?マレーシア側の背景と日本人女性の魅力 マレーシアに限らず、東南アジアでは日本人に対してよい印象をもっている方が多いということはご存知でしょうか? 特に今回注目するマレーシアでは、過去に「ルックイースト政策」といったものが掲げられ、国全体に広く周知されています。 ルックイースト政策とは? 「ルックイースト政策」とは、1981年にマハティール元首相の下で発表された国策で、日本と韓国の経済発展や労働倫理などを学ぼうとすることを目的としています。 その国策の影響はマレーシアの若者にも広がりを見せ、漫画やアニメ・ゲーム・映画・音楽・和食などといった日本発の文化コンテンツにも彼らは好意を抱いています。 その結果「日本」という国がマレーシアでは憧れの国として見えているのでは無いでしょうか? ASEANから見た日本は? 引用:平成29年度海外対日世論調査 (1)対日関係については,ASEAN全体で,87%(前回調査89%)が「とても友好関係にある」又は「どちらかというと友好関係にある」と回答しており,日本との関係に関し肯定的なイメージが広範に定着していることが示されました。 (2)対日信頼度は,ASEAN全体で,84%(前回調査91%)が「とても信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答しており,日本に対する評価が高いことが確認できました。 マレーシアから見た日本のイメージは? 引用:平成29年度海外対日世論調査 「Q5_あなたが、日本に対して抱いているイメージはどれですか 」の質問に対して回答した302名のマレーシア人の内71%(214名)が経済力、技術力の高い国と評価しました。次いで豊かな伝統と文化を持つ国 とも評価されています。 現地から見た日本人女性の特徴とは? 現地の方の中には、日本人女性との交際を望む方もいるようです。以下のような点が現地の方から見た日本人女性の魅力として語られています。 1.何事にも丁寧 日本人女性は身の回りの整理整頓や掃除が得意であったり、きちんと相手の話を聞いて理解してあげるなど、日常生活から会話に至るまで何事にも丁寧な方が多いのも魅力だそうです。 2.礼儀正しい 例えちょっとしたことであっても「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えられるのが日本人女性だそうです。 3.清潔感があり美意識が高い 日本人女性の多くは近くのコンビニやスーパーに行くだけでもメイクをしたり、やりすぎなくらいスキンケアに拘ったりと、美意識が高いと感じる男性も多いようです。 4.意思が強い 日本人女性は親族やパートナーに頼らず自立していて、自分の趣味や勉強等に没頭しており、頼もしくも見えるそうです。 5.細かな気遣い 男性にも細かな気遣いのできる日本人女性はマレーシアの男性たちからすると天使のような存在だそうです。日本人女性は「男性を立ててくれる存在」として人気があるようです。 合わせて読みたい […]
マーケット情報
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2022.02.09

海外販売に興味ある方必見!越境ECの始め方完全ガイド【2022年版】
国内市場で伸び悩んでいる商品がありましたら、世界を舞台に海外で販売してみませんか? 今多くの注目を集めている越境ECならローリスクローコストで始められる上に、日本の47倍の市場規模を相手に販路を拡大することができます。「日本製品=高品質」という海外諸国の認識は根強く、親日国を中心に日本製品を買い求めるユーザーが増えています。日本を含む多くの国では政府主導のもと越境EC事業が促進され、今後も市場が拡大する見込みです。今回は海外販売に興味がある方向けに越境ECの始め方について、概要、市場規模、始め方のノウハウや準備するべきことに加え、急成長を遂げている東南アジア市場の概況についても幅広く取り上げていきます。越境ECをこれから始めようと検討されている方は是非本記事を参考にしてみてください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECとは 越境ECとは、国内のベンダーがインターネットを活用して「国境を越えて」海外のユーザーに通信販売を行う販売モデルのことです。それまでは「海外通信販売」と呼ばれていた越境ECですが、平成24年2月に発行された、経済産業省「平成23年度我が国情報経済社会における基盤整備」の報告書で、インターネットを活用して国境を越えて商取引を行う行為を越境ECと定義するようになりました。海外では「オンラインクロスボーダートレード:Online Cross Border Trade (CBT)」などとも呼ばれています。今までは自社サイトを構築するか、一般貿易と同じように輸出を行い、現地の販売代理店で販売するしかなかったものが、越境ECに特化したカートやプラットフォーム、ECモールが発達したことにより限りなくワンストップで越境ECビジネスを展開できるようになりました。 越境EC市場が拡大している理由 越境EC市場が目覚ましい発展を遂げているのには次の3つの理由があります。順番に見ていきましょう。 スマートフォンの普及率向上 それまでECサイトでのお買い物が、PCを持っている一部の人に限られていたものが、スマートフォンの普及により「いつでもどこでも」オンラインショッピングを楽しめるようになりました。2021年度における日本のスマートフォン普及率は92.8%、世界でも約半数の40億人の人がスマホを手にするようになり、今後もこの比率は増加すると予測されています。Googleもモバイルファーストインデックスへと切り替えたことから、今後越境ECサイトを構築するにあたってモバイルフレンドリーなサイト仕様にすることが企業側に求められています。 決済方法の簡素化 今までの貿易では金融機関に依頼して信用状を開設したり、海外送金をしたりなどして決済を行なってきました。しかしこれらの為替取引は手続きが煩雑である上に高い手数料を要求されるものでしたので、ある程度出荷や購入の量がまとまらないとコストが非常にかかってしまうという難点がありました。しかし、現在はWiseやPayPalに代表される海外送金サービスが充実しているため、クレジットカードやデビットカードなどで簡単に決済を行い、海外からでも簡単に商品を購入することができるようになりました。 ソーシャルメディアの普及 今までECサイトで商品を購入する際は、ECサイト内にあるお客様の声・レビューの評価を参考に、商品の購入を判断するしかありませんでした。しかし、レビューの評価の中には、意図的に購入を促すステルス・マーケティングのように、自作自演と思えるレビューも多かったため、信用性の面に欠けるところがありました。現在はTwitterやInstagramを始めとするSNSなどでストア名・商品名を検索し、実際に購入した人の投稿・コメントを判断材料にして、商品を購入する傾向にあるようです。最近ではインフルエンサーマーケティングを活用する企業も増えていますが、こういったデジタル広告はマス広告と比べて広告臭が少なく、日常に溶け込んだ形で情報が提供されるので、ユーザーも嫌悪感を抱くことなく広告にリーチすることができます。このように、購入前の心理的不安を解消する策として、SNSが活用されています。また、販売するストア側もSNSでマイナスの評価やコメントを付けられることを避けるために、誇大広告的な商品説明をするのではなく、客観的な情報を掲載するようになってきています。潜在顧客に対してはコンテンツマーケティングを展開し、有益な情報を与え、顧客のニーズを育成して購買してもらう手法を取ることが多いです。 越境EC最新市場規模 これから越境ECビジネスを検討している方のために、現在の市場規模がどのようになっているか見ていきましょう。 日本国内のEC市場 経済産業省が統計を取り始めた2013年から国内EC市場は順調に拡大しており、令和2年度電子商取引に関する市場調査によると2020年度のBtoC国内市場規模は19兆2,779億円となりました。総計では昨年より伸び率が多少落ちているものの、物販系分野だけを見ると伸び率は21.71%となっており、超優良水準を保てていると言えます。 世界のEC市場 2020年時点での世界のBtoC-EC市場規模は4.28兆USドル、EC化率は18%と推計されています。世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響でEC需要が増加し、市場規模及びEC化率の増加につながったと見られています。その後も拡大が予想されており、2024年には6.39兆USドル、EC化率は21.8%にまで上昇すると予想されています。食品を始めとする小売分野でのEC化率が引き続き拡大するとの見通しであり、今後のトレンドは物販系・小売分野になると思われます。 越境ECスタートにおける3つの心得 まずはスモールスタートで始めるべし 越境ECのメリットは世界規模の市場を相手に販路を拡大できる点にありますが、いきなりたくさん売りたいからと言って、自社ECサイトを多言語多通貨に対応させるのはおすすめできません。ECサイトを多言語多通貨対応させると、言語の数だけ時間とコストが2倍、3倍に増えるからです。多言語に対応させるためには、当然サイト内コンテンツや商品説明を翻訳する必要があります。基本的に越境ECを行う場合は商品数は3万ほどないと売れないので、3万商品を翻訳するのだけでも結構な手間になります。翻訳料や原稿の精査も行わなければならず、ビジネス開始までに時間を要することになるでしょう。 また、販売開始後はお客様からのお問い合わせ窓口も複数言語で対応しなければなりません。販売国の言語に合わせて顧客対応ができるようスタッフを配置する必要があります。 また、販売国によって商慣習や貿易規制は異なりますし、さらに商品カテゴリーによって関税のかかり方も変わってきます。対応する言語の国ごとにこうした対応が求められるので、リソースが少ないうちから多言語多通貨対応にしてしまうと大きな負担とコスト増になってしまい、いつまで経ってもイニシャルコストを回収できなくなります。こうしたリスクを避けるためにも、まずは販売する国や言語を選定して、スモールスタートで始めてみることをおすすめします。 競合リサーチを徹底して行うべし 越境ECを構築するにあたってまず行うべきことは競合他社・類似商品のリサーチです。日本国内の競合他社が海外展開をしている場合は競合他社の海外向けサイトをリサーチします。併せて越境ECを展開したいと考えている国でシェアが高いECモールも何社かリサーチしてみましょう。サイトデザインや色合いなどのビジュアル的な要素や売れ筋商品、販売売価、配送方法などが確認できるはずです。日本のWebサイトと海外のWebサイトはトレンドが異なり、例えばアメリカの場合、日本ほど識字率が高くないので文字よりも大きい画像や動画をトップページに配置する傾向にあります。また、シンガポールをターゲット国と想定した場合、シンガポールで高いシェアを誇るShopee、Lazada、Qoo10を見てみると、どのサイトもはっきりとした原色のテーマカラーを持っていることが分かります。どういうサイトデザインが現地ユーザーに好まれているのか、現地ユーザーに馴染みのある決済方法は何か、SNSはどのように運用しているかなど、成功している競合をリサーチすることで越境EC成功の鍵が見つかります。SEOツールや競合サイト分析ツールには無料のものも多くありますのでそれらを活用して自社サイト構築のヒントにしましょう。リサーチ結果をもとにペルソナを設定することで、どんなマーケティング手法が有効なのかを考える材料にもなります。 販売する国と言語を選定すべし 次のステップとして、越境ECを行なう国と言語を選定します。先ほどスモールスタートで着実に越境ECを始めようと説明しましたが、販売国を初めから1ヶ国に絞るのはリスクが高くなります。越境ECで売れる商品は本当に販売国によって様々なので、複数国の売上・顧客データがないと商品選定が悪かったのか、プロモーションの影響によるものなのかが見えてこないからです。また、1ヶ国のみでの展開の場合、どうしても事業がうまくいかなかったら撤退するしかありません。リスクを最小限にするためには複数国で販売を始めてみることをおすすめします。 例えば、英語圏のみに販売する、またはASEANやEUに絞って販売するなど商圏を限定することで複数国でテストしながらも初期投資やランニングコストを抑えた運営が可能です。また、例えば中国などは市場規模が世界第1位であるため、ターゲットとなる人口が多いことから中国1ヶ国に絞ったとしても試してみる価値はありそうです。中国は保税区モデルという独自の物流形態がありますし、機電証明や3C認証など多くの輸入要件がありますので、十分なリサーチを行なってから着手する必要があります。 […]
越境ECとは
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2022.02.04

【祝日・祭日】2022年マレーシアの祝祭日は?主要な祝日もご紹介!
【祝日・祭日】2022年マレーシアの祝祭日は?主要な祝日もご紹介! 世界の国々の中でも祝日がとりわけ多い国として有名なマレーシア。 多民族国家でもあるマレーシアではイスラム教を始め、キリスト教・仏教・ヒンドゥー教などそれぞれの宗教のイベントが祝日になっています。 また、マレーシア全土で適用される祝日と13州のそれぞれで適用となる祝日が存在します。 特に宗教ごとに定められた祝日は、太陽暦のカレンダーでは年ごとに日付が変わるのが特徴です! では、今年(2022年)のマレーシアの祝祭日はいつなのでしょうか? 本記事を読むことで、マレーシアへの興味と理解を少しでも深めていただけたら幸いです。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 【2022年版】マレーシアの祝日・祭日 日付 祝祭日名 該当の州 1月1日 (土) ニューイヤー ジョホール、ケダ、クランタン、ペルリス、トレンガヌ州を除く全国 1月14日 (金) ネグリ・スンビラン州スルタン誕生日 ヌグリ・スンビラン州のみ 1月18日 (火) タイプーサム KL、プトラジャヤ、JB、ネグリ・スンビラン、ペラ、ペナン、セランゴール州のみ 2月1日 (火) 連邦区記念日 クアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアン島のみ 2月1日 (火) チャイニーズニューイヤー中華暦(春節祭)旧正月① 全国 2月2日 (水) チャイニーズニューイヤー中華暦(春節祭)旧正月② 全国 3月1日 (火) ムハンマド昇天祭 Israk & Mikraj ケダ州、ネグリ・スンビラン州、ペルリス州、トレンガヌ州 のみ 3月4日 (金) トレンガヌ州スルタン即位記念日 […]
マーケット情報
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2022.02.03

個人での越境ECの始め方とは?必要準備や手順、成功ポイントまで
個人での越境ECの始め方とは?必要準備や手順、成功ポイントまで 「個人で越境ECを始めてみたい」 「ただ、個人で越境ECを始める方法や手順が分からない……」 ECサイト運営の際に、上記のような悩みを抱える個人事業者の方も多いのではないでしょうか。 近年ではコロナウィルスに伴う自粛の影響により、幅広い業種や事業規模でECサイトへの出店が行われています。越境ECは海外に向けての事業展開になるため、難易度が高いと考えて躊躇するケースも少なくありません。 しかし、越境ECを始める具体的な方法を把握できれば、企業のみならず、個人でも安心してコストをかけずに越境ECを運営することが可能です。 今回は、個人による越境ECの始め方や手順について解説します。売れ筋商品の選定や運営時の成功ポイントまでご紹介しているため、現在越境ECを検討中の場合はぜひご参照ください。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 個人でも越境ECを始められる 現在、世界各国でECサイトによる商取引が急激に増加しています。 越境ECと聞くと、専門的なノウハウや経験がなければ参入できない印象を抱きますが、現在では海外販売向けのサポートを提供するECプラットフォームも多く存在しているため、はじめての場合でも障壁が低くなっています。 個人や企業といった事業規模を問わず、誰でもローリスクで越境ECに挑戦することが可能です。 個人で越境ECを始めるメリット 個人で越境ECを始めるメリットは以下の通り。 市場規模が大きく、競合が少ない 日本製品の需要も高まっている 以下ではそれぞれのメリットについて具体的にみていきましょう。 市場規模が大きく、競合が少ない 越境ECの大きなメリットは、海外の顧客層にまで商品をアプローチできること。日本国内だけでは、既に同様の商品やサービスを所有する競合も多く存在するため、唯一無二のブランド力を獲得し、市場価値を開拓するのは困難です。 越境ECであれば、東南アジアを始め、欧米や中国、中東といった多彩なマーケットに商品を販売することができます。市場規模や顧客数も大幅に拡大するため、商品の選定によっては、日本国内より売上が増加する可能性が高くなります。 日本製品の需要が高まっている 家電製品や衣類、衛生用品など、日本製品の品質の高さは世界的にも認知されており、海外からの旅行者にも人気を博していました。現在ではインバウンドの減少に伴い、日本製品を再度ECサイトで購入する方も急増しています。本格的な越境ECではない場合でも、例えば「たまたま大型モールやオークションサイト等に不要となった商品を出品したところ、海外の人に購入された」というケースも珍しくありません。 事業規模にかかわらず、個人でも海外へ商品を出品すれば、利益を獲得することが可能です。小規模からでも越境ECに参入することで、より幅広いユーザーに商品を購入してもらえます。 個人で越境ECを始めるデメリット 個人で越境ECを始める際には、下記のデメリットも把握し、事前に対策を講じることも重要です。 外国語や異文化への理解が必要 配送コストや商品代金が高くなる 外国語や異文化への理解が必要 越境ECを展開するに当たって最も大切なのは、販売国の言語や文化を正しく理解することです。 いざ対象国に向けてECサイトを開設しても、テキストの翻訳に少しでも違和感があると、ユーザーは不信感を抱く可能性があります。また商品に優れた魅力があるとしても、それが販売した国の流行や文化と相容れないものだった場合、売上には結びつかないでしょう。 対象国の商取引に関する法律にも対応する必要があります。例えば、EU域内の各国に適用される法令「GDPR」では、個人情報の保護や取り扱いについて厳密な規則を定めています。自身の運営方針が知らぬ間に対象国の規律違反となっている可能性も少なくないため、注意を払いましょう。 […]
越境ECとは
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2022.02.02

【ありがとうをマレー語で】多民族国家マレーシアでのビジネスマナー編
【ありがとうをマレー語で】多民族国家マレーシアでのビジネスマナー編 イスラム教・仏教・キリスト教・ヒンズー教など様々な宗教が共存するマレーシア。 マレーシアは東南アジアの中でも特に成長が著しく、ビジネスを展開するにあたり、とても魅力的な国だとも言われています。 本記事ではそんなマレーシアに進出する前に知っておきたい、マレーシアとしての国の魅力をはじめ、現地ならではの「ビジネスマナー」やマレーシアで公用の言語として扱われているマレー語やその意味について具体的に紹介していきます。 実際に現地で使用可能なマレー語も一部ご紹介していきますので、ビジネスやそれ以外の目的でもマレーシアの方と関わる機会のある方は是非参考にしていただけますと幸いです! ※ 2022/08/10更新 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! マレーシアってどんな国? これはもしかすると意外な部分かも知れませんが、実はマレーシアは驚くほど都会です! 首都クアラルンプールをはじめ、マレーシアの都市は近代化を着実に遂げています。最新のマレーシア事情を理解することは、マレーシア進出の際にとても重要ですので現状を把握していきましょう! ロングステイ希望国不動の1位 なんといってもマレーシアは、現在「日本人が移住したい国ランキング」において、2006年から14年連続で1位です。この記録はどこまで伸びていくのでしょうか。ちなみに2020年のランキングに関しては未だ発表されていません。 出所:一般財団法人ロングステイ財団『ロングステイ希望国・地域2019』 その背景の部分で考察出来る事として、 「多民族国家としての側面が強くあることで外国人を受け入れる懐が深く、より安心して移住ができる」 といった点が大きいのではないでしょうか。 そんな近代化が著しいマレーシアでは、「2005年のマレーシア憲法改正」をきっかけに水道や電力、通信などのインフラ整備も進んでおり、今日での生活環境は日本と遜色ありません。 また、日本からマレーシアに進出した企業数はASEAN加盟10カ国の中でも5番目に高く、2022年4月時点で1,601社です。出所:独立行政法人日本貿易振興機構 インターネットビジネスが強い? 近年多くのマレーシア人が、インターネット上で展開可能なビジネスを意識し始めています。 2022年1月時点でマレーシアでのインターネットユーザー数は2,955万人で、人口の約89.6%です。ソーシャルメディアユーザーは3,025万人で人口の約92%です。 また、モバイル接続は4,211万、人口比で約128%にも及びます。 こちらのデータだけでも、マレーシアでのインターネット普及率が高まっていることが窺えます。 出典:DataReportal –グローバルデジタルインサイト マレーシアの学生の大半(主に大学生など)は、以下のような様々な種類のインターネットビジネスで収入を得ているそうです。 フリーランスのライティング Webデザイン Webマーケティング アフィリエイトブログ 上記の内容からだけでも、マレーシア全土でオンラインビジネスは着実に広がりを見せていることが把握できますね。 今後も成長が期待できるマレーシアでビジネスレベルで役立つ知識をどんどん紹介していきます! マレーシアの社会環境での魅力 マレーシアは東南アジアの国の中でもトップクラスで成長・発展しており、毎年平均して4〜6%程度の安定した経済成長を遂げています。(参考:JETRO)そんなマレーシアでの社会環境の魅力はどのようなものがあるのでしょうか。本項では近隣諸国と比較した際のマレーシアの魅力について紹介していきます。 […]
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2022.01.28

忘れちゃいけない越境EC最大のメリット「消費税還付」
忘れちゃいけない越境EC最大のメリット「消費税還付」 越境EC並びに国外取引においては日本の消費税が免税されます。さらに、越境ECや国外取引にかかった諸費用の消費税に関しても還付が受けられます。越境EC最大のメリットは余分に払った税金が返ってくることです。実質的なコストの削減にも繋がりますし、薄利多売のビジネスにとっては重要な収益源となります。 ただし、誰でも申請すれば消費税還付を受けられるわけではありません。消費税還付を受けるには事業者としての条件と正式な手続きを踏まなければならないのです。 この記事では消費税還付を受ける条件や必要書類、経理処理の仕方まで幅広く取り上げていきます。 本記事をお読みいただければ、越境ECを始めるメリットである消費税還付について、より深い理解を得られることでしょう。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! そもそも越境ECとは? 越境ECとは、インターネットを活用して、海外の消費者に商品を販売するEC(電子商取引)のことです。越境ECの通販サイトは多言語多通貨に対応しており、オンラインで完結する一種の輸出(輸入)取引でもあります。越境EC市場は年々拡大を続けており、経済産業省の発表によると2020年における日本の越境EC購入額は3,416億円、伸び率7.6%と順調に成長を遂げています。 元々はインバウンド観光客が現地で購入したもののリピート買いの場所として発達した越境ECですが、現在は新型コロナウイルス感染症拡大により、現地で観光ができなくなったため、自国では手に入らない魅力的な商品を購入する場所としても人気を集めています。特に日本製品は質が保証されているというイメージから、海外消費者の購入欲求は凄まじく、国内消費力が鈍化の一途を辿っている日本からしてみれば、越境ECは商圏が限られないため魅力的な新市場であると言えます。 越境ECでは消費税が免除される 税金は商品を受け取る際に、消費者が負担し、事業者が納付します。商品を海外へ販売する場合は、国内販売にはなりませんので日本の販売に関する消費税は課せられず、国内の処理においては「輸出売上」となり、税率は0%として計上されます。これを「輸出免税」と言います。 輸出免税が行われる理由は2つあります。1つは日本の消費税を輸出先の国の人に負担させないため、もう1つは輸出される商品の国際競争力を維持するためです。 越境ECにおける消費税還付とは? 海外で製品を販売する際には消費税は発生しませんが、国内での商品仕入れや商品発送に関しては既に消費税が発生しています。海外で販売する商品にかかるコストも消費税免除の対象です。既に支払ってしまった消費税は、確定申告時に所得税を余計に支払ってしまった時と同じように、申告によって還付されます。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 消費税還付を受けるには条件がある 消費税還付を受けるには消費税課税事業者になる必要がある 消費税還付を受けるためには、まず消費税が免除されない消費税課税事業者である必要があります。 消費税課税事業者とは、 事業年度の前々事業年度における課税売上高が1,000万円を超える法人 前々年の暦年における課税売上高が1,000万円を超える個人事業者 新設会社であり、事業年度の開始日の資本金額又は出資金額が1,000万円以上の法人 のいずれかであると法律で定められています。上記に当てはまる事業者が消費税還付を受けるためには、必ず所轄税務署長に「消費税課税事業者選択届出書」を提出する必要があります。 消費税還付を受けられない事業者 以下の事業者は消費税還付を受けることができません。 免税事業者である場合 課税期間に係る基準期間における課税売上高が1,000万円以下の事業者の場合 基準期間における課税売上高とは、 個人事業者:原則として前々年の課税売上高 法人:原則として前々事業年度の課税売上高 のことを指します。端的に言えば、2年前の課税売上高となります。 なお、基準期間が1年でない法人の場合は、原則として、1年相当に換算した金額により判定することとされています。具体的には、基準期間中の課税売上高を、基準期間に含まれる事業年度の月数で割った額に12を掛けて計算した金額により判定します。 例えば、基準期間10か月の課税売上高960万円の場合、 960万円×12月/10月=1,152万円>1,000万円となり、課税事業者に該当します。 課税売上高は、輸出などの免税取引を含め、返品、値引き、割戻しをした対価の返還等の金額を差し引いた額(税抜き)です。 […]
物販ECノウハウ
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2022.01.27

マレーシアのEC事情は?東南アジアで人気の通販【Shopee】について紹介!
マレーシアのEC事情は?東南アジアで人気の通販【Shopee】について紹介! マレーシアは東南アジア近隣諸国と比較した際に、遥かにオンラインショップの利用率が高い国です。 またマレーシア政府がオンライン経済を“国家戦略の優先課題“に制定していることもあり、マレーシア全体でのEC市場は今後更に成長していくと予想されています! 今回はそんなマレーシアのEC事情と、東南アジアで絶大な人気を博している【Shopee】について紹介していきます。 今後のビジネスの展開として、マレーシアへの進出も視野に入れていただけますと幸いです! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! コロナ禍で急拡大するEC市場 コロナ禍以前は、実店舗を持つメーカーや企業にとって、ECを用いての販売は「実店舗の補完的なツール」としての意味合いが強くありました。しかし新型コロナによって状況は一変し、外出を控える生活習慣に変化しました。そのような背景もあり、もはやEC販路は多くの企業にとって無くてはならない手段となりました。 また顧客にとっても「EC(オンライン)での購入体験」が特別なものでは無くなり、今までは実店舗で買い求めていた「生活必需品」ですらもオンラインで購入するようになりつつあります。 マレーシアのEC事情を徹底調査 マレーシアでの「人口に占めるEC利用者の割合」は2020年時点で52%となっており、「EC利用者の年齢構成」も20~40代を中心に推移しています。(出典:独立行政法人日本貿易振興機構) また同年の「EC化率」(全ての商取引市場規模に対するEC市場規模の割合)も3.0%とASEAN主要6カ国(タイ、フィリピン、シンガポールなど)と比較した際に、平均的な数値となりますが、今後の成長に大きく期待できます。(※海外ECハンドブック2020より引用) マレーシアを代表するネット通販は? マレーシアのオンライン経済では「Shopee」や「Lazada」「PGモール」がメジャーな位置付けです。 中でも「Shopee」は月間アクセス数53,983,300人*でローカルの生活には無くてはならない存在です。 *(引用:https://www.statista.com/statistics/869640/malaysia-top-10-e-commerce-sites/) マレーシアのネットショップの傾向 マレーシアのインターネット普及率は2021年時点で84.2%*1です。2020年の日本の普及率(89.8%*2)と比較しても高い推移で、生活にデジタルが浸透してきている印象を受けます! マレーシアでの近年のネットショップの傾向として、国産の「オーガニック商品」(アロマや化粧品など)の購入が増えつつあります。 またコロナ禍での巣ごもり生活も関係し、「食料品」や「トイレタリー(身体の洗浄や身嗜み、嗜好などを目的とした商品)」カテゴリーの流通も伸びています。 マレーシアの傾向として嗜好品や生活用品は、より衛生的なものを好んでいるような印象を受けました! *1<引用>datareportal.com *2<引用>総務省 令和3年版 情報通信白書 合わせて読みたい 【2022年最新】マレーシアってどんな国?為替レートも合わせて紹介! 日本からマレーシアへの越境EC市場は? […]
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2022.01.20

【2022年最新】マレーシアってどんな国?為替レートも合わせて紹介!
皆さんはマレーシアと聞いて、直ぐに思い浮かべるものはありますか? 「国の名前を聞いた事はあるけれど、具体的にどんな国かは分からない」といった方は多いのではないでしょうか? 本記事では、実は魅力がたっぷりなマレーシアについて紹介していきます。 マレーシアの基本的な情報をはじめ、現地での生活スタイルや独特な文化なども合わせてまとめていますので、是非チェックして見てください! ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 【同じアジアでも知らない】マレーシアってこんな国! 日本もマレーシアと同様にアジアではありますが、近隣国であっても、意外と知らないことが多いと思います。 今回は、マレーシアの基礎情報を紹介していきますので、少しでもマレーシアに興味を持っていただけたら嬉しいです! 東南アジアのマレーシア そもそもマレーシアはアジアの中でも、どこに位置しているのかご存知でしょうか? 「東南アジアの中心」に位置するマレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部から成り立っています。 といっても、なかなかピンとくる方も少ないのではないでしょうか? 地図上の位置としては、インドネシアやタイと隣接しており、カンボジアやシンガポール、フィリピンと海を隔てて近接しています。 首都クアラルンプール マレーシアは日本人にとって「移住したい国No.1」だけあって、暮らしやすい環境も整っています。 首都クアラルンプールの中心地には、マレーシアのシンボルタワーでもある「ペトロナスツインタワー」が建設されています。 このペトロナスツインタワーは、20世紀に完成した高層ビルの中では最も高く(約452m)ツインタワーとしても有名です。 そして何と!このツインタワーですが、「タワー1」と「タワー2」で建設会社が異なります。 実は、タワー1は日本の建設会社が建設していて、タワー2は韓国が建設しています。更に、両タワーを中心で結んでいる橋はフランスの会社が建設しています。 それぞれの国が他国でありながらも、協力して一つの物を作っているのは、とても魅力的ですよね。 多民族国家で多彩な文化 マレーシアは赤道に近いため、国土の約60%は熱帯雨林で覆われています。 そのため、年間を通して降水量は多くなりますが、平均気温も22℃~33℃ほどですので、1年中だいたい同じ気温で過ごすことが可能です。 こういったところも人気の一つで、マレーシアには多民族が共存して生活しています。 以下はマレーシアの大まかな民族構成になりますので、参考にしてみてください! 民族 割合 マレー系 65% 中華系 25% インド系 8% 諸民族 2% 多くの民族が共存し合うことで、国としての文化も多彩になっていきますね。 […]
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2022.01.17

【マーケット情報】今注目のフィリピン市場について
【マーケット情報】今注目のフィリピン市場について 1. フィリピン市場の概要 フィリピン市場の経済はここ数年間で急成長しています。人口も年々増加傾向にあり、2020年には総人口1.1億人に到達しました。その中でも若年層が非常に多く、19歳未満の若者は44%を占めています。フィリピンには1.7万人程度の日本人も居住しており、現地にはDaisoや無印良品など日本の著名なブランドも、実店舗を構えて進出しています。2019年には約61万人がフィリピンから日本へ観光に訪れており、日本商品の需要が高いことが期待されています。 <フィリピンの人口推移> <フィリピンのGDPの推移> 2. フィリピンのEC市場 フィリピンのEC市場規模は2019年に30億米ドルを記録し、2025年には120億米ドルまで成長する見込みとなっています。コロナ禍により、特にオンラインで買い物をする人が増加しました。この傾向はアンケート調査にも現れており、多くの人が2020年に「以前より多くオンラインで買い物をした」と回答しています。オンラインショッピングがニューノーマルになりつつあるフィリピンで、2021年の第2四半期には月間平均訪問者数でShopeeが見事1位を記録しました。(下記表参照) <オンラインショッピング消費行動へのコロナ感染拡大の影響 (2020年5月時点)> 出典: Rakuten Insight (Statista経由) Impacts of COVID-19 pandemic on the online purchase behavior among consumers in the Philippines as of May 2020 <フィリピンにおける主要Eコマースプラットフォームまとめ (2021年第2四半期時点)> 出典: iPrice Group Mapping Philippines’ Leading E-commerce Players in Q2 2021 3.フィリピンの季節変化に伴う需要 フィリピンは大きく分けて3つの季節があります。この時期に応じて、需要が高まる商品が変わります。例えば、空気が乾燥している乾季の時期では乾燥から皮膚を守るため、スキンケア用品の需要が高まり、雨季には湿っている空気を少しでも和らげるための除湿機などの需要が高まります。 また、フィリピンはスペイン文化の影響を強く受けている関係で、人口の約90%がキリスト教を信仰しており、他の東南アジア諸国と違ってクリスマスを盛大に祝う習慣があります。そのためクリスマス準備は早くて毎年9月から開始する家庭もあります。これを受け、フィリピンでは毎年下半期に注文が大きく伸びる傾向があります。さらに、クリスマス時期にはフィリピンのローカルセラーの多くが休暇に入ることから、越境セラーの露出と注文獲得のチャンスになるでしょう。 4. フィリピン市場の人気商品 […]
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2022.01.04

成長率30%!世界で盛り上がりを見せる新ビジネス「越境EC」 とは何か
「国内だけでは限界があるから海外に販路を拡大したい・・・」 「世界中の消費者に自社の商品を伝えたい・・・」 商品やサービスを販売するセラーさんなら、誰しもが一度は思い浮かべることですよね。 日本製品は依然としてその品質の高さにおいて、海外の消費者から根強い人気を誇っており、MADE IN JAPANが欲しい海外のユーザーも、そして海外に商品を販売したいベンダーもたくさんいます。 ですが、 「海外の法律や税制の事なんて詳しくないから中々手を出せない・・・」 「言葉が通じない相手とやり取りするのは正直不安・・・」 と思われる方もいるかと思います。 誰だって、初めての海外ビジネスには不安を伴いますよね。 そんな方に是非オススメしたいのが、「越境EC」を活用した海外販売です。 越境ECはその名の通り、「国境を越えた」「ECサイト(オンライン販売)」のことです。 越境ECは国内のベンダーと海外のユーザーを結ぶプラットフォームなのです。 今回は越境ECについてどこよりも分かりやすく一から解説していきます。この記事を読み終わる頃には、あなたも越境ECビジネスを理解し、そして今すぐ行動に移したくなることでしょう。それでは順番に見ていきましょう。 ▷▷ Shopeeでアカウント申請してみる! 越境ECについて詳しくなろう! 越境ECって何?基礎知識をまるごと解説! 越境ECとは国境を越えて海外の消費者に通信販売を行うオンラインショップのことです。 その発端は2015年の流行語にもなった中国人インバウンド観光客による「爆買い」でした。 大量の観光客が百貨店や大型家電量販店、ドラッグストアに押し寄せ行列を作り、日本製品がジャンルを問わず飛ぶように売れ、日本製品が特に中国で売れることへの確信につながりました。 2019年頃になると中国当局の規制の強化により、爆買いは落ち着きを見せますが、インバウンド観光客帰国後のネットショップ及びサービスによるリピート買い、知人へのプレゼントや口コミの広まりによる日本製品の購入・成約率の方が爆買いでの収益を越えたのでした。 以後、越境ECは「爆買い終焉後の救世主」として各企業の注目が集まっています。 みんなが欲しがっている!MADE IN JAPANの強み アジア市場、特に中国市場において日本製品の品質とブランド力は一目置かれており、越境ECビジネスにおいても日本製品は人気が高いです。中国人消費者が越境ECを利用する理由は「商品の品質が保証されている(正規品)だから」という回答が第1位として挙げられています。越境ECでの日本の売れ筋商品は化粧品、美容・健康関連商品を筆頭にベビー用品、ファッション、電子機器、文房具なども人気です。メキシコにおいてはアニメグッズ系やウィッグなど、日本のサブカル製品も売れ筋商品となっています。中国を始めとするアジア諸国は、日本と地理的距離が近いことも、日本の越境ECを有利にさせています。 海外のユーザーは「高品質」で「自国にはないユニークな」日本製品を常に求めているのです。 ユーザーとベンダーの双方にメリットがある越境ECのスゴさ 越境ECにおけるユーザーのメリット「3つの“買う”」 ①自分の好きな時に、好きなだけ“買う” ユーザーにとっての越境ECのメリットはなんと言ってもインターネットの普及により、いつでも・どこでもお買い物ページにアクセスできることでしょう。加えて国内では手に入らないユニークな商品がネットで簡単に手に入ることも消費者にとっての魅力の一つです。 ②商品の品質が保証されているから“買う” これは前項でも触れましたが、特に中国において市場に粗悪品や偽造品が出回る国にとっては、正規品が必ず手に入る日本の越境ECはとても魅力的な存在なのです。最近では中国において、日本の高付加価値商品(高品質な家庭用繊維製品)も売れているようです。 ③低価格で商品が手に入るから“買う” 商売目的の輸出入貿易ですと高い関税がかかったり、規制が厳しかったりするのですが、越境ECなどの個人輸入では海外のショップから消費者に直接物が移動するので、中間の業者の利益が入らず、商品を安く購入できます。仮に送料や関税、消費税を払ったとしても、トータル的に見ると国内販売価格より安く購入できる場合が多いです。 越境ECにおけるベンダーのメリット ①販路を拡大できる 日本国内の出生率の低下による人口減少、さらには国内消費量の鈍化により、国内市場が陰りを見せている今、商圏が絞られない越境ECは魅力的な市場です。越境EC最大のメリットは日本製品を欲しがっている海外のユーザーを取り込むことができる点です。 ②コストと手間を軽減できる 例えば海外に販売チャネルを開拓しようとして実店舗や海外法人を設立しようとすると、莫大なコストや手間、そして人件費がかかりますが、インターネットを利用した越境ECなら比較的ローリスクでコストも抑えつつ新規開拓ができます。 今まで必要だった貿易実務担当者も商社も乙仲業者も、越境ECプラットフォームを活用すれば全て必要なくなります。そう、あなたは越境ECの営業販売担当者を置くだけでよくなるのです。 ③参入障壁が低い 自社で海外顧客向けにECサイトを立ち上げてオンライン販売するのも立派な越境ECですが、初心者で越境ECに対するノウハウがないという方は、海外の大手ECモールに出品すれば、大手の集客力と販促力を活用することができ、新規顧客獲得が容易になります。また、いきなり海外のECモールとやり取りするのが不安という方も、日本国内にある越境EC代行サービスなどを活用すればトラブルも少なく越境ECに参入することができます。 忘れちゃいけない越境EC最大のメリット「消費税還付」 […]
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越境ECとは
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2021.12.07

【マーケット情報】今年最後のビッグセール!12.12に向けて準備しよう!
2021年も終わりに近づいてきましたが、今年最後のメガイベントである、12.12 Shopee Birthday Sale がやってきます! セラーのみなさんも、今年の締めくくりに向けて、12.12セールを期待しているのではないでしょうか。 今回はShopeeスタッフがおすすめする12.12に向けての施策を大公開します!この記事を参考にして、12.12への準備を進めましょう。 12.12 Shopee Birthday Saleとは? Shopeeの誕生日をお祝いする12.12 Shopee Birthday SaleはShopeeの一年をしめくくる最後の大型セールとなっています。Shopeeブランドアンバサダーが様々な媒体で12.12セールのプロモーションを行うため、例年非常に盛り上がります。 昨年は誕生日の記念としてShopeeユーザーにShopee内で使えるコインを贈呈したり、プレゼント企画を行ったり、さまざまなブランドが割引率の高いセールをしたりと、沢山のイベントが開催されました。 <2020年のプレゼント企画の様子> 今年もブランドアンバサダーのジャッキーチェンさんとともにたくさんのセールやプレゼント企画が各地で行われるため、大盛り上がりとなること間違いありません!日本のセラーさまもこのセールの波に乗るために、Shopeeがおすすめする様々なプログラムを有効活用し、売り上げを伸ばしていきましょう! 1. 複数バウチャーの設定:多種類のバウチャーでオーダーにつなげましょう! Shopeeにおけるバウチャーとは? バウチャーとはShopee内で使える割引券のことを示します。バウチャーはショップ全体、あるいは商品ごとに付与することができ、売価からの割引またはShopee Coinと呼ばれるポイントでの還元が選択できます。Shopeeではセラー様が各自で発行するバウチャーとShopeeが発行しているバウチャーの2種類があります。購入者は1回の注文につき、セラー発行バウチャー1枚とShopee発行バウチャー1枚を選んで使うことができます。 多種類のバウチャーを使って売り上げ上昇! 多種類のバウチャーを使うことで売上の伸び率上昇が見込めます。下記の売上比較を見ると、Shopee Voucherの伸び率+9.6%に対し、セラー様自身が設定したバウチャーの効果が大きく、伸び率が+12%あることが伺えます。 売り上げ上昇のためのバウチャー設定方法 バウチャーをうまく設定することで売り上げ上昇につなげることができます。ここで、Shopeeスタッフがおすすめするバウチャー設定方法をご共有します。 ①店内商品の価格帯に合わせて低・中・高(割引率・額の水準)のバウチャーを複数用意する ②バウチャー種類(Reward Type)、割引・還元内容(Discount Type / Amount)、最小購入額(Minimum Basket Price)を推奨条件に基づいて設定し、オーダー単価UPを図る バウチャーをうまく利用して東南アジア・台湾の顧客を目を引きましょう! 2. Search Ads(キーワード広告)の活用:商品が露出される頻度を上げよう キーワード広告(Search Ads)とは、商品に対して特定のキーワードを指定し、購入者がそのキーワードで検索した際に、入札の結果に基づいて当該商品を検索順位の上位に表示させる広告です。キーワード広告を設定するためには、クレジット(Ads Credits)をチャージする必要があります。 Search Adsを使うメリット キーワード広告はショップや商品の認知度を向上するための鍵となります。露出頻度を増加することでお客様にショップや商品の印象が残りやすくなり、購入へとつながる確率があがります。そのため、Shopeeスタッフが大推奨している広告キャンペーンの1つとなっています。 また「セラー様紹介プログラム」*に参加していただきますとクレジットが贈呈されますので、ご活用ください! *セラー様紹介プログラムは期間限定となっていることご了承ください キーワード広告の設定方法 ① セラーセンター セラーセンター(店舗管理画面)から、 […]
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2021.11.12

【マーケット情報】世界で広がる最新のECトレンド
新型コロナウイルスの流行により世界中でオンライン化が加速する中、Eコマース業界でも様々な変化が現れました。 例えば、従来あまり人気ではなかった商品カテゴリーが近年ECで人気となってきています。マーケットによって多少の違いはありますが、東南アジア全体で健康・美容、生活用品、食品・飲料カテゴリーの売り上げが上昇しています。外出制限によっておうち時間が増えた影響で、家で消費される物資が実店舗だけではなくECでも購入されるようになりました。 消費者がオンラインショッピングに移行していく理由として、自宅への直接配達、より安い価格、より便利な買い物方法、24時間利用可能などがあげられると考えられます。さらにECの利用を始めた48.8%の人は、新型コロナウイルス後の世界でもオンラインショッピングをさらに頻繁にこれからも利用していくと答えています。ECが新しい規範としてなっている世の中では、新たなデジタルショッピング体験が消費者の心を掴む重要な手の一つとなってきます。 そこで今回は、2021年に顕著にみられた新たなECトレンドの中から、これから更に重要になっていくと考えられる4点をご紹介します。 トレンド1:オムニチャネルでの展開 2020年、新型コロナウイルス流行の影響で世界中でロックダウンが行われました。 その影響で家から出られない人々はオンラインショッピングを楽しんだため、結果的にEC市場が大幅に成長しました。特にShopeeの展開している、アジア太平洋地域では前年比15.5%の成長を成し遂げました。(statista) これからも継続的な成長が期待できるEC業界での懸念の一つに、競争の激化が考えられます。多くの事業者がECを展開している一方で、事業者の数が多くなるにつれてマーケットを制するための競走も激化していくことでしょう。その中で、少しでも他のオンライン店舗との差別化を図るために「オムニチャネルストラテジー」をとり入れることがEC業界でトレンドとなっています。 EC業界でオムニチャネルといえば、実店舗+(プラス)ネット店舗の二展開というイメージを持たれる方が多いと思いますが、今ではそれだけでなく、オンライン店舗以外にも各種SNSやロイヤリティプログラムなど、様々なチャネルを使って消費者との接点を図ろうという傾向になっています。 Shopeeでも日本のセラーのオムニチャンネル化を促進しています。セラー様が簡単にできることとしては、SNSの公式アカウントで商品を紹介しながら、Shopeeの商品ページへ流動的にクリックする仕組みを作ることなどがあげられます。他にも、店舗のセール時に全てのチャンネルでセール品を同じ価格で購入できたり、同じテーマのイベントに参加できる仕組みなども考えられます。 さらに、オムニチャネルストラテジーの一環として、モバイルショッピングに最適化したプラットフォームで販売することも重要になってきます。新型コロナウイルスの流行以前でもEC成長の92%はモバイルコマースによるものであり、2021年末までには73%のEC売上はモバイルによるものになるというデータが出ています。モバイルショッピングの安易さ、利便性がEC成長を推しているとも言えるでしょう。Shopeeは東南アジアおよび台湾で最もダウンロードされているショッピングアプリです。Shopeeはとりわけモバイルに特化したプラットフォームなので、このトレンドを主導しているとも言えるでしょう。 このように、オンラインマーケットプレイスでの店舗、自社ECサイト、ソーシャルメディア、小売チャンネル、卸売チャンネル、動画サイトなどの各チャネル全体を通して、購入者へ向けてブランディングすることや、各チャンネルを通してシームレスに商品を購入することができるシステムを作ることが重要となります。 <無印良品シンガポールの自社ECサイト(左)とShopeeサイト(右)の様子:どちらのチャンネルからでも同じ商品を購入できる> トレンド2:マーケットプレイスで商品を目立たせるためのブランディングが鍵 ところでオムニチャンネルの観点から、自社ECサイトでの販売と、マーケットプレイス(ECモール)への出店はどちらも大切と分かりましたが、実際はどちらで購入されることが多いのでしょうか。実は現在は、自社ECサイトよりもShopeeをはじめとするオンラインのマーケットプレイス(ECモール)で購入される割合が圧倒的に高いです。 また、近年の消費者は、商品を探す時に好きなブランドの中で選ぶのではなく、マーケットプレイス(ECモール)で関連するキーワードを検索し、気に入った商品を購入するという動向が基本となっています。 この消費行動のトレンドを特にリードしているのが「Z世代」の消費者です。Z世代は物を購入するときに、とりあえずマーケットプレイス(ECモール)で商品のキーワードを入力し、より安価な商品を探します。同時に、Z世代はオフライン、オンラインを問わずショッピング体験において「人とのつながり」を非常に重視しています。オンラインのマーケットプレイス内でも、優れたカスタマーサービス、パーソナライズされた購入体験、ブランドストーリーが伝わる店舗ページや商品情報など、人と人との繋がりを意識している要素がZ世代の購入意欲に影響を与え、たくさんの商品が集まるマーケットプレイス内でより商品を目立たせることができます。 そのため、商品ページをブランドイメージに合うようにカスタマイズし、自社のコンセプトやストーリーを大々的に表に出し、顧客にブランドの価値観を理解してもらえるように努めましょう。Z世代の顧客は、自分自身の価値観に合ったブランドを支持していると思うことで、そのブランドに対する購買意欲がより高まります。 マーケットプレイス(ECモール)では、出品方式が多く、店舗ページのデザインに制約がある場合が多いですが、Shopeeでは出店方式で、ご自身の店舗ページをお好きなようにアレンジしていただけます。例えば「ショップデコレーション」という機能を使用し、ご自身の店舗ページにお好きな写真を何枚も挿入し、ページの構成をカスタマイズすることで、他のページとの差別化を図ることが可能です。ご自身のブランドイメージが顧客に伝わるような魅力的なページを作成しましょう。 <ショップデコレーションの例> そしてShopeeを使えば簡単にお客様との関係を構築することが可能になります。Shopeeのチャット機能を使用すれば消費者と簡単に会話することができます。さらに、Shopee FeedというSNS機能を使えば、ブランドからお客様へのコミュニケーションツールとして、ブランドの味や価値観を発信していくことが可能になります。 このように、マーケットプレイスでは様々な商品が出品されており消費者を集客するのがますます競争的なっていますが、商品のコンセプトを伝えるブランディングと、よりよいカスタマー体験を提供してZ世代をひきつけられるように心がけましょう。 トレンド3:エンターテインメント性のあるショッピング体験 オンラインショッピングが生活に欠かせない存在となった今、買い物を単なる買い物だけにしない、「Shoppertainment」(ショッピング+エンターテインメント)が注目されています。ただの買い物だけではなく、エンターテインメントとしてショッピングを楽しく、ゲームのようにお客様に提供することで、ショップとのエンゲージメントを増やし、認知度をより広めることが可能になります。 Shopeeでは、さまざまな販促プログラムを通してショッピングをより楽しく、豊かになるように工夫されています。例えば、Shopeeゲームという機能を使えば、セラーはお客様にショップで使えるクーポン・バウチャーをゲームを通して提供することができます。ゲームを遊ぶことにより、お得に買い物できるというお客様にとっては一石二鳥のサービスとなってます。 さらに、Shopeeライブとよばれるライブ配信機能を通して、商品をネット上で実演販売することができます。ライブ配信はセラーと顧客との距離をより近くし、お客様とリアルタイムでコミュニケーションすることができます。ライブ販売で商品の良さを全面的出すことと、お客様がずっとみてくれるよう楽しく面白く配信することがが注目を集めるための鍵になってきます。 Shopeeフィードは、簡単にいえばShopee内のSNSにあたる存在です。フィードで商品についての情報を自由に配信することが可能です。プレゼント企画やバウチャーコードなど、フィードを利用しているお客様だけのお得感を与えることでショップのエンゲージメントも増やせることでしょう。 <Shopeeゲームの様子(左)、 9.9 Shopeeライブ(中央)、Shopeeフィードの様子(右) > これらの販促プログラムの他に、毎年行われるShopeeの大型セールもShoppertainmentに貢献しています。毎年発表されるShopeeアンバサダーは、国際的スターがつとめるため東南アジアのいろんな方々に注目されています。Shopeeアンバサダーが歌って踊るShopeeソングも毎年話題になり、メディアの注目を集める存在となります。 このようにプラットフォーム内でだけでなく、メディアやインフルエンサーも活用し使い外より多くの人が楽しんでいるShopeeはShoppertainmentの本性なのではないでしょうか。 トレンド4:顧客維持が鍵 ECが成長しセラーの数が増加するに従って、新規顧客の獲得がより競争的になってきました。また近年はEC関連媒体での広告費の高騰したり、サードパーティークッキーへの不信感からクッキーを廃止する傾向が高まり顧客データの収集が難しくなるなど、新規顧客の獲得がより一層難しくなってきました。 そのため最近では、新規顧客の獲得を最優先にすることよりも、既存顧客の維持により注力するというトレンドが顕著になってきています。成功例として、パーソナライズされたEメールキャンペーンやテキストメッセージを顧客に直接送信し、Eメールキャンペーンによって約18倍の収益をもたらし、テキストメッセージの90%は送信後3分以内に読まれているというデータもあります。 Shopeeでも既存顧客を維持することは非常に重要です。特に効果的なのが、ショップフォロー機能です。Shopeeは各セラーが自分の店舗を作るという出店方式のShopeeですが、お客様ま好きなショップを「フォロー」することができます。 ショップをフォローすることで、新しい商品の情報がShopeeフィード(SNS機能)で流れてきたり、店舗が投稿した最新情報を確認することができます。また、フォロープライズといったフォローしてくれたユーザー限定のバウチャー(割引券)を提供することも可能です。商品だけでなく、ショップ自体にファンをつけることにより、リピーター客の購買を増やすことができます。 <ショップフォロー機能「+Follow」が店舗名の下に表示されています> さいごに これらの4つのECトレンドは、オンラインショッピングが生活の一部となったからこそ生まれたと言えるでしょう。お客様へのショッピング体験をいかにシームレスにできるか考えるとともに、ショッピングをエンターテインメントとらえた新たな買い物の形が、これからのスタンダードとなるのではないでしょうか。 これらのECトレンドを理解することで、今のお客様のニーズがよりよく見えてくるのではないでしょうか?2021年のECにおける主要トレンド4つを抑え、Shopeeでの越境販売を成功させましょう! 出典: https://enterprise.plus.shopify.com/rs/932-KRM-548/images/Shopify_Future_of_Commerce.pdf?/utm_source=drift&utm_medium=content&utm_campaign=2020-12-future-ecommerce-report-2021/ https://www.entrepreneur.com/article/366352/ https://jp.marketo.com/content/omni-channel.html/ https://www.bigcommerce.com/articles/ecommerce/ecommerce-trends/#14-ecommerce-trends-leading-the-way/ https://www.ibm.com/downloads/cas/EXK4XKX8/ […]
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2021.11.05

【マーケット情報】9.9 セールの人気ブランドランキングを大公開
Shopeeの下半期に4度行われる’ゾロ目ガ’キャンペーンへのキックスタートとなった9.9セール「Shopee 9.9 Super Shopping Day」は約3週間にわたり行われ、東南アジアで大反響となりました。(9.9セールの概要はこちらから) 次の大きなメガキャンペーンである、ダブルイレブンセール (11.11) を目前とした今、9.9セール時の東南アジアのカテゴリー別ブランド売り上げランキングを特別に大公開します! 1. 人気コンピューター・パソコンブランドランキング 東南アジアでトップ5にランクインしたパソコンブランドは主に、ハイクオリティかつ良心的な価格で人気のブランドの数々です。特に、第1位のHP (Hewlett-Packard)はパソコンだけでなく周辺機器も人気となっています。そのため、パソコンだけでなく周辺機器とのセットでよりお得に購入できたことが、第1位の座を抑えられた鍵となったのではないでしょうか。 2. 人気おむつブランドランキング 若い世代の人口が多い東南アジアでは、子育て世代の方も多く、ベビー関連用品が注目されています。子育てしている方々にとって一番大切なことは、自分の子供にとって安全性と便利性なのではないでしょうか。 そんなおむつランキングでナンバー1にランクインしたのが、日本ブランドのおむつ、マミーポコブランドです。可愛いデザイン、抜群の吸収力、お肌への優しさを取り揃えたおむつは東南アジアのママ・パパにも広く支持されています。 3. 人気ファッションブランドランキング ファッションカテゴリーのトップ3をみてみると、靴のブランドで占めています。これを見るだけで、ファッション性のあるスニーカーがいかに東南アジアで人気かうかがえます。また、熱帯気候の東南アジアで重宝するサンダル(Havaianas)や、サングラス(Ray-ban)のブランドも人気になっていますね。 競合のNikeがいないにも関わらず、Adidasがランクインしているのが不思議に思いましたか?それはAdidasのShopee公式ショップが東南アジア各マーケットにあることが関係しています。 4. 人気日用品ブランドランキング 日用品ではUnilever(ユニレバー)が第1位となりました。様々な日用品関連のブランドをもつUnileverは、品質も安心できることから人気となっているのではないでしょうか。 業務用のマスクのブランドである3Mが4位に入ったのは、当にコロナ時代を象徴するとも言えますね。 5. 人気家電ランキング こちらの家電ランキングでは東芝が第3位にランクインしています。海外では日本の家電は丈夫で品質が良いというイメージがあり、比較的高額にも関わらず購入されることが多い傾向にあります。そのため、東南アジアの方々はセール時期にお得な価格で、日本の家電を購入するのではないでしょうか。 また、第1位はHisense(ハイセンス)となりました。日本でも徐々に浸透しているハイセンス。東南アジアでも大人気のようです。 6. 人気コスメブランドランキング 東南アジアのコスメランキングを見ると、多くのプチプラコスメのブランドがランクインしています。安い価格で様々な商品を試すことができるプチプラコスメは、東南アジアの若い世代に注目されています。さらにセール時期には、プチプラコスメはさらに低価格になるため、低価格重視の東南アジアのお客様からすると超お得になりますね。 7. 人気粉ミルクブランドランキング アメリカの製薬・ヘルスケアブランドのブランドのABBOTTが粉ミルクランキングで1位に輝きました。ヘルスケア化学に詳しいABBOTTの粉ミルクは東南アジアのお父さん・お母さんに安心して使われ、支持されていることがこのランキングをみてわかります。 8. 人気モバイル・タブレットブランドランキング 日本ではあまり聞かないXiaomiがランクインしています。Xiaomiは低価格で高スペックが売りの、中国のブランドです。中華系の人口の割合が高いシンガポールなどでは非常に人気の高いブランドとなっています。 9. 人気パーソナルケアブランドランキング パーソナルケアの1位にランクインしたのがUnileverです。Unilever傘下には様々なパーソナルケア商品を扱うブランドがあります。Unileverは聞いたことがない人でも、LUXやVaselineは聞いたことのあるのではないでしょうか第2位にランクインしているP&Gも同じく、P&G傘下に名のあるブランドが並んでいるため、上位にランクインしていますね。 10. 人気スキンケアブランドランキング スキンケアではLa Roche-Posayが第1位にランクインしました。La Roche-Posayは東南アジアのジメジメした季節や乾燥した季節、強い日差しなど肌の悩みを撃退できる商品が多くあることから、東南アジアのお客様の年齢を問わず人気となっているブランドとなっています。 11. 人気小型キッチン家電ブランドランキング 第1位はドイツのブランドであるフィリップスとなりました。そして第2位にランクインしたブランドは、日本でも人気なあの小型家電ブランド、ティファールです。特にティファールの製品は比較的高価なため、東南アジアの方々はセールの時期に購入する傾向にあるのではないでしょうか。 12. 人気おもちゃブランドランキング 東南アジアで1番人気となったおもちゃブランドはLEGOとなりました。LEGO製品は通常では比較的高価なおもちゃなため、セール時に東南アジアの方々はお得な期間に購入する傾向にあります。様々な種類のLEGOがあることや年齢問わず楽しめるおもちゃであることから、東南アジアのいろんな年齢層から支持されるブランドなのではないでしょうか。 これらの人気ブランドランキングを確認することで、見えてくる東南アジア市場。日本のブランドの数は少ないですが、「ハイクオリティーをお得に」購入することを求めている東南アジアの消費者に、日本から販売できる商材はまだまだあるはずです。どんな商品を出品するか悩んでいる方は、今回のランキングを見て、市場の傾向をつかみましょう。
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2021.10.25

【マーケット情報】マレーシアってどんな市場?
マーケット情報シリーズ第4弾となりました、今回はマレーシア!シンガポールの北に位置するマレーシアのEC市場について徹底解明していきます!今後の出品のヒントにしてみてはいかがでしょうか? 【マーケット情報】マレーシアってどんな市場? マレーシアは東南アジア一の多民族国家 マレーシアは東南アジア中心に位置する2つの半島からなる、アジア有数の多民族国家として知られています。マレー系、中華系、インド系、先住民族などからなる多様性溢れる「サラダボウル」的国家はどのようにして生まれたのでしょうか。 様々な民族の流入が本格的に始まったのは西暦1400年ごろに現在のインドネシアであるスマトラ島の王族がマレーシア半島に「マラッカ王国」を建国したころからと言われています。マラッカ王国は地理的優位性から貿易港「マラッカ」を中心に繁栄し、ヨーロッパの国々からも注目を集める存在となりました。それ以降、ポルトガル、オランダ、イギリス、日本からの統治の時代を経て、1963年に多民族からなるマレーシア連邦が成立しました。 マレーシアの民族構成をより深く分析していくと、マレーシア文化の面白さが見えてきます。およそ人口の6割ほどをマレー系(原住民等を含む)の方々が占めをイスラム教を信仰しています。イギリス統治時代には、中国やインドから多くの移民が渡ってきたため、今でもマレーシアの人口の2割強を中華系、1割をインド系の方々が占めています。仏教、ヒンドゥ教、キリスト教など様々な宗教も信仰されているため、一年で3回お正月の祝日がある面白い国となっています。 商業においても、アラブ諸国やインドネシアなどとのイスラム圏のつながり、華僑を軸としたな中華圏とのつながり、シンガポールやブルネイとの地理的なつながりなど、様々な関係性を武器に、投資が集まり年々成長を遂げています。 マレーシアでは日本の商品に対する好感度が高い マレーシアの人口はおよそ3200万人で、東南アジアの中ではとりわけ人口の多い国ではありませんが、経済力は主要6カ国の中でも負けていません。2019年には2015年と比べて国別実質国内総生産(Real GDP) が1.2倍増加し、経済力ではトップクラスのシンガポール以上の成長率を記録しました。マレーシアECの成長も著しく、2020年にはECがマレーシアのGDPに貢献する額が約RM1700億 (400億USD)に達すると予想されています。 また、博報堂の2016年度「グローバル生活者調査レポート」の結果によると、マレーシアの首都であるクアラルンプール在住回答者の73.6%が日本製品に対するイメージについて、「高品質」と回答し、アジア15都市平均の71.3%を上回りました。このことから、マレーシアの方々は日本の商品を広く受け入れてくれることがわかります。 <Shopeeマレーシアにて日本のブランドを特集したセール> ニューノーマルはマレーシアEC市場にも浸透 2020年は新型コロナウイルスの流行により世界でおうち時間が増えたことから、マレーシアにおいても、ECの成長がさらに加速しました。マレーシア政府が外出制限を行ったため、オンラインショッピングがマレーシア現地の方々にとってのニューノーマルな生活の一部として習慣化されました。 その結果、2020年にはマレーシアの人口(3200万人)の約80%がインターネットアクティブユーザーとなり、過去に一度以上オンラインで商品を購入したユーザー比率(16歳から64歳)は85%以上に達しました。さらに、1オーダーの平均オンラインショッピング注文金額は41ドルと、東南アジアでシンガポールにつぐ2番目に高いオーダー額となっています。また、マレーシアのECユーザーは価格重視なショッピングする傾向が強く、購入を決定する一番の要因は「価格」というアンケート結果が出ています。 また、マレーシアのECの成長はマレーシア政府の後押しがあってのものだとも言われています。政府は“Shop Malaysia Online” 政策を発表し、中小企業のECへの進出を支援し、マレーシア経済をデジタル化するための出資を行い、デジタルバウチャーを通じてECの消費を促進を計らうなど、国家主導で市場のデジタル化を促進させています。80%以上の顧客が携帯を使ってショッピングを楽しみ、59%以上のECユーザーが月に1回以上利用しているなどのデータから、国民もデジタル化の波にのっていると考えられます。 <Shopeeマレーシアの「ニューノーマル」キャンペーン> マレーシアで今人気な日本の商品は? 1. コスメ・美容・健康 他のマーケットと同じように、高品質な日本のコスメ・美容・健康商品はマレーシアでも人気となっています。例えば、日本の質のいい日焼け止めやクレンジングオイル、ポーチに入れて持っていけるミニサイズのプチプラ化粧品もよく売れています。 <日本のコスメ・日焼け止め> さらに、健康器具、姿勢矯正器具、ダイエットサプリなどはマレーシアの健康に気を使っている幅広い年齢層の方々から需要の高い商品となっています。 <日本の健康器具、サプリメントなど> 2. ホーム・リビング 新型コロナウイルスの蔓延により、人々が家にいる時間が増えたことから、日本の掃除用品の需要が高くなっています。 <日本の掃除用品> さらに、マレーシアの若い方には文房具やかわいいデスククリーナー、パステルカラーのペン類など、勉強する学生が必要とする商品が人気となっています。 <日本の文房具> 3. 食品・飲料 新型コロナウイルスによって外出制限がたびたび行われたことにより、マレーシアでは食品のオンライン購入率が大幅に増加しました。その関係で、マレーシアでは入手しにくい、日本の味のインスタントラーメンはShopeeマレーシアで非常にホットな商品となっています。さらに、日本のお菓子、インスタントコーヒーやティーの売れ行きも好調となっています。特に地域限定、期間限定などの食品はマレーシアではなかなか手に入らないため、人気が集まりやすいです。 <日本の食品> マレーシア向けに販売する際の注意点 マレーシアでは低価格帯の商品の方が売れ行きが良い傾向があります。また、オフラインでも常に割引価格で商品を購入する習慣があるため、Shopeeのセラーセンターから割引設定が付与することを忘れないようにしましょう。売価を1~2割程度高く設定し、後日割引を設定しお客様から見て常にお得に、見えるように心がけましょう! さらにマレーシアでは500RM(約13000円)以上のオーダーが関税対象となっているため、お客様が関税負担をする場合は全商品ページの詳細部分とショップページトップの両方にその旨を明記しましょう。 またマレーシアは多宗教・他民族の国家なので、宗教関連の商品や特定の宗教を否定するような品の出品は避けましょう。 Shopee日本越境サービスでマレーシアへ出店しよう 今回はマレーシア市場について深掘りしていきましたがいかがでしたか?文化の違いを理解した上で、マレーシアの方々のニーズにあった商品を見つけていきましょう。Shopee日本越境サービスを利用して、日本の素敵な商品をマレーシアへ届けてみませんか? 出典: https://www.idcj.jp/bd/study_abroad/study_abroad_02/ https://www.lapita.jp/2016/03/post-1826.html/ https://www.iccworld.co.jp/malaysia/about/country/ https://www.travelwith.jp/area/asia/malaysia/topics/post-11427/ https://sotoshigoto.com/multiethnic/ https://www.peoplemattersglobal.com/article/leadership/e-commerce-a-bright-spot-amid-covid-economic-gloom-malaysian-digital-economy-corporation-26068/ https://www.statista.com/outlook/dmo/ecommerce/malaysia/ https://www.nst.com.my/business/2021/02/667882/malaysia-remains-attractive-e-commerce/
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2021.10.12

【マーケット情報】タイ市場を徹底解明
シンガポール、台湾に続いて第三弾!今回はタイの最新Eコマース事情を深掘りしていきます。越境商材を購入する頻度が高い傾向にあるタイ市場の特徴や、タイで人気の高い日本の商品を理解して、今後の出品のヒントにしましょう! 【マーケット情報】タイ市場を徹底解明 タイってどんな市場? 東南アジアECの中でも安定的に成長を遂げているタイは、人口およそ7000万人ほどの東南アジア主要6カ国の中で4番目に人口が多い国です。近年、テクノロジーの普及により、16歳から64歳までで過去に一度以上オンラインで商品を購入したユーザー比率は約86%にものぼり、世界平均の79%よりも高く、オンラインショッピングを好む消費者がたくさんいます。EC成長は著しく、2020年には流通取引額が180億米ドルに達し、2020-2024の年間成長率13%の見込みです。 またタイの方々は越境商品に抵抗感が少なく、タイでは越境EC(中国・日本・アメリカ)がEC総支出の50%を占めます。ShopeeなどECプラットフォームを使って、食品・飲料、化粧品・サプリメント、電子製品や衣類などの幅広い日本越境商品を購入しています。 <Shopeeタイのインスタグラムの様子> 新型コロナウイルスの流行によって激変するタイのEC市場 2020年新型コロナウイルスの流行にあたって、タイ政府は外出制限を行いました。それにより、人々の実店舗での買い物からECへのシフトが加速し、オンラインショッピングは人々の生活に不可欠な習慣となりました。オンラインで買い物をするタイの世帯数は前年比で約58%増加しました。特に、ECでの食品カテゴリーを購入する世帯数は約74%増加し、他のカテゴリーでも60%増加と著しい成長を見せました。 Eコマースの普及とともにタイ政府はキャッシュレス決済の導入サポートも行っており、カード決済を簡単に利用することができるように全国に550,000の電子データキャプチャ端末を設置しました。また政府はPromptPayというサービスを開始し、消費者と企業の間で資金を簡単に送金できるようなシステム改革が行われました。 今Shopeeタイで人気な日本の商品をご紹介 美容・コスメ 日本のプチプラコスメブランドやスキンケアがタイの若い世代の注目の商材となっています。日本のコスメランキングに常に入ってるようなアイライナーやブラウペンシル、パウダー類のメイクアップ商品などは人気の商品です。 <日本の化粧品> タイの熱帯気候から、乾燥や強い紫外線から皮膚を保護してくれる保湿スキンケア製品や日焼け止めなどもよく売れている商品群になっています。 <日本のスキンケア商品> 食品・飲料 日本のお菓子やインスタントラーメンなどは、タイ現地の実店舗ではなかなか入手できないためネットで人気となっています。特に日本へ旅行に行くときに購入する定番のお土産などがShopeeでポテンシャルの高い商品群となっています。その中でも地域限定の商品や季節限定の商品はタイの顧客の注目を集める傾向があります。 <日本の食品> ホビー・ゲーム 日本のプラモデルがShopeeタイで注目の商品となっています。特にエヴァンゲリオンやガンダムのプラモデルは大人気です。 そして日本でもブームを引き起こした「鬼滅の刃」はタイ現地でも大人気なアニメになっています。フィギュア、コスチューム、人形などの鬼滅グッズは、子供から大人まで世代をこえて人気の商品になっています。 <日本のアニメ・ゲーム関連商品> 文房具ならタイへ出店しましょう! 今でも老若男女問わず文字を書く習慣が根強いタイでは、日本の文房具が注目されています!いろんな色のマーカーペンはもちろん、パステルカラーの蛍光ペンやマスキングテープ、キャラクターのシールなど、可愛らしく品質の良い日本の文房具がタイの若い世代の心をくすぐり、人気となっています。文房具を販売される日本のセラー様は、必ずタイへ出店しましょう。 <日本の文房具> タイ向け越境販売の注意点 タイでは価格の安い商品が比較的売れやすいので、初めは比較的安価な商品を出品して店舗の認知度を高めていきましょう。 また規制品として、医薬品、コンタクトレンズ、タイ国旗や国王のマークの記載があるものが挙げられるため、該当する商品の出品は避けましょう。 そしてShopeeタイでは自動翻訳機能が装備されており、英語でリスティングしてから数日後に商品名が自動的にタイ語に翻訳されます。商品詳細ページはフリー翻訳サービスをおすすめしております。 Shopee日本越境サービスを使ってタイ市場へ進出しよう 今回はタイのEコマース事情を深掘りしていきましたが、いかがでしたか?市場の特徴を理解することでタイのお客様のニーズが少しずつ見えてきてるのではないでしょうか。Shopee日本越境サービスを使って、一緒にタイ市場を開拓していきましょう。 出典: e-Conomy SEA 2020: At full velocity: Resilient and racing ahead Thailand; ecommerceDB: The eCommerce market in Thailand; J.P.Morgan: E-commerce […]
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2021.10.01

【マーケット情報】9.9(ダブルナイン)セールってなに?今年の9.9は大盛り上がり!
9.9(ダブルナイン)セールってなに? 「Shopee 9.9 Super Shopping Day」とは毎年9月に行われるメガキャンペーンの一つであり、今年も数多くのイベントで盛り上がりました。中華圏で縁起のいいと言われる数字の「9」から生まれたこのセールは、下半期に年末へ向けて行われる4つの’ゾロ目ガ’キャンペーンへのキックオフとして、毎年ユニークなアンバサダーとともにさまざまなイベントが開催されます。 今年のShopee 9.9セール「Shopee 9.9 Super Shopping Day」は8月末からピークデイである9月9日にかけて約3週間の間、Shopee内外の様々なチャンネルで割引やセールが行われました。今年の9.9セールも前年以上に大反響となり、9月9日ピークデイ当日、セール開始から最初の99分でなんと4,500万点以上の商品が購入され、さらに最初の2時間で6,000万枚のクーポンが発行されました。この記事では今年の9.9の目玉イベントをご紹介します! 今年のShopeeアンバサダーが登場! 毎年9.9セールの時期に合わせてShopeeのアンバサダーが発表されます。今年のShopeeアンバサダーには、あの世界的大スターのジャッキーチェンに!ジャッキーチェンがあのShopeeソングに合わせて踊るダンス動画は、話題沸騰になりました。 Shopee LiveではTwiceが大活躍 9月9日当日にはShopeeアプリ内のShopee Liveで、あのK-PopアイドルのTwiceが登場。世界各国からの沢山のコメントと共にエンゲージされ、従来のショッピングアプリを超えて、エンターテインメントアプリとしてもShopeeが注目されました。 Shopee Mallではお馴染みの人気商品が大セールを開催 公式ブランド店舗を集めたショッピーモールでは、各店舗で特別なディスカウントを提供。無印良品は、必ず使える4ドルオフの店舗クーポンを配布した他、全商品に最大で50%OFFになるセールを行いました。他にも、KOSEでは60ドル以上の購入でギフトがもらえるキャンペーンが行われ、任天堂オフィシャルストアでは特別ライブ配信が開催されました。 https://www.facebook.com/ShopeeSingapore/photos/a.530155607122716/2151627734975487/ https://www.facebook.com/ShopeeSingapore/photos/a.530155607122716/2155298871275040/ https://www.facebook.com/ShopeeSingapore/photos/a.530155607122716/2161851587286435/ ピークデイには大幅な割引による大セールが開催 9月9日のピークデイには大型な割引が設定されるほか、大量のバウチャーも配布され最もお得なショッピングデイとなりました。各マーケットでの目玉セールとして、日本円でわずか10円の$0.10セールや90%オフのSuper Crazy Flash Dealsが1時間ごとに開催されました。Shopeeライブでは、様々な人気商品の販売とともに、豪華な商品を参加者にプレゼントしたりと賑わいを見せました。 <トップページには$0.10セールへの入り口が> <$0.10セールの様子> <プレゼントイベント> 次のメガキャンペーンもお楽しみに! 今年の「Shopee 9.9 Super Shopping Day」は約3週間の間、このような様々なイベントにより、たくさんのお客様に買い物を楽しんでもらえました。 2021年下半期一発目のメガキャンペーンは終わりましたが、まだまだ10.10、11.11、12.12 と続けてメガキャンペーンが行われます! たくさんの買い物が行われる年末に向けて、東南アジア・台湾の方々が好みそうな商品をどんどん出品してみましょう! また、Shopee Japan 公式ウェブサイトではマーケットごとの人気商品など、日本越境セラー様へのヒントなるような記事がたくさん投稿されています!ぜひそちらをチェックして出品の参考にしてみてください。
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2021.09.15

【マーケット情報】台湾市場を徹底解明
前回のシンガポールに引き続き、今回は台湾Eコマースの最新情報をご紹介します。Shopeeの各マーケットを見てみると、人気カテゴリーや売れ筋の商品も大きく異なっています。台湾のマーケットの特徴をよく理解して、出店・出品のヒントに繋げてみましょう。 【マーケット情報】台湾市場を徹底解明 成長中の台湾Eコマース 台湾EC市場も東南アジア各マーケットと同じように、過去数年の間で急速に成長してきました。台湾経済部の統計によると、2020年の台湾Eコマース市場(オンラインプラットフォームのみ)は16.2%で成長し、2,412億台湾ドル(約86億米ドル)に達しました。また、台湾はEコマースで買い物をする割合が他のアジア市場に比べ高いのが特徴で、2019年にはECで買い物する割合が65.2%とアジアで最も高い地域となりました。 日本の商品と相性が良い台湾市場 台湾では日本の商品に対する認知度が非常に高いです。2019年の日本への訪問者数ランキングによると、台湾からの訪問者が3位(出典:日本政府観光局)にランクインしています。毎年多くの方が来日して、インバウンドとして多くの日本の商品が購入された結果、日本の商品が既に広く知れ渡っています。 今年は、例年のようなインバウンド消費は見込めませんが、Shopeeを始めとするネットモールでは日本の商品が引き続き人気となっています。 また台湾での世論調査によると、日本に「親しみを感じる」と回答した割合は75%(出典:台北駐日経済文化代表処)にのぼります。日本の文化が市場に浸透しているため、日本でトレンドの商品が台湾でも同じように人気になる傾向があります。例えば、2020年「鬼滅の刃」グッズは映画公開にかけて、日本と同じように大人気になりました。 Shopeeにおいて台湾で人気のカテゴリーは非常に幅広く、エンターテインメント、食品、家電製品、コスメなどが挙げられます。また、高級化粧品や高級家電などの高価格帯商品も人気のため、日本越境商品の平均購入単価が他のマーケットに比べて高いという特徴があります。日本の商品との親和性が高いので、日本からの越境販売におすすめのマーケットです。 <Shopee台湾では日本の商品が特集される機会が多い> 台湾マーケットでの注意点 台湾マーケットでの販売にあたって注意する点が三点あります。 1. 一つ目は、返品についてです。2005年の消費者保護法の制定により、消費者はEコマースで購入した商品が到着後1週間以内であれば、未開封の商品を返品することができます。ただし、日本越境商品も該当しますが返品になるケースは非常に少なく、実際に発生してもShopee Japanのスタッフが日本語でアドバイスをしているため安心して販売していただけます。 2. 二つ目の注意点は、販売規制品についてです。台湾はシンガポールと比べて比較的規制の多いマーケットなので、事前に規制を確認することが大切です。日本越境セラーがよく間違える、主な規制品(輸入禁制品)は以下があげられます。詳しくはアカウント登録後にセラーガイドをご確認下さい。 医薬品、刃物、酒、肉類(魚、卵を含む)、農産物(米、果物を含む)、米製品(ライスケーキ、粥、丼)、茶葉(粉末やティーバッグは可)、錠剤・カプセル状のサプリメント、 光を発する美容機器、 薬用化粧品(その他医薬部外品は可) 3. 三つ目は、英語ではなく繁体字台湾で出品とカスタマー対応を行うことです。台湾以外のマーケットでは英語で出品やカスタマー対応を行いますが、台湾のみ繁体字中国語になるので注意が必要です。グーグル翻訳などの外部翻訳サービスを活用して対応しましょう。 台湾で人気の日本越境商品は? それでは台湾マーケットではどのような日本の商品が一番人気なのでしょうか。人気商品カテゴリーと売れ筋商品を見てみましょう。 コスメ・美容 日本越境商品の中で一番人気のカテゴリーは、コスメ・美容カテゴリーです。台湾は亜熱帯気候ですが、オフィスなどの室内では冷房が四六時中使われているため、意外にも乾燥に悩んでる人が多く保湿スキンケア系の商品が人気となっています。また日差しも強いため、紫外線対策のため日焼け止めなどの商品に対するニーズも高いです。 <日本から販売されているスキンケア商品> <日本から販売されている日焼け止め> このように台湾では保湿ハンドクリーム、日焼け止め、シャンプー、洗顔料、化粧水、化粧落とし、などのコスメ・美容に関する商品がが幅広く人気となっています。 電化製品 高品質を誇る日本の電化製品は、台湾でも非常に人気です。特に台湾現地で入手し難い最新のドライヤー、電気ケトル、男性用シェーバー、炊飯器などの小型家電がより売れているジャンルとなっています。 <日本から販売されている男性用シェーバー> <日本から販売されているドライヤー> また、台湾は室内が空調によって乾燥しているほか、新型コロナウイルスの流行により換気や空気清浄へのニーズがさらに高まりました。 <日本から販売されている空気清浄機> 食品・飲料 日本のお菓子はその味と可愛らしい見た目により、もともと台湾では人気です。また、コロナ流行に伴い日本へ旅行ができないことから、台湾人の間で有名な日本のラーメン店が販売しているインスタントラーメンなども大人気となっています。ただし、日本のお菓子や飲み物はオフライン店舗でも一部販売されているので、定番の味以外にも、期間限定のフレイバーや日本限定商品などを幅広く販売してみましょう! <お菓子やインスタントラーメン> <日本のインスタント飲料> ゲーム・アニメグッズ もともと台湾では日本文化に興味がある方が多いため、日本のアニメやマンガに関連する商品は台湾でも人気となっています。同時に、コロナの流行によって在宅時間が増加したことから、ゲームや映画鑑賞に費やす時間も増加し、PS5、任天堂Switchなどのゲーム関連製品やアニメグッズはより好調になっています。特に鬼滅の刃に関する商品は、日本でトレンドになる前から台湾で人気が高まりました。日本で最新の流行をキャッチして、台湾でいち早く展開することが鍵となります。 <日本から販売されているゲーム関連商品> <日本のアニメグッズ> キッチン用品・調味料 最後にご紹介するのはキッチン用品です。今年はコロナによる外出の規制のため、家庭で料理を楽しむ人が増えた影響で、キッチン用品、調味料、調理家電など、料理に関する商品のニーズが高まりました。 <日本の調理家電やキッチン用品> このように台湾では非常に幅広い日本の商品が人気となっています。また流行に敏感な台湾では、いち早く現地でのトレンドについて理解し、最新の商品を揃えることが大切です。 Shopeeを使って台湾へ日本の商品を販売しませんか 様々なプラットフォームが集まる台湾で、現在Shopeeの使用率ランキングはEコマースアプリの中で一位となっています。Shopeeに登録して日本から台湾への越境販売をはじめませんか。現在手数料は0%で、別途使用料や契約料は発生しません。Shopeeのスタッフが日本語で出店と売上向上のサポートも行います。Shopee日本越境サービスについて詳しくは、以下よりご確認下さい! https://shopee.jp/whats/ 出典・参考: […]
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2021.08.19

【マーケット情報】シンガポール市場を徹底解明
越境ECを始めてみたいけど、何を売ればよいのか分からない。そんな方向けに今回はシンガポールマーケットの特徴と人気の商品、そしてそのリサーチ方法についてご紹介します。シンガポールマーケットを詳しく理解して販売のヒントにしてみてください。 【マーケット情報】シンガポール市場を徹底解明 東南アジアで一番豊かな国!? シンガポールは一人当たりのGDPが東南アジア一位で、富裕層と呼ばれる人々も多く住んでいる国です。人口は周りの国々よりも少ないにも関わらず、東南アジア屈指の高い消費力を持ち合わせています。 シンガポールのEC市場は右肩上がりで、2025年までに18%の成長が予測されております。また現在のシンガポールEC市場において、売上の60%はなんと越境ECによるものです。当たり前のように輸入商品を購入する文化が根付いているため、日本のセラーにとっては極めて進出しやすいマーケットと考えられます。 さらにシンガポールの方は、日本製品に対して高品質という印象を持ち合わせており、日本の商品への認知度や信頼性も高いです。そのため日本からの商品の人気は日々高まっており、需要も安定的に伸びています。 販売の規制が少ないシンガポール Shopeeがシンガポールへの出店をオススメしている理由の一つに、日本から越境販売をする上で規制が少ないことが挙げられます。例えば郵送による場合、価額が400シンガポールドルを超えない商品は、関税およびGSTの支払いが免除されます。個人使用と認めた場合に限定して免除が適応されますが、Shopeeの日本越境販売はコンシューマー向けとなりますので、簡易通関が認められ免税となります。 また、越境販売が規制されている商品が他のマーケットと比べて少ないため、高級化粧品、食品やサプリメントなど、他国では規制がかかる傾向にあるカテゴリーも、シンガポールでは問題なく販売していただけます。しかし、チューインガムの販売が規制されているのは、シンガポールならではですね! では、この魅力的なシンガポールマーケットにおいて、どのような日本の商品が人気なのでしょうか。シンガポールでホットな商品や見てみましょう! 今シンガポールで人気の日本の商品・カテゴリーは? コスメ・美容・健康 去年のシンガポール11.11(ダブルイレブン)セールでは、美容・健康(コスメ)カテゴリーが人気カテゴリーランキングにランクインしました。もともとドラッグストア等で販売されている比較的安価かつ高品質な日本の美容・健康商品は、その高いコストパフォーマンスで人気です。その中でも、日本の馬油やコラーゲンジェルはシンガポールマーケットにおいて非常に人気のある商品です。 また最近は新型コロナウイルスの蔓延により、免疫力を強化するサプリメントへの関心が高まってます。去年はビタミンやコラーゲンなどの健康食品への需要が著しく増加しました。 <コスメ・美容の例> 食品・飲料 シンガポールでは去年から新型コロナウイルスの蔓延に伴う処置として、外出や外食が制限されてきました。そのためEコマースでは、食品の需要が急成長しました。ともとも日本ブランドのお菓子、お茶やコーヒーなどは現地で人気がありましたが、外出・外食の制限によりさらに需要が高まりました。 <スナック・お菓子の例> <お茶の例> ホビー・ゲーム 日本のゲームやアニメは世界中で愛されていますが、シンガポールも例外ではありません。新型コロナウイルス蔓延による在宅時間の増加に伴い、人々がゲームに費やす時間も増加し、日本のゲーム・アニメ関連商品の需要も右肩上がりです。 <ゲーム・アニメ関連商品の例> おもちゃ・ベビー用品 Shopeeでは「Shopee Mum’s Club」と呼ばれるソーシャルショッピングコミュニティが運営されており、そのメンバーには定期的なバウチャーやベビー用品の特別割引を提供しているため、Shopeeでのベビー用品カテゴリーの人気は日々高まっています。 日本のベビーパウダーや赤ちゃん用のホットケーキミックスなどは安心安全を重視しているシンガポールの消費者から大変人気となっています。 <ベビー用品の例> シンガポールで人気の商品を調べよう 上記のカテゴリー以外にも、シンガポールマーケットで人気の商品はまだまだたくさんあります。そこで今回は、簡単に人気商品を調べる方法をご紹介します。 2021年8月にShopee内で人気の日本越境商品を集めた特設キャンペーンページ「Japan FINEST」がオープンしました。 https://shopee.sg/m/japan-finest-july/ このページでは、シンガポールで人気の日本の商品がカテゴリー別で並べられています。各カテゴリーの「See All」をクリックすると、更に多くの商品を閲覧できます。商品価格の右側に日本のマークが付いており、Japanと記載されている商品は日本越境商品となります。日本のマークの下に記載されているSoldは、直近30日間で受注されたオーダー数です。 このページをチェックして出品の参考にしましょう。 シンガポールへの販売を始めよう ぜひこの機会に、Shopeeを使って日本から台湾・東南アジアへの越境販売をはじめませんか。Shopee日本越境サービスは、現在手数料0%で、途使用料や契約料は発生しません。Shopee Japanのスタッフが日本語で出店及び売上向上のサポートしております。ご質問がございましたらお問い合わせお願いいたします。 シンガポールマーケットについてもっと知りたい方はコチラへ! https://ecnomikata.com/blog/27667/
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